★文房具のギリギリ限界チャレンジ番外編
「消せるボールペン フリクションボール」での挑戦権を頂きました。
・「フリクションボール ノック 0.5mm【ピンク】 LFBK23EFP」
「フリクションボール ノック 0.5mm【ブルー】 LFBK23EFB」の
2種類が登録となりましたが、2種類とも同じことを実験するので、
事務局の同意を得て【ピンク】のみの登録に変更させて頂きました。
◎消せるボールペンでどの位の長さの線を書いて消せるのかを検証する。
また、インクが無くなるまでに用紙のドキュメントフォルダーが破れれば
ボールペンの勝ち、フォルダーが無事ならフォルダーの勝ちと判定します。
【結論】
【省エネの新消去法】
★書くことよりも消すことにはまってしまった。
★台風一過、今日(2013/10/27)は秋晴れです。
★この天気で新消去法を思いついた。
★これなら電気代もガス代も不要 まさに省エネ
・消せるサインペンも発売されているようで機会があれば使ってみたい。
◎サングラスを掛けないと目に悪いですよ!
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【文房具のギリギリ限界に対する構想案】
1.以前テレビ番組にありましたが、長い用紙を作成し連続した線を書いて
何kmが限界と聞いたことがある
2.長い用紙まで作る気は無く、設置する場所も無い
3.「フリクションボール」なら、普通のボールペンより書ける線の長さは短いだろうし、
書ける線の長さと、線の消し具合を同時に検証できる
4.ついでに、消すためにはまず書くための用紙が必要
普通の用紙では書いて消すのは、恐らく20~30回も持たないことは
容易に想像がつく
5.普通の用紙より格段に丈夫な「A4ドキュメントフォルダー」を使用する
◎すなわち、20cmの線を50本書くと、線長合計は10mとなる。
100回書いて消すと、トータル1kmという計算になる。
その前に!!!
【フリクションボールを動画で紹介 普通に使ってみた】
★常用しているフリクションボール:ブラックを使用した紹介動画です。
実験開始後、まず普通の使い方をしているうちに
知らなかったのは私だけでしょう。 ドライヤー使用が便利でした
◎すらすらきれいに書ける
◎指などで擦っても消えない
◎トップ部の消しゴム状の突起で擦ると消えるので部分修正が簡単
塗りつぶしたりしなくて済むので、全体がきれいに見える
・パイロットの消せるボールペン【フリクションボール】を紹介
・知らないと用紙がクチャクチャになるんです
・上手な消し方がありました
【消せる理由】
★「フリクションボール」とは、温度変化により透明になる特殊なインキを利用したもので、
60℃程度で透明になるようです。
・より詳しい説明は メーカーサイトの”なぜ消える”にあり、
摩擦熱によって3種類のインク成分の結合/解離を利用。
【対象文房具】
★パイロットフリクションボール ピンク :(ボールペン)
LFBK-23EF-P (JANコード : 4902505415838)
★パイロットフリクションボール ブルー :(ボールペン)
LFBK-23EF-B (JANコード : 4902505408069)
☆用紙 : A4ドキュメントフォルダー : JANコード : 4984343536159
丈夫な厚紙でできている
【実験の検証】
★線を引くための38cmスケールを準備して
★実験スタート
ひたすら書いて消します。
・書いた線を消す方法は、最初は普通にボールペントップ部で
擦って消していました。
これがまた、非常に大変なのと用紙が持たないとの理由から、
特に定義していなかった消し方を途中で変更しました。
☆暇なら1日でできるかも知れないが、平日の実験は大変です。
10/17現在 約100m位 10/20頃結果を報告する予定。
①ドキュメントフォルダーに目印を付け、20cmの線を
ピンク、ブルー それぞれ50本書きます
両サイドの黒丸●を目印にして書いていく
②せっかく書いた線を消します
③実験途中で
★インクが熱により透明になるということなので、書いた後
熱を加えてみました。
①ライターで炙ってみた
・きれいに消えたが、筆圧による筆跡は残る
②ドライヤーで温めてみた
・同じく、きれいに消えたが、筆圧による筆跡は残る
ドライヤーはトップの動画参照
★熱により消えることが実証された。
しかしながら、こういうことをしていると、何故こんなことしているのか疑問になる。
奥様からも「よくもまあ、くだらないことをして!」と冷たいお言葉。
◎だが、擦ると消えるインクの正体は、消しゴムのようにコサゲ取るものではなく、
化学反応を利用したれっきとした最新インク技術であることが理解できたのは
今後、考え方について何かの役に立つこともあるだろう。
擦らずにドライヤーやライターで炙っても きれいに消せることも分かった。
教訓→ どんな無駄だと思うことでも必ずその経験が成功の道に 繋るものだ。
2013/10/17 続く
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2013/10/20 続き
【実験結果】
★冒頭にまとめたように、このフリクションボールは
600m ~ 700m程度の線を書くことができた
★勝ち負け判定としては、ドキュメントフォルダーに書き傷ができ
傷のため普通紙より 線がうすくなったため 引き分けと判定する
【番外---熱で消える実験】
★温度が高ければ消えるので、番外の番外として
いろいろ考えてみた結果、
→粘土を置けば、粘土の下は熱が伝わらず消えない
★紙テープを貼っても紙テープの下に熱が伝わり
まったく意味がなかった。
①紙テープを貼る
②粘土を置く それぞれ熱を加えると、ご想像の通り。
★最後に私個人の癖でボールペンを使う時、用紙が破れるほどでは無いにしろ
指に力が入ってました。
フリクションボールでも同じ癖が出てしまい、用紙として使用したフォルダーも
消した後、キズ(書き跡)が残ります。
何回も書いて消していると、そんなに力を入れなくても
しっかり書けることが分かり、普通の用紙でも実用的には全く問題ないようです。
☆ボールペンは優しく書きましょう。用紙の傷み具合が全然変わります。
本レビューにご訪問有難うございました。
aoidiskさん
2013/10/20
これなにげにつかえそうです。
Kitaさん
2013/10/20
線を引くのはそれほど苦労しないのですが、
実際にやってみて消すのは非常に大変でした。
消える原理を見たので 何とか実験できて良かったです
atsuo@tokyoさん
2013/10/21
私も横で鼻で笑われながらテンションを保つのに苦労しました(^^;
消せるボールペンなど何種類も使ってきましたが、フリクションボールほど良く消えるのはなかったですね。
ただ、熱で消えてしまうので公文書などに使えないのが残念です。
うちの奥さんがフリクションボールが好きでいろんな書類に使っているようだけど、大丈夫なのかしら・・・
Kitaさん
2013/10/21
入っていたビニール袋には「証書類・宛名書き」には使用できないとあります。
塗りつぶし/2重線など修正があると見苦しいですね。
用途に応じて使い分けすれば良いと思います。
消えると困る書類はスキャナーでデジタルで残しませんか。
見栄えが大切と言ってもペン字に自信ないですが・・・・・・