ジグソー運営事務局様、アイ・オー・データ機器様、この度は「カクうすブルーレイ(BRP-U6Cシリーズ)」体験レビューに選出いただき、ありがとうございます。
選出のメールをいただいた翌日には、クロネコさんが配達してくれましたが、生憎の仕事のため、開封したのは2日後でした><。
気になっていた色は、パールホワイトでした。
中に入っていたのは、本体、短いUSBケーブル、取説、ソフトのDVDと大変シンプル!
早速、取り付けてみます・・・
ドライブは通常のトレイタイプで、I/FはUSBminiBのみのバスパワー駆動専用タイプ。
R631はバスパワーで駆動可能でした♪
(と思っていたのですが、後に若干問題が発生しました・・・)
バスパワーで駆動できない場合は、オプションのACアダプターが必要になりますが、ACアダプターを使った場合もUSB経由での給電となるようです。
(これも、後ほど判明しますが、2股ケーブルで対応可能です。)
今回、「カクうすブルーレイ」を使用するのは、東芝製ウルトラブックである、dynabook R631/28Eです。
2012年4月現在、国産メーカー唯一のウルトラブックであり、薄さ・軽さが特徴のウルトラブックの中でも群を抜く軽さを誇ります。
スタイリッシュなウルトラブックは、その薄さ・軽さと共に、ストレージにSSDを採用することで高速起動を達成すると同時に、モバイル時の耐衝撃性向上と、低電力化による長時間駆動を実現しています。
反面ストレージ容量の不足や、薄さ・軽さと引き換えに、光学ドライブを搭載しないことが弱点でしょう。
軽量ボディとバスパワー駆動の「カクうすブルーレイ」は、大容量記録メディアを活用して、ウルトラブックの弱点を補うことができるでしょうか・・・
◇Ultrabook™との相性(接続、デザイン、モバイル性)はどうか
接続に関しては・・・
付属のUSBケーブルは、約20cmと短いのですが、R631の背面USBポートはやや左によって配置されているため、BRP-U6Cを左側に置くのには支障はありませんでした。
デザインについては、R631に合っているかと言うと、正直なんとも言えません。
本体カラーは悪くないのですが、パールホワイトと言うよりも光沢ホワイトって感じです。
パールホワイト以外に用意されている本体色は、ピアノブラックと、オリエントレッド。
ダークシルバーかシルバーグレーがあると、ウルトラブックとのマッチングが良いと思います。
モバイル性といえば気になるのが大きさ・重さですよね。
BRP-6Cは軽量&コンパクトが特徴の製品です。
所有するポータブルDVDドライブ(DVRP-UN8PL2)と比較してみました。
DVRP-UN8PL2も、バスパワー駆動できるポータブルDVDドライブとして活躍してくれました。
DVRP-UN8PL2 幅:138×奥行き:162×厚さ:22mm 重さ:約450g
BRP-U6C 幅:140×奥行き:147×厚さ:19mm 重さ:約300g
幅はBPR-U6Cが約2mm広いが、厚さは3mm薄い。奥行きはなんと15mmも違います。
重さに至っては、DVRP-UN8PL2の2/3しかありません。
実測ではUSBケーブル込みで134gの差がありましたが、持った感じはそれ以上の差を感じます。
R631本体+ACアダプタ+BRP-U6C+USBケーブルのフルセットで、実測1.6Kg!(@_@;)
ノートPC1台でももっと重いものがある中で、これなら持ち運ぶのも苦になりません。
ソフトウェアは、付属ソフトを使用します。
PCに接続後、デバイスマネージャーで確認すると、使用ドライブはOptiark BD-5750Hでした。
それでは、付属DVDからソフトをインストールしていきます。
インストールしたソフトは、WinDVD、Nero 10 Essentials、Loilo2です。
マッハUSB for BD/DVDは、Neroインストール時に自動的にインストールされます。
(Loilo2は今回のレビュー期間では使う機会がありませんでした。30日の体験版なので、使用期間が切れる前に使ってみたいと思っています。)
ソフトのインストールが完了したので、早速使ってみようと思ったのですが、その前に、リカバリメディアの作成をしてみようと思いました。
リカバリメディアは、USBメモリー版を作成済みですが、15.6GB以上の容量が必要で、結果的に32GBのUSBが必要でした。BDの容量は25GBなので、丁度よいと考えたのですが・・・
TOSHIBA Recovery Media CreatorはBDに対応していませんでした・・・orz
(その後、作成済みUSBのファイルを、そのままBDに焼いてみましたが、起動できませんでした。)
BDの書き込みは、CD/DVDへの書き込みと何ら変わりませんでした。
まず、空のBD-Rメディアをセット(使用したのは、Verbatim 6倍速 BD-R)
そして、Nero Express 10を立ち上げ、ブルーレイデータディスクを選択します。
書き込むファイルを追加します。総容量は25GBですから、たっぷり入ります。
ディスク名や、作成枚数などを設定したら、書き込み開始!
はじめに書き込むファイルをキャッシュしますが、USBからの読み込みは時間が掛かりました。
15.5GBのデータ書き込みにかかった時間は約17分。(キャッシュ作成時間を除く・・・)
DVD-R3.6枚分に相当する容量の書き込みなので、ポータブルドライブの書き込みとしては、充分な速度だと感じます。
DVD/BDディスクは、WinDVDで再生できます。
バスパワーで再生できるので、どこでもDVD/BDの視聴が可能です。
(後述しますが、BD視聴時のバスパワー駆動は、条件付きでした・・・)
今回BDを使って試したかったことの一つが、地デジ録画した番組をBDに焼くこと。
そこで使うチューナーは、テレキング!
ウルトラブックの機動性を活かすために、net.USBで利用します。
net.USBによって、アンテナ接続による安定視聴も可能です。
R631のストレージ容量が少ないため、外付けケースに入れたSSDに録画しました。
(録画した番組は、テレキングを接続しないと再生できないので、外出時は見れない><)
それでは、録画した番組をBDにコピーします。コピーするタイトルを選び、
ブランクメディアをセットして、
コピー開始!
と、ここまでは良かったのだが、書き込みに失敗しましたと・・・
何度やっても同じ状態で・・・
が、ここで、ふと思った。書き込み開始とともに、ドライブが認識されなくなってる?
そこで、補助電源供給できる2股USBケーブルを使ってみると・・・
できたってことは、バスパワーでの共有電力不足!
DVDならバスパワー駆動できるものの、BDでは動作不可。BDの方が消費電力が高いようです。
供給可能電力の高いUSB3.0ポートに接続したら、バスパワーでBD駆動できました。
再生も同じく2股ケーブルか、USB3.0ポートに接続が必要でした。
付属ソフトのインストールやDVD書き込み/再生はバスパワーで大丈夫なので、この辺りはギリギリの状態なのかも・・・
今回の企画第2弾は、この春から中学生になった息子の、小学校卒業式の様子を母親(息子から見たら祖母ですね)に届けようと思ったこと。
卒業式の様子は、CX180で撮影していました。
この時の様子を、PowerDirector10 Ultraで編集してみました。
先日、自作機が不調で、結局OSを新規インストールし直したので、PowerDirector10 Ultraがインストールされていなかったため、今回、R631にインストールして使ってみましたが、ストレス無く進めることができ、ウルトラブックの潜在能力の高さを実感しました。
母親の家では、さすがに13.3型モニターでは小さすぎるので、32型AQUOSとHDMIケーブルで接続して見ましたが、大きな画面で写してもBDに録画されたHD画像は大変綺麗でした。
孫の卒業式の様子を見ることができ、母親も喜んでいました。
(写真は撮って来ませんでした><)
○ 実際に使ってみてよかったところ
1.コンパクトで軽い本体。
R631と一緒に持って歩いても1.6Kgで済むのは助かります。
お陰で、息子の卒業式の様子を、
2.高いコストパフォーマンス
この価格でポータブルBDドライブが購入できる様になったのは驚きです。
○ 改善してほしいところ
1.本体カラーの追加と質感の向上
ダークシルバー系カラーが追加されると、ウルトラブックと相性アップです!
更に、成型色ではなく塗装にしていただくと、一段と高級感が出ると思います。
コストアップに繋がりますが、バリエーションモデルとして追加するのも良いのでは・・・
2.更なる省電力設計
R631では、BD使用時のUSB2.0ポートでの安定駆動ができませんでした。
使用するノートPC側の問題もありますが、より多くのPCで安定したバスパワー駆動できる
設計が望まれます。
<最後に・・・>
今回、BRP-U6Cを使用にあたって、R631で動画編集をしてみました。
今まで、動画編集などの重い作業は、デスクトップで実施するものって先入観がありましたが、意外とストレス無くできることに驚きました。
Core i5の処理能力の高さを改めて感じるとともに、ウルトラブックの汎用性の高さを再認識しました。
そして、孫の卒業式の様子を母親に見せることもできました。
今後も、BPR-U6Cに活躍してもらおうと思っています。
harmankardonさん
2012/05/05
ねおさんは,正のスパイラルですね.
これ,薄い方だと思うのですが,ウルトラブックと比べると,厚く見えちゃいますね.
改めて,ウルトラブックの薄さは,凄いです.
白,いいですよ.
汚れが目立たないし,重く見えないから.
ところで,この裏側の写真ありますか?
リーダーさん
2012/05/05
BD駆動のほうが消費電力高いというのに若干驚きました。
BDメディア代は勉強代ですかね(^^;;
うちも何枚か勉強代でロストしたことがorz
PC本体とACアダプタとドライブとあわせて1.6kg は良いですね!
ねおさん
2012/05/05
> 正のスパイラルですね.
確かに、今回のレビューって、ほとんどがプレミアムレビュー品で済んじゃって、改めて買ってきたのはBDメディアだけですね^^;
> ウルトラブックと比べると,厚く見えちゃいますね.
確かに、R631を閉じた状態で同じくらいの厚さですから、ウルトラブックが凄いんですね。
> この裏側の写真ありますか?
裏ってこれでいいのかなぁ・・・
何もないですよ。
ねおさん
2012/05/05
> BD駆動のほうが消費電力高いというのに若干驚きました。
はじめは、どうなったのかわかりませんでした。
何度か繰り返すうちに、ドライブのランプや、モーター音などで、一度切れてないか?
って思ったのが正解でした。
> BDメディア代は勉強代ですかね(^^;;
実は、書き込み失敗といっても、書き込み始める段階での失敗なので、メディアはカラスよけにならずに済みました。
なので、起動できないリカバリーメディアの1枚だけの失敗で済んでます。
> PC本体とACアダプタとドライブとあわせて1.6kg は良いですね!
この軽さは、モバイル時にはありがたいです♪
harmankardonさん
2012/05/05
DVDとは,裏が違うのですね.
まぁ.表のデザインも違っていますね.
ねおさん
2012/05/05
同じ「カクうす」でも、DVDのDVRP-U8Cシリーズとはデザインが異なりますね。
こちらはほぼ正方形に近く、DVRP-U8Cシリーズの特徴的なLEDランプもありません。
DVRP-U8Cシリーズは、裏にケーブルを収納できて便利そうですね。
R-O-G-Eさん
2012/05/05
書き込み失敗ドンマイです(;´Д`)
電源供給力不足は残念ですよね…。
これさえなければ隙の無いドライブなんですけど(笑)
USB3.0がある機種は良いといえば良いですが、
AcerのS3はUSB2.0なので涙目です…orz
ねおさん
2012/05/05
今回のレビューは意外に難易度高かったですね。
USB2.0ポートから供給できるのは5V、500mAですが、USB3.0では5V、900mAにアップしているので、もしやと思って試してみたら大丈夫でした。
本来のUSB3.0の高速転送とは違いますが、これもある意味ありかなって感じですね。
ただ、1ポートしか無いUSB3.0を使ってしまうのは残念ではありますが・・・
愛生さん
2012/05/06
マウスとかは、Bluetooth等で接続するか、タッチパッドで。
それにしても、外付けドライブはやはり必要ですよね。
ねおさん
2012/05/06
> マウスとかは、Bluetooth等で接続するか、タッチパッドで。
R631は、Bluetoothを搭載していないんです><。
それに、タッチパッドをいつも使ってると、あっという間に、テカテカになっちゃうんですよね。
キーボード、タッチパッドのテカリはなるべく出したくないんだけど、コレばかりは使えばテカる!
幸いにしてUSBポートは3つ(2.0×2、3.0×1)あるので、背面の一つにマウスレシーバーを付け、背面のもう一つと、右側面の3.0は空けておくようにしています。
とりあえず、USB2.0、3.0が1つずつ空いていれば、通常は問題ないんですけど、1つのデバイスで2つ必要になっちゃうと厳しいですね・・・
Nao-Rさん
2012/05/31
電力供給不足か~ ^^; ま、その為のUSB3.0ポート
レーザー部分の消費電力なんでしょうね
でも、エラーメッセージから、電力不足?となかなか
想像が出来ないユーザーは激怒!しそう
ねおさん
2012/05/31
> エラーメッセージから、電力不足?となかなか
> 想像が出来ないユーザーは激怒!しそう
今回の動作は、「書き込み開始とともにドライブ自体を見失っている。」と読みました。
「見失う」=「認識できない」
物理的な接続は問題ないので、「見失う」=「瞬間的に電気的切断が発生する」
と進んだところで、書き込み開始時のドライブ側要求電流の増加によって、供給電圧のドロップが発生しているのではないかと予想しました。
確かに、今までの様々な経験から来る部分でもあり、一般的には初期不良を疑うでしょうね。