レビューメディア「ジグソー」

業務用に匹敵する多機能Wifiルーター

Wifiルーター進化の歴史は、高機能・高性能化であったことは間違いない。

だが、その代償として「一般的なWifiルーターの倍以上も大きいため、設置場所を求める」商品が出始めたのは、ここ最近のことだ。

 

この代償を以ってしても、高性能化したいという市場要求が出始めたのは、やはりノートPCの普及もそうだが、スマートフォンやタブレットなどのWifi接続される機器の数が、依然と比べて大幅に増えたことが背景にある。

 

家族全員がスマートフォンを持てば、一般家庭なら3~4台が同時に繋ぎっぱなしになり、それら全てがストリーミング再生だの、ネットゲームだのといった「帯域をバカ食いする」処理を同時に始めてもおかしくない。

 

それに、スマートフォンもタブレットも、家中どこで使うか固定されていない上、そのWifi受信感度は、従来のノートPCなどと比較しても大幅に劣っている。

 

いつ、いかなるときも、どこであろうが、つながること。

Wifiルーターに求められる通信性能のハードルは、ここ数年で一気に上がってしまった訳だ。

 

そういう背景もあって、多少邪魔臭い大きさだろうが、高性能ならそれでOK、という製品が登場する余地が出てきたと言える。

 

NETGEAR R7500 Wifiルータ本体。某国のステルス機っぽいデザイン。

本製品は、そうした「高性能特化型」Wifiルーターでも最新の製品。
"Nighthawk"という商品名の通り、米国のステルス攻撃機F-117"Nighthawk"を彷彿とさせる、鋭角構成のデザインを持つ。

 

全長15センチ近い、非常に大きなフィン・アンテナが4本装着されており、非常に強力な通信性能がありそうだ。(実際にとんでもなく強力だったが)

 

 

 

大きさはこの通り、従来のルーターと比較してかなり大きい。業務用Wifiルーター並みだ。

右のONUの上に乗っているのが、今まで使っていた"WN-G300DGR"で、実はこのルーターも過去にプレミアムレビューで頂いたもの。

 

 

今回、通信性能を比較する対象でもある。

こちらのレビューでも書いたことだが、このWN-G300DGRは発売当時から電波強度が強く、通信安定性に優れると評判が良かった製品だ。

 

実際、ネットブック搭載の11n-Wifiで安定して100Mbpsを叩き出した実績がある。

こちらの性能比較は後項に譲るとして、外観について説明を続けよう。

 

 

左側面部には、USBポートが2つある。
USB3.0規格に対応しており、ストレージ接続時の性能ロスが生じない。
ここにUSBストレージを接続すると、ルーター側の機能でNASとして使うことが出来る。

そのほか、プリンターの接続にも対応し、この場合はルーターがプリントサーバとして機能する。
ここに接続したプリンターは、AirPrintなどのApple製品標準のWifiPrintに対応する。

 

右側面部には、恐らくルーター標準装備は史上初であろうeSATAポートがある。
ストレージ接続時は、USB同様にNASとして使う事が出来るが、メーカーの説明に拠れば「こちらのほうがより高速に動作する」とのこと。
こちらの速度差については、後項にて比較しているので参照してほしい。

 

 

 

背面部には、LANの接続口、ACアダプタ接続口、電源スイッチなどが並んでいる。
一番左に付いている小さいスイッチはLEDのON/OFFスイッチだ。

 

 

こちらはLEDスイッチを拡大した写真。すぐ左に、ルーターの設定リセットがある。
このスイッチをOFFにすると、電源LEDを除く全てのLEDインジゲータが消灯状態となる。

何故にこんなスイッチが必要かというと・・・・

 

LEDスイッチLEDスイッチ"OFF"

 

LEDスイッチ"ON"

 

このように、全てのLEDが点灯すると、明るさが簡易照明レベルだからだ。

居間に置いておくならまだしも、これが寝室設置だったりすると普通に睡眠の邪魔になるため、必要なとき以外はLEDインジゲータを切る事が出来るのである。

 

なお、この機能は外部スイッチだけでなく、ルーター内の設定でも切替が出来る。

こちらはスイッチに手が届きにくい、壁掛け設置時などに便利だ。

 

 

更新: 2015/01/11
使用感

高機能だけど、設定は簡単。

外観に続き、製品の設定関連や機能について。

本製品は、家庭用Wifiルーターとして必要な機能は、ほぼ全部入りだ。

また、一部の人にとっては「喉から手が出るほど欲しい」機能などもある。

 

こういう製品の場合、設定も割と難解になりがちなのであるが、本製品は割と初心者にも優しい。

プロバイダの接続設定資料と、付属のインストールガイドがあれば、マニュアルを読まない人以外なら大体自分で初期設定出来る。

 

 

まず、WPSによるWifi接続など、ルーターとの接続についてはWPSを使えば殆どの場合は困ることがないのでスッ飛ばす。

つーか、このへんすら理解出来ない場合は、素直に業者呼んで頼んだほうがいい。

たかだか一枚の「インストールガイド」すら読まない人は、自力でやるのは無理だと思う。

 

Wifi、もしくは有線で接続し、ブラウザを開くと強制的にこの画面が出る。(Windowsの場合)
このルーター、インターネットに繋がっていない場合、自分に繋がっているPCでブラウザを起動すると、自動的にルーター・ログオンへ誘導してくれるのだ。

 

殆どの場合はこのまま「次へ」を押し、

この画面が出たら、プロバイダから渡されている「ユーザー名(またはID)」と「パスワード」を入力し「次へ」を押せば、インターネットへの接続は完了する。

私がWifi環境から、インターネット接続設定完了までに要した時間は、10分程度だった。


なお、製品を購入した時期によっては、ファームウェアの自動更新が途中で要求される。
更新されるバージョンによっては、最初っからやり直しになるので、そうなった場合は更新完了後に再度やり直す。

ここで更新を後回しにしてもいいが、最初に済ませたほうが面倒がないだろう。
CATV回線の場合、このユーザー名入力画面すら出ずにインターネットに繋がることもある。

初心者の場合、まずこの「初期設定画面」にたどり着く辺りで躓いている事が多いわけだが、この強制表示のお陰で、一連の流れに迷いが無く、スタートアップガイドの通りに事が進む。
ただ、ファーム更新周りでの再接続(ブラウザを更新するだけなのだが、ファーム更新完了画面が出ない)が少しわかり難い。

ここで「ブラウザを一度閉じろ」という一文があれば、ガイドを読める人は殆どの場合自力で設定出来ると思う。

 

 

 

インターネット接続が終了すると、ルーターの設定モード"genie"へ自動誘導される。

ホーム画面からの操作は、左側のメニューからの選択式で、見た目の割にオーソドックスだ。
右側のイラスト入り表示は、ルーターの基本情報が一目でわかるようになっている。

なお、ペアレンタル・コントロールの設定はWeb版の"genie"からでなく、アプリ版のgenieを使う。

 

こちらが、アプリ版の"genie"画面。
Web版と同じように見えるが、左側の設定メニューの内容、右側の状態表示共に少しづつ異なる。

アプリ版のほうは、起動しているPC側をルーターにどう設定するか、という観点で設計されており、Web版のほうは、ルーター自体の設定をどうするか、という項目になっている。

 

 

 

ちなみに、Web版とアプリ版の双方で編集可能な設定の場合は、基本的にルーター側が優先。
こちらはWeb版の接続デバイス表示画面で、これらの設定はアプリ側でも実施出来るのだが、Web版の設定はアプリ版でも反映されるものの、その逆は反映されない。

ただ、その見た目はアプリ版のほうがかっこいい。
一度に表示できる機器数が8台までなので、それ以上繋いでいるときは右下のページ切替で残る機器も表示できる。

なお、この接続設定、アクセス制御機能があるので「なんか、見覚えの無い接続」があった場合に手動で切り離したり、接続する機器を既知のものだけに制限することも出来る。

いわゆるMACアドレスフィルタリングだが、有線・無線が明示的になっているので、わかり易い。

 

また、一部の人にとっては垂涎の機能がこれ。

ダイナミックDNSサービスを、NETGEARがドメインごと提供してくれるのだ。
この機能とポート転送を組み合わせれば、家の外からでも確実にWake-on-LANが使えたり、サーバーへのアクセスもドメインで行える。

これ、PCでホームクラウドを構築している人には、結構な朗報じゃなかろうか。

アカウントの取得も、この画面から入力するだけと非常に簡単で、お手軽にドメインの恩恵に預かることが出来る。
なお、必要情報の入力完了から、20秒くらい待たないと「登録」のグレーアウトが解除されないので、少しだけ待つ必要がある。

それらが終わったら、登録したメールアドレスに確認メールが届くので、そこで確認登録を行えばダイナミックDNSをルーターが実行してくれる。

 

初心者の壁の一つであるポート転送(俗に言う『ポートを開ける』設定のこと)についても、使いたいアプリやサービスを選び、使うPCのIPアドレスを打ち込むだけで、大概は上手くいく。
特殊なポートを開く(ソフト側でポート番号を変更できるものなど)場合は、下にある『カスタムサービスの追加』を押すと、従来通りの設定画面が開く。

 

このように、初心者は初心者なりに扱いやすく、そこそこ判ってる人が弄る場所も「高度な設定」という項目に一まとめにされており、どこに何があるかがわかり易いのも、本製品の特徴。

更新: 2015/01/11
R7500 の使用前後について PREMIUM REVIEW

必要な速度を、必要な場所へ提供してくれる

見た目からしてそうなのだが、とにかく本製品のウリは『遠くまで、強固に繋がる』ことにある。
ただ、これが一軒家ならともかくも、我が家はマンション。

今まで使っていたWN-G300DGRだって、それなりに電波が強力なWifiルーターだったわけで、果たしてどの程度の差が出るのか?

 

今回、テストのためにお出まし頂くのは、これまた以前にプレミアム・レビューで頂いた、

 

こいつと、Sony Xperia Z SO-02E の2台。
前者はLAN Speed Testを用いて、ルーターに有線接続されているストレージサーバーへのUL/DL速度を計測し、後者はドコモスピードテストにて、外部接続計測を3回づつ取得し、平均値を計測した。

 

つまりLavie-Tab/Xperia-Z、R7500/WN-G300共に、Wifi環境11n同士での計測になる。

11ac環境での接続があれば最も望ましいのだけども、手持ちの機器で11ac対応しているのが、X99のデスクトップPCのみ(しかも同じ部屋にルーターがある)なので、余り意味が無い。

 

ただ、このルーター「11nでも、相当に電波強度が凄い」ということだけは、はっきりした。

以下が、その結果である。

 

(数字の単位はMbps)

 

いやー・・・・まさか、5階下まで届くとか予想しませんよ、ええ(汗)

階段の位置がルーター設置場所の側に寄り、かつ窓よりであることを考慮しても、こりゃ凄いわ。

 

なお、WN-G300DGRは12F階段どころか玄関前(ドアは閉めてる)の段階でギリギリ電波を掴んでいるような状態で、掴んだときにどうにか計測したものなのだが、R7500の場合は08F階段においても、たとえギリギリだろうが一度電波を掴むと「動かなければ数分持つ」ことに驚いた。

 

まあ、正直ここまで飛ばなくてもOKなのであるが、スマホでも普通にマンション内で接続不能になる場所が無くなったので、リビングに設置していたエクステンダは撤去することにした。

 

電波強度に関しては、従来のWifiルーターとは次元が異なる性能を有していると言えるだろう。

なお、ルーターからWANとの間における速度はB-フレッツ契約とはいえVDSLなので、殆ど変化らしい変化は見られなかった。

 

一応、R7500(上の結果)のほうが、ほんの少しだけ速かったのだが、これは誤差レベルだろう。

更新: 2015/01/12
R7500 で家庭内サーバーを構築 PREMIUM REVIEW

NAS買うより簡単、しかも結構速い。

R7500には、eSATAとUSB3.0ポートが装備されている。
これにHDDやUSBメモリを繋ぐと、WifiやLANで接続出来るNASとして利用できる。

 

単に家庭内で利用するNASとして使うなら、WN-G300DGRにもNetUSBという機能があり、それを使えばWifi経由でHDDにアクセス出来るように出来たのだが、NetUSBは一度に接続可能な台数が一台で切替利用となる上に、速度は有線LANでもUSB1.1に劣るレベルだったため、ほぼリードオンリーでの利用が限界だった。

 

だが、R7500ではそうした制限は特に無い。

繋いだストレージに対し、同じネットワーク内にある機器は普通に同時アクセス出来る。

 

 

 

 

今回、本製品のNAS機能である"ReadySHARE"のテスト用に用意したのが、こちらの2点。
Logitec LHR-EGEU3Fと、WesternDigital WD40PURXだ。

 

LHR-EGEU3FはUSB3.0とeSATA、二通りの接続に対応するHDDケース。
ケース内温度を監視して、ファンで一定温度を保つ機能を有する。

WD40PURXは24時間連続稼動の監視カメラ向けHDDで、NAS向けを謳うREDシリーズを超える高耐久性がウリだ。

 

どちらも、常時通電しっぱなしとなるNASに向いた製品であり、速度の点では普通レベル。
LHR-EGEU3FはUSBとeSATAの双方で、有線LAN環境での速度差も併せて検証した。

 

 

 

んで、こちらの使用法だが、基本的に繋ぐだけだ。

冗談みたいな話であるが、普通にUSBにドライブを繋いだ時点で、ドライブ全体の共有は終了する。

アクセス制御を行う場合は、ここからフォルダ毎に設定を変更していく必要はあるが、単純にデータをPC間で共有するだけなら、特に何かする必要はない。

 

ルーター自体がNTFSフォーマットや、exFATなどのWindows系ファイルシステムに対応しているため、中にデータが入ったままのストレージを繋いでも全く問題ない。

一般的なNASのようにファイルシステムがLinux準拠に書き換えられ、WindowsPCで直接読めなくなるということもない。

 

非常にお手軽かつ簡便であり、機器を取り外す際もReadySHARE設定画面にある「USBデバイスの安全な取り外し」を押して、対象機器を選ぶだけだ。

 

 

 

R7500はストレージが接続されると、自動的にNASとして他のPCに対して認識するよう設定されるため、繋いだストレージに対してPC上からネットワーク・ドライブ設定をかけることも出来る。

 

一般的なNASの初期設定すら不要、しかもPC間でのファイル共有よりも簡単だ。

 

 

 

速度のほうも、中々に速い。
こちらはUSB3.0ポート・有線LAN接続時の数値だが、速度は一般的なPCファイル共有と大差なく、運用上のストレスを殆ど感じさせない。

 

 

 

こちらは、11acでの計測結果。
流石に有線LAN接続ほどの速度は出ないが、USB2.0より少し遅いくらいの速度であり、USB機器を繋ぐ手間を考慮すると、Wifiで十分という感じ。

 

また、ReadySHAREはLANだけでなく、WANからのアクセスも簡単に出来る・・・らしいのだが、HTTP経由でもFTP経由でも、スマホだとアクセスは出来るが中身が見えないという、良くわからん結果に終わった。

 

WindowsPCからのアクセスは、HTTP経由だと証明書期限切れが出るが可能、FTP接続は完璧だ。
アクセス制御はReadySHAREでの設定に準じるので、WANとLANでアクセスを変えるといったことは出来ないが、WindowsPCからのアクセスは非常に簡単に出来る。

なお、この機能を使う場合、まず「高度な設定」の中にある「ダイナミックDNS」でアカウントを取得した後、

 

 

 

こちらのチェックをONにして、設定を適用するだけで良い。
FTPのアドレスはその横に表示されるので、それをモバイルPCなどにブックマークしておけば、外部からでも簡単にReadySHARE接続したドライブにアクセス可能だ。

 

ただ、今のところ、本製品はR7000などで対応している"ReadySHARE クラウド"に対応していないため、Androidなどでのアクセスは別途FTPクライアントソフトなどを用意しないと難しい。
この辺り、自社で専用のFTPクライアントアプリなども用意すると、より初心者に優しいと思う。

 

また、R7500はDLNAサーバー機能がある。

接続したストレージ内のデータをDLNA対応機器で再生出来るほか、アプリ版のgenieがインストールされているPCをメディアサーバーとして含める事が可能で、PC内のデータもgenie経由で登録しておけば、全てR7500を通してDLNA再生の対象になる。

 

今回、SONYのBDプレイヤーであるBDP-S6200にてDLNA再生を検証してみたが、有線・無線共に全く引っかかりを感じることなく再生出来ることを確認した。

従来のルーターだと、早送り・巻き戻しの動作に支障が出ていたのだが、R7500に接続したストレージ、PC経由共に、PCで再生するのに近い快適さで動く。

 

ストレージからの再生では、ストレージ停止状態からだと再生開始までの待ち時間が10秒くらいかかるのが難点だが、この辺りは接続するHDDをWD-REDなどの即応起動タイプなどに変更すれば、改善出来ると思われる。

更新: 2015/01/12
R7500 のeSATAポート活用術 PREMIUM REVIEW

有線接続時のアクセス速度の更なる向上

本製品には、最近余り見掛けなくなったeSATAポートが付いている。

メーカー曰く「USB3.0接続より、更に速くなる」との事なのだが、USB3.0とeSATAは理論値こそeSATAが勝るものの、HDDの速度を考えるとそれほど速くなるとも思えない・・・。

 

まあ、何事も実践なので試してみることにした。

 

 

 

 

・・・あら、ホントに速いじゃん(笑)

USB3.0比較でだいたい20%程度、アクセスは高速化されるようだ。
なお、どちらのベンチも同じ機器を使い、接続方式を変えただけなので、明らかにeSATAで繋いだほうが速くなると断言して良いだろう。

 

なお、こちらもルーター設定画面の「USB機器の安全な取り外し」より、いつでも取り外すことが出来るし、ファイルシステムもNTFSのまま利用できる。

 

一般的にはeSATA接続機器は余り無いが、RAID5対応の大型HDDケースには結構多い。
RAID5対応NASはPCを買うより高いものも多いが、こうした製品とR7500を組み合わせることで、高い冗長性を持つNASを安価に構築出来る。

 

必要ないんじゃないかと思えるeSATAだが、プリンタやUSBメモリを繋いだりと汎用性の高いUSBポートを塞ぐことなく、NAS専用の高速ポートを設けたという点では、中々に使い手がある装備だ。

更新: 2015/01/11
総評

これ買っとけば、取り敢えず不足する機能はない。

ほんと、良く出来てます。

コレ買っとけば、最低でも五年は更新不要です。

 

明らかに、エンスー向け・・・ではあるのだが、設定が初心者でも簡単に出来るとか、エンスー向け機能も出来る限り簡単に使えるように工夫してあるとか、色々と「ユーザーのスキルに頼らない」ように気を使った製品だ、というのが全体に感じた印象。

 

今回レビューでは触れてないけど、VPN接続にもちゃんと対応しているので、利用するプロトコルによって不足が生じるような場面は、殆どの場合において無いはず。

 

CPUも高速で、基本機能であるルーターとしての処理性能と、電波強度の素晴らしさは特筆に価し、現状こいつに対抗可能な製品はASUSのアレくらいでしょう。

 

また、個人的にReadySHARE周りの機能がNASとして十分に使えるレベルに達しているのは、非常に好印象で、外部公開兼用のサブストレージとして、eSATAの検証のときにリンクしたRAID対応ケースを本気で買おうか検討中です。

 

唯一、欠点をあげるとすれば、やはりその図体の大きさ。
設置面積が非常に大きいので、出来ればデフォルトで壁掛け設置するためのアダプタとか、縦置きスタンドを用意してあると、なお良かったと思います。

 

 

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