ファイナルファンタジーシリーズのMMORPG第二弾となる「FINAL FANTASY XIV」はファイナルファンタジーXIの実質的な後続タイトルとしてサービスが開始されました。発売当初は不便なシステムやゲームバランス、高いサーバ負荷など不満な面が多く、現在は開発人を総入れ替えして新しい体制でシステム面やコンテンツなどの強化が行われている状況で2011/05/09現在もプレイ料金は無料のままとなっています。
zigsow インテル Core i7-875K & SSD X25-M 160GB ~オーバークロックに挑戦!超快速マシンを組み上げよ!~のゲーム部門の検証用ですでにファイナルファンタジーXI(以下、FF-XIV)のレビューを投稿済みですので、今回は剣術士LV20までの”LV上げ、PTプレイ、クエスト遂行、バザー(アイテムサーチ)、LSイベント”などのプレイした感想を中心に紹介していきたいと思います。
FF-XIVをプレイするのに使用しているショットガンPCのレビューはこちらです。
今回送られてきたパッケージも初回生産分得点のゲーム内アイテム”ガーロンドゴーグル”が付属していました。
<アイテム説明>
・ガーロンドゴーグル:新進気鋭の機械工房「ガーロンド・アイアンワークス」社製の高機能保護眼鏡(能力:スキル成長速度UP)
クライアントのバージョンアップファイルのダウンロードについては2011/05/09現在で4ファイルとなっています。
ADSLの低速回線(約10Mbps)で1時間半から2時間半くらいかかります。ファイルサイズは表示されないので憶測ですが1GBくらいでしょうか。光などの高速回線ならスムーズに進むと思います。
ライセンスも二本分あるのとセカンドキャラクターの増設も可能ですが、前のキャラクターは削除して新しくFigaroサーバー作り直しました。(サーバー選択後に別のサーバーへ移動することはできません)
スタート地点で迷子になっているところにリーダーさんからテルを頂いて無事bibirikotetuさんとLSメンバーと合流。Sunjiさんからサンタ装備を頂ましたm(_ _)m
剣術士ランク20までのプレイした感想をまとめてみました。
今回新しくキャラクターを作成しなおしましたのでLv1から再スタートです。種族は前回と同じくララフェルで所属国はリムサ・ロミンサを選択してみました。リムサ・ロミンサは緑の多い土地で、枯れた大地の広がるウルダハとは雰囲気が違います。
序盤のランク1からのファイター系のランク(レベル)上げについて紹介します。
●ランク1~15のランク上げについて
ランク1からのソロプレイでのランク上げについては、ランク10前後までは遠出をしなくても各都市周辺のモンスターで十分稼ぐことができます。
ランク5あたりまでは簡単に上がるので初回のメインクエストでキャンプのエーテライトへ向かうついでにしばらく戦闘してみるのも良いと思います。
ランク1~ギルドリーヴを使用するとさらに楽に稼ぐことができると思います。
●ランク10~15のランク上げについて
ランク10~14あたりまではランク10~のギルドリーヴを利用することで比較的楽に進めることができました。
各ギルドや露店でウェザー装備が1200ギル前後で販売しているので、初期選択職業以外の武器を購入して平行してランク上げを行うとスキルを共有できるのとフィジカルレベルを稼ぐことができるのでキャラクターを強化することが可能です。
特にHPを回復可能なアビリティは早い段階で習得しておくことをお勧めします。
<序盤のお勧めアビリティ>
・ケアル(幻術士:習得ランク4)
ランク4で習得可能な回復魔法です。自分や他のプレイーヤーのHPを回復することができます。
・ストンスキン(幻術士:習得ランク6)
一定量のダメージを相殺することができる魔法です。簡易的なHP増強ですが非常に有用です。
詠唱時間が長いので戦闘開始前に実行しましょう。
・内丹(格闘士 習得ランク6)
TPを250消費して自身のHPを小回復することができます。リロードは1分です。
●ギルドリーヴ
ギルドリーヴとは冒険者ギルドで発行される経験値稼ぎ専用のクエストです。36時間ごとに再発行されます。発行される種類はプレイヤーごとにランダムで一回の更新で8種類までオファーすることが可能です。
成功報酬としてギルや素材、それに装備品なども獲得可能ですので金策にも使えます。
<リージョナルリーヴ>
戦闘スキル(ファイター&ソーサラー)向けのリーヴクエストです。
ギルドリーヴはキャンプで実行するときに難易度設定を行うことができます。
同じレベル帯向けのギルドリーヴでも種類により難易度が異なるので目安ですが、ランク20~のギルドリーヴは難易度設定2でランク15前後の3人PTで丁度良い感じでした。ランク18以上の3人PTなら難易度は3でも問題ないと思います。例外として海賊やアサシンなどの人型の敵は強いので難易度を落とすことをお勧めします。
ランク15を越えたあたりから必要な経験地が多くなるので、他のプレイヤーをPTを組んでお互いのギルドリーヴを使用して稼ぐと理想的です。
上のSSはLSメンバーのSunjiさん&Akiさんと小さいの(ララフェル)3人組みでPTを組み、ランク20~ギルドリーヴに挑戦したときのものです。自分はこのときランク14くらいでしたので3つのリーヴクエストをクリアしてかなり経験値を稼ぐことができました。
こちらはLSメンバーが集まり更に大人数でのギルドリーブです。
リーダーさんがLSメンバーに参加者を募って集まりました。
難易度最大に設定して突撃したら、即死ダメージを受けて死亡するなど楽しい展開に。自分はランクが低いのと剣術士以外のランクが1でしたのであまり役に立てませんでした(^-^;
<ローカルリーヴ>
こちらは非戦闘スキルのクラフター向けのリーヴクエストです。
リージョナルリーヴと別枠で8個まで受けられます。
通常、合成(生産)を行うには作成するアイテムに必要な素材とシェードが必要になるわけですが、ローカルリーヴでは素材はすべてクエスト側で用意されているのでジョブチェンジするのに必要な道具を購入するだけでスキルを伸ばすことができます。(各クラフターにジョブチェンジするための道具は1200ギル程度で販売されています。)
レシピも素材も不要で費用が一切かからないので新米冒険者でも気軽にクラフター系のランクを上げることができるのは良いですね。経験値も獲得できるのでフィジカルレベルも上げることができるのでギルドリーヴと平行して進めると良いと思います。
●アイテムの売買について(リテーナーなど)
各都市にリテーナー(無料で雇える売り子専用NPC)でバザーを行うエリアが設けてあるのですが、Figaroサーバに関してはウルダハ以外は機能していません。
初期装備でもランク12あたりまでのランク上げに支障はありませんが、RPGではLVに応じて装備を着替えてキャラクターを強化したり、装備品によってキャラクターの雰囲気が変化するのも楽しみのひとつと思いますので、ランク10くらいになったら一度ウルダハへ向かうと良いと思います。
リムサ・ロミンサからウルダハへ向かうには港から船に乗って移動します。グリダニアは徒歩でウルダハへ移動可能です。(ウルダハへ到着したらテレポ用にエーテライトに触れておくことをお勧めします。)
ただし、ウルダハのバザーエリアでもアイテムの流通量は少なく、低レベル装備でも1~7万ギル程度しますので簡単に購入することはできません。LV10前後の装備は店売りを用意してほしいと感じました。
たまに特価で販売している方がいますのでアイテムサーチを利用してこまめにチェックです。
●クエスト進行について
メインのクエストはランクに応じて解禁されるようになっていますのでオファーするためにはランク上げ作業が必要になります。サブクエストに関しても同様で、各職業ランクに応じて発生します。
オファー中のクエストに関してはジャーナルからクエスト内容と目的地の場所を確認できるので、地名や固有名詞を理解していない初心者でも問題なく進めることができると思います。便利な反面、新しい場所などを探す面白みが薄いので何とも言えないところですが、個人的には悪くないシステムと思います。
剣術士ランク20のキャラクターです。
装備品はLSメンバーからの頂き物やクエスト報酬、バザーエリアのセール品をこまめに探して購入して揃えました。
●エリアチェンジに伴う長時間のブラックアウト現象について
2011年1月の時点でエリアチェンジの際に希に発生していた長時間のブラックアウト現象は今のところ発生していません。
●チャットについて
FF-XIVはPS2でスタートしたFF-XIと違いキーボードでのプレイも意識した作りりになっているため、チャットを行うために文字入力をするのにスペースキーを押すかマウスで文字入力スペースをクリックしないと文字を入力することができないので非常に不便です。
コントローラーメインでプレイしていると特に不便に感じます。コンフィグでキーボード操作をオフにできるようにするなど対応が望まれます。
●競売と宅配システムの不在
バザーエリアのアイテムサーチを利用してみたわけですが、低レベル帯の装備品も7万ギル以上と初心者が簡単に購入できる金額ではないなどプレイヤーの多いFigaroサーバでも経済がうまく回っているのか疑問に感じました。
倉庫キャラとしても利用可能なリテーナーシステムも悪くはないですが ”アイテムサーチ>価格をチェック>リテーナーの居るエリアへ移動” と無駄なステップが多いので、アイテムサーチを導入するくらいならFF-XIのように購入履歴も観覧できる競売システムを確立してしまったほうが良いのではないかと感じます。
それと宅配サービスもないのでアイテム受け渡しを行うのが大変です。リテーナー&バザーエリアの代わりにモグハウスを導入しアイテム保管や宅配アイテムの受け取りできるようにして欲しいです。
ゲーム中のリフレッシュレートは最大60fps制限と言われているFF-XIVも例に漏れずティアリングが発生します。(上のSSは画像を加工してティアリングを再現しています。)
ティアリングとはモニターのリフレッシュレートとずれたタイミングで画面が更新されることで表示されている画面に次のフレームなどが混ざって表示されてしまい、部分的に表示がずれたりちらついて見える現象です。ゲーム側の設定などにもよりますがフルスクリーンでゲームをプレイすると頻繁に現れます。
今回レビューを行うにあたり、自分はティアリングは好きではないのでForcewareで”垂直同期を待ちを強制オン”に設定してプレイしています。(設定するのは一箇所のみです。上の写真を参考に)
ショットガンPCはどの製品もGeForceシリーズを搭載しているますので、ティアリングが気になる場合はこの方法で回避することが可能です。
●RADEONシリーズのティアリング問題への対策法
髑髏マザーことBOXDP67BGB3のレビューで作成したPCで1920x1080ドットのフルスクリーンでFF-XIVをプレイしてみるとティアリングが発生。CCCを開いて垂直同期を”強制オン”に変更しても何故か改善されません。
調べてみるとRADEONシリーズでFF-XIVをプレイするとゲーム内の60fps制限とCatalystドライバーとの相性で同期タイミングがずれてしまいティアリングが発生するようです。ティアリングを回避できないかと調べてみるといくつか方法があるようです。今回は簡単で実用的なRivaTunerに含まれているD3DOverriderというツールを使用する方法を紹介したいと思います。
<RivaTuner v2.24cの入手>
まずは下記のサイトからRivaTuner v2.24c(RivaTuner224MSIMOA2009Edition)をダウンロードします。
□The guru of 3D - RivaTuner v2.24c
http://downloads.guru3d.com/RivaTuner-v2.09-download-163....
<RivaTuner v2.24cのインストール>
ファイルをダウンロードしたら解凍してRivaTuner v2.24c(RivaTuner224MSIMOA2009Edition)をインストールします。
ちなみにRivaTuner自体は2009年に更新が停止しているので最新のCatalystには対応してませんので起動する必要はありません。
Windows7 64bit版の場合、D3DOverriderは下記のフォルダにあります。
C:\Program Files (x86)\RivaTuner v2.24 MSI Master Overclocking Arena 2009 edition\Tools\D3DOverrider\
D3DOverrider.exeを起動すると”X”マークの表示されたウィンドウ画面がPOPして起動します。(このウィンドウは閉じてください)
隠れているインジゲーターを表示すると、その中に上記のようなD3DOverriderがありますのでクリックするとウィンドウ表示されます。
D3DOverriderのウィンドウを表示したら左下の”+”ボタンからFFxivgame.exeを登録します。
Force VSyncを”on”に変更します。(標準でオンになっていると思いますが一応確認してください。)
”Force triple buffering(トリプルバッファリング)”はフレームレートの落ち込みを抑制する機能のようですが通常はオフで問題ないと思います。(標準でオンになっていると思いますので不要ならオフに変更してください。)
パソコンの電源を入れるたびにD3DOverriderを起動するのは面倒という場合は左上の”Start with windows”のスイッチを”on”にするとOS起動時にD3DOverriderが自動で起動するようになります。
(CCCの垂直同期設定は”常にオン”でも”常にオフ”でも問題ありません。)
あとは通常どうりにFF-XIVを起動するとティアリングが発生しなくなっているはずです。
これでRADEONシリーズでも快適なエオルゼア・ライフが送れると思います。
剣術士のランク上げのみ集中して行ってみた感想です。
ランク(LV)上げについては予想いていた以上に楽でした。低レベル帯の武器の入手性が悪い当厳しい面もありますが、FF-XIの初期の頃はLV上げにかなりの時間を必要としていたので、それに比べるとライトユーザーでも十分楽しめると思います。
UIやシステムの調整、コンテンツ不足など課題は残されていますが今後の改良に期待しています。
後日、LSイベントについて追記をする予定です。
<2011/05/10>
・”ティアリングについて(前半)”を追記しました。
<2011/05/12>
・”ティアリングについて(後半)”を追記しました。
レビューに使用しているスクリーンショット画像はSQUARE ENIXに著作権があります。
Copyright (C) 2010,2011 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
atsuo@tokyoさん
2011/05/11
ただ、好きな時間にちょろっとゲームをという遊び方しかしないので、なかなか腰を据えてやる本品のような作品は手を出しづらいです。
FFはオンライン用以外は全て持っていますが、VIIより後は奥さんしかしていません(^^;
最近のは画像が大変きれいで見ていて、楽しそうではあるんですが。
Sheltieさん
2011/05/11
PS2以降のFFシリーズは特にグラフィックが非常に綺麗ですよね。
自分もFFシリーズはVIまででVII移行はほとんどプレイしていませんので内容まではわかりませんが、XIはMMORPGですがFFシリーズらしい作りでとても楽しめました。時間的な都合でFF-XIも数年前に退会済みですのでFF-XIVは久しぶりにプレイしたFFシリーズです。
FF-XIでレベルを上げるのにもPTを組む必要があり短時間でのプレイは無理でしたが、FF-XIVは経験値とギルを稼ぐことが出来る専用のギルドリーヴというショートクエストを利用することで30分(移動などを含めると45~60分くらい)の短時間でもソロでプレイ可能ですので、ソフトも安売りされていますから無料期間のうちに少しプレイしてみるのも悪くないと思います。
リーダーさん
2011/05/11
クラフターレベルが多少上がったので、少しずつ
低レベルのアイテムとかを生産しているんですが
なかなか売れないです(^^;
売れないから作らないっていう悪循環にも繋がってるのかもしれませんね。
でも剣術Lv20まで上げてからきっちりレビュー書いてもらえたのは
スクエニさんも嬉しいんじゃないでしょうか、多分(笑)
そのための締め切り3週間だったんじゃないかと思うところもありますw
Sheltieさん
2011/05/11
なるほど、バザーしても売れないのですね(>_<)
装備品を変更すると見た目も変わるので自分としてはLV(ランク)に応じた装備に変えて行きたいところなのですが、ここまで流通していないと諦めるしかないです。やはり低レベル帯装備は店売りを用意してもらったほうが良さそうですね。
前回のレビューで導入部分の説明は行っているので今回は方向を変えてLV上げを中心にしてみました。前回のときはLSにも加入しないでソロプレイ中心でしたので、システム面の理解が遅くなってしまいLV上げの内容まで踏み込めなかったというのものあります。
締め切りは3週間は助かりました。(と皆さんも思っていると思いますw)
今回のレビューの内容はリーダーさんやLSメンバーの方達に教わった内容が多いので、申し訳ないという気持ちもあるのですがFF-XIV初心者の視点で有用な情報が多いので紹介させていただきましたm(_ _)m