レビューメディア「ジグソー」

ロボット掃除機ってちゃんと使えるの? 購入を迷っている方必見! 疑問にお答えします。

以前から興味はあったロボット掃除機ですが、まだ購入をするには至っておりません。

理由は大きく分けて3つ。

 

  1. 動作などが遅かったりと、オモチャの域を超えていないのではないか。
  2. 掃除機の動作音などで、室内で飼っているワンコが騒ぐのではないか。
  3. 総合的に判断して、お値段的にみてもちょっとお高めではないか。

 

そして今回、テスト的にお借りできる機会に恵まれました。

正直この類のアイテムは購入してからガッカリするケースもあり、お値段的にも冒険しにくい商品ですから非常にラッキーな体験でした。

 

今回のレビューは該当者に対して一斉にレビュー用商材が発送されたわけではないらしく、自分の分が到着する前にすでにレビューを完成させておられる方がいました。

みなさんかなり本気モードで書かれているので、逆に肩の力が抜けてよかったです。

知りたかったことのみを中心にまとめていきたいと思います。

 

 

 

商品が到着したわけですが、思ったよりも箱が大きかったです。

よくよく考えれば中に掃除機が入っているわけですから、これでもかなりコンパクトなんですよね。

 

 

この状態で梱包されて到着しました。 

 

試用が終わったら返却しなければならないので、プチプチシートは乱暴に破けません。

そーっと梱包を開けました。

 

 

意外なほどオシャレなパッケージです。

シンプルですが清潔感もあり、店頭購入して持ち帰りをした際にも恥ずかしくないです。

担当デザイナーさん頑張りましたね。

日本の製品はこのあたりに気を使っていないものも多いですから好印象です。

 

 

 

 

本体の箱は大きく分けると3層になっていて、上部には本体が収められています。

ちなみにロボット掃除機本体のカラーはメタリックなレッド。

これ、黒だったら指紋がベタベタ目立ってしまってありえない感じになります。

赤は高級感があってオシャレなんですが、白いボディも期待したいところですね。

 

 

こちらが本体の箱に入っている2層目の部品類です。

 

上部左上から、充電用のドック、指定したエリアへロボット掃除機が入り込まないようにするためのセンサー、下段左からリモコン類、そして最後にACアダプターです。

それぞれ機能紹介をするときにまた説明いたします。

 

そしてマニュアルが見えるエリアの下の段が最終層になっていて、そちらにはロボット掃除機のオプションパーツが入っています。

 

それがこちら。

左から、モップ用プレート、プレートに装着するモップ(替え付)、最後にお掃除用のブラシです。

 

こちらが本体のみを購入した際に同梱されているものになります。

 

さて、それではちょっと試しに使ってみることにしましょう。

 

 

 

 

更新: 2013/12/11
実生活における活用術 PREMIUM REVIEW

5つのお掃除モードとモーションコントロール

 

 

 

 

お掃除モード

 

今回お借りしたロボット掃除機(MR7780J-R)は、お掃除モードがいくつかあります。

 

  • オート:一定のルールでまんべんなくジグザグ走行をしつつお掃除
  • ランダム:あくまでもランダムに走行をしてお掃除
  • コーナー:ほこりがたまりがちな壁際に沿って走行をしてお掃除
  • スポットモード:運転開始部分から上下左右2mのエリアを走行してお掃除
  • シャドウモード:ソファーやベッドの下など暗所をお掃除

 

 

いろいろモードはあるんですがこの製品の特性上、オートモードかランダムモードしか使わなくなるんじゃないでしょうか。

 

特にスポットモードなど、特定の小さいエリアを掃除させたいケースなどは、運転開始エリアにロボット掃除機をスタンバイさせる手間を考えたら、普通に掃除機を持ってきて自分でやりますよね(笑)

 

 

 

ランダムモードの方が理論的にはまんべんなくエリアを回れそうなのですが、その効果を発揮するまでにかかる時間とのトレードオフを考えると非効率だと思われます。

というわけで、自分のおすすめはオートモードです。

 

下記の動画でオートモードの動きを少しご覧ください。 

 

 

 

最初に挙げた3つの懸念事項のうち、1つめの『動作などが遅かったりと、オモチャの域を超えていないのではないか。』については、見事にクリアです。

 

 


 

 

掃除エリア制御

 

ロボット掃除機系の他社製品も含めて、よくオプションになっているものに、掃除エリアを制御するための機械があります。

 

今回お借りした製品には、その機械が1つ同梱されていました。

 

それがこちらの、ルームインジケーターです。

 

 

この機械を部屋の入り口に設置しておくことにより、お掃除をする部屋(エリア設定)、入って欲しくない部屋(バリア設定)をそれぞれ設定することができます。

 

オプションのルームインジケーターを追加で購入すれば、最大5部屋までエリア設定が可能とのことです。

 

 

 


 

 

ハンドルリモコン

 

今回なぜかオプションのハンドルリモコンも一緒に送られてきたんですよ。

 

 

 

 

 

本体に付属するモーションリモコンでも同様な操作ができるのですが、あえてこのハンドル型のリモコンを発売しようと思ったのはなぜか、ちょっと担当者にお聞きしてみたいです。

 

ハンドルリモコンと本体はたぶん Bluetooth などで同期を取ってロボット掃除機をラジコンのように操作をできるようにしているんじゃないかと思います。(範囲10mとなっていますし、同期の作業もそれっぽい)

 

正直、オートモードが優秀すぎてこのハンドルリモコンを使うケースが想像できません。

 

楽しくお掃除ができるという風に無理やりこじつける必要もなく、1回試したらまず封印されるアイテムになってしまうことは間違いないです。

 

下記の動画でハンドルコントローラー利用時の様子をご覧ください。 

 

 

 

ハンドルリモコンのような操作を『どうしてもやりたい』と思ってしまった際には、付属のノーマルリモコンでハンドルリモコン以上の細かい操作が可能です。

 

シャレなアイテムなので、オプション品にしたのは正解だと思います。

 

ロマンを感じたい方にはぜひおススメしたいところですが(笑) 

 

 

更新: 2013/12/11
クレモン MR7780J-R を使うことで変わったことや解決したこと PREMIUM REVIEW

室内でペットを飼われているご家庭必見!

 

 

 

あくまでも試用なので生活が変わったという表現で説明することはできないのですが、仕事をしている最中など自宅を留守にしているときにも自動で(ある程度)お掃除をしてくれるのは非常にありがたいことだと思いました。

100%完璧に掃除をしてくれるツールではないですが、定期的にロボット掃除機が活動してくれることによって、人間が頑張らなければならない度合いを減らしてくれるのは間違いありません。

 

 

 

そして意外なほどしっかりとした吸引力も備えているということでしょうか。

 

室内でワンコを飼っているため抜け落ちる毛のお掃除の手間は付き物なのですが、目に見える範囲でバッチリとキャッチしてくれました。

 

ダスト容器スペースは本体サイズの4~5分の1くらいの容量でしょうか。(800mlあるということだそうです)

 

 

 

本体の後方からダスト容器を引き抜きます。

 

 

そしてダスト容器の上面カバーを開けてみると…。

 

 

おー!

思っていたよりも、ワンコの毛を集めてくれていましたよ。

 

吸い込み口が本体の横幅よりも小さいので、届かない範囲も出てくるのかな?…と思っていたのですが、それをカバーするための回転ブラシがいい仕事をしているようです。

 

ブラシの回転した方向にワンコの毛が綺麗に吸い込まれてきたことがわかるかと思います。

 

不在時にこれだけ吸いまくってくれるのであれば、毎日のワンコの抜け毛のお掃除が楽になること間違いなしですね。

 

 

そうそう、動作中にワンコが吠えたりしないか心配していたのですが、初めて動かした際にはロボット掃除機が近寄るたびに警戒したり吠えたりしていたのですが、次第に慣れていったようで実用的にみても問題ないことがわかりました。

 

ワンコなどに聞こえてしまう不快な高周波ノイズなども抑えられているのかもしれません。

 

というわけで、2つめの懸念事項『掃除機の動作音などで、室内で飼っているワンコが騒ぐのではないか。』も無事クリアです。

 

 

 

 

 

更新: 2013/12/11
実際に使用してみて良かった、気に入った、オススメしたい機能や特長等 PREMIUM REVIEW

おススメする5つのポイントとその性能とは?

 

 

とても気に入った点は5つ。

 

  • かなり静かな動作音。
  • 的確に走行するオートモード。
  • 予想以上のゴミ収集能力。
  • 自分で充電機まで戻れます。
  • 愛情を持って丁寧に作られている製品であること。

 


 

かなり静かな動作音

 

動作音については一番心配していましたが、今回お借りしたロボット掃除機(MR7780J-R)に搭載されている『BLDC(ブラシレスDC)モーター(日本メーカー製)』の性能がいいからなのでしょうか、かなりの静かさです。

我が家で使っている古いタイプの掃除機の方が騒音をまき散らしていますよ(笑)

 

 


 

 

的確に走行するオートモード 

 

次にオートモードの優秀性があげられます。

壁際での動きや障害物などへの対処も含めてこちらの機種のオートモードはかなり効率よく走行をして、短時間に作業を完了してくれました。

 

特に障害物への接触の際には、自らのスピードを緩めて家具などへ傷が付きにくくなるような配慮をした動きをします。

 

しかもそれがノロノロしているというわけではなく、スムーズな減速と加速をしてキビキビ動いてくれるところがポイント高いです。

 

 


 

 

予想以上のゴミ収集能力 

 

そして吸引力をフォローするための回転ブラシが思いのほか優秀だったこと。

 

回転する青いローラーの左右に1つずつ付いていますが、本体の吸い込み口までゴミをしっかりと誘導してくれる優れものでした。

 

 


 

自分で充電機まで戻れます 

 

さらに、作業が終わると自動で充電機と通信をして位置を把握して所定の場所に戻ってこられるのもよくできていますね。

 

他社製品でも珍しくはないようですが、やはり実際にそれを目の当たりにすると少し感動を覚えます。

 

充電台の方はかなり軽いので、写真のように動かない壁面などにきっちりと当てておくなどしないとずれてしまいそうです。

ご注意ください。

 

 


 

愛情を持って丁寧に作られている製品

 

最後のポイントとしては、全体的にモノとしてとても丁寧に作られているということではないでしょうか。 

 

 

たとえば、この走行用のローラー部分。

段差をスムーズに乗り越えられるように、かなりサスペンションが効いています。

 

家具などに接触する部分の前面バンパー部分も、このサスペンションほどではないですがきっちりクッション性を持たせています。

 

さらに、ブラシユニットやモップユニットの取り付けには、マグネット方式を採用しており取り付けもしやすくなっています。

 

 

ロボット掃除機(MR7780J-R)が手元に来るまでは、もう少し武骨なイメージの製品を想像していましたが、細部まで手を抜かない作りには感心しました。

 

 

最後の懸念事項でもある『総合的に判断して、お値段的にみてもちょっとお高めではないか。』という点においては、某カメラ量販店では5万円を切る実勢価格となっており、安い!というところまではいきませんが、十分購入に値する商品であると思いました。

 

 

 

 

 

 

ロボット掃除機はテレビなどでも話題になる回数も増えており、気になっている方も多いんじゃないかと思います。

 

 

うまく稼働させられる条件から考えても、掃除をしない(さぼりがちな)人の場合には、床面にモノが散乱してしまっているので、そもそもロボット掃除機が走行できる環境に無い方も多いような気がします。

 

ロボット掃除機を使いたいがために、普段やっていなかった片づけをするというのはまず考えられないでしょう(^^;

 

となると、床にモノが散乱しているわけではないけれど、汚れがち、ゴミが溜まりがちになるご家庭。

 

たとえば、今回紹介した我が家のように室内でワンコなどのペットを飼っているお宅。

 

さらに、小さなお子さんが食べこぼしをしてしまうようなご家庭や、もともとお部屋や廊下が広い大邸宅などでは、かなり効果的に利用できるような気もします。

 

現代的な生活空間で、部屋にあまりモノを置かないという方にもおススメですよね。

 

 

忙しい現代人の強い味方、ロボット掃除機(MR7780J-R)のご紹介でした!

 

 

 

25人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (1)

  • らんまるさん

    2013/12/19

    先ほど事務局から1日遅れでメッセージが到着して、稲蔵さんのレビューが最優秀に選ばれたという報告がありました。


    おめでとうございます!

    ようやく返却できる!

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