zigsow管理人様、I-O DATA機器ご担当者様、ありがとうございます。
レビュアー当選の通知が来たのは2月18日(金)、製品の到着は週明け22日(火)でした。
丁寧に梱包されて届きました。
例によって、バーコード部に「非売品」シールが貼られています。
内容物は、本体、ロッドアンテナ、アンテナ変換ケーブル、mini B-CASカード、ドライバCD、簡易的な説明書と、謎の黒いシールでした。GV-MVP/XZ以上のコンパクトなサイズなので、小さな箱でもスカスカ状態でした。
はじめに、mini B-CASカードをセットしました。ほぼ全体が本体の中に入ってしまうため、一度入れると抜き取ることは難しそうです。
が、ここで同梱されていた謎の黒いシールの使い道が判明しました。
このように、mini B-CASカードに貼り付けることによって、取り出すことができるようです。
あとは、前回のGV-MVP/XZ同様に、ドライバ、mAgic TV for テレキングのインストールを行うだけです。
前回自作デスクトップPCに取り付けたので、今回は、Acer Aspire AS1830Zにセットアップしました。
事前に相性チェッカーforGV-MVPFシリーズにてチェックを行いました。
判定結果は◎なので、問題ないと判断。
今回も、アップデータがアップされていましたが、こちらも前回同様、同梱CDからドライバ&ソフトをインストール後、アップデート実行。はじめにインストールされたmAgic TVがアンインストールされた後再起動。
その後、再度アップデータからインストールするという面倒な手順でした。
一度で済む方法を考えて欲しいものです。
ようやくインストールが完了したので、次はセットアップ。
事前確認していた口コミ情報などからは、感度が悪く、ロッドアンテナでの視聴は無理との評価が一般的です。所有しているちょいテレ・フルも、ロッドアンテナではフルセグの安定視聴はできません。
しかし、テレキングはブースターを内蔵し受信感度を向上していると謳っています。
なので、あえてロッドアンテナにて初期チャンネルスキャンを強行しました。
結果は・・・
検出されたチャンネル数13と表示され、すべてのチャンネルが認識されていました。
「ホントかいな」と思いつつ、mAgic TV Digitalを起動します。
今回も、エアロは強制オフになります。
視聴はというと、電波強度的に余裕は少ないようで、フルセグでの視聴ができたりできなかったりの状態。それでも、場所を選べば付属ロッドアンテナでのフルセグ安定視聴も可能であり、ちょいテレ・フルよりも受信感度は高く、ブースター内蔵はダテではないようです。
ただし、一般的な評価を見る限りでは、ロッドアンテナでの視聴は難しく、可能なのはごく一部の強電界地域なのではないかと予想されます。我が家の電波環境は非常に良いと言えるのでしょう。
アンテナケーブルへの接続は当然ながら、ちょいテレ・フルに付属の高感度アンテナ(という名の簡易アンテナ)の接続でも、安定視聴できるようになりました。
一点気になったのは、Aspire AS1830Zでは、mAgic TVを終了させてもエアロが有効に戻らないことですが、他の方からの指摘がないので、わたしの機器または、AS1830Zに限った問題だと思われます。
次に、iPhone4からの地デジ視聴を試してみました。
必要になるのは、TVPlayerというアプリのみ。App Storeからダウンロードできまる無料アプリです。
このTVPlayerに対応する地デジチューナーは少なく、特にフルセグに対応するUSB接続の製品は、アイ・オー・データ機器のGV-MVP/HS3、GV-MVP/FZ(このテレキングです。)と、バッファローのDT-H70/U2、DT-F200/U2Wの4機種しかありません。
結果的には、iPhone4のRetinaディスプレイに、ワンセグとは次元の違う精細なフルセグ放送が表示されました。
TVPayerの操作性などは改善の余地が多々ありますが、本製品の機能とは関係の無いことなので割愛しますが、それを置いても、iPhone4でフルセグが見られることは素晴らしいことだと思います。
願わくば、アイ・オー・データ機器謹製の操作性の優れたiPhoneアプリを開発・提供いただき、ロケフリ対応で外出先からでもフルセグ視聴ができるようになれば言うことはありません。
このTVPlayerには、mAgicTVで録画した番組の再生機能がありますが、この機能を使用するためには気を付けなければならないことがあります。
mAgicTVで録画をする際に、転送用録画ファイルを同時録画する必要がありますが、録画モードを最高のDRにしないと、iPhone用の転送ファイルを指定することが出来ません。DRモードはMPEG-2録画なのでファイルサイズも大きくなります。
はじめからiPhone で見ることを前提にして録画をするケースも考えられますが、その場合は、PC側録画ファイルの画質はあまり問題ではなく、サイズはなるべく抑えたいものです。
出来ればiPhone 用ファイルのみの作成でも良いのですが、PC用ファイルの作成が必須であるのならば、通常のHRなどのH264圧縮を使用したモードであれば、録画ファイルのサイズを抑えることが可能なので、HRモードのままでiPhone転送用ファイルが作成できると良いと思います。
口コミ情報や、他の方のレビューを見るとやや不安定な面があるようですが、わたしの使用してみた範囲では、前述のエアロ表示が復帰しない点を除いて、概ね安定動作しております。
来月からは今年もF1が始まります。昨年までは携帯のワンセグ録画を活用してきましたが、今年はこのテレキングで録画してiPhoneで見られるものと思っています。
退会したユーザーさん
2011/02/28
アンテナ線付けるとUSBチューナーの特徴である、かさばらない、電源含んだコードレス化というメリットがスポイルされちゃいますよね。
ねおさん
2011/02/28
おっしゃる通り、ロッドアンテナで視聴可能だと、ノートPCごと持って移動することができるため、大変便利です。
しかし・・・
移動した先で安定視聴できなかったりと、やはりロッドアンテナでの視聴は感度的に厳しいのは間違いありませんね。
aoidiskさん
2011/03/03
ロッドアンテナでの視聴が一部出来るのはいいですね。
この点羨ましいです。
※数年前、フルセグでなく、ワンセグの物ですが、購入しましたが、室内アンテナじゃお話になりませんでした。・・携帯だと見れるのにと かなりじれったい思いしました。
この横に伸びるのは、どうにかならないのですかね。
延長ケーブルかませばいいのかもしれませんが、位置的に
立つとか、横に逃げられると嬉しいですね。
ねおさん
2011/03/03
> 携帯だと見れるのにと かなりじれったい思いしました。
同感です。でもPC用ワンセグチューナーの多くが同じ状況だと考えると、携帯電話ってすごいのかもしれませんね。
> この横に伸びるのは、どうにかならないのですかね。
同じく、激しく同感です。
最近はワイヤレスマウスのレシーバーを筆頭に小型化が進み、付けたままでケースにしまえたり出来るほど小さくなっており、通常は付けっ放しにできるものが増えています。
チューナーという性格上、これ以上の小型化は難しいと思いますが、せめてケーブル使ってじゃまにならない位置に移動できると良いですね。
たしか、バッファローの新しいのが、ノーパソの液晶画面の上に載るような感じだったと思いますが、あんなのが良いのかな?
http://buffalo.jp/product/multimedia/chideji/pc-tuner/dt-...
ねおさん
2011/03/27
USBデバイスサーバーをレビューする機会を与えてもらえたおかげです。
zigsow様、アイ・オー・データ機器様に感謝です。
ありがとうございます。m(_ _)m