Portable SSD　KE31W　レビュー

1.製品概要

Kingmax社のポータブルSSD KM480GKE31WE（以下KE30W略す）は、

軽い・薄い・小さい・安い・大容量・電源いらずの特徴をもった記憶装置です。

今回のレビューでは480GBタイプのレビューとなります。

メーカHPはここ！

●大きさ

　手のひらの中におさまってしまう大きさです。

●重さ

　諸元では35ｇですが、実測は25ｇ、USBケーブルを入れても42ｇ

　重さを感じない、超軽量なんです

●その他

　普通あって当たり前が、無いものがあります

　①この製品、マニュアルが存在しません。外装箱の裏面に、英語での説明書きがある程度。

　　PC等のUSBポートに刺せば記憶媒体として使えるのでマニュアルは必要は無いでしょう。

　②あとは、電源がありません。

　　USBのバスパワーで動作するようです。

2.速度検証１（ベンチマーク）

ベンチマークソフトをつかって、KE31Wの性能を見てみましょう。

●装置の情報（CrystalDiskInfoソフトを利用）

　※シリアルナンバーは伏せてあります

●装置の測定(CrystalDiskMarkソフトを利用)

　諸元とほぼ同じ性能が出ています。とっても早いです。

 筆者は、WD社My Passport ULtraというポータブルHDDを使っていますので、KE31Wと比較もしてみます。(https://zigsow.jp/review/446/299763 にプレミアムレビューが掲載されています)

●KE31WとMy Passport Ultraの比較

　SSDとHDDを比較することは意味がないかもしれませんが、SSDがいかに早いのかが比較できます。

　どちらの記憶装置もUSB3です。KE31はUSB3.1、MyPassportUltraはUSB3.0です。

読み込み速度　4.7倍、書き込み速度　4.0倍、KE31Wが早いです。

3.速度検証（実効速度検証）

動画・音楽（ハイレゾ）ファイルを用いて、KE31Wの性能を、My Passport Ultraと比較しました。

それぞれのファイルを、PC→記憶媒体にコピーする時間、記憶媒体→PCで再生するまでの時間を計測。

※※コピー速度は、Windows　Powershell のmeasure-commandで計測しました

※※再生までの速度は、人間がストップウォッチにより計測しました（すこしあいまい）

結果は言うまでもなくKE31Wが高速であったが、念のために比較すると下記のとおり。

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動画ファイルは、著作権フリー動画を２種類準備

再生環境は、「Windows 10 のビデオ アプリは映画 & テレビのアプリ」を利用

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音楽ファイルは、購入したハイレゾ音源（Flacファイル）を利用し、

再生環境は、Windows10標準　Grooveミュージックを利用

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単純に比較的大きいファイルのコピー比較

 　　音楽ファイル、動画ファイル、単純コピーともに、SSDの高速は歴然です。

ファイルコピーを繰り返し実施しましたが、本体の発熱はほとんどありません。

4.接続検証（PC以外）

　KE31をいろいろな機器に接続して利用可能か調査してみた

　結論から言うと、USBハードディスク同様に各機器でストレージとして認識して利用可能

　●ハイレゾコンポ　ONKYO CR-N765

　　結果：USBストレージとして認識し利用可能、

　●携帯電話　ＮＴＴドコモ HW-01K (Huawei P20 Pro android8）

　　結果：USBストレージとして認識し利用可能

　　※携帯電話の接続には、USB3.1Gen1対応 TypeC変換アダプタ（100均）を使用

●テレビ　東芝REGZA　40J7

結果：USBハードディスクとして認識し利用可能

※USBハードディスクがHUBで複数接続されている場合は、バスパワー電力が不足する場合あり

●HDDビデオ　東芝REGZA DBR-M4008　(全録タイムシフト対応機)

　結果：USBハードディスクとして認識し利用可能

5.終わりに

このPorable　SSD　KE30Wは、PCからTVまで広い分野で、利用可能なことが検証できました

軽い・薄い・小さい・安い・大容量・電源いらずの特徴をもった記憶装置として、広い分野で活用可能なので、皆さん試してみてはいかがでしょうか？

TVやビデオへの接続も確認できましたが、連続稼働のテストはしていないです。

連続稼働状態での発熱があるのか？連続録画で安定的な品質を保てるのか等は、

後々レビューできればとおもっています。