レビュワー3名のうち最後の投稿となったため、他の2名との重複内容を思い切って割愛した!
チューナー機能を含め、パソコン用としては画質に関して優秀な部類に入る。
ディスク書き出しでDVDは失敗したが、BDは成功し(以下説明の) DIGA にて再生したが全く問題はない。
DTCP-IP サーバー機能も及第点を与えるが、サーバー機能を除いた本アプリ製品の出来が良くない。
そのせいか頻繁にアプリがアップデートされスクリーンショット取得時は [Ver.1.3.15] を使用していたが、 8/14日付けで [Ver.1.3.16] がリリース されているので不具合が解消していたら後日加筆訂正を行う。
2021年4月 macOS Big Sur 対応版をダウンロードし、 Mac mini 2014 にて動作確認済み。
macOS11( Big Sur ) には対応しないと思っていたので、ピクセラさんに感謝!
度重なる macOS アップグレードに伴い動作が不安定となり暫く起動していなかったが、 Big Sur 対応版は久しぶりに安定 している。 お持ちの方は、ぜひ試して欲しい!
OS X El Capitan 10.11.2 にて 2015年11月20日[Ver.1.4.2] の検証を行ったら、以下の 「線(ライン)ノイズ表示不具合」が解消されていた!
時間はかかったが、環境に左右される不具合にも対処してくれたことは、評価に値する。
これで、自分の環境でもやっと最新のバージョンが利用できる!
画質も「高画質」と「標準画質」を選択可能で、「高画質」だとBS放送がとても綺麗だ。
本来、El Capitan でDRモード以外で録画した場合の録画番組が正常に再生できない(特に音声)不具合に対処したバージョンだ。
[Ver.1.3.17] 以降の「線(ライン)ノイズ表示不具合」に関して
[Ver.1.3.18] も [Ver.1.3.17] と同様、対角線(左上から右下)上に線(ライン)ノイズが表示されるため、[Ver.1.3.16] に戻した。
やはり、[Ver.1.3.16] では、線(ライン)ノイズは表示されず。
断っておくが、フルHDの1/4サイズのテレビ画面でも直ぐ判るほど、酷いものだ。
ちなみに、「StationTV アプリ表示のテレビ画面」以外で同ノイズが表示されることは無く、「StationTV Link」アプリ表示のテレビ画面でフルHD全画面表示も含めてノイズが出たことは無い。
他の不具合が解消されているのかもしれないが、[Ver.1.3.18] も [Ver.1.3.17] の両方共レビューできない状況が続いている。
アンレナレベルは「86〜88」なので、レベルは問題無さそうだ。
[Ver.1.3.16] に戻すと、正常にきちんと表示されるため、モニタ側やケーブルの問題の可能性も低い。
Mac mini 2014 標準搭載の HDMIポートに1080P(60Hz)にて21.5インチのフルHD (1920x1080) ディスプレイ接続時のみかもしれない…
Thunderbolt2(Mini DisplayPort) to HDMI ケーブルを利用して接続すれば、この不具合は無いのかもしれない。
該当ケーブルを持っていないので、試せないが…
「線(ライン)ノイズ表示不具合」追記
[Ver.1.3.18] にて(DR)録画した番組を [Ver.1.3.16] に戻して視聴したら、線(ライン)ノイズは表示されず。
やはりHDMIポート出力時の表示不具合のため、ピクセラさんにはきちんと修正して頂きたいものだ。
この表示不具合を除き、(1日ほど試しただけだが)顕著な不具合は無くなったようである。
更新履歴
2015/08/16 22:00 予約録画時の Mac 自動電源オン/オフに関し、2行を追加。
2015/08/17 01:50 「DTCP-IP クライアント機能のまとめ」を追加。
2015/08/17 05:00 「レビューに使用したMacのスペック」と「チューナー視聴時の操作説明画面」を追加。
2015/08/17 12:25 「総評」末尾に、「StationTV Link」から当製品内蔵「ハードウェアトランスコーダー」利用は可能か? を追加
2015/08/17 23:40 「総評」末尾に、1行を追加
2015/08/17 23:40 「レビューに使用したMacのスペック」の後に1行を追加
2015/08/18 12:30 8/14日付け [Ver.1.3.16] アップデート にて、「StationTV」アプリがかなり安定してきたので、「レビューの視点の点数評価」を見直した。
2015/08/19 00:00 「番組表」画面の操作方法を追加
2015/08/20 12:20 「レビューの視点(クォリティ感)」に不具合報告を追加。
2015/08/21 21:50 (自分の環境だけかもしれないが) 8/21日付け [Ver.1.3.17] アップデートを行ったら対角線上に線(ライン)ノイズが出るようになったので、8/14日付け [Ver.1.3.16] アップデート に戻したら同ノイズが表示されなくなった。(地デジ・BS両方とも)
2015/08/29 12:48 (自分の環境だけかもしれないが) 8/28日付け [Ver.1.3.18] アップデートを行ったら [Ver.1.3.17] アップデート同様 対角線上に線(ライン)ノイズが出るようになったので、8/14日付け [Ver.1.3.16] アップデート に戻したら同ノイズが表示されなくなった。(地デジ・BS両方とも)
更新履歴 の直前に、「線(ライン)ノイズ表示不具合」として、別途纏めた。
と言った理由で、[Ver.1.3.18] も [Ver.1.3.17] の両方共、レビューできない状況が続いている。
2015/09/01 01:30 「線(ライン)ノイズ表示不具合」追記。
2015/09/28 16:40 [Ver.1.4.1] アップデートにしても「線(ライン)ノイズ表示不具合」は発生し、 [Ver.1.3.16] アップデート に戻した。
HDMIポート出力でモニタやテレビに表示されている方で同様の問題が皆無なのであれば、私の Mac mini の問題なのかもしれない。
また、 Windows10 にて、Windows ストアアプリの「ライブ・録画番組配信」視聴を確認した。
基本動作に問題は無いが若干不安定な動作もあったので、今後のアプリのアップデートを期待する。
2015/10/08 12:10 「Thunderbolt (MiniDisplayPort) to HDMI」ケーブルが千円以下で購入できたので、HDMI ポート接続から「Thunerbolt (MiniDisplayPoer) 」ポート接続に変更して試してみたが、[Ver.1.4.1] アップデートにて「線(ライン)ノイズ表示不具合」は解消されず!
残念な結果ではあるが、正常表示される [Ver.1.3.16] に戻すしか無い。
ディスプレイとの相性が悪いのか、Mac mini 2014 の問題なのか、本製品のソフトウェアに問題があるのか 判別が付かない。少なくとも、接続ケーブルの問題では無いようだが…
4Kディスプレイ(Mac mini 2014 は対応HDMIケーブルを使えば、4K・30Pで出力可能)購入のためお金を貯めている最中なので、無事購入できた際は再報告を約束する。
2016/01/16 12:52 [2015年11月20日 Ver.1.4.2]バージョンにアップデートしたら、とうとう「線(ライン)ノイズ表示不具合」が解消。
[2015年11月20日 Ver.1.4.2] バージョンは、以下の問題点を修正したアップデートとなる。
・OS X El Capitan (v10.11)にて、録画画質が「DR (最高画質)」以外の録画番組が正常に再生できないことがある問題を修正しました。(PIX-DT195)
・OS X El Capitan (v10.11)にて、ワイヤレステレビ機能やDTCP-IPの配信機能を用いた視聴および録画番組の再生が、正常にできないことがある問題を修正しました。(PIX-DT195)
・OS X El Capitan (v10.11)にて、録画フォルダを外付けハードディスクにするとアプリが強制終了することがある問題を修正しました。(PIX-DT195)
・対角線上にノイズが表示されることがある問題を修正しました。(共通)
・その他、いくつかの不具合を修正しました。(共通)
本製品以外に DTCP-IP 対応機器として サーバー兼クライアント1台、クライアント1台、iPhone、iPad、Androidスマホ、Androidタブレット の合計6台を所有していたため、クライアントアプリの動作確認を簡単に行っている。
なお、 Windows10 でもクライアントアプリの動作確認済みだが、現状アプリが Windows10 に完全対応していないのか音声・画像とも乱れ、実使用は無理だ。
今回のレビューにおいて使用した登録済みのモチモノは以下の4つで、Mac mini 松モデルと、MacBook 12インチ に本製品を接続しテレビチューナー機能を確認した。
あえて記入しなければ、Mac mini 松モデル上でのレビューとなる。
3つ目は、MacBook 12インチ で本製品を接続するために用いた USB-A アダプター。
4つ目は、逆に Mac を DTCP-IP クライアントとするために、本製品の発売元「株式会社ピクセラ」が作成した有料アプリ。
約4年半前に発売開始された Panasonic 製のBDレコーダー、DIGA ( DMR-BWT2100 ) の録画番組を Mac mini 上で視るために購入したアプリとなる。
レビューで使用するMac:Mac mini Late 2014 2.8GHz intel Core i5 1TB Fusion Drive 8GB
( Mac mini 1TB MGEQ2J/A [2800] )
OX X Yosemite ( 10.10.4 )
HDMIポートを利用して、21.5インチの液晶モニタに1920 x 1080 にてフルHD出力
サブモニタは19インチ液晶ディスプレイに 1280 x 1024 にてVGA出力
2015/08/17 23:40 以下1行を追加
デジタル放送コンテンツ保護規定のため、HDMIポート接続の液晶モニタのみ、「StationTV」の画面表示が可能。(液晶モニタ内蔵ステレオスピーカーへの音声出力も、HDMIケーブルにて問題無し)
MacBook 12インチ 8GBメモリ・SSD256GB・ 1.1GHzデュアルコアIntel Core Mプロセッサ
OX X Yosemite ( 10.10.4 )
友人から借りたUSB3.0対応外付けBDドライブ「Logitec LBD-PUB6U3VRD」
BD / DVD 書き出しにて使用。( 中身は PIONEER BD-RW BDR-UD03 )
接続は、(同軸)アンテナケーブルのF型コネクタを挿した本ハードウェア製品に、付属のUSBケーブルを Mac(Book) の USB-Aポートに挿して、 Mac の電源を入れるだけ。
ただし、B-CASカードは事前に挿れておくこと。
電源ケーブルが必要ないのはグッドだ!
【アプリインストール時確認】当アプリ起動中にスクリーンセーバーが動作しないよう、かつスリープしないように制御を行う。
下記画面は、「チューナー視聴画面」の説明となる。
チューナー選局は右クリックにて「地デジ / BS / CS」のうち1つを選択すると、登録済みのチャンネルが表示されるため、その中からチャンネルを選択する。
なお、グッドデザイン賞を受賞したトラックパッド操作対応の「フリックカード」選局も可能。
録画予約は、「番組表」経由で通常行えば簡単だ。(時間指定でも可能)
「番組表」操作でトラックパッドが使え、とても便利だ!
ForthTouch (強めのクリック) 対応も、今後期待したい。
上下左右のドラッグ操作は、トラックパッドにて2本指で操作可能。
番組表でも、上下左右のドラッグ操作は、トラックパッドにて2本指で操作可能。
番組をキーワード検索したり、ジャンル検索可能。
フルHD ( 1920x1080 ) ディスプレイにおける、チューナー視聴・最小画面。
HDD録画時にチューナー選局すると、上記のメッセージが表示される!
ハードウェアトランスコーダー内蔵だが、サーバーアプリ(サービス)以外の「StationTV」アプリ自体が予想以上に CPU を喰う。( Mac mini 2014 松モデル )
だが、「StationTV Link」に比べれば、大した CPU 消費率ではない。
メモリも許容範囲ではあるが、けっこう喰っている。
良く視聴しているチャンネルのみ、番組表が自動的に更新される。
約2時間かけて「番組表の更新」を行わないと、1週間分の全番組表を取得できない。
残念ながら、その翌日に「未取得の一日分のみ」を更新することはできない。(2015/08/21 21:50追加)
2015/08/16 22:00 以下2行を追加
上記の設定を全て行うと、録画予約の10分ほど前に Mac の電源がオンになり、録画を行った後少しすると Mac の電源をオフにする。
3回テストしたが、Mac自動電源オン・オフにて予約録画成功を3回とも確認済み。
BD / DVD ディスク書き出し機能 (ディスク作成画面)
DIGA にてフォーマットした約50GB書き込み可能な「BD-RE DL」ディスクを使用した。
(下記画面・左下のチェックボックスオンで、フォーマットも可能らしい)
上記のように、「ダビング10」対応!
合計3時間超の録画番組(11.58GB)の「BDディスク書き出し」に要した時間は約2時間。
問題なのは、この間テレビ視聴も録画番組配信もできないことだ。
BDディスク書き出しにあっさり成功したため、DVDディスク書き出しもテストしてみた。
DVD-VIDEO と記入された DVD-R ディスクを用いたが、「ディスクを確認しています…」の後「サポートしていないディスクです」と表示されテストできなかった。
4年前に DIGA を購入してから 番組録画には BDディスクしか使用しておらず、Windowsメディア作成時に余っていた上記DVDディスクをデータディスクとしてたまに使用していた。
BDドライブ返却時に友人に尋ねたら、 DVD-VIDEO と書いてあっても CPRM 非対応の DVD-R ディスクも以前は販売していたとの事。
少なくとも4年以上前に購入した DVDディスクのため、 CPRM 非対応だと思われる。
書き出しした BD ディスクを再生できるか?
約4年前に購入した Panasonic 製のBDレコーダー、 DIGA ( DMR-BWT2100 ) にて書き出した BD ディスクの再生テストを行った。
全く問題はなく、パソコンで書き込んだ録画番組の画質としては優秀だ。
なお、DRモードやHXモード等の録画画質情報は表示されない。
おそらく、メーカー毎に画質モード名が異なるためであろう。
DRモードとHXモードは、本製品と DIGA において互換性がありそうだが…
配信 (1) BDレコーダー DIGA DMR-BWT2100
本体アプリの「環境設定」-「配信」にて、 DTCP-IP サーバー機能をオンに変更する。
HDD録画番組の配信だけでなく、DTCP-IP クライアント(アプリ)が対応すれば、「(チューナー)ライブ配信や録画番組予約」も可能だ。
下記Ethernetネットワークには、11n ( 5GHz ) 対応の Wi-Fiルーター が接続されている。
Wi-Fi 接続ではないため、多少配信転送レートは有利かもしれない。
2015/08/17 01:50 以下のまとめを追加
DTCP-IP クライアント機能のまとめ
iPhone・iPad・Androidスマホ(タブレット)の4デバイスとも、以下の4つに対応。
(1) テレビ視聴(ライブ配信)
(2) 番組表
(3) (サーバー)HDD録画番組の視聴
(4) (番組表を利用した)録画予約
アプリの出来は、デバイスによる。
なお、DTCP-IP サーバーとなる Mac(Book) にてチューナー視聴やHDD録画番組再生を行っていると、同時実行不可のため上記のようなエラーメッセージか、「チューナーは他の端末で使用されています。」とのエラーメッセージが表示される。
DIGA ( DMR-BWT2100 ) は4年半前の製品のため、ライブ配信(チューナー視聴)には対応せず。
DRモードかHXモード録画であれば、40インチフルHD視聴でも実用上問題なし。
配信 (2) BDプレーヤー DMP-BDT110
こちらは DIGA よりは新しいため、ライブ配信(チューナー視聴)にも対応済み。
配信 (3) iPad Air (無印・64GB)
AppStoreから。Retina ディスプレイはフルHD以上の解像度を有するため、とても綺麗だ。
配信 (4) iPhone5S (32GB)
AppStoreから。4インチの iPhone5S でもそれなりに綺麗で、音量の大きさにびっくりした。
配信 (5) 7インチ Androidタブレット SH-06F
Googleプレイストアから。画像添付無しだが、Androidスマホ Galaxy Note3 SC-01F も動作した。
MacBook 12インチ 2015 にも本製品を接続してみた!
上記の USB-A アダプターを介して、本製品を接続した。
CPU使用率は30〜40%程度だが、それ以上にプロセッサー温度の方が心配だ。
MacBook 12インチ はファンレスのため、エアコンで風を当てているにも関わらず…
アプリ起動直後は25度であったが、最高83度まで上昇したのを確認した。
なお、プロセッサー温度は「Macs Fan Control」にてメニューバー表示している。
長時間続けばプロセッサー保護のため自動的に CPUクロックを下げるはずだが、本製品の使用はオススメできない。
冬なら、大丈夫かもしれない。
動作自体は問題なく、Retina ディスプレイの恩恵でパソコン用テレビとして画質は優秀だ。
下記5枚の画像は、1440 x 900 の最大スケーリング対応解像度のもの。
以降の画像は、本来の Retina 解像度 2304 x 1440 に切り替え後、フルHD (1920 x 1080 ) 程度の画面サイズでテレビ画面を表示してみたもの。
最後まで読んでいただき、感謝する。
コメントを頂けたら、嬉しい限りだ。
3波チューナーと、ハードウェアトランスコーダーは優秀!
ハードウェアトランスコーダーを利用して圧縮録画した際のサイズ目安!
録画画質のDRモードはいわゆる無圧縮で、本製品ではデータ放送等一部を取り除いたものとなる。
H.264(AVCREC)トランスコーダLSIを設計している「ソシオネクスト」社のハードウェアトランスコーダーを内蔵し、HDD録画時にDRモード録画だけでなくH.264圧縮録画が可能。
(HDDからBD / DVDへのディスク書き出し時、H.264再圧縮機能には現状対応していない)
DIGA と共通のHXモードは約2倍、HSモードは約4倍、HLモードは約8倍、HEモードは約15倍の圧縮録画に対応。
なお、同社は Panasonic VIERA / DIGA 向けのシステムLSI UniPhier 関連の設計にも携わっており、実際にBD書き出ししたものを DIGA を用いて再生したが画質はそれほど変わりはせずパソコン用としては優秀だ。
3波(地デジ・BS・CS)チューナーも感度も含め、パソコン用としては及第点を付ける。
21.5インチのフルHD(1920 x 1080)の液晶ディスプレィ、及び40インチのフルHDプラズマテレビでBD書き出ししたものをチェックしたが、DRモードとHXモードであれば大画面でも問題ない画質だ。
1点減点したのは、価格は安くないのに、ダブル(トリプル)チューナーではないシングルチューナー、かつHDを全く内蔵していないからだ。(チューナーではなく、レコーダーとなってしまうが…)
ハードウェアトランスコーダーを2つ(3つ)内蔵するのにコストが嵩むのであれば、裏録対応のため、チューナーだけでもダブル(トリプル)を望む。
逆に考えると、Mac「ながら見用テレビ」として割り切り、ハードウェアトランスコーダーを内蔵せずシングル(3波)チューナーのみで5千円ならヒットするような気がする。
Mac向けとしては国内初となる「DTCP-IPサーバー」機能はほぼ安定しており、中々良い出来だ。
サーバー機能のCPU消費率は Mac mini Late 2014 松モデル で約5%ほどであり、許容できる。
Androidタブレットから録画番組再生中、誤って サーバーの Mac mini を再起動してしまったが、再起動後に自動的に再接続され、続きから再生が再開された。
スイッチやボタンの無い、シンプルなデザイン!
Nexus5 とほぼ同サイズだが、厚みは倍以上ある!
デザインとして悪くはないが、中途半端なサイズと重さなのかもしれない。
USB mini-Bポート(USB2.0 Hihh-speed)、「地デジ・BS・CS混合のF型コネクタ」(ネジ留め式のF型接栓対応)、B-CASカード挿し込み口(キャッシュカードサイズのフルサイズ)の3つ以外に I/F が無いシンプルなデザインだ。
電源はUSBバスパワー(5V)で供給されるため、付属のUSBケーブルで Mac のUSB-Aポートと接続するだけでOK。
地デジ・BS (CS) が分波されている場合、混合器が必要!(通電は必要なし)
なお、ほとんどの分波器は混合器としても使用可。
地デジ入力とBS(CS)入力を混合して1本の入力ケーブルとし、アンテナケーブルに引きずられないようにしたとのことだが、本体が約110gしかなく(同軸)アンテナケーブルが長いと相変わらず引きずられるため、1点減点した。
iMac・Mac mini 向けなら、もっと重いほうがPIX-DT195本体が動かなくて便利かもしれない。
MacBook用途であれば、B-CASミニカードを採用して小型軽量化し、地デジ用のロッドアンテナ内蔵なら完璧だ。
間を取った製品なのかもしれない。
iPhone・iPad・Android・Windows・DTCP-IP対応機器に「ライブ・録画番組」配信が可能!
iPhone・iPad・Android(スマホ・タブレット)・DIGA・DTCP-IP対応BDプレイヤーにて録画番組の試聴を確認済みだが、Windows10からまだまともに視聴できず。
iPhone・iPad・Android(スマホ・タブレット)からは、テレビ試聴かつ録画予約も可能だ。
Mac と連動して動作する「チューナー兼レコーダー」としての基本機能は、最低限備えている。
アプリの安定性の問題で、最初に評価した3点から1点減点した。
今後対応して欲しい機能は、以下のとおり。
- BD/DVD書き出し時のH.264再圧縮機能
- 録画番組の(複数)連続再生機能
- 1日〜1週間ごとで、夜中等指定時間から1〜2時間ほどで Mac を自動電源オン/オフして番組表を蓄積する機能(シングルチューナーで、番組表を自動更新するための方法)
- あるいはサーバー機能を利用し、テレビ未視聴かつ録画番組非配信時に、番組表を自動更新
- 録画予約機能に加え、視聴予約機能を追加して欲しい。(2015/08/21 21:50追加)
シングルチューナーのため、実用性が犠牲となる!
(次期新製品での対応も含め)今後対応して欲しい点は、以下のとおり。
- ダブル(トリプル)チューナー搭載で、(複数番組の)裏録対応
- ダブル(トリプル)チューナーを利用し、(HDD録画時以外は)裏で番組表を蓄積
- 録画番組の(単一)配信時も、テレビ試聴対応
- BD/DVD書き出し時も、テレビ視聴対応
- 録画番組の複数同時配信対応、かつテレビ試聴対応
- BD書き出し機能だが、(BDドライブ内蔵)Windows7PC付属の「Corel WinDVD for TOSHIBA」でBDディスクを再生した所、映像は問題ないが DRモードを除き、音声が再生されず。 BDレコーダー DIGA では録画モードに問題なく音声も再生できているので、どちらが原因なのか判らない。
- 録画予約開始/終了時に気付かないので、「通知」を発行してくれたら便利だと思う。(2015/08/21 21:50追加)
ハードウェアは優秀だが、本体アプリの出来がイマイチだ!
ハードウェア部分は優秀であり、テレビ試聴の画質に関しては問題はない。
DTCP-IP サーバー部分のアプリの出来は悪くはないが、それ以外の本体アプリの出来、いわゆる応用部分のアプリの出来が良くないというか、明らかにテスト不足のように思える。
ハードウェアは悪くないので、本製品アプリの熟成次第だ。
デバッグ対応を含め全機能が安定するまで、本製品アプリのアップデート継続に期待する。
現状、アプリの出来が、一番品質を下げている。
だが、ピクセラの対応は早く 8/14日付けで [Ver.1.3.16] がリリース され、本製品版「StationTV」アプリがかなり安定してきた。
ZIGSOW さんからのメール情報によると、暫く「週1」でアップデートされるらしい。
2015/08/20 12:20 以下3行の不具合報告を追加
録画予約後に「StationTV」にてテレビを見ていたら、録画予約開始と共にカーソルがクルクル回り「StationTV」アプリが反応しなくなった。
アクティビティモニタからプロセスを強制終了することで対処したが、「更なる安定性の向上」に努めて欲しい。
なお、録画自体はサーバーアプリにて実行されているらしく、「StationTV」再実行後に確認したら録画は番組の最初から途切れなく行われていた。
なお、HPを確認する限り、Windows10対応は9月になるとのことで、それまではWindows8.1使用かつアプリのアップデートを行わないほうが良い。
それでも、「StasionTV Link」アプリと比べればまだアプリ動作が安定しているような気がする。
「StasionTV Link」アプリの安定性向上のためのアップデートも、併せてお願いしたい。
Mac 自動電源オン/オフにて自動番組録画できるように設定すると、電源オンの際パスワード入力なしで 自動ログイン できてしまうためセキュリティが問題だ。(たとえ、家族でも…)
せめて、当チューナーアプリが Mac を自動電源オンする場合を除き、パスワード入力必須にすべきだろう。
当レビューのため敢えて設定したが、手動で戻すのも面倒みたいなので、元の設定に戻す機能が付いていると嬉しい。
外部から侵入され勝手に電源オンされる可能性も ZERO ではないため、1週間位したら元の設定に戻す予定だ。
シングルチューナーで、HDD無しなら C/P は厳しい!
新製品でなければ、4〜6万円で 「ダブル(トリプル)チューナー・1TB-HDD付き」のBDレコーダーが購入できるため、シングルチューナー(ハードウェアトランスコーダー内蔵)であれば1万円が適正な価格のように思える。
BDレコーダーであれば、外付けBD / DVDドライブを購入する必要も無い。
ハードウェアトランスコーダー無しのシングルチューナーなら、5千円が適正か?
Windows用周辺機器と異なり、Mac用周辺機器の価格設定は高めではあるが…
約2.5Wの消費電力のため、ながら見なら電気代節約に貢献!
どのみち Mac 用ディスプレイの電源はオンのため、別途「テレビやディスプレイの電源をオン」するのに比べ電気代節約に貢献する。
パソコン周辺機器として、約2.5Wの消費電力、かつ熱が出ないのは素晴らしい。
熱が出ないということは、ハードウェアの故障率も低いはずだ。
サイズはじゃまにもならないが、約110gで軽すぎて(同軸)アンテナケーブルに引きずられないよう注意が必要。
アプリの出来を除き、無料で色々な端末から無線(有線)経由で、「ライブ配信・録画番組の配信・録画予約」が可能な点は評価できる。
ながら見テレビ試聴は、やはり便利だが…
とにかく、同時にできない機能が多すぎる。
Mac 上でのテレビ試聴を止めないと、「ライブ配信・録画番組の配信」時に最終的にエラーとなる。
HDD録画と BD / DVD 書き出しは同時に出来なくても良いが、BD / DVD 書き出し時にテレビ視聴が出来ないのは残念だ。
チューナーやハードウェアトランスコーダを複数搭載すれば、対応できるはず…
アプリ起動直後は、番組表の内容が表示されない不具合もある。
8/14日付け [Ver.1.3.16] リリース にて解消された。
画質は及第点だが、シングルチューナーで裏録ができないのが残念だ!
ハードウェアは優秀で、チューナーとハードウェアトランスコーダーはパソコン用としては何の不備も無く画質にも満足している。
本体アプリは近いうちに満足できるものがアップされると信じているので、継続的なアップデートをお願いする。
実際、少しずつではあるが、不具合は解消、もしくは改善されつつある!
当初と比べれば番組表更新は約2時間で終わるし、番組表表示も安定してきたなど…
アプリ全般で、更に安定性を向上すべきだ。
残りは、せっかく有する機能を同時に使えるようにして欲しい。
現状の価格据え置きなら、次期製品はせめてダブル「チューナー&ハードウェアトランスコーダ」内臓で裏録や自動番組更新に対応すべきだ。
既に iMac 5K モデルがあるため、4K対応もそろそろ行うべきかもしれない。
2015/08/17 12:25 以下コラム?を追加
「StationTV Link」から当製品内蔵「ハードウェアトランスコーダー」利用は可能か?
昼飯を食べながらふと思いついたのだが、「Mac向け DTCP-IPプレーヤーアプリ StationTV Link」から当製品内臓の「ハードウェアトランスコーダー」が利用できるようにはならないだろうか?
同時起動も可能で、当製品用アプリ「StationTV」と「StationTV Link」は共存可能だった。
「StationTV」アプリ未起動かつ DTCP-IP サーバー未配信時のみで良いので、「StationTV Link」から「ハードウェアトランスコーダー」を利用できれば、Mac の CPU消費率を下げられるような気がする。
素人の安易な発想なのだろうか?
一般的に、 CPU消費が高いソフトウェア・エンコーディング(トランスコーディング)処理をハードウェアの「GPUや専用LSI」で代替できれば、CPU消費率を抑えられるはずだ。
もしも、「アプリ」のアップデートのみで行けるのであれば、ピクセラさんにはぜひ挑戦していただきたい。
2015/08/17 23:40 以下1行を追加
「ハードウェアトランスコーダー」が圧縮録画のみの対応なら、ダメですね。
退会したユーザーさん
2015/08/17
世の中メーカーの宣伝だけに終始するレビューも多い中、逆に製品愛を感じました。
この手の商品は便利なようで逆に使うことに振り回されてしまったり、PCという不確定要素も含むため信頼性が低かったりするので私は懐疑的に見てますが、テレビやレコにない面白い使い方の発見みたいなのがあれば教えていただけますか?
また、iPadなどでチューナー視聴はできるのでしょうか?
Ataruchiさん
2015/08/17
他の2名の方の投稿記事と内容がダブるのと画像数が増えて重くなってしまったため、割愛して申し訳ありません。
分り易いよう、文字だけですが加筆しておきますね。
信頼性重視なら、4〜6万円程出してダブル(トリプル)チューナー付きのBDレコーダーを買った方が良いでしょうね。セキュリティも含めて。
1TB程度のHDD・BD(DVD)ドライブも内蔵してますしね…
ただし、メーカーは自社製品を売るため、マルチデバイス(クライアント)対応には消極的ですね…
ハードウェアトランスコーダーは内蔵されてはいるのですが、配信時に積極的には活用されていません。
今後は判りませんが…
DTCP-IP クライアント機能は録画番組の視聴配信と、テレビ番組の視聴配信の大まかに2種類があり、新しいデバイス(たぶん2〜3年以内)はテレビ番組の視聴配信にも対応してるはずです。
機能確認を念のため、4デバイスで行いました。
iPhone、iPad、Androidスマホ(タブレット)の4デバイスとも
(1) テレビ視聴
(2) 番組表
(3) HDD録画番組の視聴
(4) (番組表を利用した)録画予約
に一応は対応しています。
アプリの出来は、デバイスによるみたいですが…
Windows10に関してはまだまともに動作しないので、未検証です…
Retina 対応の iPad でのテレビ視聴は綺麗で、オススメですよ。
フルHD対応の7インチタブレットも、録画画素を活かせるので綺麗ですね。
ダブル(トリプル)チューナー仕様なら、欠点が無くなるので文句なく買いなのですが…
本製品のハードウェアトランスコーダーはとても優れているので、チューナー数分ハードウェアトランスコーダーを内蔵して貰えれば面白い製品になると思います。
ソフトウェアのみで行うと、多大に CPU を消費しますので…
iPhoneで番組表を確認し、少し離れた場所から録画予約がかけられるのは便利かもしれません。
自宅内で、Wi-Fiで電波が届く範囲内ですが…