第2回が始まりましたが、昨年レビューを掲載していませんでしたので、レビューさせて頂きます。

まず、撮影について。
前半は、絞りについて説明されています。
とても分かりやすい写真が掲載されています。
絞りをあわせ方を変えて撮られた３枚の写真は、どれも奥行きを感じさせ、注視させたいポイントを押さえるのにも良いかもしれません。

中盤は、動きのあるネコの撮影について説明されています。
ネコを飼っている人・好きな人ならわかりきったことですが、ネコのあの気まぐれさは写真を撮る難易度をあげてくれます。
解説内容以上に、ネコとの信頼関係や長年付き合って知った癖などがモノをいうような気がします。

後半は、構図とパーツによる撮り方が説明されています。
これはいつも見慣れた自分の好きな部分を撮るもよし、その逆に普段あまり見ない部分をとっても面白いかもしれません。
撮影に併せて、新しい一面を見つけられるような気がします。

撮影の後は編集。
やはり、ネコといえばフワフワ感が重要。
子猫や長毛種でも写真にするとフワフワ感が出せないことが多いです。
やはり、加工により失われたフワフワを復元できると引き込まれますし、背景をボケ感を加えることで主人公が引き立ちます。
そして、それを作品として仕上げることで愛猫の独り舞台が仕上がり、それができるときっとみんなに見せたくなるのでしょうね。

毎回書いているようですが、掲載される写真はどれもキュート！
何度見ても今にも動き出しそうなネコの写真は見ていて飽きがきませんね。