今回はI-O DATA USB3.0/2.0対応Gセンサー搭載耐衝撃ポータブルハードディスク白500GB
(HDPD-AUT500W)のレビューです。
張り切ってやってみたいと思います。
まずはじめに
内容物の確認です。・・・↑平仮名?(笑)
発送のご案内(IOデータ様の封筒に入っていました。)と本体が内蔵された梱包×1個です。
外箱の裏はこんな感じです。
外箱の上面はこんな感じで、製品名のシールにしっかりと非売品の文字が・・・って白く塗りつぶしてしまいました。(^^ゞ
さて、本体の梱包を開けて中身を取り出します。
梱包の緩衝材は段ポールを立体的に組み合わせて本体を固定して周囲への折り込みで観賞を吸収する様にして発泡スチロール等の分別が必要な緩衝材は使用されておりません。
※ とってもエコです。・・・地球環境にも配慮してる!
内容物はセットアップガイド2種(Windows用とMac用)、必ずお読みください、本体(HDPD-AUT500W),USB3ケーブル2種(約30cmと約80cm)以上の6点でした。
本体の外観をチェック!!
こちらがA面・・・このHDPD-AUT500Wは表裏(A面/B面)でPCでの認識が異なる機構を採用しているユニークな製品です。・・・実はこれこそが、Gセンサーの恩恵なんですよ。(^^ゞ
※ 番外編で本当の恩恵って何か明らかにされました。・・・番外編もどうぞ!!
こちらはB面(いわゆる裏)ですね
コネクター部分は
あれ?写真が小さい・・・すみません、切り抜きをドジった様です。(^^ゞ
では、気を取り直して・・・
接続するとすかさず・・・
認識するんですよ・・・では、実際に認識がA面とB面で異なるか確認してみます。
次に
しっかりと認識できました。
それでは、このHDPD-AUT500Wの最大の特徴であるGセンサーの動作について検証してみましょう。・・・動画で確認できますか・・・
※ 検証に際し、Gセンサーの感度はデフォルトの状態です。
何故かしら手が強調される動画に成ってしまっていますが、しっかりと確認できます。
指で弾くとLEDがオレンジ色に変化し、すぐに青色に戻ります。
最後に、落下テスト・・・の代わりに上から下げてみると…赤のLEDが点灯し、PCの認識が外れてしまいました。
しっかりと、HDDの電源が落ちたんですね。
※ この試験は、工場出荷時の感度等でやりました。
では、このHDPD-AUT500WのHDDとしての性能を少し見ておきましょう
お決まりのクリスタルディスクマークの結果です。
まずはランダムデータです。
512kB以下は書き込み速度が読み出し速度を上回っています。
次はALL0データです。こちらも同じ様な傾向ですね。
次はALL1データです。こちらも同じ傾向です。
使用されているHDDドライブ自体書き込みが得意って感じでしょうか?
ここまで使用したメインPCのスペックは次の通りです。
メーカー:自分で組み立てました。
CPU:Intel®Core i7-3770(レビューで頂きました。)
M/B:Intel®DQ77MK(レビューで頂きました。)
メモリ:A-DATA DDR3 PC-10600(1333MHz)4GB×4枚(16GB)
SSD:Intel®520(SCW120A3)シリーズ120GB(レビューで頂きました。)
HDD:WestanDegital(WD20EARX-00PASB0)2TB
OS:Windows7Pro(64bit)
ケース:GIGABYTE
電源:650W
でした。
この後は、実際に持ち運んで使用した感じをレビューします。
※ この先は、後々アップしていきます。
さて、このHDPD-AUT500Wは実際にリュックサックに入れて持ち歩くことになるので、その重さは重要な要素なので少々確認してみました。
手で持った感じがとても軽かったので、ちょっと最近購入したAQUOS PHONE Xx203SHと比較してみました。
本体のみでは180g程度です。・・・実はこの重さ
AQUOS PHONE Xx203SHとほぼ同じです。・・・軽いわけです。
実際には、USB3.0ケーブルと一緒に持ち歩きますので、併せて測定してみると
丁度、200gです。
これなら、持ち歩くにも気にする重さではありませんね。
今度は、実際に使用するVostro3500に接続して速度計測をしてみました。
残念ながらVostro3500にはUSB2.0しかありませんので、速度はあまり期待できませんが
流石に1/3程度ですね。取りあえず500MBも測定しましたので・・・あまり変化は無いですね。
ただ、気になると言えば4k以下の書き込みで速度低下が大きい感じがします。
次は、実際にPCと一緒に社内を持ち歩く感じを・・・っとその前にDVDに入りきらない大きなファイルを自宅から持ち出してみる事にします。
まずは、こんな感じで3時間近い動画を編集(簡単につなげただけ)してHDPD-AUT500Wに出力します。
出力画面は
出力に2時間も掛ってしまいました。(^^ゞ・・・これはPCの性能に寄るところですが。
出来あがったものを会社でVostro3500に接続してみてみます。
・・・感動です。息子のホームランシーンを何度も同僚と見てました。(^^ゞ
って折角のHDPD-AUT500Wが・・・机のところだと、制約が多くて難しいです。(^^ゞ
実際の携帯はこんな風に袋に入れて更に大きな袋に入れ、リュックの中に入れています。
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総 評
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このHDPD-AUT500Wの売りとなっている耐衝撃性能は非常に優秀であると感じました。
実際の運用では、感度調整はデフォルトでも何ら不便を感じることなく使用する事が出来ました。少々高感度な感じはしますが、大切なデータを入れると考えれば、納得できるレベルだと思います。
あと、もうひとつはUSB3.0搭載と言う部分です。今回、大きなファイル(10GB)の書き込みを行いましたが約1分程度と非常に速いと感じました。・・・USB2.0が旧式と思えてしまう部分でしょうか。
今回のレビューを通して、このHDPD-AUT500Wはお仕事で使用するにも、趣味で動画や写真を詰め込んで持ち歩くにも最適なサイズ(容量・大きさ・重さ)なんだと感じました。
本当に、活用できそうです。
最後まで、お読み頂きありがとうございました。m(__)m
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番 外 編
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さて、ここからは番外編、事務局様からの許可も頂きましたので、数名の皆様が期待されている分解に移りたいと思います。・・・あくまでも自己責任です。(^^ゞ
まず、上の六角ネジをレンチで外します。(2本)
そうするとコネクタ側が少しだけ開きます。・・・めちゃくちゃ硬いので少々ドキドキです。
ただ、材質がプラスチックですから、決して急激に力を掛けない様に、ジワリジワリと力を掛けて開きます。
有る程度開いたら、先にHDDを取り出した方が簡単かも知れないです。
両サイドに引っかかりがあるので、意外と外れません・・・私は小さなマイナスドライバで傷つけない様に細心の注意を払いながら、開きました。・・・右の写真のように3分割で分かれます。
この際に、HDDに取り付けられたゴムブッシュをなくさない様に注意してください。
このHDPD-AUT500Wの中身には少々驚きですね・・・何と言っても、緩衝材がマウント部のゴムリング以外は使用されていないところにはびっくりでした。
おそらくは、電源OFF時の耐衝撃は少し柔らかめのプラケースに衝撃吸収を任せているのではないかと思われますが・・・すごいエコな感じがします。
一番最後に外す、後ろの部分は非常に厳しいです。力を入れすぎて折損する事が無い様に注意してください。
当たり前かもしれませんが、普通のサムソンさんの2.5インチHDDでした。(^^ゞ
おそらくはこちらがこのHDPD-AUT500Wの心臓部Gセンサーだと思います。それともの部分は何となく違う気がしますが・・・もしかするとこちらでもZ軸でも感知しているのかも知れません。
さぁ中身を拝見しましたので、手の指紋等はIPAで拭きとり元のように閉めます。やはり逆順で後ろをしっかりと閉めてから側面・・・正面の順です。
四方が綺麗に閉まっている事を確認して六角ネジをレンチで締めます。・・・もちろん締めすぎるとプラスチックに埋め込まれたネジ座が壊れますので、その辺りは適当に・・・
閉め終わると完成です。・・・・・お疲れ様でした。
・・・・おっと、動作試験は必ずやってくださいね。
それから、老婆心かもしれませんが、基板等に触れる際には必ず静電気除去をしてから触ってください。・・・この時期はあまり問題にならないと思いますが、冬場はご注意ください。
番外編も見て頂きありがとうございました。m(__)m
ナンチャンさん
2013/06/15
思わず、動画に見入ってしまいました。投げなかったんですね(^^ゞ
れいんさん
2013/06/16
早くレビューの続きを書きたい
タコシーさん
2013/06/16
衝撃吸収メカが知りたいですね...
CLWさん
2013/06/16
いゃ~意外と高感度だったので助かりました。(^^ゞ
これで感度が低かったらもっと過激な事をやっていたかも知れません。(笑)
CLWさん
2013/06/16
頑張ってください。
先にどんな記事が待っているか少し楽しみです。(*^_^*)
CLWさん
2013/06/16
簡単にはばらせないですね。
ヘキサレンチが必要です。・・・普通の奴なんで何とかなりそうですが
レビューが完了したら一度バラしてみたいと思います。(笑)
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2013/06/16
誰か、挑戦してくれないかなぁ~
残りのレビュー楽しみにしときますネ♪
CLWさん
2013/06/16
マジで20cmくらいですが、落としている方がいらっしゃいました。
意外とGセンサーの感度が良いので、落下しなくても動作が停止しますから、中々いいものだと思います。(^^ゞ
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2013/06/16
私の予定してた実験のいくつかが公開されてて、期待値以上のモノが見れました^^
みっちゃんさん
2013/06/18
感度がいいので、落下まではしなくても大丈夫でしたねw
Gセンサーの仕組みを見てみたいですね~
CLWさん
2013/06/18
本当に感度が良くて助かりました。(^^ゞ
一番、最後に分解してみますよ。(笑)
aquasky7さん
2013/06/20
やはりただの外付けHDDではありませんね!
CLWさん
2013/06/20
あの基板こそがミソなんですよねきっと・・・(笑)
notokenさん
2013/06/20
加速度センサーといえば、こんなのが有名ですね。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01425/
kilifさん
2013/06/20
加速度センサーでショックを受ける前にHDDを停止させる仕組みなのでしょうね。
機能だけじゃなく発光部分などデザインもすごくかっこいいですね。
CLWさん
2013/06/20
おっ秋月ですね、昔弊社で作っていたインマルサットのアンテナ装置には大きなジャイロセンサーが搭載されていましたっけ・・・(^^ゞ
CLWさん
2013/06/20
見て頂きありがとうございます。m(__)m
青いLEDと言うところが◎ですよ・・・やっぱり日本人には青黄赤の信号色は結構受け入れられやすいんだと思います。(^^ゞ
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2013/06/21
いろいろとお疲れ様です。
思った以上に緩衝剤が少なかったけど、それであの性能が出せることに驚きました。
CLWさん
2013/06/21
本当にそうです。
それだけ、Gセンサーの恩恵があると言うことなんですね。
使用していないときの耐衝撃は少々柔らかめのプラケースが衝撃を吸収してくれるとの考えなのかなぁと思います。
しばさん
2013/06/21
どうせならストーンと落としてほしかったなぁ…それで完全チェックディスクで無事余裕でしたb、みたいな。(←
CLWさん
2013/06/21
ありがとうございます。
流石に、分解してみた感じだとマジで落とすのは少々怖いですね。(笑)
Schrödingers Katzeさん
2013/06/21
もちっとよく見える大きな写真ほしかった…。
あと、色弱なのもあってか、縁取りなしで黄色の文字は画像に埋もれてるです。
…せっかく分解したのなら、HDDを生で接続したときにどんな構成になっているのか知りたかったのです。
仮想ドライブもどこかに確保されているはずでして。
容量クリップして隠しているのか、別パーティションになっているだけなのか。とか。
多くは変換基板のほうで振舞うようになってるのでしょうけど。
しかし、サムソンドライブまだあるんですな。2.5インチも事業売り払っちゃってましたよね?
CLWさん
2013/06/21
何せ早朝の会社でやったので、流石にそこまでは出来ませんでした。
写真は大きなものも有りますが・・・こちらがメインになっちゃうとやっぱりマズイですよね。(笑)
ご意見ありがとうございました。m(__)m
今後ともよろしくお願いします。\(^o^)/