レビューメディア「ジグソー」

Gセンサーのインターフェースが公開されると更に楽しみが増えると期待したいです

他の方のレビュー公開があまりにも素早くて内心焦っていて、

一時、編集中なのに間違って公開してしまいました。

途中をご覧になった方はご容赦ください。。

 


では、早速レビューを開始します。


まずはパッケージの確認です。 

「Gセンサー(3軸加速度センサー)搭載」などの興味をそそる言葉が並んでいます。


 

 

「非売品」のシールが貼ってありました。 

 

 

 

中身はこんな感じです。

長さの違うケーブルが2本もあるのは太っ腹ですね。


 

 

USB3.0のコネクタ部分。

 

 

 

ケーブル側の端子はこのようになっています。

伝える信号がUSB2.0と比べて増えたことが形となって表れていると思います。

 

 

 



当機はPCに接続する際の本体の面の位置によって、容量の一部を仮想ドライブとして

使い分けができます。 

面を切り替える際はいったんハードディスクをPCから取り外す必要があります。
添付ソフトはB面の仮想CD-ROMに格納されています。

 

 

A面(Gセンサーロゴ面)を上にしてPCにつないでエクスプローラで見ると、

本体:Gドライブ以外に仮想DVD-RW が見えます。

 

 

B面を上にしてつなぐと、本体以外に、仮想CD-ROM が見えます。

 

 

 

 


 

 【USB3.0とUSB2.0でのデータ転送速度比較】


所有するLet's NoteにはUSB3.0×2、USB2.0×1がついているので、
それぞれにつないでデータ転送速度を試してみました。

 

USB3.0のうち1つはPCが起動していなくても通電可能なポートになっていますが、
3.0同志だと当然ながら転送速度は同じような結果となりました。 

それに比べるとUSB2.0は1/3~1/4程度といったところでした。

 

USB3.0(常時通電あり)での検証結果

 

 

 

 

  USB3.0(常時通電なし)での検証結果

 

 

 

 

 USB2.0での検証結果

 

 

 

 



 

 

 【他のポータブルHDDとの比較】


ポータブルHDDとしては以下も所有しているので、いろいろと比較してみます。

 

HDPS-U320はUSB2.0で動作。
ケーブルは1本(30cm、USBミニBコネクタ)のみ付属しています。
約82(W)×131.5(D)×20.4(H)mm(本体のみ)
約170g(本体のみ)

HDPD-AUT500W
USB 3.0ケーブル(30cm/80cm)各1本

約84(W)×120(D)×19(H)mm(本体のみ)
約180g(本体のみ)

 

サイズ的には、幅や厚さはほとんど同じですが、長さが少し短くなりました。
全体的にコンパクトになったのはうれしい限りです。

 

 

 

重さは仕様上は10g多いことになっていますが、手に持った感じは
見た目が小さいためか、むしろHDPD-AUT500Wのほうが

軽いような印象を受けます。
ただしケーブルはUSB2.0と比べて結構太くなりました。

 

 

 

ちなみに、USB2.0で動作するHDPS-U320をUSB3.0につなげると
USB2.0につなげるのと比べて若干ですが速いという結果が得られました。
USB2.0で動作するのだからどちらも変わらないはずと思っていたのですが、
この結果を信じて今後はできるだけUSB3.0につなげたいと思います。(^^;)

 

 

HDPS-U320をUSB2.0につなげた結果

 

 

 

HDPS-U320をUSB3.0につなげた結果

 

 


 

【添付ソフト】

 

添付ソフトはB面の仮想CD-ROMに格納されています。
エクスプローラからmenu.exeを実行すると、
メニューが表示されます。

 

 

 

 

データのバックアップ等に使えるAcronis True Imageもついていますが、

面白いのは先頭のG-SENS-MONITORです。

本体の傾き、衝撃等をリアルタイムで3D化してくれます。

 

 

 

 

本体を慎重に動かして180度ひっくりかえすと、モニターもA面になりました。

 

 

 

本体の動きだけを安全に見るために「デモモード」があります。 

デモモードに入ると、本体のLEDアクセスランプが消えます。

 

 

 

OKを選ぶとデモモードで表示されます。

 

 

 


実際に当機を床とかにぶつけるのは怖くてできないので
指ではじいてみると、その衝撃を拾って赤くなります。

 

 

 

本体を持って10センチくらい空中で上から下に落下させるような

動きをすると、動作を止めてPCとの接続が切られるために、

モニタは以下のような表示になります。

 

 

 

再び使用するためには、ケーブルをPCから一旦はずして、つなぎなおす必要があります。

 

正常につながった状態だとLEDが青く光ります。 

  



本体が衝撃を感じるとLEDが赤く光ります。


 

 


 

【ディーガとの接続は?】

 

折角Gセンサーがついているので、固定的な増設ディスクとして使うことは

まずしませんが、当機をディーガの増設ディスクとしても使用できるか

試してみたいと思っていました。

ただし心配なのは、録画用にフォーマットされてしまうと、当機の仮想ドライブとしての

機能が完全になくなってしまうのではということでした。

 

念のためI-O DATA様に問い合わせたところ、

 

「HDPD-AUT500Wにつきましては、パソコンでのご使用を想定しており、

レコーダー等の家電機器については動作未確認の組み合わせでございます。

家電機器との組み合わせにおいては正常にご使用いただけない可能性が

ございますので、パソコン用途にてご使用いただけませんでしょうか。」

 

との回答をいただいたので、結局は試せませんでした。


録画機の増設ディスクとして使用後、PCに接続して再フォーマットを行えば、

仮想ドライブは復活します!のような回答を期待していたのですが、

自分で試して復活しなかったらきっと後悔するので、今回はあきらめたいと思います。

 

 

 



 

【感想】

 

大切なデータを格納するモノを壊したくはないので、乱暴に扱わないことは

もちろんですが、当機のようにモノ自体が丈夫なケースに包まれていて、

なおかつ衝撃を検知して動作を止めてくれる機能までついていることで、

データ損失の可能性を最小限に抑えてくれるのは心強い限りです。

 

あと、折角Gセンサーがついているので、センサーを使ったアプリが

作れるような環境が提供されると、さらに面白い展開が想像できるかなと

いう気がします。

この旨をI-O DATA様に伝えたところ、

担当部署に申し伝えをさせていただき、今後の参考にさせていただきます。」

との前向きなご回答をいただけたので、今後を楽しみにしたいと思います。


 

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