この度はレビュアーに選出いただきまして有難うございます。
さて、EPM1000EWTは80PLUS PLATINUM認証取得したハイエンド電源です。
PLATINUMは負荷が20%の時は変換効率90%以上、
負荷が50%の時で変換効率92%以上、
負荷100%の時で変換効率89%以上の性能とされています。
変換効率が高い程、発熱が低く、当然耐久性に優れる電源となります。
ちなみにGOLDの場合は、負荷20%時で87%、負荷50%時で90%、
負荷100%時で87%となっており、PLATINUM取得の厳しさがうかがえます。
ちなみに上位のEPM1200EWTとは製品の方向性が異なり、
EPM1200EWTが+12Vを各30Aで6系統で備えるのに対し、
EPM1000EWTは+12Vを83Aで1系統で装備しています。
多数の機器を接続するのに向いたEPM1200EWTと
高い消費電力に耐えるのに向いたEPM1000EWTといった位置付けでしょうか。
この為、EPM1000EWTはSuper Overclock Editionのマークが付けられています。
(当然、EPM1200EWTにはこのマークは付いていません)
単純に考えると、360W級以上のGPUを積む場合はEPM1000EWTが向いている事になります。
特にGeForceGTX590やRadeon6990の様なマルチGPUカードで威力を発揮します。
(590は約365W、6990は約375W)
更にCPUをOCしても余裕があるという素晴らしさ。
まぁ約360Wx6を供給出来るEPM1200EWTも十分化物ですがw
ケーブルはセミモジュラータイプで、
・メイン24ピン
・CPU補助8ピン
・CPU補助4+4ピン
・PCI-E6+2ピン x2
が直付けのケーブルで、モジュラーケーブルとして
・PCI-E6+2ピンケーブル x2
・SATAx4ケーブル x2
・ペリフェラルx2 + SATAx2ケーブル x2
・ペリフェラルx4 + FDDケーブル x1
以上が付属しています。
流石にPCI-E8ピンx6のMARS2x2は難しそうですw
尚、将来的なCPUやGPU用の10ピンや12ピンコネクタにも対応するとの事です。
CPUクーラーと一緒に梱包されて来ました。
それでは早速御開帳。
Platimaxの文字が眩しいです。
開けると4つに区切られています。
中央に電源、左に直付けケーブル、右にACケーブル、
下にプラグインケーブルが収まっています。
余ったケーブルを入れる巾着と結束バンドが付属します。
写っていませんが、電源コードの抜けを防ぐガードも付属しています。
換装前の電源はコレでした。
80PLUS BRONZEで、+12Vは4系統、それぞれ25Aずつとなっていますので、
OCや消費電力の高いGPUを積むと供給不足になる可能性があります。
アイドル時の消費電力は299W前後です。
これに対してEPM1000EWTでは
アイドル時で281W前後と若干低くなっています。
高効率のおかげでしょうか。
OCで負荷をかけた時は468W前後となりますが、
流石に安定して動作してくれています。
これならもう1枚GPUを追加しても余裕で供給出来るでしょう。
追加した場合、むしろ問題は我が家のブレーカーになりますがw
さて、電源の選択は非常に悩ましい所ですが、
現状ではGPUの構成に合わせて検討するのが良いと思います。
消費電力の高いカードを検討している場合は、
このEPM1000EWTの様な1系統電源を選択しておけば間違い無いでしょう。
1枚だけならMARS2でも大丈夫でしょうしw
3Wayとか4Wayとか検討している場合は、EPM1200EWT等をどうぞ。
ねおさん
2012/01/02
それよりも、そのアイドル時でさえ300W近い消費電力のシステムってw
daiyanさん
2012/01/02
CPUのOCコンテストだというのにGPUまで
変態さんを積んでますからねw
熱くなるだけで意味が無いというwww