早速ですがG4 Cubeの話をしたいと思います。
時は2000年、コンピューターの進化も著しい世の中
一つのコンピューターが生まれた。
その名も、Mac G4 Cube。

美しい外見に、省スペース性、そして静音性に優れ
更に性能にも妥協を許さないコンピューター。
ジョブズの一つの提案として生まれたパソコンは悲しくもトラブルに見舞われ
今となってはAppleの黒歴史とまで言われるそんなパソコン。
このデザイン性は今でも高く評価され、未だにMODされる存在としても
一部のユーザーから愛されている。
そんなNUC、そいつをG4 Cubeに入れたら、擬似Macintoshとして生まれ変わるのではないか
決してマッカーではない、工業技術の「こ」も無い不器用な私が
ロマンだけでNuc G4 Cubeを作れるのか……。
それでは、
限界までNuc G4 Cubeのクオリティを上げていくというテーマでお送りいたします。
■ Mac G4 Cube分解

さらば、Mac G4 Cubeの中身たちよ。

G4 Cubeの中身の取り出し方は歴代Macの中でもダントツで簡単で
3秒で内部にアクセス出来る圧倒的スピード。

トルクスドライバーのT8.9.10辺りでゴリゴリ中の基盤を取り出していく。
10年前ならふざけんなこのやろう状態ですが
今となってはOS Xもまともに動かせないぐらい古いので
再利用は考えずとにかく部品を外していきます。

(これはもはや化石レベルに古いAGPグラボ。ロマンだけは感じる)
DVDドライブを取り出す。
現時点ではDVDドライブの搭載は考えていませんが
追々搭載できればいいなぁと思っているのですが、今はNUCは
DVDドライブのあった下に搭載する……
「は!?」
G4 CubeでPCを作る or 作ったことのある人なら
間違いなくもともとロジックボードにあったところに部品を設置していくと思いますが
現時点では、現時点ではDVDドライブ下にNUCを設置していく予定です。
■ NUCを開封する。

NUCで必要なモノを紹介しよう。
SSD、RAM、3ピンケーブル。
SSDはmSATA規格のSSDが必要で
RAMはDDR3 SO-DIMMのメモリーが必要で
ノートパソコン用の小さいやつだ。
私が用意したのは、DDR3、16GBと大奮発したのに

SSDは60GBというケチっぷり。
なんかバランスが悪いが気にしない。
■ 準備は整った、PCを突貫工事開始 ■
・第一話
思い出してほしい。
歴史の時間を。世界史の授業。
教師は言った。「ローマは一日にして成らず」
そう。Nuc G4 Cubeも一日してならない。
もっとも、私が制作していくPCは最初は原始時代レベルだろう。
私が制作していくPCは段々レベルアップをしていくつもりだ。
とりあえず用意したのは
簡単スイッチ、内部USBケーブル、USBハブ

(もはや汚すぎてグロ画像と思えるぐらいグルーガンでむちゃくちゃ)
ACアダプタとHDMIケーブルを無理やり内部から引っ張りだして
現時点の姿。

(糸みたいなやつはグルーガンです。本当に汚くて申し訳ございません)
これはひどい。
あまりにも適当なので、PC本体の元々あったLEDを
NUCのマザーボードのピンアサインに取り付けし
起動中はせめてあたかもMacが起動しているように見せかける。



お陰でPCが起動中はそれなりのクオリティで動作している。
・第二話
突貫工事とはいえ、やはりある程度利便性は求めておきたい。
#1 元々ファンレスだったので、それを再現したい。尚且つSSDで無音に
#2 Mac Miniと引けをとらない拡張性と基本性能
#3 Mac Miniは電源内蔵じゃないか。それぐらい再現しようぜ
#1
ファンレスの解決策といえば、この巨大なヒートシンクこれにマザーボードをどうにか
取り付けすればファンレスで駆動出来るかもしれないとおもったのだが
そのための金型製作とそれを成功させる根性が無いため
「突貫工事」これに甘んじて
ファンレスケースをそのまま内蔵してやろうじゃないか
という訳で購入したNUC ファンレス機。
一応ファンを取り付けるアダプタがあるみたいだが、ファンレスもサポートしているらしい
冬場なのでギリギリファンレスでも駆動できた。もし夏場に駆動が必要になれば
ファンを取り付けしてやればいいんじゃないかな。
だが残念ながらこのでっかいヒートシンクとドッキングすれば
余分な熱を吸収出来るのではないのかと思ったが
それを取り付けする加工も逃げるため、もともとODDを取り付けしていたところに
NUCを搭載することにした。


全体がヒートシンク形状の為ファンレス動作も可能

ここにCPUやチップセットが密着し冷却される

(一応動作確認。個人的にはこのまま使いたいとか思ったのは秘密)

結局そっちかよ!!
#2
Mac MiniにはBluetoothとWi-fiが標準で搭載している。
せめてそれぐらいは搭載しておきたい。
だが、内蔵タイプのMini PCI無線LANはノイズの関係上使わず
USBをMac Cubeの中にUSBハブで内蔵する方法を取った。
正直回線速度はあれだが、使えないことはない。
#3
電源内蔵……。すごくややこしそうなことを想像するが
簡単だ。ACアダプタをぶち込んで、コネクタを延長すればいいだけのこと。

NUCは本当に小さいマザーボードなので余分なスペースに好きなだけ
拡張端子を仕込むことが出来る。延長ケーブルさえあればどうにでもなる。

実際に取り付けしていった段階で突然問題が起きました。
急きょ引っ越しをしないといけない状況に陥り、Mac G4 Cubeを緊急搬送。
が、パーツの一部を捨てられるという最悪の事態。(支柱4本)
ネジが無いため固定ができずどうしようもない状況になりました。
もう少しで完成という目前での出来事。
ただ一瞬だけ夢はかないました。
Nuc G4 Cubeで OS Xを動作させるという夢を…。
(画像はハメコミではありませんが夢です)
本当に見た方をがっかりさせてしまいましたが
一旦完成ということにさせて頂きます。
Mac OS Xを動作させるにはブートローダを用意する以外にも
DSTIを入手したり、仮想化Mac OSXからブートUSBを作成したりとかなり大変です。
そのやり方などはれいんさんのレビューがすごく参考になると思います。
ただGoogleさんにお世話になり3日ほどで動かせるようにはなりましたが、
あくまでも夢ということで、削除し今はWindows8.1をインストールしました。
USB3.0が全面だけとすごく惜しいですが
全体的にとらえてみれば、USB2.0の普及率と考えればまぁいいかなと思いました。
そして、デメリット NUC G4 Cube
重い……。
というわけで最終的に今は取っ払っています。
まだ、G4 Cubeは完成仕切ったわけではありません。
いずれ最強のG4 Cubeを作ってみせますよ。
もちものリンク(編集中)
ケース
メモリ

北のラブリエさん
2013/11/02
続きも期待しています!
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2013/11/02