これより、参考本として提供いただいた、パーソナルメディア株式会社の「自分でつくる電子本 蔵書家のための自炊徹底入門」」をもとに、「いきなりPDF for 自炊」の使用感をレビューしていきたいと思います。
インストール手順はCDを入れるだけで自動で行ってくれるので割愛します。
まず、ソフトを立ち上げると画像1の初期画面が表示されるので、画面の指示の通りファイルをドラッグ＆ドロップします。
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次にジョブの設定画面が表れます。
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今回は変換設定に「iPad」を選択して変換してみたいと思います。
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あとは「変換開始」ボタンをクリックするだけで、処理が開始されます。ここまでわずか3ステップ。
変換処理が完了すると、完了をお知らせするポップアップが表示されます。
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変換結果。
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特に設定はいじらずとも下記のような感じに仕上がってくれるので、操作もシンプルで初心者の方にはお勧めです。
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なお、はじめのジョブ設定の「編集」から、細かな設定を行うこともできます。
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文字をくっきり表示させる「くっきりさせる」にチェックを入れて、再変換してみました。
太さは一番変化の少ない"太さ1"にしましたが、若干文字が潰れてしまっています。
印刷対象にもよるかと思いますが、あまり太くしすぎない方がいいかと思います。
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今度は「自動余白カット(2%)」にチェックを入れ、再変換。
初期値の5%から下げてみたものの、レイアウトがくずれてしまいました。
結構シビアに設定をしないといけないみたいです。
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最後に、最適化する前のデータと後のデータで、閲覧時の動作に違いが出るか確認しました。
最適前のデータ
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iPadに最適後のデータ
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最適化することでファイルサイズが小さくなる分、若干ですが画像が粗くなりましたように思います。
ただその分めくったページがボケた状態からくっきり表示されるまでの時間が、こちらも若干ですが早くなりました。
ハイスペックタブレットをお持ちの方であれば、最適化をする前とした後ではそれほど違いを感じないかも知れませんので、お使いのタブレットのスペックに合わせてお使いいただくことをお勧めします。
一通りいじってみて感じたことは、とにかく操作がシンプルだということです。
なので、初めて自炊に挑戦する方や、初心者の方にもとても使い易いソフトだと思います。
ただその使用感と値段を比べると、コストパフォーマンス的にはそれほど優れている製品だとは感じませんでした。
また、ヘビーユーザからしてみると若干出来ることに限りがあるので、物足りなさを感じるかも知れません。
以上、レビューでした。
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