レビューメディア「ジグソー」

国内初!! LTE対応SIMカードスロット搭載 8インチWindowsタブレット

更新履歴

 

2016.08.04 「Windows 10 Anniversary Update実施」追加

2015.10.30 「Windows 10導入」「Windows 10でのモバイル接続状況」追記

2015.04.25 「総評」追記 YAMADA SIM解約について

2014.12.11 「総評」追記

2014.12.03 「総評」追記、更新履歴の月修正(10月→11月)

2014.11.26 「EveryPad Proの魅力や活用術」、「総評」追記

2014.11.24 「あなたなりの SIM フリータブレット選び方指南」追記

        「EveryPad Proの魅力や活用術」追記

2014.11.18 「EveryPad Proの魅力や活用術」○通信速度測定 追記、その他修正・追記

2014.11.17 公開

 


 

 

 今回レビューを行う「EveryPad Pro」はヤマダ電機とDellが共同開発した製品で、国内初※となるLTE対応SIMカードスロットを標準搭載した 8インチWindowsタブレットになります。


 ※2014年10月06日現在Dell調べ(販売ページより)

  10インチでは HP ElitePadシリーズが先に LTE対応しています【追記】

 

 3G回線対応の Windowsタブレットは Dellから「Venue 8 Pro」が発売されていますが、本品はこの「Venue 8 Pro」がベースになっているようで外見はほぼ一緒で背面の「EveryPad Pro」のロゴくらいしか違いが見つけられません。

 

 仕様を見ると「Venue 8 Pro」と比べ CPUとモバイル回線が強化されているくらいの違いのようです。

 

 執筆時現在 8インチWindowsタブレットで SIMスロットを標準搭載している端末は、他に Dellの「Venue 11 Pro」くらいしかなく、「EveryPad Pro」は高速モバイル回線(LTE)に単体で接続できる 8インチWindowsタブレットで唯一の選択肢になります。【修正】

 

 


○購入時の様子

 

 今回は出来れば購入手続き時の様子もレビューして欲しいとの事でしたので、最近この手のモノはネット通販ばかりだったのですが、店舗で購入してきました。

 

 11月8日現在「EveryPad Pro」のキャンペーンが行われており、「YAMADA SIMカード」「専用保護フィルム」「軽量タッチペン」「Windowsストア ギフトカード 2000円分が付いてきました(ヤマダウェブコム(ネット通販)では Windowsストアギフトは付いてこず、店頭でのみ数量限定で配っているようです)。

 おまけの「YAMADA SIMカード」はデータ通信用で SMS付・無を選べます(店舗により異なる可能性があります)。

 

 今回は「音声通話機能付のSIMカード」のLTE使い放題プランを使ってのレビューになりますので、別途「音声通話機能付のSIMカード」を欲しい旨伝えるとしばらく待たされた後、詳しい人に代わられました。

 その方は、最初 SMS機能対応のデータ通信用SIMカードを持ってきたのですが、それではなく音声通話機能付のSIMカードを所望すると怪訝そうな顔をしていました。

 

 まぁ、少し知っている人なら Windowsタブレットで音声通話機能付きのSIMで何をするんだ?と思う事でしょう。私もまだ何が出来るか分かっていません(^^;(そもそも、SMS機能も Windowsタブレットで使えるのか?)

 

 すると SIM販売についてはフロアが違うとの事で、「EveryPad Pro」とキャンペーン品一式持って販売員の方がそこまで案内してくれ、取り次いでくれました。

 

 しかし、「EveryPad Pro」に音声通話機能付きのSIMを使いたい旨伝えると、ここでも詳しい人に代わられました。

 

 基本的に Windowsでは音声通話機能付きは意味が無いが間違いないのかという確認と、音声通話機能付きのSIMの手続きのための交代のようです。

 

 音声通話機能付きのSIMの手続きは新たに携帯電話を開通するのと同じような手続きが必要との事で本人確認の為に免許証や保険証などが必要で、毎月の支払方法はクレジットカードのみとなっています。

 

 また、データ通信用SIMでは縛りは無いのですが、音声通話対応SIMは利用から 6ヶ月以内に解約してしまうと解約事務手数料が発生するので注意が必要です。

 

 開通には 30分から 2時間くらいかかるとの事で、先に「EveryPad Pro」の支払いを済ませ開通したら携帯電話に連絡を入れてもらうよう頼み、一旦店の外に出ました。

 

 途中だいぶはしょって書きましたが、音声通話対応SIMの購入が初めて(過去キャリア以外の SIMの購入はデータ通信用・ネット通販のみ)でしたので質問をしていたせいもあるのですが、「EveryPad Pro」のフロアでの対応のもたつき、レジの対応のもたつきもあり、ここまでで約1時間くらいかかっています。

 

 ただし「YAMADA SIMカード」をデータ通信用のモノを選んだ場合、料金プランなどの申し込みは Webサイトからとなっていますので、申し込み方法の簡単な説明だけでここまで手間取らずすぐに持ち帰る事が出来たようです。

 

 ※「YAMADA SIMカード」の販売方法は、”音声通話機能付き(SIMカード封入・無封入)”【修正】
                   (ヤマダウェブコムでは SIMカード無封入版のみ)、

  ”データ通信用・SMS付”/”データ通信用・SMS無”にそれぞれ”標準SIM"/"microSIM"/

  "nanoSIM"が封入されているパッケージで計 8種類販売されています。

  データプランの選択は音声通話機能付きは店頭で行なえばその日の内に開通できますが、

  ネットで購入した場合はパッケージが届いた後に、「利用開始手続きと本人確認が完了

  し次第SIMカードを発送いたします。発送までには申込み手続き完了の翌日から7日から

  10日前後の時間を要します」とあります。

  ”データ通信用SIM”の場合は、WEBサイトから料金プランを選択しすぐに使えるように

  なるようです。

 

 その後、約40分後に開通できたと連絡があり再度訪れると、「YAMADA SIMカード」の契約内容についてと通信速度について説明されました。

 

 今回の料金プランはLTE使い放題(契約上は7GB)ですが、短時間で大容量の通信量だった場合混雑時間帯に速度制限がかかるそうです。

 

 ※ Web上での料金プランは使い放題と表記されているのですが、店頭ではあくまで現在

  キャンペーンで行なっており、7GBプランに戻るかもしれないとの事でした。ただし、

  サービスを提供している U-mobileが LTE使い放題を行なっているので、そちらのプラ

  ンに準ずると思われます。

 

 普通の使い方では制限はほぼかかる事は無いとのことでしたが、レビューでどの位の速度が出るかも検証したいと思います。

 

 ちなみに「YAMADA SIMカード」は U-mobile(株式会社U-NEXT)のサービスで、NTTドコモのネットワークを利用しています。

 

 仕様上の通信速度は受信時最大 150Mbps/送信時最大 50Mbpsとなっています。今回は LTE使い放題なので関係ないですが、各プランの通信量を超過した場合に送受信最大 128kbpsに制限されます。

 

 以上の様な説明を受け、無事「EveryPad Pro」と「音声通話機能付 SIMカード」を受け取り店を後にしたのでした。

 

 SIMカードの販売方法に関しては、賛否両論あると思いますが、「YAMADA SIM」の様に SIMの種類分だけしかない方が購入時に迷わなくて良いですね。

 

 先に WIRELESS GATEのサービスの SIMをネット通販で購入した時は、更に料金プラン毎にパッケージが分かれていたので、探すのだけで大変でした。

 

 今回はレビューの条件が「音声通話機能付 SIMカード」の利用でしたので購入時に手間取りましたが、通常ならばキャンペーンでもらえる「データ通信用SIMカード」で十分ですので時間がかからず購入できるでしょう。

 

 また、当然「YAMADA SIMカード」以外の SIMの利用も可能ですし、SIMを使わずに利用する事も出来ます。もっとも、本品を購入するのに SIMを使わないという人はまずいないと思いますが。

 

 


○外 観

 

 続いて外観を見ていただきます。

 外箱は高級感はありませんがシンプルで好感が持てます。外箱に凝り過ぎて価格が上がるより良いです。

 テープで留められている封を切って箱を引き出すと、本体の上に「Office Home & Business 2013」のプロダクトキーが載っていました。

 

 本体の下には説明書類、USBケーブル、電源アダプターだけでシンプルな構成です。

 添付されている小冊子の説明書は SIMスロットの説明書のようですが、日本語の説明が無くよく分かりません。

 

 本体の取扱説明書はダウンロードして入手するようになっており、そちらに SIMの取付方法及び「YAMADA SIM」の設定方法が書かれているので、初めて SIMカードを使う人でも問題なく使う事が出来るでしょう。

 

 撮影前にオマケで貰った保護フィルムを貼ってしまいましたが、液晶面と縁の境は今まで使ってきたタブレットの中でも目立たない方です。

 

 右上に120万画素カメラが付いてます。

 

 背面には先に書いたように「EveryPad Pro」のロゴが入っています。

 

 上の方にあるカメラは 500万画素になります。

 

 上面にはマイク・イヤホン端子と Windowsボタンがあります。

 右側面には上から microUSB端子、電源ボタン、音量調節ボタン、SIMカードスロット、microSDカードスロットがあります。

 ゴムカバーを開けると上側に SIMカード、下側に microSDカードを挿せるようになっています。

 ゴムカバー分深めになっているので、ケースを付けた状態ではカードは挿し辛くなっているので、カードの抜き差しはケースを付けていない状態で行なった方が良いでしょう。

 

 反対側の側面には端子類は無く、下面にはサービスタグナンバーとスピーカーがあります。

 

 本体重量は保護フィルムと SIMカードが挿さった状態で 413gでした。

 サイズは 9mm × 130mm × 216mmとなっており、同じ8インチWindowsタブレットの ASUS VivoTab Note 8より若干小さくなっています。

 

下が EveryPad Pro
上が VivoTab Note 8、下が EveryPad Pro

下が EveryPad Pro
上が VivoTab Note 8、下が EveryPad Pro

 

 折角なので、 ASUS VivoTab Note 8と仕様の比較もしてみます。

 

 

 ASUS VivoTab Note 8は 2014年3月に 49,800円で購入しており、EveryPad Proは 59,164円でした。

 

 仕様を見る限りでは、EveryPad Proの方が CPUが高速になり SIMスロットが付いていますが、スピーカーがモノラルで GPSセンサーがありません。更に VivoTab Note 8にはワコムデジタイザが搭載されており、私が VivoTab Note 8を購入したのもこちらが目当てでした。

 

 デジタイザに関しては、Dellより発売されている圧力感知機能とホバー感知機能を搭載している Active Stylusを使用する事でカバーできそうですが、更に価格差が広がります。

 

 VivoTab Note 8は現在では実売 3万円台で売られており、CPU速度と SIMスロット搭載するだけで 2万円の価値を見いだせるかが購入のポイントになります。

 

 


○初期設定

 

 それではやっと電源の投入です。

 

 初期設定に関しては、Webからダウンロードできる取扱説明書が絵付きで詳しく書かれています。

 

 ※ http://Dell.jp/everypadpro (EveryPad Pro取扱説明書。PDFファイルです。)

 

 microsoftアカウントの取得方法まで記載されており、初心者でも分かり易いようになっています。

 

 私の家の環境では全ての端末に固定IPアドレスを振っているので、説明書にある「オンラインに接続」から先をスキップして、初期設定後に IPアドレスの割付けと microsoftアカウントの関連付けを行なっています。

 

   

 

 [この手順をスキップする]をタップするとアプリのインストール画面まで進み、スタート画面が表示されます。

 Windows 8以降、初期設定はほんと簡単になりましたが、うちの様に IPアドレスを固定で振っている場合はちょっと面倒になりました。

デスクトップ初期状態
デスクトップ初期状態

 

 

 


○スコア

 

 ここで、Windowsスコアとディスク速度を計測してみます。

 

 

 

 

 

 今回は VivoTab Note 8の時の計測に合わせ、デバイスの暗号化をオフに変更した値となっていますが、ほとんど一緒と言ってよい結果になりました。

 

 実際に操作していて、体感速度の違いを感じる事はほとんどありませんでした。

 

 SIMの設定に関しては「EveryPad Proの魅力や活用術」の項で説明します。

 

 ちなみに SIMカードを挿す前のアンテナマークをタップして出てくる[ネットワーク]の状態は以下の様になっています。

 

更新: 2014/11/24
あなたなりの SIM フリータブレット選び方指南 PREMIUM REVIEW

選択肢が増えてきたが、結局は今までと同じ選び方

 SIMフリータブレットというと少し前までは iPadか Androidタブレット位しか選択肢がありませんでしたが、Dellの「Venue 8 Pro」を始め各メーカーから 3G回線対応の SIMスロットを搭載した Windows機が出てきていました。

 

 8インチタブレットでは「EveryPad Pro」が国内初の LTE対応通信に対応した SIMスロットを搭載しましたが、10インチでは先に HPから発売されていたり 12月にもレノボから発売が予定されていたりと、今後 Windows機も LTE通信に対応した SIM搭載機種が増えてくることが予想できます(ノートPCまで含めれば更に増えます)。

 

 今回のテーマの「SIM フリータブレット選び方指南」という事で iPad、Androidタブレット、Windowsタブレットからの選択という事になると思うのですが、実際にタブレットを購入するのに OSを抜きにして購入検討する事はまず無いと思います。

 

 まず使いたいアプリケーションありきで OSを選択し、その次にどこのキャリア又は SIMを使いたいかで機種が絞られるでしょう。

 

 具体的にはタブレットで何をしたいかにより、OSが決まります

 

 Officeソフトをバリバリ使いたいならば、Windows機に一日の長があります。

 

 ブラウザやメールがメインになるならば、比較的価格の安い Androidタブレットがお奨めですが、これまでに iPhoneを使っていれば iOSアプリの資産があるでしょうから iPadを選んだ方が長い目で見ればお得になるかもしれません。

 

 とここまでは一般論ですが、私は今まで Macを使ったことが無くオフィスでもプライベートでもずっと Windows機ばかりを使ってきた身からすると、ブラウザやメールがメインの利用でも Windows機を使う事をお奨めしたい。

 

 特に Androidのブラウザ上で見られない(動作しない)WEBページが時々あり、イライラさせられることがあります。

 

 また、裏で作業しながらの操作に慣れているので、Androidや iPad等の 1画面 1アプリの切替式のマルチタスク利用では裏での作業が行えず(並行して動作するアプリもありますが)効率が悪いです。

 

 SIMフリーではありませんが、8インチのWindowsタブレットを購入してから Androidタブレットでは Androidでしか動作しないゲームしか使わなくなってしまいました。

 

 「SIMフリータブレットの選び方」のテーマではありますが、SIMフリーの Androidタブレットよりも、私の場合 SIMカードスロットを搭載していなくとも Windowsタブレットの方が魅力的で、それこそ SIMカードスロットを搭載している Windowsタブレットは正に「鬼に金棒」です。

 

 予算が許すならば、SIM フリータブレットを選ぶ時は Windows機を選べば後々後悔しなくて済むことでしょう。

(あくまで Wiindows機しか触った事が無い人への場合のお奨めです)

更新: 2014/11/26
EveryPad Proの魅力や活用術 PREMIUM REVIEW

SIMカードスロットを搭載した事により外での使い勝手が格段に良くなった

 「EveryPad Pro」の魅力は何と言っても LTE対応SIMカードスロットの標準搭載に尽きるでしょう。

 

 まずは、Windows 8.1での SIMカードの設定から見ていただきます。

 

 


○SIM設定

 

 「YAMADA SIM」を使った SIMカードの設定方法は、先に書いた通り EveryPad Pro取扱説明書に絵付きで詳しく書かれていますので、説明書の通り設定すればまず問題ないでしょう。

 

 ※ http://Dell.jp/everypadpro (EveryPad Pro取扱説明書。PDFファイルです。)

 

 流れとしては、

 

  1.SIMカードを挿す

  2.アンテナマークをタップし出てくる[ネットワーク]の[モバイルブロードバンド]
   に表示されている「JP DOCOMO(LTE)」をタップします

  3.「自動的に接続する」にチェックを入れ[接続]をタップします

  4.リストボタンに表示される[カスタム]を選択し、SIMカードに同梱の用紙に書いて
   ある設定を行います

 

 以上で、通常は[モバイルブロードバンド]が接続済みになり完了です。

 


Wi-Fiを明示的に”オフ”にしています

 

 モバイル接続されている時は、デスクトップ画面でタスクバーの通知領域にあるアンテナのマークが[モバイル ブロードバンド]と同じアイコンになります。

 

 

 

 今回は明示的に Wi-Fiを”オフ”にしてモバイル接続しましたが、[モバイル ブロードバンド]も[Wi-Fi]も”自動的に接続する”設定になっていますので、家でも外でもシームレスにインターネットに接続することが出来ます。

 

 


○通信速度測定

 

 自宅内で速度の計測を行なっても良いのですが LTEの電波状況が悪いので、喫茶店に入った時に計測してきました。

 

 そこの店内では au 4G LTE回線(DIGNO M)はアンテナが Fullで(4/4本)立っていたのですが、結局そこでもドコモ LTE回線(EveryPad Pro)は 3/5本しかアンテナは立っていなかったのですが.....

 

 計測に使用したサイト及び結果は以下の通りです。

 

  ・速度.jp スピードテスト 簡易版

 

 ドコモ LTE接続(アンテナ3/5本)14:45頃
        Down/Up
  1回目:9.53Mb/s / 4.14Mb/s
  2回目:3.91Mb/s / 6.66Mb/s
  3回目:3.25Mb/s / 6.23Mb/s

 

 時間が無く動画視聴は今回行いませんでしたが、WEBブラウズは家で行なっているのと大差ない感じで見る事が出来ました。

 

 ドコモ回線を利用した MVNOの SIM間でも転送速度が違うと聞いていましたが、とりあえずそこそこ速度は出ているようで安心しました。もっとも仕様上では「受信時最大 150Mbps/送信時最大 50Mbps」となっているのでもう少し速度は出て欲しいところですが。

  

 


○プリインストールアプリ

 

 「EveryPad Pro」には Office Home and Business 2013(日本語版)の他に Yamada Multi SNSYamada IP Phoneがプリインストールされています。

 

 Office Home and Business 2013(日本語版)はプロダクトキーカードが添付されておりライセンス認証するだけのはずなのですが、なぜか私の所では認証時にインストールプログラムが強制終了されてしまいインストールする事が出来ませんでした。

 ディスク高速化のためにデバイスの暗号化をオフにしていたので、そのせいかと思い再び暗号化したのですが結果は変わりませんでした。

 

 仕方が無いのでプロダクトキーカードと一緒に入っている説明書にあった再インストール(インターネットからのダウンロード)を行う事で無事インストールする事が出来ました。

 

 原因は分からずじまいで気持ち悪いのですが、Officeアプリがいらない人もいるでしょうから、最初からダウンロードしてくる方法をとってくれた方がありがたいです。

 

 また私の場合 Microsoft Accessを使いたいので、結局別途契約している Office 365のアカウントを使う必要があり、Officeが入っていないモデルを出してくれることを切に願います。

 

 Yamada Multi SNSは Windows 8アプリとなっており、スタート画面から起動します。

 

 

 ヤマダ電機が展開する様々なインターネットサービスの総称で、これらを普段よく使う人には一箇所にまとまって便利かもしれませんが、使う事は無さそうです。

 

 Yamada IP Phoneは名称の通り IP Phoneのサービスなのですが、デスクトップにあるアイコンを起動すると Yamada IP Phoneの WEBページが開きます。

 

 

 結局 Fushion IP Phoneのサービスの紹介で、[IPかんたんセットアップ]をタップすると、Fushion IP Phone SMARTの登録方法とアプリケーションのセットアップ方法が載っているページが開きます。

 

 固定回線にかけず指定の 050番号同士ならば月額無料で利用できるので、加入してみました。

 

 サービスの登録(加入)にはクレジットカードが必要になります。

 

 登録が完了したら、「Express Talk VoIP」(IP Phoneアプリ)をダウンロードしてきて、インストールします。

 

 

 

 アプリケーションが起動すると毎回ライセンスに関する確認ダイアログが現れ、非営利目的で利用する場合無料で利用する事が出来ます。

 

 

 

 

 利用には特定のポートを使用するので、Wi-Fi利用でルータ越えしなくてはならない環境ではルータの設定が必要になります。

 

 私は特に家の中で利用するつもりはなく、モバイル回線利用時のみ使ってみるつもりなのでこれで完了です。

 

 この間にかかってきた電話は無料で留守電話サービスに録音され、着信があった事を登録したメールアドレス宛てに通知が来ます。

 

 ちょうどスマホで利用している IP Phoneサービスの「LaLa Call」が無料通話対象だったのでかけてみたところ、音質は大分悪いもの(未調整時)の問題なく通話する事が出来ました。

 

 ファブレットの様に顔に近づけても良かったのですが、タブレットを机に置いたまま通話する事が出来ます。

 

 実際に利用するならマイク付きヘッドフォンを使うのが賢明でしょう。

 

 


○周辺機器接続

 

  本体の設定が完了しましたので、最低限バリバリ使うのにキーボードが欲しいところです。

 

 せっかくの小さい筐体なので、投影型のキーボードと一緒に持ち歩くのも面白いですね。

 

 これだと持ち歩きには便利ですが、実用性はほとんどないので見せびらかし用です(^^;

 

 実際は、入力し易い小型のキーボードと一緒に持ち歩きたいですね。

 

 どちらのキーボードを使用するにしてもスタンドがあった方が便利ですが、スタンドを別に持つと荷物になるので私はスタンド機能付きのカバーを本体に装着しています。

 

 

 このカバーならば横置き・縦置きに対応しているので使用するアプリによって使い易い向きに置く事が出来ます。

 

 もう一つのお奨めがヘッドフォンです。

 

 

 

 昔、音楽再生を前面に出した小型ノートPCがありましたが、「EveryPad Pro」なら電池容量も大きいので通勤や出張の新幹線の中など活躍してくれる事でしょう。

 

 またモバイル回線にも接続できるので、内蔵ディスクにデータを用意する事無く YOUTUBEやインターネットの音楽サービスを利用する事も可能です。

 

 あと、画面で操作は必要ですが、マイク付きのヘッドフォンですので IP Phone利用時に本体に話しかけるよりスマートに通話が可能です。

 

 キーボードとヘッドフォンは Bluetooth接続ですのでケーブルの煩わしさが無いのもうれしいところです。

 

 すっかり Windowsタブレットの活用術になっていますが、本来ならば更にモバイルルータを介したり Wi-Fiスポットへの切替え操作が伴うのですが、「EveryPad Pro」なのでこの少しの荷物・手間が無いのが小さいようで大きな魅力です。

 

 ここではあえてマウスに触れませんでしたが、タブレットなので画面タッチ操作で私は大体操作が済んでいます。

 

 しかしながら小さいボタンが並んでいるような所では誤操作(誤タッチ)はありますので、その様な時はスタイラスペンがお奨めです。

 

 

 ただし上記レビューでも書いていますが、折角の圧力感知機能搭載にも関わらずペンの離れるタイミングの認識がイマイチで文字を書くのにトメや払いがかなり難しいです。まぁ、それでもマウスで文字を書くよりは大分楽ですが。

 

 また、Chrome以外では今の所問題はないのですが、Chromeではクリックや右ボタン操作が一切反応しません。Chromeを使いたい時は手で操作するか、マウスを用意するほかなさそうです。

更新: 2014/11/18
EveryPad Pro を一言で表すキャッチコピー PREMIUM REVIEW

最もモバイルに適しているWindows端末

 


 

 今まで軽量化されたノートPCやタブレットが出る度、よりモバイルに向いている機種が出てきた気になっていましたが、Windows端末では肝心のインターネット接続は Wi-Fi頼みでした。

 

 外出時は町の Wi-Fiスポットやモバイルルーター等経由して接続する必要があり、私の様に固定IPアドレスを振っている場合、毎回 Windows端末の IPアドレスを変更する必要があります。

 

 まずどのアクセスポイントに接続するか明示的に接続し、IPアドレス切替アプリを使い Wi-Fiアダプタを DHCPモードに切り替えていました。

 

 家に帰ってきたら家のアクセスポイントに接続し、IPアドレス切替アプリで固定の IPアドレスを設定します。

(Wi-Fi同士なのでよく使うアクセスポイントの接続は自動接続設定でなんとかなる部分はありますが、IPアドレスの切替えは自動では行えません)

 

 Windowsでは当たり前の操作でしたが、Android端末を使うようになりシームレスにインターネット接続する状況が当たり前になってくると、Windowsでの切り替え操作が大変面倒に感じるようになっていました。

 

 それが「EveryPad Pro」では Android端末同様、家庭内LANから高速モバイル回線にシームレスにインターネット接続できるようになり、やっと真のモバイルWindows端末が出てきたと言えるでしょう。

 

 ただ惜しむらくは、まだ Windows端末に標準で SIMカードスロットを搭載している機種が少ないので、音声通話機能への対応が遅れています。

 

 試しに端末に電話をかけてみると「おかけになった端末は現在音声によるご利用が出来ません」とアナウンスが流れます。

 

 ショートメッセージを送ってみると送信でエラーになることはありませんが、端末では何の反応もありません。きっと、サーバにメッセージが溜まっている状況なのでしょう。

 

 タブレット以上のサイズの Windows端末で音声通話したい場面は少ないかもしれませんが、最近ではウェブサービスやアプリを使う際にSMSで認証する場面が増えてきましたので、SMSくらい対応して欲しいものですね。

(スロットに搭載したSIMのSMS機能を使えないか調べてみたのですが見つける事が出来ず、現状SMS機能は使えないと結論付けましたが、もし正規の方法で使用出来る方法がありましたらご容赦ください。また方法を知っている方がおりましたらコメントをいただければと思います。)

更新: 2015/04/25
総評

SIMカード搭載以外の特色も欲しかった


 

 一番の特色である高速な LTE対応SIMカードスロットを搭載する事により、場所を意識する事無くモバイル通信とWi-Fi通信の切れ目なくインターネット接続が出来るのは頭で想像するより遥かに便利でした。

 

 しかしながら本体のスペックを見ると、他の Windowsタブレットと比べてもSIMカードスロットを搭載しているくらいしか特色がありません。

 

 それこそ ASUS VivoTab Notes 8に比べて CPUは高速になっているものの、GPSセンサー、ステレオスピーカー、ワコムデジタイザーの点で劣っています。

 

 価格面で他の Windowsタブレットに比べ、実売で 1万~2万円くらい高くなってしまうのは大きなマイナス点です。

 

 更にモバイル環境を整えるには別途 SIM代金の他、月額利用料もかかるのでそれだけの価格差に見合うだけ外でも利用する方でないと勿体ないです。

 

 お奨めのユーザーとしては、現在モバイルルーターで Windowsを利用している人なんかは良さそうです。

 

 標準でテザリングの機能があるので、他の機器を繋げたい時でも問題ないでしょう。

 

 ただ、Android機と比べると上の画面にたどり着くまでの操作が多いのもなんとかして欲しいところです。

 

 ちなみに操作としては、チャームを開き、[PC 設定の変更]-[ネットワーク]-[接続]まで開き、表示されている[JP DOCOMO]をタップする事で開きます。

 

 そして、「接続の共有」を”オン”にする事で最大 10台まで接続する事が出来ます。

 

 とにかく、Windowsタブレット機としてはさして特色があるとは言い難く、LTE対応SIMカードスロットを搭載に価値を見いだせるかで大きく評価の分かれる端末でしょう。

 

 まずはファーストインプレッションということで、購入から外観、SIMの設定まで見ていただきましたが、残りのレビュー課題及び 今後気付いた点等を随時追記していきます。

 

 


◎スクリーンキーボード

 

 スクリーンキーボードを使っていて困ったのが、フルキーボードタイプが日本語対応になっていない事でした。

 

 今まで VivoTab Note 8では対応されていただけに残念です。

 

 

 かな入力をしている人には致命的かもしれません。

 

 私はローマ字入力なのでかなが無い方が見易いのは良かったのですが、[全角/半角]の切替えキーが無く困ってしまいました。

 

 右下のボタンで切替えられるスモールキーボードには切替えキーが付いているので、そちらを使うか一旦切り替えた後フルキーボード表示に切り替えています。

 

 

 

  ※英語配列キーボードで日本語入力するには[ALT]+[~](チルダ)を押下すれば

   切替りますが、EveryPad Proでも同様の操作が行えますので、最近は専らフルキー

   ボードで入力するようになりました。

 

 


◎au回線網は使えるか?

 

 添付してくる「YAMADA SIM」は NTTドコモの回線網を利用しており、現在 MVNOではほとんどが NTTドコモの回線網を利用しています。

 

 では au回線では使えないのでしょうか?

 

 モバイルブロードバンドの仕様としては以下の様になっています。

 

   Dell Wireless DW5810e 4G LTE モバイルブロードバンド
   LTE バンド帯 1~5、8、13、18、19、20
   WCDMA Band 1、2、4、5、8
   2G 850/900/1800/1900

 

 調べてみると auの 4G LTE回線は LTEバンド帯の 18バンド帯を使っているそうで、仕様上は問題なさそうです。

 

 ということで、現在契約している au回線利用の「mineo」の SIMを挿してみました。

 

 

 nanoSIMを利用しているのでアダプターを使いました。

 

 

 チャームのネットワークを見てみたところ、しっかり認識しているようです。

 

 しかしながら、「YAMADA SIM」の時と同じように[au(LTE)]をタップし接続しようとしても、カスタム項目は現れず設定を行えません。

 

 どうやら Windows 8アプリの「au利用設定」を使うようです。

 

 こちらの「接続先を設定する」をタップし表示される

 APN一覧から設定を行います。デフォルト以外に 4つ APNを設定できるようで、試しに「1」に設定してみます。

 しかし「mineo」から教わっている設定情報を入れても「使用できない文字列が含まれています。」とエラーではじかれてしまいます。

 

 どうも MVNO各社と各キャリア間での取り決め次第のようで、「mineo」に Windows対応を問い合わせてみたところ未定だそうです。

 

 確かに現状の Windowsでの利用状況から考えると採算は合わないでしょうから当分対応しそうにないですね。

 

 結果として「mineo」では繋げませんでしたが、仕様上やアンテナ表示状況からもキャリアで契約している auのSIMならば利用出来そうですが、メーカーやキャリアからの保証は全くありませんので試してみたい方は自己責任でお願いします

 

 


◎microSDカードスロットの速度

 

 EveryPad Pro用に microSDカードを購入するのにどの程度の速度の microSDカードを買えば良いでしょうか?

 

 今回容量の事は置いておき、EveryPad Pro用に下記のモノを購入しました。

 

 

 別途デスクトップ機に USB 3.0で繋いだカードリーダでは、ほぼパッケージ通りの 45MB/s弱の速度が出ています。

 

 こいつを EveryPad Proのカードスロットに挿して計測してみました。

 

 

 残念ながら半分くらいの速度しか出ないようです。

 試しにもっと高速なカードで計測しても、最高値はほぼ変わりませんでした。

 

 実は VivoTab Note 8で計測してもほぼ一緒で、8インチクラスの Windowsタブレットでは高速なモノを使っているのはないんですかね。

 

 メインの容量が少ないので、メモリカードの速度が高速な方がありがたいのですけどね。

 

 ということで、本品だけで使うなら速度だけ見れば 30MB/sの microSDで十分です。

 

 後は信頼性等を考えて、メーカーで選ぶと良いでしょう。

 

 


 

◎Office 365

 

 仕事で使うべく Office 365をインストールしてみました。

 

 プリインストールで Wordと Excelが入っていますが、Accessを使っているのと個人環境のクラウドと分けるため OneDrive for Businessを使うためです。

 

 折角  Office Home and Business 2013が入っているのにもったいないですが、プリインストールされているPCだけでしか使えないのでしょうがありません。

 

 とにかくインストールしてみると、プリインストール時のような事は無く Officeは問題なくインストールが行なえました。

 

 続いて OneDrive for Businessをインストールし同期しようとすると、初めての同期なのでアカウント認証ダイアログが表示されます。

 

 とここでまたしても問題が発生しました。

 

 IDは問題なく通り(入力したアドレスがサーバにあるか確認しているようである)続いてパスワード入力のダイアログが表示されるのですが、カーソルが枠に入るも文字を一切受け付けません

 

 スクリーンキーボードが悪いのかと思い、Bluetooth接続したキーボードで入力しても一緒です。

 

 この状態でメモ帳などを開いてみると文字入力は行えます。

 

 再起動などしても状況が変わらず、同期を諦め直接クラウドのファイルを編集することにしました。

 

 Officeアプリケーションからファイルにアクセスしようとすると、先ほどと同じ?ダイアログが表示されましたがこちらでは問題なくパスワードの入力は行えました。

 

 ここで認証が行えたのだからと OneDrive for Businessを起動してみると、予想通り同期が行えるようになりました。

 

 ということで、現在は通常通り Office 365及び OneDrive for Businessは使えるようになったのですが、どうも microsoft製品と相性が良くないですね(私のところだけかもしれませんが)。

 

 Windows 8.1 with Bingはデフォルト検索エンジンが Bing以外普通の Windows 8.1と変わらないと言われていますが、こちらが怪しいのかとかいろいろ勘ぐってしまいますが、どうなんでしょうね。

 

 他の PC(Windows 7 Professional 64bit、Microsoft Windows 7 Home Premium 64bit、Microsoft Windows 8.1 32bit)では、一度もこんな事は発生していないんですけどね。

 

 とりあえず、出先で編集したデータが帰ってきて家の PCで確認すると OneDrive for Businessのローカルファイルはしっかり更新されており、ネットワークを意識する事無く Windows機が使える事が当たり前になってきました。

 

 これで他の Windows機を外で使うと面倒くさく感じそうです(^^;

 

 


 

◎YAMADA SIM解約について

 

 今回利用するにあたって「音声通話機能付 SIMカード」を利用しているので、6ヶ月縛りがある事を書きました。

 

 使ってすぐに本品で音声通話機能付きの SIMカードは無駄な事は分かりましたので、6ヶ月満了を直前に控え解約ついて運営会社である U-mobileに問い合わせてみました。

 

 通話プランでの説明書きには「本サービスの最低利用期間は6ヶ月です。」とありますが、「解約時には日割り計算はされない」との記述があり、どのタイミングで解約すれば良いのかです。

 

 すると、ちょっと納得のいかない回答をいただきました。

 

 今回解約するには 7か月目に入った時点で解約する事で、解約事務手数料が発生しなくなるので、そこで解約手続きをするようにという事でした。

 

 これだと、7ヶ月目の利用料金は支払わなくてはなりません。ただし、日割り計算はされないので 7ヶ月目末日までは使えるとの事でしたが、この7ヶ月目の利用料金を支払いたくないので聞いたのに納得がいきません。

 

 説明書きを読む限り 6ヶ月分の利用料金を納めれば解約事務手数料を払わないで済むと読めますが、実際は解約事務手数料を払わないで解約するには 7ヶ月分の利用料金を払わなくてはなりません

 

 この点についてメールで 2往復したのですが、繰り返し解約事務手数料を払わなくて済むタイミングだけを回答してくるので、通話プランにある説明書きでは 7ヶ月目の料金は払わないで解約出来るように取れるので退会時の説明書きや Q&Aにでもしっかり書いて下さいとお願いし問い合わせを終えました。

 

 本件はあくまで「音声通話機能付 SIMカード」についてであり、データ通信用SIMには縛りはありませんので任意なタイミングで解約できます。

 

 注意しなくてはならないのは解約時には SIMカードを送り返さなくてはなりませんので、SIMカードを加工したり紛失しないようにしましょう。

 

 返送できないと損害金2,000円(税抜)が発生します。

 

更新: 2015/10/30

Windows 10導入

 VivoTab Note 8であっさり Windows 10へアップデート出来、利用しているアプリケーションでも問題は発生していないので、EveryPad Proも Windows 10化する事にしました。

 

 気になるのは SIMスロット搭載の違いですが、EveryPad Proを Windows 10にアップデート出来たという書き込みがあったので大丈夫だったのでしょう。

 

 ところが、いざアップデートしようとしても、Windows10の公開から 一ヶ月半近く経っていたのに通知領域に表示されるはずの[Window 10を入手する]アプリが全く現れません。

 

 仕方が無いので、microsoftから isoイメージをダウンロードしてきて、USBメモリからアップデートする方法を試みました。

 

 表示される画面を次へ次へと進めていき、再起動から立ち上がってきたら Windows 10の画面が拝めるだろうという段階に来て、エラーが表示され止まってしまいました。

 

 エラーコード「0xC1900101 - 0x40017」と BOOTに失敗した旨表示され、先に進もうとすると再起動がかかり元の Windows 8の環境に戻ってしまいました。

 

 今回 Windows 10アップデートの前には、Windows Updateを全て最新にしてあります。

 

 アップデートに失敗する時は、接続している USB機器があったら外すとか LANから外したらうまくいったなどの情報があったので試してみたのですが、やっぱり同じところで止まります。

 

 ここで、2,3日つまっていたのですが、いま一度環境を見直しアップデート時によく問題になるウィルススキャンアプリをアンインストールしてみたら、今度はあっさり Windows 10にアップデート出来ました

 

 

 他の PCでウィルススキャンアプリが問題でアップデート出来なかった時は、もっと前の段階でエラーが出ていたのでスルーしていましたが、その時にエラーが表示されたのは通知領域に表示される[Window 10を入手する]アプリからのアップデートからでした。

 

 

 [Window 10を入手する]アプリが最初から現れてくれていれば、こんなに手こずる事は無かったのに...

 

 とりあえず、今後 Windows 10にアップデートする時は Windows Updateを最新にするだけでなく、ウィルススキャンアプリをアンインストールした上で行なう事にします。

更新: 2015/10/30

Windows 10でのモバイル接続状況

 とこれで終わればまだ良かったのですが、久しぶりにモバイル接続を試みると、「ネットワークが見つかりません」旨表示され接続出来なくなってしまいました。

 

 Windows 10アップデート後に何度かモバイル接続が出来ていたのは確認していたので、SIMが壊れたかと思い他の MVNOの SIMに挿し替え接続を試みましたが、状況は変わりません。

 

 ネットで調べてみると同様の問題が 9月半ば頃から発生しているようで、ドコモ網を使っていると接続できないが au網(mineo)を使用すると接続できているようです。

 

 ※Microsoftコミュニティ|Windows10におけるapn設定(LTE通信不可)

 

 ドコモ網で接続するには上記コミュニティを参考にし、Dellから最新のbios(A12)及び対応のWirelessドライバ(http://www.dell.com/support/home/jp/ja/19/Drivers/DriversDetails?driverId=K63H6)を落としてきて適応させる事でモバイル接続が出来るようになりました。

 

 

 ただし、上記を当てると逆に au網を利用したモバイル接続が出来なくなってしまうそうなので、注意が必要です。

 

 現在(2015.10.30時点)はまだ対応途中といった状況ですので、今後双方に対応したファームウェアが出てくると思われますが、上記コミュニティから目が離せません。

更新: 2016/08/04

Windows 10 Anniversary Update実施

 Windows 10 Anniversary Updateを本端末でも実施してみました。

 

 Windows Updateでの更新を待てなかったので、Microsoftのサイトからツールをダウンロードしてしてきてアップデートを行ないました。

 

 ※https://support.microsoft.com/ja-jp/help/12387/windows-10-update-history?ocid=update_setting_client

 上記サイトより「Anniversary Updateを入手する」をクリックしてダウンロードしてきたファイルを実行し、画面に従って進めれば完了します。

 

のはずだったのですが....

 

 かなり時間をかけダウンロード及び更新の後、PCの再起動のタイミングで起動時に表示される DELLのロゴマークのまま PCが起動されません

 

 Anniversary Update実施前に、Windows Updateの更新で 1つ重要な更新があったのですが無視したのがいけなかったのかと Windows Updateの更新を行なってみたのですが、同様に PC再起動時固まってしまいます。

 

 どうやらいつの頃からか再起動(アップデート時のみ?)で固まる様になっていたようです....

 

 どうしようか悩んでいたところ、Dellのサイトで新しい bios(A14)が出ていること知り、biosをアップデートしてみる事にしました。

 

 本端末の biosアップデートは簡単で、Windows上からファイルを実行するだけです。

 更に WEBサイトから自動的に必要なドライバを検出してくれるようになっていたようで、早速試してみました。

 

製品サポート | Dell日本(Venue 5830 Pro用)

 上記サイトにアクセスし「ドライバおよびダウンロード」より[ドライバの検出]をクリックし、画面の指示に従っていくと、2つのアップデートが見つかりました。

 

 本来ならアップデート自体も WEBサイトから行えるのですが、なぜかエラーになってしまったので画面に表示されていたリンクよりファイルをダウンロードし、手動で biosのアップデートを行ないました

 

 システム情報よりバージョンを確認すると、しっかり「A14」になっています。

 

 

 この状態で Windowsの再起動を行なっても普通に起動してきます。
 (biosアップデート前に、通常時に再起動できるのかどうか確認し忘れたので、
  これでアップデート時に再起動できるのかどうか判断できませんが)

 

 また、ドライバアップデートで見つかったもう一つのアップデートが手動でもインストールする事が出来ず不安が残りますが、

 

 

とりあえず biosはアップデートできたので、これで Windows 10 Anniversary Updateを試すしかありません。

 

 再度アップデートツールを実施しダウンロード及び更新の後、無事再起動され再起動後の更新も行なわれました。
 夜に作業を行っており画面表示は 10%くらいしか進んでいない状態で、トータルで 2時間近くかかっていたのでそのまま放ったらかしておいたところ、朝には Windows10のログイン画面が表示されていました。

 

 

 いろいろ確認してみたところ心配だったモバイル接続も問題なく使えています。

 ちなみに今年の1月から「0 SIM」で運用しており

外で Windowsを使いたい時には、Wi-Fiルーターやスマホのテザリング等必要なく単体で利用できるので、Every Pad Proは何かと重宝してます(必要度は少ないですが(^^; )。

 

 biosのアップデートは動作に問題が無ければ極力行いたく無く、他の PCではほとんど行った事が無いのですが、本端末では 2回目の biosアップデートです。

 

 Windows上からファイルを実行するだけなんて、ほんと手軽になったものです。

コメント (14)

  • toshi_wanganさん

    2014/11/17

    ファーストインプレッション、お疲れ様ですm(_ _)m
    初期の頃からタブレット向きとされているWindows8.1を
    タブレットで使ったことが無いおいらには、
    興味のある機種のレビュー内容です(^^)
    引き続き、レビューを楽しみにしております。
  • atsuo@tokyoさん

    2014/11/17

    > toshi_wanganさん

    Windowsタブレットは性能的には似たスペックが多いなか各メーカー特色を出していますが、「EveryPad Pro」は LTE対応SIMスロット搭載し外でインターネット接続したい人にはかなり気になる機種かと思います。

    テザリング出来る端末やモバイルルーターを持っている人には、多少の手間と価格差が合うかどうかで大分評価が変わるでしょうね。

    本日やっと外出先で使用したのですがいつも家で使う時同様、電源入れただけですぐに作業に入れるのはやっぱり便利です(^^
  • jakeさん

    2014/11/18

    結局、通話契約はどうなるんでしょうね?
    せっかく面倒な手続きまでして通話もできる契約にしたのなら、いっぺんくらいは使ってみたいですよね。

    まあ、「通話SIMは無駄だからデータSIMを買うべし」という情報も重要ではありますよね。
    家電量販店でもあれこれと売ってますから、選ぶときの基準になりますし。
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