レビューメディア「ジグソー」

モバイル環境で最適なWindowsタブレット

EveryPad Pro はヤマダ電機が販売するタブレットの EveryPad シリーズのプロフェッショナルモデルに位置する 8 インチのタブレットです。

OS には Windows 8.1 with Bing が採用され、なんといっても標準で LTE のデータ通信に対応した SIM フリーのスロットが備わっていることが最大の特徴となります。

SIM フリーのデバイスで使用することができる、LTE 対応のデータ専用の SIM カードを用意すると、すぐに高速なデータ通信をおこなうことができるようになります。

搭載されている OS は Microsoft から無料で提供が開始された Windows 8.1 with Bing の 32 ビット版です。

ドメイン参加や VHD ブートなど、企業向けの一部の機能が使用できないだけで、Windows 8.1 のすべての機能を使用することができます。

また、Microsoft Office Home & Business 2013 がプレインストールされているので、すぐに表計算やワープロ、プレゼンテーションなどのドキュメントを作成することができます。


EveryPad Pro by YAMADA のおもな製品仕様

CPU は Intel のタブレット向け Bay Trail-T Z3000 シリーズの Z3775D が搭載されています。

動作周波数は 1.49 GHz、4 コア 4 スレッドで動作し、さらにバースト時には 2.41 GHz で動作します。

OS やアプリケーションが快適に動作する CPU が搭載されていると思います。

メモリーは 2 GB で 64 GB のストレージが搭載されています。

10 ポイントタッチに対応した 8 インチ HD ディスプレイは、さまざまなタッチジェスチャで Windows を便利に使用することができます。

そのほかに、全面に 1.2 MP、背面に 5.0MP のカメラや最大 64 GB の容量をサポートするマイクロ SD カードリーダーが搭載され、写真や動画の撮影はもちろん、撮りためるためのストレージの拡張が簡単におこなえます。

ネットワークは、LET に対応した SIM スロット以外に、802.11 a/b/g/n に対応したワイヤレス通信とバージョン 4.0 に対応した Bluetooth 通信を利用することができます。

Bluetooth に対応した周辺機器を用意することで手軽にハードウェアの拡張をおこなうことができます。

バッテリーの容量は 4830 mAh、18 Whr で、バッテリーだけで最大 10 時間動作させることができます。

さっそく本体や同梱品の確認をしてみます。

EveyPad Pro を開封して同梱品などの確認をしてみます

ボディカラーはブラック
ボディカラーはブラックで全面はすっきりしたデザイン

背面に DELL と EveryPad Pro by YAMADA のロゴがデザインされている
背面に Dell と EveryPad Pro by YAMADA のロゴがデザインされている

製品には USB ポートが備わった AC アダプターと USB - micro USB ケーブルなどが添付されている
USB ポートが備わった AC アダプターと USB - micro USB ケーブルなどが同梱されている

マニュアルは案内に記載されているサイトからダウンロードする必要があります。

マニュアルはインターネットからダウンロードする
取扱い説明書はインターネットからダウンロードする

マニュアルには製品の概要やタッチパネルの使用方法、初期設定や SIM カードの設定の仕方などが記載されています。

URL : EveryPad Pro 取扱説明書ダウンロードサイト

パッケージには Dell のモデルナンバーが記載されていて、Venue 8 Pro model 5830 ということがわかります。

dell の 5000 シリーズ model 5830 の記載
Dell の 5000 シリーズ model 5830 の記載

プリインストールされている Microsoft Office は、同梱されているプロダクトキーを使用してアクティベートする必要があります。

プリインストールされている Office Home & Business 2013 のプロダクトキーが同梱されている
プリインストールされている Office Home & Business 2013 のプロダクトキーが同梱されている

発売記念として添付されていた製品
発売記念として添付されていた製品

ヤマダ電機製のタッチペン
ヤマダ電機製のタッチペン

発売記念で、ヤマダ電機が提供しているデータ通信サービスを利用することができる YAMADA SIM が添付されていました。

購入はヤマダ電機が運営するヤマダウェブコムなどからおこなうことができます。

URL : ヤマダウェブコム YAMADA SIM 購入 Web サイト

YAMADA SIM は MVNO の U-mobile のネットワークを使用して、docomo の Xi エリアや FOMA エリアに対応したモバイルデータ通信サービスを利用することができます。

申し込みは U-mobile の Web サイトからおこないます。

URL : U-mobile 申し込み Web サイト

データ通信用 SIM カードの YAMADA SIMデータ通信用 SIM カードの YAMADA SIM

封入されている SIM カードのサイズは EveryPad Pro に対応している microSIM です。

docomo のロゴが入った microSIM
封入されていたのは docomo の microSIM

そのほかに、EveryPad Pro 専用のディスプレイ保護フィルムが添付されていました。

EveryPad Pro 専用の保護フイルムも添付されていた
EveryPad Pro 専用の保護フイルムも添付されていた

そして、こちらは今回あわせて使用する OCN が提供する高速 LTE サービスのモバイル ONE を利用できる専用の SIM パッケージです。

docomo の Xi エリアと FOMA の両エリアに対応した高速 LTE 通信を利用することができるサービスです。

こちらの SIM もヤマダ電機から購入することが可能です。

URL : ヤマダウェブコム OCN モバイル ONE SIM パッケージ購入 Web サイト

OCN モバイル ONE のデータ通信専用の SIM パッケージ
OCN モバイル ONE のデータ通信専用の SIM パッケージ

1 日 70 MB まで使用でできて月々 900 円のプランから、通信速度は 500 Kbps と遅いけど使用することができる容量が月 7 GB までで 1,800 円のプランなどが用意されています。

パッケージの表示は古く現在は 1 日 70MB で 900 円からとなっている
パッケージの表示は古く現在は 1 日 70 MB で 900 円からとなっている

パッケージの内容
パッケージの内容

パッケージには、EveryPad Pro で使用することができる microSIM サイズの SIM が封入されています。

サービスを開始するには OCN の Web サイトからおこないます。

URL : OCN モバイル ONE データ通信専用 SIM ご利用の流れ


利用開始に必要な発信番号や端末製造番号が記載されています

それでは、EveryPad Pro の初期設定をおこなってみます。

Wi-Fi の設定と SIM の設定は後ほどおこない Windows 8.1 with Bing の初期設定などを進めます。

初期設定からスタート画面が表示されるまで

設定が完了するとスタート画面が表示されます。

EveryPad Pro に搭載される Windows 8.1 with Bing のスタート画面
EveryPad Pro に搭載される Windows 8.1 with Bing のスタート画面

あらためて、EveryPad Pro の各部を確認してみます。

本体を横にして各部の確認をします。

画面の左側に前面カメラなどが確認できます。

また、左側の側面には Windows ボタンやイヤホン端子が配置されています。

手前はステータスランプで1.2MPの全面カメラに照度センサーがある
手前はステータスランプで 1.2 MP(MT9M114)の全面カメラと照度センサーがある

Windows ボタンにイヤフォン端子
Windows ボタンにイヤホン端子

上部に micro USB ポートに電源ボタンと音量ボタンが配置されている
上部に micro USB ポートに電源ボタンと音量ボタンが配置されている

microSD カードリーダーと microSIM スロットのカバー
microSD カードリーダーと microSIM スロットのカバー

カバー内の micoroSD カードリーダーと microSIM スロット
カバー内の micoroSD カードリーダーと microSIM スロット

すっきりしたデザイン
全体的にすっきりしたデザイン

音量ボタンの左側にはマイクが配置されている

各ボタンのメタリックがワンポイントで引き締まった印象を与える
各ボタンのメタリックがワンポイントで引き締まった印象を与える

本体の裏側には凹凸の溝がデザインされていて、すべり止めの役目を果たしています。

また手になじみやすいやわらかい素材が使用されています。

5MP の背面カメラ
5.0 MP(OV5693)の背面カメラ

背面には DELL のロゴと EverPad Pro のロゴがデザインされている
背面には Dell のロゴと EverPad Pro のロゴがデザインされている

intel のロゴも背面にデザインされている
Intel のロゴも背面にデザインされている

右端にスピーカーが配置されている
画面の右端にスピーカーが配置されている

搭載されている OS は Windows 8.1 with Bing
搭載されている OS は Microsoft の Windows 8.1 with Bing

標準のスタート画面のデザイン
標準のスタート画面のデザイン

プリインストールされているアプリのタイル
プリインストールされているアプリのタイル

システムのプロパティ画面
システムのプロパティ画面

標準でインストールされているプログラムの一覧
標準でインストールされているプログラムの一覧

デバイスマネージャーで接続されているデバイスを確認してみました。

EveryPad Pro のデバイスマネージャー

BIOS の内容についても確認してみました。

BIOS 画面は本体の電源を切り、音量のダウンボタンを押しながら電源ボタンを押して電源を入れます。

Dell のロゴが表示されたら音量のダウンボタンを離すと画面が表示されます。

診断テストをおこないたい場合は、音量のアップボタンを使用します。 

EveryPad Pro の BIOS 画面

引き続き、システムの確認をしてみます。

ディスクの管理画面では、BitLocker で暗号済みの容量が 51.29 GB システム領域と 6.35 GB の回復パーティションが用意されていることがわかります。

ディスクの管理画面
ディスクの管理画面

Windows Update などを完了させたのちのディスクの空き領域は 45.2 GB でした。

使用することができるディスクはひとつ
使用することができるディスクはひとつ

初期設定を完了させたのちに Windows Update を実行させると、58 個の重要な更新プログラムと 1 個のオプションの更新プログラムが表示されました。

すべての更新プログラムを適用させたのちに、さらに 2 つの重要な更新プログラムの適用が求められます。(2014 年 12 月 4 日現在)

Windows Update を初めて実行させて表示された更新プログラムの一覧
Windows Update を初めて実行させて表示された更新プログラムの一覧

オプションに表示された更新プログラム
オプションに表示された更新プログラム

標準のスタート画面のデザイン
標準のスタート画面のデザイン

プレインストールされているアプリのタイル
プレインストールされているアプリのタイル

すべてのプログラムのアプリの一覧
すべてのプログラムのアプリの一覧

Windows ストアプリのヤマダ電機が提供するポータルサイトのヤマダ電機マルチSNSが標準でインストールされている
Windows ストアプリのヤマダ電機が提供するポータルサイトのヤマダ電機マルチSNSが標準でインストールされている

デスクトップアプリの一覧
デスクトップアプリの一覧

デバイスマネージャーで表示させたデバイスの一覧です。

カメラの画像処理をおこなう Intel Imaging Signal Processor 2400
カメラの画像処理をおこなう Intel Imaging Signal Processor 2400

搭載されるセンサーや SIM スロットなどが確認できる
搭載されるセンサーや SIM スロットなどが確認できる

内蔵されているカメラで風景を撮影してみました。

どちらの写真も、元の画像から 50 % 縮小しています。


5.0 MP の背面カメラで撮影した写真

1.2MP の前面カメラで撮影した写真
1.2 MP の前面カメラで撮影した写真 

そして最大の特徴のSIM フリーのスロットを使用して LTE 通信を使用してみます。

OCN のモバイル ONE サービス専用の microSIM
OCN のモバイル ONE サービス専用の microSIM

EveryPad Pro 本体の SIM スロットに SIM を挿入する
EveryPad Pro 本体の SIM スロットに SIM を挿入する

タスクトレイに表示されている Wi-Fi のアイコンをタップすると使用することができるネットワークの一覧が表示されます。

SIM フリーのスロットに装着した SIM のネットワークはモバイルブロードバンドに表示されます。

モバイルブロードバンドがオンになっていると、OCN モバイル ONE のサービスは docomo の Xi および FOMA のネットワークを利用するため、docomo のネットワークが表示されます。

すると docomo の LTE のネットワークが表示された
すると docomo の LTE のネットワークが表示された

見つかったネットワークをタップすると接続するために必要な設定が表示されます。

docomo LTE Xi データ通信の SIM を使用する場合は、あらかじめ用意された設定をプルダウンメニューに表示された一覧から選ぶだけで使用することができます。

docomo の SIM を使用する場合にはあらかじめ用意された設定を選択するだけ
docomo の SIM を使用する場合にはあらかじめ用意された設定を選択するだけ

OCN モバイル ONE の SIM などを使用する場合には、プルダウンメニューに表示されたカスタムを選択して接続するために必要な情報を入力して接続情報を設定する必要があります。

設定のカスタムで各種情報を設定する
カスタムで接続に必要な設定をおこなう

EveryPad Pro を持ち出して LTE 通信を使用してインターネット接続をおこなってみました。

接続には、手持ちの docomo Xi データ通信専用の SIM を使用してみました。

Xi サービスに接続するための APN の情報は標準で用意されているので選択するだけ
Xi データ通信を利用するための APN などの設定は標準で用意されているので一覧から選択するだけ

問題なく Xi サービスを利用することができた
問題なく Xi データ通信を利用することができた

docomo LTE Xi データ通信を使用したインターネット接続

Wi-Fi 通信と LTE 通信を利用シーンによって使い分けることができるので便利です。

これ一台をさっと持ち出せばよい手軽さが気持ちいいです。

引き続き、OCN モバイル ONE を使用したレビューをおこないます。

契約したプランは最大通信料が 500 Kbps で通信容量が 7 GB です。

バックアップなどの操作はスタート画面の My Dell からおこなうことができる
バックアップなどの操作はスタート画面の My Dell からおこなうことができる

出荷時の状態に戻すことができるリカバリメディアは[バックアップ]から作成する
出荷時の状態に戻すことができるリカバリメディアは[バックアップ]から作成する

バックアップ画面に表示された[リカバリメディアの作成]を選択する
バックアップ画面に表示された[リカバリメディアの作成]を選択する

今回は USB フラッシュドライブを使用してリカバリメディアを作成します。

事前に EveryPad Pro に USB フラッシュドライブを接続して準備を進めます。

回復領域が 6.35 GB の容量だったので 8 GB の容量の USB フラッシュドライブを用意しました。


[ブート可能バックアップ]の[ファクトリーバックアップ]を選択する

USB フラッシュメモリーの中にあるデータはすべて消去されてしまうので注意しましょう。


接続した USB フラッシュメモリーを選択してリカバリメディアを作成する


USB フラッシュメモリに書き込まれていく

リカバリメディアの作成には 21 分かかりました。

これで何か起きたときに工場出荷時の状態に復旧することができる準備が整いました。

自宅のノート PC などで作成したドキュメントや保存した写真などを EveryPad Pro で利用することができるように環境を整えてみたいと思います。

USB フラッシュメモリや SD カードなどを使用してファイルを共有することができますがデータを保存するために都度接続したり持ち運ぶことが面倒です。

そこで、インターネットに接続している環境で使用することができる、クラウド上にあるストレージの OneDrive を利用してシームレスなデータの共有の環境を整えることにします。

OneDrive を使用するにはマイクロソフトアカウントが必要になります。

事前にマイクロソフトアカウントを作成して準備を進めます。

URL : Microsoft アカウント

マイクロソフトアカウントを用意することで OneDrive のほかにも Web メールサービスの Outlook.com や OneDrive で Microsoft Office のドキュメントを編集することができるようになります。 

あわせて Windows 8.1 にサインインするアカウントとして使用することができるようになります。

マイクロソフトアカウントを取得したら、そのアカウントを使用して Windows 8.1 にサインインできるようにアカウントを追加します。

マイクロソフトアカウントを追加する方法は 2 通りあります。

マイクロソフトアカウントをWindows 8.1 ですでに作成してあるアカウントに関連づける方法と、新規に追加する方法です。

今回は Windows 8.1 に新規にマイクロソフトアカウントを新規に追加してみたいと思います。

アカウントを追加は管理者でサインインして[PC設定]→[アカウント]→[その他のアカウント]を選択して[他のアカウント管理]で[アカウントを追加する]を選択します。

取得したマイクロソフトアカウントを追加する
取得したマイクロソフトアカウントを追加するとそのアカウントで Windows 8.1 にサインインできるようになる

サインイン画面に追加したアカウントが表示された
サインイン画面に追加したアカウントが表示された

タブレットの場合ピクチャパスワードを使用すると便利
タブレットの場合ピクチャパスワードを使用すると便利

マイクロソフトアカウントを使用して Windows 8.1 にサインインすることで、さまざまなサービスを便利に利用することができるようになります。

標準でインストールされているカレンダーやピープルなどがマイクロソフトアカウントを使用して利用することができるようになる
標準でインストールされているカレンダーやピープルなどがマイクロソフトアカウントを使用して利用することができるようになる

そのほかのマイクロソフトアカウントや SNS サービスのアカウントを連携させてさらに便利に使うことができるようになる
そのほかのマイクロソフトアカウントや SNS サービスのアカウントを連携させてさらに便利に使うことができるようになる

マイクロソフトアカウントと OCN モバイル ONE の SIM を使用して OneDrive を利用してみました。

実際にいくつかのファイルを転送してスピードなどを体感してみました。

使用した SIM は今回あわせて利用する OCN モバイル ONE の LTE に対応した SIM
今回あわせて利用する OCN モバイル ONE の LTE に対応した SIM を使用してみた

契約したプランの回線速度を Web のサービスを使用して測定してみました。

いくつかの Web サイトで計測してみたがプランで使用することができる通信速度を満たしているようだ

Windows ストアアプリの OneDrive を使用していくつかのファイルをアップロードしてみました。

ファイルのアップロードやアップロードしたファイルの表示は非常にスムーズ

OneDrive を使用することで、自宅で作成したドキュメントや撮りためた写真などを EveryPad Pro で利用したり、EveryPad Pro からドキュメントなどのファイルを保存することでスムーズに自宅の PC で利用することができるようになりました。

ストレスなくファイルのアップロードやダウンロードがおこなえる環境は気持ちがよい
ストレスなくファイルのアップロードやダウンロードがおこなえる環境は気持ちがよい

ここで、OCN モバイル ONE の契約について調べてみます。

OCN モバイル ONE コースやオプションについて
OCN モバイル ONE コースやオプションについて

OCN モバイル ONE は、利用シーンにあったコースを選択してデータ通信をおこなうことができます。

毎日の使用頻度が多い場合におすすめな毎日通信容量がリセットされるコースや頻度は少ないけど利用するデータ容量が多い場合におすすめなひと月単位で通信容量がリセットされるコースなどがあります。

今回契約したコースは、容量をとにかく使いたいけど速度はとくに気にしないコースの 500 kbps です。

使用することができる容量は 7.0 GB / 月で、通信容量は月単位でリセットされるコースです。

500 kbps コース以外は、最大速度が 150 Mbps のデータ通信をおこなうことができます。

各コース、決められた通信容量をこえてしまうと通信速度が 200 kbps に切り替わり使用することができます。

コースは利用状況に応じて毎月 1 回変更することができます。

また、月 540 円で通信容量の追加をおこなうことができる容量追加オプションが用意されています。

3ヶ月の間繰り越し可能な 500MB の通信容量を追加することができます。

そのほかに、500 kbps コースの場合には容量追加オプションを契約することで通信速度が解除することができるターボ機能を使用することができるようになります。

ターボ機能を使用すると、通信速度が解除されて速度速度制限なしの最大通信速度が 150 Mbps のデータ通信をおこなうことができるようになります。

ただし、通信速度が解除された 150 Mbps のスピードは、容量追加オプションで追加された通信容量 500 MB にだけに利用することができます。

ターボ機能のオン・オフの設定は、OCN マイページもしくはスマートフォンで SIM を使用している場合はアプリでおこなうことができます。

また、容量追加オプションは最大 3.0 GB まで追加することができて、利用しなかった容量については 3 ヶ月繰り越すことができます。

解約したい場合は、会員ページの OCN マイページからおこないます。

OCN マイページではターボ機能のオン・オフや容量追加オプションの申し込みなどができる
OCN マイページでは利用状況や料金の確認のほかにターボ機能のオン・オフや容量追加オプションの申し込みなどができる

解約金などの費用は全くかからず、不要になった SIM を返却するだけです。

月割りなどはできないので、解約をした月の利用料金は支払う必要があります。

 

自宅で使用する場合などで外部のディスプレイを接続したい場合どうしたらよいかを確認してみました。

EveryPad Pro には、HDMI 端子など、外部のディスプレイに画面を表示させるための端子が備わっていません。

Windows 8.1 には Wi-Fi を使用してディスプレイに画面を表示させることができる Miracast という機能があります。

Miracast を使用するには、Wi-Fi アダプターが対応していることと、Miracast に対応したレシーバーが必要になります。

EveryPad Pro は Miracast に対応しているため、レシーバーを用意することでディスプレイに画面を表示することができます。

[C:\Windows\System32\dxdiag]を実行させると[DirectX 診断ツール]が起動する
[C:\Windows\System32\dxdiag.exe]を実行させると[DirectX 診断ツール]が起動する

Miracast に対応した WDDM 1.3 のドライバーが使用されている
Miracast に対応した WDDM 1.3 のドライバーが使用されている


[情報をすべて保存]で保存することができる[DxDiag.txt]に Miracast を対応していることが記載されていた

[Windows PowerShell]コマンドで Wi-Fi Direct がサポートされる NDIS 6.4 が使用されていることが確認できた
[Windows PowerShell]コマンドで Wi-Fi Direct がサポートされる NDIS 6.4 が使用されていることを確認できた

Miracast ではないですが、インターネット経由で遠方のテレビに PC の画面を表示することができる Tayori を使用して EveryPad Pro の画面を表示させてみました。

思ったようには表示されなかったが問題なく画面の表示をおこなうことができた

外出先に持ち出してもバッテリーの持ちが良いので LTE 通信をしながら使用しても 1 日十分に使用することができます。

自宅でも、Bluetooth に対応した周辺機器を用意したり、Windows 8.1 の Miracast を使用して大画面のディスプレイを用意することで、ノート PC のように使い勝手を簡単によくすることができます。

マイクロソフトアカウントを、いつも使用している PC と EveryPad Pro で共有することで、ファイルを OneDrive 経由で共有したり PC の設定を共有して使用することができるようになります。

ファイルのやり取りは LTE のデータ通信でスムーズにおこなうことができます。

いつも使用している Windows の環境を外出先など、どこでも使えることは便利ですね。

それと、標準で LTE に対応した SIM スロットが搭載されていて高速なインターネット接続の環境を持ち出せることは魅力的です。

実際に急にアプリのインストールが必要になり、あっという間にインストールとサービスを利用することができるようになったので感激しちゃいました。

また、多くの機器を持ち歩くことなくスマートに Windows とインターネットの環境を持ち出すことができます。

SIM スロットが搭載されていない場合には別途モバイルルーターを持ち出さなくてはならない
SIM スロットが搭載されていないと別途モバイルルーターを持ち出さなくてはならない

もう、手放すことができなくなっちゃいますね。

ここまで出来ると手放せなくなる
EveryPad Pro はモバイル環境ではとにかく便利ここまで出来ると手放せなくなる

 

EveryPad Pro で YouTube の Live Events のライブ配信をしてみました。

2 回おこない、1 回目は Wirecast for YouTube から キャンパスサイズを 480p(854×480)で配信して、2 回目は Google+ ハングアウト オンエアから配信してみました。

もちろん、搭載されている背面カメラ( 5.0 MP/OV5693)で撮影したものです。

リアルタイムで配信を閲覧してみましたが状況がわからなかったので、あとから録画された配信を確認してみましたが、どちらもスムーズに撮影されていました。

なかなか面白く参考になる検証をおこなうことができました。

EveryPad Proでライブイベントを配信をしてみる(ZIGSOW プレミアムレビュー)

EveryPad Proでライブイベントを配信をしてみる(Google+ ハングアウト オンエアを使用)(ZIGSOW プレミアムレビュー)

面白い使い方が思いつけば、いろんなシーンで楽しく使えるアイテムですね。

更新: 2014/12/05
あなたなりの SIM フリータブレット選び方指南 PREMIUM REVIEW

LTEに対応でサポートするバンドが多い

minroSIM スロットが標準で備わっているのは魅力的。

しかも、高速通信ができる LTE 通信に対応していることはポイントが高いです。

さらに、サポートしているバンドも多い。

国内のみならず、海外でも高速な LTE 通信を利用することができるのは頼もしい。

ドキュメントや写真、動画などをクラウドのストレージや SNS サービスなどにストレスなくすぐさまアップロードやダウンロードをすることができます。

別途、モバイルルーターを持ち運ばなくなるので持ち歩く荷物を減らすことができます。

Wi-Fi 通信と LTE 通信をシーンによって使い分けることができることは便利です。

また、大容量のバッテリーが搭載されているので、安心して外出先に持ち出すことができることも魅力のひとつです。

更新: 2014/12/05
EveryPad Proの魅力や活用術 PREMIUM REVIEW

自宅と外出先の垣根がなくなった

これ一台で、自宅内では Wi-Fi で、外出先では LTE で、どこにいても高速な回線を利用してインターネットを使用することができます。

場所を気にすることなくインターネット接続をいつでもおこなうことができるようになります。

クラウドストレージの Microsoft OneDrive などを利用すれば、自宅の PC で編集した Office などのドキュメントを持ち出した EveryPad Pro でシームレスに利用することができるようになります。

そのほかにも、OneDrive に写真や動画などのファイルを保存することで、さまざまなデバイスからアクセスすることができるようになります。

簡単に、家族や友人などと、楽しい思い出を共有することができるようになります。

更新: 2014/12/05
EveryPad Pro を一言で表すキャッチコピー PREMIUM REVIEW

ここまで出来ると手放すことができなくなる

ビジネスやプライベートなどでいつも使用している Windows の環境をどこでも利用することができるようになると楽しくなってきます。

LTE 通信と Wi-Fi 通信を使いこなすことができて、ドキュメントや撮りためた写真、動画をどこにいても簡単に楽しむことができ、Web の閲覧やメールの確認などもこれ一台でできてしまうなんて、これはうれしくてたまりません。

頼もしくなるタブレットです。

手帳のように毎日持ち歩きたくなるのは当然のこと、もう手放せなくなってしまいます。

更新: 2014/12/13
使用感

コンパクトで持ち運びが便利

使い慣れた Windows 8.1 の環境を手軽に持ち出すことができるのはうれしい。

コンパクトでシーンによって Wi-Fi や LTE などの高速通信を使い分けることができるので外出先などに便利に持ちだすことができます。

ストレージの容量が 64GB と多いのですが、足らなくなった場合には、microSD を使用したり、クラウドストレージに保存したりすることでストレージ容量を容易に増設することができます。

高速通信の LTE を利用した、ファイルのダウンロードやアップロードがでるので写真や動画などのファイルを取扱い易いと思います。

モバイルルーターやバッテリー容量も多く利用シーンによってはモバイルバッテリーなどを持ち出す必要がなくなるため、便利なモバイル環境を手に入れることができます。

気になった点は、自動的に接続するをオフにした状態で通信状況が悪いところで LTE 通信をおこなおうとすると、カスタムで設定していた APN などの情報が消えてしまい再度設定が必要になることがあります。これは Windows の使用だと思いますが、注意が必要です。

コメント (2)

  • supatinさん

    2015/01/01

    tomoさん、こんばんは
    明けましておめでとうございます
    本年も宜しくお願いいたします!
    (*・ω・)*_ _)ペコリ

    Windows搭載タブレットでSIMフリー素敵ですね♪
    (*´ω`*)
  • tomoさん

    2015/01/01

    SIM フリーの Windows タブレット、もっと機種が増えてほしいなぁ。
    と、思います。
    持ち出すのであれば、使い勝手が良いですね。
    今年もよろしくお願いいたします!

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