レビューメディア「ジグソー」

[大容量]Western Digital 4TB HDD[超高性能]

 

・到着しました。                             

包装は佐川急便の袋だったのですが、クロネコで届きました。ナンデ…?

 

思ったより簡単な包装で。HDDなのにこんな軽装でいいのでしょうか。

SeagateのRMAを送るときに書いてあった絶対にやらないでほしい包装に当てはまるのですが…。

――――2012/12/24追記――――

http://support.wdc.com/warranty/rmapics.asp?custtype=end&lang=jp

Western Digital社HPにあるRMAページの「認定されない梱包の例」の「製品を封筒で送らないでください」に当てはまりますよね。コレ。

――――追記ここまで――――

 

・開封                                      

こんなかんじでプチプチに包まれてきました。結構重いです。

 

中には「乾燥剤」と本体が入っていました。

指令書が入っていましたが、アイ・オーさんと違い、Zigsowの封筒に入っていました。

乾燥剤が入っている理由は錆びるかららしいです。

 

4TB・・・

 

・とりあえず、動作確認                           

回路的な初期不良がないか一応調べるので、USB-SATA変換アダプタを利用して、接続してみます。

今回使ったのはこのアダプタ。

ささっと、PCに繋いで起動テスト…。

あれ、SATAのロックがかからない…?ロックに対応してない!!

コレはびっくりデス。SATAケーブルのロック機構が利用できないです。コレはとてもウイークポイント。データ転送中にケーブルが抜けると最悪ファイルがコピー元まで壊れてしまったり、OSがクラッシュします…。

 

・HDDの初期化(パーティションとかフォーマットはまだです)                

こういったバルクのHDDは量販店などで売っている「外付けHDD」とは違い、初期化とパーティション作成、フォーマットを行わないと使いものにならないです。

メインメモリーと違い「ハードウェア的に設置すれば容量が増える」わけでありません。

 

ココで私は引っかかってしまいました。

MBR(マスターブートレコード)には2TBまでという容量制限があります。

 

何も考えずにMBRで初期化してしまっうとこういうことになります。

デフォルトがMBRになっていることがわかります。

ココでちゃんとGPTを選ばないと、こうなります。

ドーン。

2TB+残りでこんなかんじにな別れてしまい、2TB以上でパーティションが作れなくなります。俗にいう2TBの壁です。

「天使のわけまえ」という言葉がありますが、500GBも持っていきますか。いくら天使といってもここまで多くなると許せない感が否めない…

 

こうなってしまったら、この場合、Disk4に接続されていることに注意して、コマンドプロンプトにコマンドを叩きます。

diskpart

sel dis 4 (Disk4を操作対象としてマーク)

cle (Disk4の内容を全て削除)

赤字の部分ですが、確認ありません。もし間違ったものを選んでいたときは顔が真っ青になります。

lis parコマンドで、現在選択されているDiskのパーティション情報を確認することができるので、心配ならやりましょう。

 

気を取り直して、GPTで初期化します。

GPTになっていることを確認します。

よくみると、下に注意書きでしっかり書いてあります。

 

今度はこうなりました。

しっかりと4TBで1つのDiskとして認識されました。

 

・パーティションの設定、フォーマット                   

素直に初期不良チェックも兼ねてフルフォーマットを行いたいのですが、2TBのHDDで10時間かかるという悪夢を

こいつで経験しているので、クイックフォーマットで済ませます。

ちなみに、今2TBHDDは6700円、3TBで9300円がKakaku.comでの下限みたいです。

徐々に下がって来ましたが、まだ6千円切らないです。8.5k円で3TBが買えたあの頃が懐かしい…。

 

接続をUSBから内部SATAに変更したのでDISK4からDISK2に変わっていますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

初期化を行うDISKで右クリック、「新しいシンプルボリューム」を選択します。

 

「新しいシンプルボリュームウィザードの開始」という画面が表示されるます。

「次へ」をクリックします。

 

パーティションの容量を設定します。

Vista以降ではパーティションの容量変更ができるようになりましたが、操作中に停電になったりすると大変なことになります。想像しただけで恐ろしい・・・。

ディフォルトで容量いっぱいになっています。

 

ボリュームラベル(ドライブレター)を決めます。

後から変更できますが、ソフトによっては競合が起きたりしたりするので注意が必要なのでよく考えてから設定しましょう。

 

基本的にディフォルトのままで問題ありません。

ファイルシステムはNTFS以外に変更しないようにしましょう。

ここで、「クイックフォーマットする」にチェックが入っているか確認します。

 

ウィザードの完了という画面が出るので「設定内容を確認」してから「完了」をクリックします。

あとで大変なことになるかもしれないので、ちゃんと確認してください。

 

パーティション作成および、フォーマットが始まります。

「状態」がフォーマット中になり、RAW(未フォーマット状態)になっています。

クイックフォーマットの場合は「フォーマット中」表示で1分程度で終了。

フルフォーマットの場合は「フォーマット中(**%)」表示で、数時間から数日かかります。

 

フォーマットが完了すると、ファイルシステムがNTFSと表示され、マイコンピュータに表示され、アクセスできるようになります。

 

・課題「動画編集」をしてみました                     

動画編集として「AviUtl」で「ジョジョの奇妙な冒険 11話/BS11/2012_12_21 24:00」をエンコードしてみたいと思います。

 

設定は

mp4です。

動画H264/2pass/1800kbps/VBR

音声AAC/250kbps/無エンコード

 

詳しい設定は画像を参照してください。

後ろのほうでアクセル・ワールドのニコ生12話一挙放送を見ていますが、エンコ中は実験を成立させるためにシングルタスク放置プレイをしました。

それにしても、TSをH264エンコードすると容量が10~9分の1程度まで減ります。

 

対照実験としてHGST製の

を利用します。500GBのワンプラッタのものです。ワンプラッタなのでものすごく軽いです。

 

それでは、実験結果どーーーん

1Pass:1時間05分54.0秒

2Pass:1時間10分47.3秒

総エンコード:2時間17分01.5秒

でした。

 

このWD WD4001FAEXにファイルを置き、エンコードを行った実験です。

それでは、実験結果どーーーーーーーーん

1Pass:1時間04分39.4秒

2Pass:1時間08分20.7秒

総エンコード:2時間13分07.7秒

 

表にして比べてみると・・・

でした。HGST製のHDDより約4分時間短縮ができました。

さすがキャッシュ4倍の64MBです。回転数は同じなのに、4分も早く終わっています。

大体週15~20本程度の動画エンコードをするので最大80分程度の時間短縮効果があります。深夜アニメの全録/全エンコ/全保存をしているので「ちりも積もれば…効果」です。

えっ?エンコして何するって?それは多分見る時が来るからでしょう…。実際に見たことあるのはごく一部なんですけどね…。

 

ちなみに、エンコード中のCPU使用率です。マルチタスクエンコードとか色々有効にしていますが、90%台がなかなか出なかったのに、常時85%~95%位になりました。

コレでCPUが遊んでいる状態から脱却です。

 

 

エンコードに使ったPCのスペックは

OS:Windows7 Pro 64bit

CPU:Phenom II X4 955 BE

RAM:12GB(DDR3/PC1333/A-Data)

自作機2号です。

http://zigsow.jp/portal/own_item_detail/156051/

なぜかLinkが見えないので、URL貼っときます。

また、別の効果として「動画並列エンコード」(2個以上同時にAviUtlをたちあげて同時にエンコさせること)を行なっている状態で、Chromeでブラウジングしても快適に動作することができました。今までよりCPU使用率があがったにもかかわらず、ブラウジングは快適になりました。

システムHDDでエンコしていたからかもしれないのですが、体感速度がとても良くなりました。

ちなみに、3つ同時で重くなってビジーになったりします。i7みたいにコアが8つのものを使うともっと快適にできるのでしょうが、その時はHDグラフィックでハードウェアエンコします…。

 

それにしても、HDDが静か…。5年ほど昔の7200rpmのHDDがかなり音を立てて回転しているのに、その上でほぼ無音・無振動で動いています。出来れば消費電力も測ってみたいですが、直流電流計を直接つなぐのはちょっと怖いのでやめておきます。

 

Kita さんのコメントを見てちょっと気になったのが温度です。

どのくらいの温度に動画エンコ中、なっているかCrystalDiskInfoで見てみました…。

雫ちゃんがなにか怒っていると思ったら…

ごじゅういちど!?

部屋の気温は20度くらいです。夏場は40度くらいまで室温が上がるんですけど…。

ちなみに、触ってみると結構熱いです。かなり熱いです。

常時電源ONの用途には使えないようです。

 

 

・ベンチマーク                                 

HDD買ったらベンチマークをするべきですよね?ねっ?

って言うことで、レッツベンチマークです。

 

ベンチマークといえば、例によってCrystalDiskMarkでしょうか。

ということで、ベンチマークしてみました。

かなり速いです。単純読み書きで150MB/sを超えています。

いい比較対象がないのでなんとも言えないのですが、

このHDDより高速です。ただ、高性能と省電力は相反するものなので、比較するのはどうかと思います。

 

 

・感想                                   

まず、作業中の温度だけ載せておくのは問題があると思うので、アイドル中の様子も

アイドル中なのにこの温度…Lドライブに割り当てているSeagateの5年ものより熱い…。

もっと新しいHGSTやSeageteの省エネ思考者より熱いのはまあ、理解できます。

 

性能と発熱は相対するものなので仕方ないのはわかっていますが、もう少し頑張ってもらいたいです。(低発熱)

 

・まとめ                                                                           

・良い点

 ・高速なので動画のエンコード時間が短縮できた。

 ・大容量なので、SATAポートの節約になる

 ・静か

 ・低振動

・悪い点

 ・XPだとただしく認識しない

 ・高発熱

…XPは間もなくサポート切れするので無問題ですが、ここまで発熱が大きいのは結構問題があります。冬場なのでケースファン全停止、ふた開放でPCを運用していますが、ケースファンを回す必要が有るようです。

 

WDさん、後は低発熱をクリアーすれば化け物級に高性能・高品質・高信頼なHDDになるでしょう。発熱するということは、クラッシュしやすいということなので、せっかくの性能なのに信頼性が落ちてしまいます…。

 

NASなどの常時起動用途には向いていないですが、高速データアクセスが必要な作業である動画、音声、画像等の編集やOSのシステムディスク、テンポラリーファイルの保存などに向いています。

また、大容量なのですが、この発熱なのでデータ保存をするにはちと熱すぎます。

 

・結論                                   

怖いもの見たさで購入するのは良いかもしれないが、大容量・高性能と引換に「爆熱」なのでデータストレージとしての利用は難しいかもしれない。

 

お願いだから、もう少し発熱を抑えることができる開発をしてください。

HDDは高温であればあるほど寿命が縮む装置なので。よろしくお願いします。

 

プレミアムレビュー

コメント (36)

  • Kitaさん

    2012/12/23

    動画の保存には大容量は必須ですね。

    7200rpmなのに静かなのは立派ですが、

    唯一発熱が心配です。
  • notokenさん

    2012/12/23

    Kita さん、コメントありがとうございます。

    温度状況をUPしました。
  • あきんばさん

    2012/12/23

    いやぁかなりアチチですね、
    個人的にWDの7200rpmHDDは熱くなるイメージがあります。
    風を当てるのが必須みたいな?