まずは、総評から以前にIO-DATAのテレビ機能付き無線LANルーターを使っていましたがそれと比較してもGUIの操作性が圧倒的にスムーズでストレスなく使えるのは特筆すべきPOINTですね。

どうしてもネットワークでデータを送る都合上、番組切り替えやシーン切り替えに時間がかかるのは仕方がないのかなぁ～。

では、ワイヤレスTVアプリとワイヤレスDVDアプリの使い勝手を動画にしましたのでご覧ください。

ワイヤレスTVアプリ

ワイヤレスDVDアプリ

いかがでしょうか？メニューがスムーズに動くのがお分かりいただけたかと思います。これだけで価値があります。

本体です。台形の形が特徴的なデザインです。台座は固定で縦置きしかできません。

背面には、上からB-CASカード挿入口、USB、LAN、アンテナ、電源端子が並んでいます。

Nexus7（2012）と並べてみました。サイズ感がお分かりいただけるかな？

バッファローの2TBのHDDと奥行き比較です。DVDジャケットよりやや大きい程度の奥行き。

動画には出てきませんがBluetoothスピーカーやヘッドホンが使えません。SCMS-Tに対応していてもだめです。スクリーンショットをとっても動 作を停止する仕様になっているので著作権には厳しいようです。radikoなどはワイヤレスでも聞けますし、有線でつなげばOKなんですが音声はワイヤレ スに対応していれば飛ばして欲しいものです。

※アプリのバージョンアップにより現在はBluetoothが使えるようになりました。他社の同様の製品もBluetoothに対応したので、権利関係が業界的に変更になったのでしょうね。

あと、ワイヤレスDVDアプリは外部視聴に対応していません。ワイヤレスTVはできるのですから有料で追加できてもいいので外部視聴に対応して欲しいものです。そうすればレンタルDVDなどを借りて時間がなくても外で消化できるのでかなり便利だと思うんですよね。

録画は圧縮に対応していないので容量を食います。せめて4倍圧縮程度は欲しいところです。

アンテナコードが入っていないのは残念。たまたま家に余ったコードがあったからよかったですが短くてもよいので同梱されていると嬉しい人も多いのでは。

録画用のHDDは接続したら必ず初期化を要求されるので、専用HDDが必要です。初期化しないでもつかえたらとは思いますが...。

外部視聴の設定がやや複雑です。拡張機能（300円）を購入したあとも本体設定や一旦自宅で視聴しないとダメだったりします。自宅での視聴が90日ないと外部視聴ができなくなるのは著作権対策でしょうね。

AndroidやPCでも使えたら...。iPhone/iPadだけにこの高機能はもったいないです。もっと幅をひろげて欲しいところです。今後のアップデートに期待。

動画でみていただいたらわかると思いますが、番組表はフリックでスムーズに動きますし、直感的に操作でき、カテゴリー分類。検索もわかりやすく使いやすいです。

予約メニューも毎週、毎日録画や番組追従など細かく設定できます。外部視聴でも画質をさげてパケットを節約することもでき非常に気が利いていると思います。

操作に使ったのはiPhone 6 Plusと古いiPad 2です。iPhone 6 Plus はもちろん、iPad 2でも動作はスムーズでアプリが良く出来ているのがわかります。

外出時にBSを含めて家で見れるテレビが見れるのがありがたいですね。地上波TVなら持ち歩けるチューナーもありますがBSまで見ることはできませんからね。

iPhone 6 PlusだとフルHD液晶なのでフルHDが欲しいところですが、720pまでの画質です。ま、小さい画面なので720pでも必要十分な画質です。iPad 2も10インチなので、720pで充分な画質です。DVDも充分な画質です。Blu-rayも見たくなっちゃいます。

外出中、特に移動中で携帯回線で見るときにはパケット代を節約したいわけで低速回線用画質まで用意されているのは高ポイントです。

低速回線用画質はワンセグレベルの画質ですね。ニュースなどの視聴には充分です。