まずゲームプレイレビューで今回使用する機器がこちら
・PlayStation 4 ジェット・ブラック (CUH-2100AB01)
・WD Blue 3D NAND SATA SSD (1TB)
・PS4純正HDD(500GB)
です。
HDD/SSDの比較をする際に使用
ezcap261 キャプチャーボード
純正HDDとWD Blue 3D NAND SATA SSD (1TB)のゲームプレイ比較
主なHDD/SSDを換装する理由として
・ロード時間を短くしたい
・純正のHDDの容量が足りなくなった
・機器の不調で買い替え
等が挙げられるかと思います。
その中でもロード時間、インストール時間の短縮が大多数ではないかと思うので、PS4の画面をPcに出力しビデオソフトを使い数十回に渡ってローディングの検証を行ってみました。
※私のPCのスペックは、モチモノから見ていただけるかと思います。
※PS4の起動時間(30回)
HDD平均24.2秒
SSD平均17.6秒
FINAL FANTASY XIV(各50回)
※画面暗転開始から表示までをキャプチャーツールを使用しPC内の動画ソフトで動画を撮り秒数を確認
・マップロード(マップ→隣マップ)
HDD平均8.3秒
SSD 平均4.6秒
・ダンジョン侵入
HDD平均9.7秒
SSD平均7.2秒
Far Cry5(DL版)(20回)
※ゲーム起動画面で起動決定してからメインメニュー表示まで
HDD平均21.8秒
SSD平均20.9秒
HDD/SSDから読み込みマップ移動を行うFINAL FANTASY XIVにおいてHDDとSSDの差は明確に出ました。
特にマップのロードは時間をツールで測らなくても体感で感じる速さになっています。
FarCry5の起動時間は体感ではわかりにくいものの複数回測ると確実にSSDの方が早い結果が出ました。
FINAL FANTASY XV(15回)
※ゲーム起動後【NEW GAME】を押してからムービーが始まるまでの時間を計測
HDD平均58.4秒
SSD平均27.4秒
検証したゲームの中で一番大きな差が出たゲームと言えます。ゲーム内でのロードでも開始時のロードほどの大きな差がないにしろNPCだとに話しかけた際にメニューが表示されるまでに差があったり細かいロードでも体感できるほどSSDとHDDで差がありました。
ゲーム開始時のロードがなぜこんなに差があるのか、わからなかったのですが複数回試行したので間違いないです。
BATTLEFIELD 1(各20回)
※ゲーム起動画面をおしてからメインメニュー表示まで。
HDD平均25.2秒
SSD平均19.6秒
※コンテンツ選択から兵科選択まで
HDD平均35.6秒
SSD平均19.4秒
FPSジャンルではゲームプレイ中にあまりSSDとHDDの差を感じる場面は少ないかもしれません。
BF1でもデスしたあとリスポーンまでの時間が設定されているためロード時間短縮の恩恵は少ないと感じました。しかしマッチングから兵科選択までのスピードはHDDの約半分という結果でマップによっての兵科選択や武器のカスタマイズの時間を長く取れるのは大きなメリットだと感じました。
PlayStation4(CUH-2100AB01)のHDD/SSD換装方法と注意
用意するもの
・PlayStation4(CUH-2100AB01)
・換装するHDD/SSD ※1
・1GB以上の空きがあるUSB ※2
・ネットに接続できているパソコン
・プラスドライバー (5mm前後)
※1 2.5インチ/9.5mm以下/160GB以上のHHD/SSDが条件です。
※2 厚さが8mm以上のUSBだと認識しない場合があります。8mm以下のUSBをおすすめいたします。
SSD/HDDをPS4に設置する前に新しいHDD/SSDをPS4で使用するためにPS4のファームウェアをUSBにダウンロードします。
STEP①
PlayStation®4 システムソフトウェア アップデートにアクセスしてください。
STEP②
下に画面を移動させていくと下の画像のように「パソコン経由でのアップデート」というのが出てくるのでクリック
移動した外面からさらに下に移動していくとこのような画面があると思います。
アップデートファイル(再インストール用)ダウンロード
をクリックしてPS4UPDATE.PUPというファイルをダウンロードしてください。
STEP③
ダウンロードできたら用意していたUSBをPCにセットしてください。
USBが認識されたらまずフォルダを新規作成し【PS4】という名前に変更してください。
【PS4】フォルダが作成できたら【PS4】フォルダの中に【UPDATE】フォルダを新規作成してください。
作成できたら【UPDATE】フォルダに先程ダウンロードしたPS4UPDATE.PUPを入れましょう。
USB>>【PS4】>>【UPDATE】
↪PS4UPDATE.PUP
になっていればファームウェアのダウンロードは以上になります。
ダウンロードが終了したらPS4に現在装着されているHDD/SSDを取り外していきます。
※今回は私の所持している、PS4SLIM(CUH-2100AB01)の装着方法をレビューします。
1.PS4本体に繋がっているケーブル類をすべて外してください。
2.PS4Slimの本体の背面にあるHDDベイカバーをスライドして外します。
3.ベイカバーを外したら外側に※ネジが見えるのでドライバーで外してください。
※ネジ..非常にネジ山が小さいため細いドライバーを用意してください。
4.黒いテープのようなものがあるのでそれを引っ張りHDD/SSDを取り出します。少し硬いですが真っ直ぐ引き出せば問題ないです。
5.取り出したHDD/SSDを固定しているフレームからネジを外します。
6.取り替えるHDD/SSDをフレームに取り付けます。この時にHDD/SSDの接続端子部分をPS4の奥になるようにセットしてネジを締め直してください。
7.接続端子部分を奥にしてPS4に差し込み 3で外したネジを締めます。
8.ベイカバーを閉じ換装完了です。
PS4にアップデートファイルをインストールする
1.HDD/SSDの換装が完了したあとにPS4にケーブルを挿し直し電源を入れ,PS4のコントローラーをUSBケーブルで接続してください。
2.先程アップデートファイルをダウンロードしたUSBをPS4に挿し込みます。
3.HDD/SSDの初期化が開始されインストールされます。
4.初期化とインストールが終了したら再起動し時刻設定が終了したらHDD/SSDの換装全行程が完了です。
まとめ
現在HDDでPS4を使用している方で容量の上限に悩んでいる方や、ローディングやインストールを高速化させたい方は換装すべきだと思います。
HDD/SSDを換装する事を知らなかった方も、知っていたけどやり方がよく分からず踏ん切りがつかなかった方もレビューを読んでいただけたならばもう換装できるように書けた自信があります。
分からないことがあればコメントして頂ければお答えします。
ちなみに今回レビューしたSSDは1TBですが、他にも250GB.500GB.2TBの3種がありPS4に搭載するのであれば500GB以上のSSD、PCに搭載するのであればサブSSDとして250GBから選択出来るかと思います。
新しくゲームをプレイしたら随時更新したいと思います。
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