レビューメディア「ジグソー」

プレミアムレビュー!『約70㎝の天然鰻をカッターナイフで捌く』

今回は文房具のギリギリ使用にチャレンジ企画に選出。

 

 

★企画趣旨

『他では決して見る事の出来ない、想像を 超えたクレイジーな

 レビューで今までの文房具の常識が変わる』

 

 

つまり、文房具の耐久性とか予想の範囲内でなく文房具の枠を

超えた万能器具であることを証明しろということと解釈。

 

 

そこで僕が選んだ獲物は『OLFA 細工カッター 141B』この

獲物を使用して約70cmの天然鰻を捌くのに挑戦!!!

 

 

 

 

 

 

商品名はOLFA製の『細工カッター 141B』、細身で持ちやすく

切れ味と、ポータブル性、デザイン、価格に優れたカッターナイフ。

 

 

30度の鋭角刃の切れ味に細いのでポケットから筆箱と収納場所を

選ばず、ステンレス研磨の美しいフォルムと高品質!

 

 

切れ味があるのに小さいので釣り道具で持ち歩くのにピッタリ(>_<)

 

 

 

 

  

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

30度の鋭角刃は切れ味が抜群で細かな作業に向いています!

 

 

材質のSK-2とはSK120のことで炭素鋼でなく特殊鋼に分類

されるらしい。

 

 

見た目からも切れそうですが、恐ろしく切れ味がよく先に指が

軽く触れただけで切れちゃいました(++)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美しいボディはステンレス研磨で手触りも抜群ですが、指紋も

付きにくく、メタル感がたまらない^^

 

 

 

 

 

 

 

替刃式で替刃も安価で販売されているので安心!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浜辺での投げ釣りで約70cmの天然の巨大鰻をGET、そこで

カッターナイフで捌くことにしました!

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の企画が文房具でギリギリにチャレンジということなので

血液にある鰻を出血を少量で捌きます!

 

 

鰻の毒は『イクチオヘモトキシン』というらしく、タンパク質性の

毒で60℃で5分加熱すると無害になります。

 

 

体重15Kgで0.5gの摂取にて呼吸困難らしいので、単純計算で

2gを摂取すると60Kgの人も呼吸困難に陥るのかも。

 

 

女性や子供はさらに少量でも危険なので、必ず5分以上の加熱を

心がけましょう!

 

 

 

 ★鰻の毒による症状

  ・傷口に付着 :膿む、赤く腫れる、皮膚炎

  ・目に入る :結膜炎

  ・口から摂取 :呼吸困難、吐き気

 

 

 

 

 

 

 

 

★鰻の泥臭さ

 

鰻の調理で難しいのは捌くのは勿論ですが、泥臭さをどう処理

するかです。

 

 

鰻は泥の中に生息するからなのか天然鰻は泥臭いんです。

 

 

そこで、ポピュラーな方法が『泥吐き』ですが、綺麗な水で餌なし

にて数日飼うと糞と一緒に臭みなども抜けるらしいです。

 

 

店によっては1ヶ月以上やるところもあるらしいですが、養殖なら

ともかく天然の良さはなのに、やせ細って台無し。

 

 

そこで、じっくりと加熱することで揮発して臭みを抜く方法があると

聞き、1日のみ泥吐きしてじっくりと加熱することに。

 

 

 

 

★技量の少ない人向きの調理方法

 

① 新聞紙で鰻の滑りを拭き取る。 

② 腹側を手前に首に切り込みを入れる。

③ 背側を手前に向きを変える。

④ 首に切り込みを入れる。

⑤ 首の切り込みから背開きで、まずを尻尾まで切る。

⑥ 背骨まで身を切る。

⑦ 上側の身を背骨から切り離す。

⑧ 下側の身を背骨から切り離す。

   ※⑦⑧の際に内蔵を傷つけないように気を付ける。

 

 

 ★④の写真                     ★⑧の写真

  

 

 

⑨ を切り落とす。

⑩ 背骨を完全に切り離す。

 

 

 ★⑨の写真                   ★⑩の写真

 

 

 

⑪ 尻尾を切り離して、不要部分を捨てる。

⑫ 内蔵を傷つけないように切り離し捨てる。

 

 

 ★⑪の写真                    ★⑫の写真 

 

 

⑬ 鰻の血は毒があるのでしっかり洗う

⑭ 流水で血が出なくなるまで洗う。

 

 

 ★⑬の写真                      ★⑭の写真

 

 

 

⑮ 濡れた鰻は滑りがでるので新聞で拭き取る

⑯ グリルで焼くには大きすぎるので2つに切り分ける

 

 

 ★⑮の写真                      ★⑯の写真

 

 

⑰ グリルで焼く。(※この際に鉄串があれば使用すると丸まらない)

   ・強火で3~4分(臭みの元を飛ばす)

 

   ・中火で25~30分くらい(両面でなければ35分~37分くらい)

    ※焼き具合には好みもあるので確認しながら焼く。

⑱ 待ち時間にタレを調理。

 

   ☆弱火で10~15分

   ★タレの材料

    ・鰻の中骨・頭(なくてもいい)

     ※毒があるので、こんがり焼いておくこと!

    ・酒 × カップ 1/2

    ・醤油 × カップ 1/2

    ・みりん × カップ 1/2

    ・砂糖 × カップ 1/2

    ・白ワイン × 大さじ 1杯(好みで入れる)

 

 

 ★⑰の写真                     ★⑱の写真

  

 

 

⑲ タレに漬けて軽く焼くを3回くらい繰り返す。

⑳ 盛り付けて完成^^

 

 

 

 

 

素人なので見た目はイマイチですがタレの味も含め一言・・・

 

・・・・・天然、最高!!!

 

 

切り分けずに丸かじりの贅沢なこと^^

 

 

一番、すごかったのが食べた後にすごく脈打って体が熱い

鰻の効力を初めて実感したかも(>_<)

 

 

いや~精がつくとは本当でした、これはもしや鰻の血とも

関係があるのかな?なんにせよパワーMAX^^

 

 

 

 

 

 

 

 

鰻包丁では豪快に短時間で捌くらしく、カッターナイフでも極厚

大きい物であれば可能。

 

 

では、なぜ細身のカッターナイフを選んだのかというと僕自身が

釣りをやり、鰻自体も釣り上げているからです。

 

 

つまり、釣り道具に紛れて持ち歩ける細身で握り易いサイズに、

強度と切れ味を重視というワケです!

 

 

釣り具だけで一杯なのに大きいカッターなんて邪魔以外の何物

でもないですから(>_<)

 

 

その点、これは期待に応えるスペック、しかも安価と申し分なし^^

 

 

素人ながら実際に鰻を捌いてみて豪快に捌くのは怖いので

どうしても小刻みになり切れ味の方が重要でした。

 

 

特に背骨を切り離す際はスーっと刃が入って楽、ポータブル

しやすいだけでなく技量のない人が綺麗に捌くのにピッタリ!

 

 

ということで細工用だけでなく、僕のように技量がないけど

綺麗に捌きたい人は『買い』!!!

 

 

 

 

★結論

 

『細工カッター 141B』の切れ味は文房具の域には収まらず、

こういった料理にも応用が効きくことが証明できました^^

 

 

切れ味だけでなく、細身がポイントで包丁ではできない細やかな

作業ができ、そういう意味では包丁を超える調理器具だといえます!

 

 

TVで日本在住の外国人が土産に買って帰るのは文房具だと言っていた、

世界的に見てもハイレベルな機能とデザインを備えているからだとか。

 

 

まさに日本が世界に誇るべき分野であると、今回の検証を通しても

実感することができたと思います。

コメント (22)

  • きっちょむさん

    2013/10/17

    色々と、すーーげーーー!!!!

    そして食べたいです。笑
  • MR2スパイダーさん

    2013/10/17

    >『きっちょー 』さん

    ありがとうございます!

    色々、小細工を考えた甲斐がありました^^

    今時分が脂がのって美味しいと思います、意外に色んな
    ところで釣れるらしいですよ。

    近所でもあるかも!
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