レビューメディア「ジグソー」

高性能で多機能で高重量なゲーミングキーボード

今回レビューするのはドイツのゲーマー向け周辺機器メーカー、ROCCATのキーボード、Ryos MK Proです。


レビューで使用するパソコン

OS: Windows 7 Home Premium SP1 64bit
CPU: Intel Core i7-3770K
マザーボード: ASUSTeK P8Z68-V
メモリー: Kingston KVR1333D3N9/4G x2 8GB
ビデオカード: 玄人志向 GF-GTX560TI-E1GHW
HDD: HGST HDS723020BLA642 2TB
電源: Scythe 剛力3 700W(GOURIKI3-700A)
ケース: COOLER MASTER CM690II Plus(RC-692-KKN1)

 

更新履歴

2014/01/25 「6. ROCCAT™ TALK® FXを使ってみる」を追記

2014/02/01 「7. マクロでマウスの移動 & MLRを使ってみる」を追記

2014/02/15 「8. ROCCAT™ TALK® FXでゲームを作る」を追記

2015/12/19 新エディタの仕様にあわせてレビューを修正

更新: 2015/12/19

1. パッケージ

普通のキーボードの箱と比べるとかなり大きいです。

外箱をあけるとシンプルな化粧箱がでてきます。

内容物は本体(キーボード)と簡単なマニュアル(QUICK-INSTALLATION GUIDE)が1枚入っています。

ケーブルは2本のUSBとオーディオ入力と出力のケーブルが1本にまとめてあるのでかなり太くて硬いです。

更新: 2015/12/19

2. G510と大きさと形と重さを比較

現在(2014/01/14)メインで使用しているキーボード、LOGICOOL ゲーミングキーボード G510と大きさと形と重さを比較します。

Ryos MK Pro  幅 x 奥行 x 高さ 508mm x 234mm x 48mm
Ryos MK Pro 幅 x 奥行 x 高さ 508mm x 234mm x 48mm
G510 幅 x 奥行 x 高さ 512mm x 215mm(パームレスト装着時265mm) x 36mm
G510 幅 x 奥行 x 高さ 512mm x 215mm(パームレスト装着時265mm) x 36mm

幅は左のボタンが多いのでG510の方が少し大きいです。奥行はパームレストありだとG510の方が少し大きいが、Ryos MK Proはリストレストが外せないので奥行が狭い机の場合は注意が必要そうです。高さはRyos MK Proの方がだいぶ高い感じ、Ryos MK Proはスタンドを使用しなくても傾斜していて手前から奥にいくにつれて分厚くなっています。重さはRyos MK Proが1740g、G510が1130g(パームレスト装着時1250g)です。Ryos MK Proはスタンドを使う必要がなく、重量もあるので、とても安定感があります。

更新: 2015/12/19

3. ドライバ(ソフトウェア)のインストール

パッケージにソフトウェアが付いていないのでダウンロードしてインストールします。

ブラウザで「www.roccat.org/Support」を開いて

「ROCCAT™ Ryos Series」を選択してダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを解凍してセットアップを開始します。

インストールしたソフトウェアは、インストール終了時に起動するようにはなっていないようなので、メニューから手動で起動、またはOSを再起動して起動します。
常駐するソフトウェア(Ryos MK Monitor.exe タスクトレイのソフトウェア(ROCCAT Ryos MK))

が起動するとFIRMWAREの更新の確認が行われるみたいです。アップデートを行いました。

更新を行うとキーボードが機能しなくなるのでUSBを抜いてから差しなおします。

更新: 2015/12/19

4. キーボードとソフトウェアの機能を検証

キーボードと常駐するソフトウェア(Ryos MK Monitor.exe タスクトレイのソフトウェア(ROCCAT Ryos MK))

Ryos MK Monitor.exe
Ryos MK Monitor.exe

と設定などを行う時に使うソフトウェア(Ryos MK Config.exe アプリケーションの名前は「Ryos MK Configuration Application」、ショートカットまたはタスクトレイから起動します)を検証します。

Ryos MK Config.exe
Ryos MK Config.exe

まずはキーボードとしての基本性能などを見ていきます。細かい仕様や設定等の解説は設定を行うソフトウェア「Ryos MK Config.exe(Ryos MK Configuration Application)」で行います。

キースイッチはZF Electronicsのメカニカルスイッチ、Cherry MX Switchを採用しています。Ryos MK Proでは好みに合わせて選べるように「BLUE」「BLACK」「BROWN」「RED」で4モデルがあります。(Ryos MK Pro CHERRY MX Key Switch Guide)今回レビューで使うのはREDです。REDはキーを押した時にスイッチが入ったような感触がなく、スイッチ音がなく、キーが軽い(45g)ので癖がない感じのモデルです。またCherry MXは、一般的なメンブレンスイッチと比べてとても反応がよく、少し押しただけで入力されるので速さが重要なゲームでは少し有利になるかもしれません。

すべてのキーにLEDが付いていて、細かい設定が行えます。デフォルト設定だと「WASD」やマクロ用のキーなど、重要なキーが点灯しています。またすべてのキーは押されると1秒間点灯(消灯)するエフェクトが入っています。

すべての通常のキーは配置を交換したり、無効にする事ができます。例えば移動が矢印キー(↑←↓→)のゲームで「WASD」と「↑←↓→」の配置をそれぞれ交換すれば「WASD」で移動ができるようになります。例えば間違ってDELキーを押すと困るようなゲームなら、DELキーを無効にする事で安心してプレイすることができるようになります。

Easy-Shift[+] key、FN key、thumbster keys (T1 – T3)、macro keys (M1 – M5)という特殊なキーが付いています。
Easy-Shift[+] keyはファンクションキー以外のキーに2つ目の機能を付ける為のキーです。caps lock keyの位置にあり、設定で「Easy-Shift[+] Ryos」「ROCCAT Talk Function」「Standard(Caps Lock)」「Disable(無効)」にする事ができます。shift keyやctrl keyと同じように使いますが、マクロの実行やタイマーの開始など特殊な機能を使う事ができます。またマウスとキーボードの機能を連動させるROCCAT™ TALK®という機能で使う事ができます。
FN keyはファンクションキーに2つ目の機能を付ける為のキーです。right windows keyの位置にあり、設定で「FN KEY」と「RIGHT WINDOWS KEY」のどちらにするかを選択できます。またright windows keyは「ENABLE(有効)」「DISABLE(無効)」の設定が行えます。shift keyやctrl keyと同じように使うので、Easy-Shift[+] keyと似たような感じですが、同時押しで使うキーが違います。
macro keysはキーボード左側に付いているM1からM5のキーです。単独でマクロやタイマーなどすべての機能が使えるキーです。
thumbster keysはスペースキーの下に付いているT1からT3のキーです。macro keysと同様に単独でマクロやタイマーなどすべての機能が使えるキーです。スペースキーのすぐ下にあるので、手を「WASD」の位置に置いたまま親指で押せるのでシビアゲームでも隙を作らずに使う事ができます。

USBとオーディオ入力と出力。ROCCATがINTEGRATED MEDIA HUBと呼ぶこの機能はUSBが2ポート、オーディオ入力と出力を手元(キーボード)に持ってきて利便性を向上させる機能です。オーディオはG510のようにサウンドデバイス機能があるわけではなく、キーボードまで延長ケーブルで持ってくるだけの機能ですが、ゲーマーは高性能なサウンドデバイス(サウンドカード)を使っている人が多いと思うので、延長するだけの方が都合がよさそうです。

キーボード右奥
キーボード右奥
キーボード左奥
キーボード左奥

表面は「micro-dotted surface」という指紋などの汚れが付きにくい光沢加工がされています。

リストレストは安定感がありますが、外すことができないので、リストレストがない一般的なキーボードの1.5倍くらいの奥行きがあります。

裏には5つの滑り止めと、滑り止め付きのスタンドがついています。作りがしっかりしてるし、重いのもあって、とても安定感があります。

ケーブルは2本のUSBとオーディオ入力と出力のケーブルが1本にまとめてあるので絡まったり、ケーブルが多すぎてどれがどれだかわからなくなったりする事が減りそうですが、太くて硬いので取り回しが悪いのが難点です。

Ryos MK Monitor.exe(ROCCAT Ryos MK)は常駐ソフトウェアです。このキーボードは去年レビューを行ったROCCATのマウス(Kone Pure)と同じように設定の大部分をキーボードに保存し、機能の大部分をハードウェアだけで行えるようにしているようですが、SOUND FEEDBACKなどハードウェアだけでは実装するのが難しい機能をこのソフトウェアを常駐させることで実現しています。また「3. ドライバ(ソフトウェア)のインストール」で書きましたが、FIRMWAREの更新もこちらのソフトウェアで行うようです。

Ryos MK Config.exe(Ryos MK Configuration Application)は設定やマクロの作成などを行うソフトウェアです。項目を確認しつつ機能を解説します。

MAIN CONTROL

メイン設定。メイン設定を行うタブ。

CONFIGURE CAPS LOCK KEY
キャプスロックキーの機能を設定します。キャプスロックキーに特殊な機能を割り当てたり、有効または無効にできます。割り当てられる機能は「Easy-Shift[+] Ryos」「ROCCAT Talk Function」です。

CONFIGURE FN KEY
特殊キーを有効または無効にします。「RIGHT WINDOWS KEY」の位置にある「FN KEY」を有効または無効にできます。無効にすると「RIGHT WINDOWS KEY」になります。

ENABLE - DISABLE KEYS
特殊キーを有効または無効にします。「LEFT WINDOWS KEY」「TAB KEY」「RIGHT WINDOWS KEY」「LEFT SHIFT KEY」「APPLICATION KEY」の有効または無効の切替です。ゲームプレイ中に間違って押しやすいキーを無効にする機能です。

CHARACTER REPERT (WINDOWS SETTINGS)
文字の繰り返し(コントロールパネルと同様)。Windowsのコントロールパネルで設定するのと同じものです。

KEY ILLUMINATION: BRIGHTNESS
キー照明の明るさを設定します。0%から100%を20%刻みで設定します。

KEY ILLUMINATION: DIMMER / TIMEOUT / SCREENSAVER
キー照明を暗くまたは無効にするタイムアウトを設定します。一定時間の間、キー操作が行われないと設定した機能を実行し、キー操作で停止します。機能は消灯または調光(20%から100%を20%刻み)、LED Macro、スクリーンセーバー(Starlit sky、Fall asleep)です。LED Macroは後述する「KEY ILLUMINATION」タブのLED MACRO MANAGERで作ります。LED Macroでキー照明を使った簡単なアニメーションなどが作れます。スクリーンセーバーはキーボードのキー照明をスクリーンセーバーのようにする機能です。タイムアウトは1分から30分を1分刻みで設定します。

Starlit sky(星空) 15個ほどのキーが点灯して、少しづつ点灯、消灯していきます。

Fall asleep(寝入る) 点灯しているキーが1つづつ消灯していきます。


SOUND FEEDBACK
選択したイベントの音声フィードバックを有効にします。MACRO LIVE RECORDING、PROFILE SWITCH、TROPHY NOTIFICATIONSの時に音を鳴らす機能の有効、無効とその音量設定を行います。

DRIVER RESET
すべてのキーボード設定をすべてデフォルト設定に戻します。

KEY ASSIGNMENT

キー割り当てオプション。キー割り当てとマクロを作るタブ。キーは4つのゾーンに分かれていて機能に差があります。

M KEYS

左側に5つあるマクロ用のキーです。単独でマクロやタイマーなどすべての機能が使えます。2番目に割り当てた機能はEasy-Shift[+]で使います。またこのキー自体をEasy-Shift[+]にする事もできます。

THUMBSTER KEYS

スペースキーの下に3つある、親指で押すマクロ用のキーです。単独でマクロやタイマーなどすべての機能が使えます。2番目に割り当てた機能はEasy-Shift[+]で使います。またこのキー自体をEasy-Shift[+]にする事もできます。

M KEYSとTHUMBSTER KEYSの1番目と2番目に割り当てられる機能
Easy-Shift[+] Ryos Easy-Shift[+]を割り当てる ※2番目には割り当てできません
ROCCAT Talk Function ROCCAT Talk Functionを割り当てる。
Macro + Preset Function マクロまたはマクロの一時停止、再開を行う「Macro Play/Pause」を割り当てる。※マクロの詳細は後述する「MACRO MANAGER」で行います
LED Macro LEDマクロを割り当てる。※LEDマクロの詳細は後述する「KEY ILUMINATIONのLED MACRO MANAGER」で行います
Assing Timer タイマーを割り当てる。※Assing Timerの詳細は後述する「Assing Timer」で行います
Profile プロファイルを変更する機能を割り当てる。
Multimedia マルチメディア機能(ミュート、音量を上げる、音量を下げる、プレイヤー選択(Windows Media Player、iTunes、VLC Media Player、Winamp)、プレイヤーを開く、前の曲、次の曲、再生/一時停止、停止)を割り当てる。
Internet Explorer WWW機能(サーチ、ホーム、戻る、進む、停止、更新、お気に入り)を割り当てる。
System システム機能(Shutdown、Sleep、Wake)を割り当てる。
Standard 標準設定にする。
Assign a Shortcut ショートカット(単一のキーまたは修飾キーとの組み合わせ)を割り当てる。
Email メールソフト起動を割り当てる。
Calculator 電卓ソフト起動を割り当てる。
My Computer マイコンピュータを開くを割り当てる。
IE Browser ブラウザを開くを割り当てる。
Quick launch 実行可能ファイルを割り当てる。
Disable 無効にする。
Open Driver ドライバ(Ryos MK Config.exe)を開くを割り当てる。

EASY-ZONE KEYS

通常のキーです。配置を交換したり、無効にする事ができます。例えば移動が矢印キー(↑←↓→)のゲームで「WASD」と「↑←↓→」の配置をそれぞれ交換すれば「WASD」で移動ができるようになります。例えば間違ってDELキーを押すと困るようなゲームなら、DELキーを無効にする事で安心してプレイすることができるようになります。2番目に割り当てた機能はEasy-Shift[+]で使います。単独ではマクロやタイマーなどの機能を使えませんが、2番目にはマクロやタイマーなどの機能を割り当てる事ができます。

EASY-ZONE KEYSの1番目に割り当てられる機能
Standard 標準設定にする。
Remap 配置の交換。
Disable 無効にする。

EASY-ZONE KEYSの2番目に割り当てられる機能
Macro + Preset Function マクロまたはマクロの一時停止、再開を行う「Macro Play/Pause」を割り当てる。※マクロの詳細は後述する「MACRO MANAGER」で行います
LED Macro LEDマクロを割り当てる。※LEDマクロの詳細は後述する「KEY ILUMINATIONのLED MACRO MANAGER」で行います
Assing Timer タイマーを割り当てる。※Assing Timerの詳細は後述する「Assing Timer」で行います
Standard 標準設定にする。
Assign a Shortcut ショートカット(単一のキーまたは修飾キーとの組み合わせ)を割り当てる。
Quick launch 実行可能ファイルを割り当てる。
Disable 無効にする。

F KEYS

ファンクションキーです。単独でタイマーが使えますが、マクロは2番目の機能でも割り当てる事ができなくなっています。マクロの一時停止、再開を行う「Macro Play/Pause」は使えます。2番目に割り当てた機能はFN KEYで使います。Standard(デフォルト)で2番目にマルチメディア(再生、停止、音量など)や電卓、ブラウザ等の機能が割り当てられています。※一部Standardとデフォルトに違いがあります。

F KEYSの1番目と2番目に割り当てられる機能。
Assing Timer タイマーを割り当てる。※Assing Timerの詳細は後述する「Assing Timer」で行います
Profile プロファイルを変更する機能を割り当てる。
Standard 標準設定にする。
Macro Play/Pause マクロの一時停止、再開を行う機能を割り当てる。
Assign a Shortcut ショートカット(単一のキーまたは修飾キーとの組み合わせ)を割り当てる。
Quick launch 実行可能ファイルを割り当てる。
Disable 無効にする。

F KEYSの2番目にデフォルトで割り当てられている機能
F1 Windows Mute ミュートする
F2 Windows Volume Down 音量を下げる
F3 Windows Volume Up 音量を上げる
F4 Calculator 電卓を開く
F5 Play/Pause 再生/一時停止
F6 Stop 停止
F7 Previous Track 前の曲
F8 Next Track 次の曲
F9 My Computer マイコンピュータを開く
F10 IE Browser ブラウザを開く
F11 Backlight キー照明の明るさを変更します。(0%から100%を20%刻みで周回する)
F12 MLR MACRO LIVE! RECORDING※詳細は後述します
 
MACRO LIVE! RECORDING
Ryos MK Config.exe(Ryos MK Configuration Application)を使わずに、いつでもマクロを作成できる機能です。作成したマクロはRyos MK Config.exeを起動すると「Macro Live」というmacro setに自動で登録されます。

作成手順
1. FN + F12で「MACRO LIVE! RECORDING」を開始する。
2. 使用するマクロキーを押す。(M1 - M5、T1 - T3、Easy-Shift[+] + A 等)

3. 記録したい操作を行う。
4. FN + F12で「MACRO LIVE! RECORDING」を終了する。

※後述する「7. マクロでマウスの移動 & MLRを使ってみる」で動画を使って解説しています。

MACRO MANAGER

ここでマクロの新規作成、編集や削除を行います。このキーボードのマクロはマウスの移動はできないようですが、それ以外のマウスのボタンやキーの操作は一通りできるようです。

マクロの仕様
マクロは同じキーを押すことで途中で終了できます。リピート回数を多くすればトグルのように使うことができそうです。マクロでDown(Press)状態にしたキーはキーが押されるとUp(Release)されるようです。マクロでDown(Press)状態にしたキーはマクロが終了するとUp(Release)されるようです。マクロの処理はすべてハードウェア(キーボード)で行われているようです。

今回は試しに「test」というmacro setを作ってそこに「zigsow」と入力するマクロ「zigsow」を作り、それを「M1」に割り当てます。
「MACRO MANAGER」を開いて

「MACRO SELECT」のプルダウンメニューで「[+]Add Macro Set」を選択します。

「test」と入力して「OK」を押します。

「NEW」を押して新規マクロを作って名前「zigsow」を入力します。

「START RECORD」を押して記録を開始します。「zigsow」と入力します。「STOP RECORD」を押して記録を終了します。

「OK」を押して「MACRO MANAGER」を閉じます。

M1キーのプルダウンメニューで「Macro + Preset Function」「test」「zigsow」を選択してM1にマクロを割り当てます。OKまたはAPPLYを押します。

「M1」を押すと「zigsow」と入力されます。

Assing Timer

音声でカウントダウン行う機能です。タイマーの新規作成、編集/削除を行い、作成したタイマーまたはタイマーの停止を割り当てます。タイマーの秒数は15秒から999秒です。開始時と残り10秒、5秒、4秒、3秒、2秒、1秒、0秒で音声が再生されます。

15secのタイマー



KEY ILLUMINATION

キー照明オプション。キー照明とLEDマクロを作るタブ。

LAYER ILLUMINATION MODE
AUTOMATIC(Easy-Shift[+]およびFNレイヤ照明の自動設定)またはMANUAL(Easy-Shift[+]およびFNレイヤ照明の手動設定)を選択。説明の意味がわからないが、AUTOMATIC MODEだと「LAYER ILLUMINATION」で「Normal」「Easy-Shift」「FN」の3種類のレイヤーしか選択できないが、MANUAL MODEだと「Normal」「Left Shift」「Right Shift」「Left Ctrl」「Right Ctrl」「Left Alt」「Right Alt」「Left Win」「Right Win」「Easy-Shift」「FN」の11種類のレイヤーが選択できます。

LAYER ILLUMINATION
個々の照明設定のレイヤーを選択します。

KEY LIGHTING CONTROL
ON/OFF 個々のキー照明をオン/オフにします。
BLINKING 個々のキー点滅効果をオン/オフにします。

選択しているキーの選択しているレイヤーでのキー照明の設定です。ON/OFFとONの時に点滅させるかの設定を行います。BLINKINGを使用するとそのレイヤーではFADE FXを使用できないようです。

KEY LIGHTING EFFECTS
FADE FX フェード効果を有効化/無効化します。
DELAY フェード効果持続期間を選択します。
RIPPLE FX 波及効果を有効化/無効化します。

レイヤーに対するキーを押した時のエフェクト設定です。
FADE FXはキーを押した時にDELAYで設定した秒数、消灯してるキーを点灯、点灯してるキーを消灯させます。FADE FXを使用するとそのレイヤーではBLINKINGを使用できないようです。
RIPPLE FXはキーを押した時に押したキーから波紋のように光が広がっていきます。RIPPLE FXを設定したレイヤーはそれ以外のILLUMINATIONが使えなくなるようです。

 

PRE-DEFINED LIGHT GROUPS
光グループを有効化/無効化します。グループは「ALL」「WASD」「QWER」「NUMPAD」「F KEYS」「M KEYS」「T KEYS」「MAIN BLOCK」「ARROW KEYS」があります。選択したレイヤーでグループになっているキーの「KEY LIGHTING CONTROL」のON/OFFをまとめて行います。

LED FEEDBACK
MACRO EXECUTION LED FEEDBACK マクロ実行に対する光フィードバックを有効化/無効化します。マクロを実行すると照明が一瞬消える。

LED VOLUME INCICATOR 音量コントロールに対する光フィードバックを有効化/無効化します。音量を変更すると数字キーの1から0でボリュームの状態を表示する。

LED MACRO MANAGER
ここでLEDマクロの新規作成、編集や削除を行います。

今回は試しに「test」というmacro setを作ってそこに「J」の周りを光が周るLEDマクロ「roll」を作ります。
「MACRO MANAGER」を開いて

「MACRO SELECT」のプルダウンメニューで「[+]Add Macro Set」を選択します。

「test」と入力して「OK」を押します。

「NEW」を押して新規マクロを作って名前「roll」を入力します。

「START RECORD」を押して記録を開始します。Jの周りのキー「NHUIKM」を順番に入力します。「STOP RECORD」を押して記録を終了します。※Delayを入れると速度調節ができますが、なしでも少し遅延するので高速回転してるように見えます

1回だとすぐ終わってしまうのでREPEAT THE MACROを「99」にしてから「OK」を押して「LED MACRO MANAGER」を閉じます。


ROCCAT™ R.A.D.

統計と獲得した賞を表示します。

ROCCAT ACHIEVEMENTS DISPLAY。公式サイトでユーザー登録していると獲得した賞をシェアできます。

UPDATE/SUPPORT

更新およびサポートオプション

ドライバ(ソフトウェア)のダウンロードページへのリンク
ドライバ(ソフトウェア)とFIRMWAREのバージョン情報
電子メールでのサポート依頼
オンラインサポートページへのリンク

GAME PROFILE /RYOS

「MAIN CONTROL」「KEY ASSIGNMENT」「KEY ILLUMINATION」は、ここで選択したPROFILEの設定が変更されます。

CREATE PROFILE 選択したプロフィールスロットに新しいプロフィールを作成します。
LOAD PROFILE 選択したプロフィールスロットに新しいプロフィールをロードします。
SAVE PROFILE 選択したプロフィールスロットの現在の設定を保存します。
EDIT PROFILE 選択したプロフィールスロットのプロフィール設定を編集します。

GAME PROFILE INFORMATION
PROFILE NAME ここにPROFILEの名前を書きます。

PATH TO EXECUTABLE ここで指定(3つまで指定できます)したアプリケーションがアクティブになると自動的にPROFILEが切り替わります。※Ryos MK Monitor.exe(ROCCAT Ryos MK)が切り替えを行っているようなので、Ryos MK Monitor.exe(ROCCAT Ryos MK)が起動していないと切り替わらないようです ※バグがあるみたいで、自動的に切り替わらないアプリケーションがいくつかありました。Kone Pureの方は同じ設定で正常に切り替わります

更新: 2015/12/19

5. ROCCAT™ TALK®でマウスと連動

まずはROCCAT™ TALK®の説明からします。ドライバ(ソフトウェア)を介して、ハードウェアを連動させる機能です。公式サイト(ROCCAT LABS ROCCAT Talk®)には長々と書いてありますが、今のところEasy-Shift[+]の連動とキーボードからマウスのDPIを変更する機能のようです。ちなみにROCCAT™ TALK®のドライバでROCCAT™ Talk® FXという機能も同時に入りますが、こちらはソフトウェアからハードウェア(マウス、キーボード)のIlluminationを操作する機能のようです。

公式動画
ROCCAT™ TALK© FX - Official Trailer
ROCCAT Ryos MK Pro .sdk demo

それではROCCAT™ TALK®を試してみましょう。
まずはドライバ(ソフトウェア)のインストールです。キーボード(Ryos MK Pro)とマウス(Kone Pure)のドライバはあるので、http://www.roccat.org/SupportでROCCAT™ TALK®(ROCCAT™ TALK® FX)のドライバをダウンロードしてインストールします。ちなみに常駐ソフトウェアで連動させているようなのでキーボード、マウス、ROCCAT™ TALK®で3つの常駐ソフトウェアが起動していないと機能しないようです。プロセスは3つですが、タスクトレイは1つにまとまってくれます。

Ryos MK Config.exe(Ryos MK Configuration Application)

ROCCAT Talk Functionの項目が増えました。
all devicesを選択するとマウスとキーボード両方でEasy-Shift[+]として機能します。
Kone Pureを選択するとマウスだけでEasy-Shift[+]として機能します。
Kone Pure Lock/Unlockを選択するとCaps Lockのようにトグルキーとして機能します。
DPIは数字が書いてありますが、Kone Pureの現在のPROFILEでの現在値が書かれているだけで、5つ設定できる、Kone PureのDPI SETTINGのどれを使うかという設定のようです。

KonePureOption.exe(ROCCAT Kone Pure Mouse Option)※マウスのドライバ(ソフトウェア)

マウスの方も増えました。

マウスだけでEasy-Shift[+]を使う場合は、親指でEasy-Shift[+]をホールドしながらマウスを操作しないといけなかったので、少しやりにくい感じでしたが、キーボードでマウスのEasy-Shift[+]が使えれば、マウスはポインタの操作に集中できるので良い感じです。

更新: 2015/12/19

6. ROCCAT™ TALK® FXを使ってみる 2014/01/25追記

どんな感じなのかわからないので、まずはhttp://www.roccat.org/Support/Support-ROCCAT-Technology/ROCCAT-Talk-FX-SDK/でROCCAT™ TALK® FX SDK(Software Development Kit)をダウンロードしてみました。何で開発するのがいいのかなと調べてたら、便利そうなのがありました。

RyosCLI.exe
ROCCAT Ryos // MK PRO -- Command Line Interface
(c)2013 - ROCCAT Studios Hamburg
USAGE: RyosCLI.exe <method> <arguments>
IMPORTANT: TalkFX needs to be running!
METHODS:
initsdk - activates SDK mode; required for setting LEDs
stopsdk - deactivates SDK mode; gives LED control back to keyboard
setsingleon [position] - lights up a single LED
EXAMPLE: RyosCLI.exe setsingleon 1
sendframe [(0|1)*] - sends a whole frame to the keyboard
EXAMPLE: RyosCLI.exe sendframe 1001100101100111011101
alloff - turns all LEDs off without leaving SDK mode

これを使えばバッチファイルや適当なスクリプトでRyosCLI.exeを実行するだけでいいので簡単にKEY ILLUMINATIONの操作が行えます。

試しにバッチファイル(*.bat)で作ってみました。縦4dotな感じなので文字は難しいですね。キーボードを横から撮影して縦10dot、横4dotで文字を書いてみました。何て書いてあるのかわかりますか?

答えは「ZIGSOW」です。※「」の中を選択すると答えが見えます。

更新: 2015/12/19

7. マクロでマウスの移動 & MLRを使ってみる 2014/02/01追記

このキーボードのマクロ機能はマウスポインタの移動を行う事はできませんが、Windowsの機能やソフトウェアにはキーボードの操作でマウスポインタの移動を行うものが多数あるので、それらを併用すれば、このキーボードのマクロでもマクロ操作にマウスポインタの移動を含める事が可能になります。またキーボードの操作でマウスポインタの移動を行えば「MLR(MACRO LIVE! RECORDING)」でマクロにマウスの移動も含めて記録する事ができます。

今回はWindowsに標準で入っている「マウス キー機能」を使って「MLR」を行いながらペイントで「ZIGSOW」と描いてみます。

 

 

「マウス キー機能」などを併用すれば、マクロにマウスポインタの移動を含めることができるのでうまく使えばマクロの機能を拡張する事ができます。また「MLR」を使えば、長いマクロでも簡単に作る事ができるのでとても便利です。

更新: 2015/12/19

8. ROCCAT™ TALK® FXでゲームを作る 2014/02/15追記

ゲームの情報をKEY ILLUMINATIONで表示したりするのではなく、KEY ILLUMINATIONを使ったゲームを作ります。

MoguraTatakiFX

モグラ叩きのような感じで、光ったキーを押すだけのゲームです。左側の4x4を使いました。時間、間隔、回数を指定できるようにしました。
今回は「RyosCLI.exe」を使ったのを作りたかったので、簡単でわかりやすいプログラム言語を探していくつか試しましたが、Microsoft Visual Studio Express 2013 for Windows Desktop(無料のソフトウェア)のVisual Basicがよさそうだったので使ってみました。初めて使うのでいろいろとおかしなところがあるかもしれません。プログラムは解説を行うと長くなりすぎるので、簡単な作成手順だけ行います。

 

それではプレイしてみます。

LEDの操作を行うのに毎回プログラムを起動するので遅延が少し気になりますね。

RyosCLI.exeの使い方

ROCCAT Ryos // MK PRO -- Command Line Interface

(c)2013 - ROCCAT Studios Hamburg

USAGE: RyosCLI.exe <method> <arguments>

IMPORTANT: TalkFX needs to be running!

METHODS:

initsdk - activates SDK mode; required for setting LEDs

stopsdk - deactivates SDK mode; gives LED control back to keyboard

setsingleon [position] - lights up a single LED

EXAMPLE: RyosCLI.exe setsingleon 1

sendframe [(0|1)*] - sends a whole frame to the keyboard

EXAMPLE: RyosCLI.exe sendframe 1001100101100111011101

alloff - turns all LEDs off without leaving SDK mode

 

initsdk

SDK modeを開始します。SDK modeになるとRyos MK Config.exeで設定したKEY ILLUMINATIONは機能しなくなります。またsetsingleonやsendframeを使うとinitsdkを行わなくてもSDK modeになるようです。

 

stopsdk

SDK modeを停止します。停止するとRyos MK Config.exeで設定したKEY ILLUMINATIONに戻ります。

 

setsingleon [position]

positionで指定したところのLEDを点灯、他を消灯させます。

 

sendframe [(0|1)*]

0(消灯)と1(点灯)を110個指定することでキーボード全体のLEDを操作します。指定していないところは消灯になるようです。

 

alloff

すべて消灯させます。

※英語キーボード用に作られているので、日本語キーボードでは一部のキーを操作できないようです。

プログラム作成手順

「新しいプロジェクト」でVisual BasicのWindows フォーム アプリケーションを選びます。

フォームにTextBoxを3つ、Buttonを1つ作ります。わかりやすいように適当にLabelを作ります。

以下をコピー&ペーストします。
※「RyosCLI.exe」のパスを指定していないので、作成した実行ファイル「MoguraTatakiFX.exe」と「RyosCLI.exe」を同じフォルダに置く、「RyosCLI.exe」をパスの通ったフォルダに置く、プログラムを修正する等を行ってください。

Dim Tasks As New TasksClass()
Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load
Me.KeyPreview = True
End Sub
Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
Dim Thread1 As New System.Threading.Thread(AddressOf Tasks.SomeTask)
Tasks.Delay = TextBox1.Text
Tasks.Interval = TextBox2.Text
Tasks.Times = TextBox3.Text
Tasks.Score = 0
Thread1.Start()
End Sub
Private Sub Form1_KeyDown(ByVal sender As Object, ByVal e As System.Windows.Forms.KeyEventArgs) Handles MyBase.KeyDown
Select Case Tasks.Random
Case 1
If e.KeyCode = Keys.D1 Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 2
If e.KeyCode = Keys.D2 Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 3
If e.KeyCode = Keys.D3 Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 4
If e.KeyCode = Keys.D4 Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 5
If e.KeyCode = Keys.Q Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 6
If e.KeyCode = Keys.W Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 7
If e.KeyCode = Keys.E Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 8
If e.KeyCode = Keys.R Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 9
If e.KeyCode = Keys.A Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 10
If e.KeyCode = Keys.S Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 11
If e.KeyCode = Keys.D Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 12
If e.KeyCode = Keys.F Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 13
If e.KeyCode = Keys.Z Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 14
If e.KeyCode = Keys.X Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 15
If e.KeyCode = Keys.C Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
Case 16
If e.KeyCode = Keys.V Then
Tasks.Random = 0
Tasks.Score = Tasks.Score + 1
End If
End Select
End Sub
End Class
Class TasksClass
Private Declare Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal dwMilliseconds As Integer)
Friend Delay As Integer
Friend Interval As Integer
Friend Times As Integer
Friend Score As Integer
Friend Random As Integer
Sub SomeTask()
Shell("RyosCLI.exe initsdk", AppWinStyle.Hide)
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe sendframe 0111", AppWinStyle.Hide)
Sleep(1000)
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe sendframe 011", AppWinStyle.Hide)
Sleep(1000)
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe sendframe 01", AppWinStyle.Hide)
Sleep(1000)
Randomize()
For Index As Integer = 1 To Times
Random = CInt(Int((16 * Rnd()) + 1))
Select Case Random
Case 1
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 18", AppWinStyle.Hide)
Case 2
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 19", AppWinStyle.Hide)
Case 3
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 20", AppWinStyle.Hide)
Case 4
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 21", AppWinStyle.Hide)
Case 5
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 40", AppWinStyle.Hide)
Case 6
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 41", AppWinStyle.Hide)
Case 7
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 42", AppWinStyle.Hide)
Case 8
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 43", AppWinStyle.Hide)
Case 9
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 62", AppWinStyle.Hide)
Case 10
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 63", AppWinStyle.Hide)
Case 11
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 64", AppWinStyle.Hide)
Case 12
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 65", AppWinStyle.Hide)
Case 13
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 80", AppWinStyle.Hide)
Case 14
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 81", AppWinStyle.Hide)
Case 15
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 82", AppWinStyle.Hide)
Case 16
Console.Beep()
Shell("RyosCLI.exe setsingleon 83", AppWinStyle.Hide)
End Select
Sleep(Delay)
Random = 0
Shell("RyosCLI.exe alloff", AppWinStyle.Hide)
Sleep(Interval)
Next
MsgBox("スコア:" + Convert.ToString(Score) + " / " + Convert.ToString(Times))
Shell("RyosCLI.exe stopsdk", AppWinStyle.Hide)
End Sub
End Class

更新: 2015/12/19
ROCCAT™ Ryos MK Pro の良かった、気に入った、オススメしたい機能や特長など PREMIUM REVIEW

シビアなゲームでも隙を作らずにマクロなどの機能が使えます

作りがしっかりしていて、安定感があり、操作がしやすいので、キーボードとしての基本性能はとても良いと思います。また、たくさんの便利な機能がありますが、一番気に入ったのは「THUMBSTER KEYS」です。いくら良い機能があっても実戦で使いにくいと意味がないので、「WASD」に手を置いたまま、親指で簡単に押せるところが良いです。これなら隙を作らずにマクロなどの機能が使えます。

更新: 2015/12/19
ROCCAT™ Ryos MK Pro を使用することで変わったことや解決したこと PREMIUM REVIEW

Ryos MK Proをゲームで使ってみる

1. Easy-Shift[+]とTHUMBSTER KEYSで操作性を向上させる Warframe
Kone PureのレビューでもプレイしたWarframeで使ってみます。まずはこのゲーム用のPROFILEを作ります。
PROFILEを選択(今回はPROFILE SLOT #2を使用)して「CREATE PROFILE」またはEDIT PROFILEを押します。わかりやすいようにPROFILE NAMEにWarframeと入力、PATH TO EXECUTABLEにWarframeのパスを指定して「OK」を押します。

これでWarframeがアクティブになると自動的にPROFILE #2になるはずですが、バグなのか、Kone Pureと同じように設定してもRyos MK Proだけ切り替わりません

次はボタン設定を行います。※ゲームのキー設定はデフォルトです
今回はROCCAT™ TALK®を使ってKone Pureと連動を行うのでまずはKone Pureの設定を確認します。

このゲームの近接攻撃にはスライディングアタックというのがあるのですが、SHIFT(ダッシュ)+W(前進)+CTRL(スライディング)でE(近接攻撃)とかSHIFT(ダッシュ)+W(前進)でSPACE(ジャンプ)して+CTRL(スライディング)でE(近接攻撃)なんてやるわけですが、指がきついので、まずはEをスクロールボタン(ボタン3)に割り当てました。さらにこのマウスの特徴的な機能「EASY-SHIFT」を使ってマウスのボタンでアビリティをすべて使えるようにEASY-SHIFTのボタン10から13に1から4のキーを割り当てました。※このゲームのアビリティはWarframe(職業のような感じのもの)毎に4つあり、デフォルトは1から4のキーに設定されています。

マウスのボタン10から13に設定したアビリティをキーボードのEasy-Shift[+]でも使えるようにEasy-Shift[+]をall devicesにします。

さらに「THUMBSTER KEYS」でもアビリティが使えるようにT1に1、T2に2.T3に3を割り当てました。

移動をしながらアビリティを使うのが簡単になりました。




2. マクロで操作を簡略化する Dota 2
今回プレイするゲームはDota 2です。比較的使うキーはそれほど多くない感じのゲームですが、Hero(プレイヤーキャラ)やプレイスタイルによっては、複雑な操作が必要になる事があります。今回はInvokerというHeroで、アビリティを簡単に出せるようにするマクロを作ります。

※キー設定はデフォルト設定で書いてあります。
Dota 2の多くのHeroは4個(最大6個)ほどのアビリティを「QWEDFR」で使用します。Invokerはかなり特殊で「QWE」で氷、嵐、炎の3種類の要素を3つ纏い(バフのようなもの)、「R」でInvokeというアビリティを使って纏ってる要素の組み合わせで10種類の魔法を作り出し、それが「DF」に割り当てられます。問題は魔法は2つしか持てないため、作った魔法は新しい魔法を作ると古いのから消えていってしまうので、頻繁に3つ纏ってInvokeしないといけないというところです。今回は3つ纏ってInvokeするマクロをマクロキーに割り当てます。

プレイスタイルや状況によって頻繁に使うアビリティが違ってくるとは思いますが、今回は
T1 Cold Snap
T2 Sun Strike
T3 Forge Spirit
Easy-Shift[+] + T1 Tornade
Easy-Shift[+] + T2 Chaos Meteor
Easy-Shift[+] + T3 Alacrity
M2 Deafening Blast
M3 EMP
M4 Ice Wall
M5 Ghost Walk
でマクロを割り当てます。

まずはDota 2 Invoker用のPROFILEを作ります。
PROFILEを選択(今回はPROFILE SLOT #3を使用)して「CREATE PROFILE」またはEDIT PROFILEを押します。わかりやすいようにPROFILE NAMEにInvokerと入力、他のHeroの時に切り替わっても意味がないので、今回はPATH TO EXECUTABLEは使いません。※Warframeの時はバグのような感じで切り替わりませんでしたが、Dota 2は指定すれば正常に切り替わります

次はMACRO MANAGERでマクロを作成します。[+]Add Macro SetでDota 2用のマクロセット「Dota 2」を作ります。「NEW」を押してマクロを作っていきます。まずはCold Snap、氷3つ「QQQ」でInvoke「R」です。
同じように、すべての魔法のマクロを作っていきます。

作ったマクロをキーに割り当てます。

それでは試しにプレイしてみましょう。

4回が、1回になった感じなので、素早く簡単に魔法を作れるようになりました。
更新: 2014/05/14
Power-Grid™ の活用方法 PREMIUM REVIEW

スマートフォン、タブレットがパソコンの周辺機器になる

使い方によっていろいろな周辺機器になる感じなので、説明が難しいソフトウェアです。基本的な仕組みは、リモートデスクトップなどのような感じで、パソコンのホストソフトウェア(サーバー)にスマートフォン等のモバイルアプリ(クライアント)を接続するものです。ちなみにRyos MK Proとは直接関係がないソフトウェアなので、誰でも無料で使う事ができます。

公式サイト
ROCCAT - POWER-GRID

レビューで使用するモバイル端末


 

導入手順
1. http://power-grid.roccat.org/en/Download/からHOST SOFTWAREをダウンロードしてインストール、起動します。

2. 公式サイト(http://www.roccat.org/)またはホストソフトウェアのボタンからアカウント(ROCCAT World)を作成してホストソフトウェアでログインします。※初回起動時はモバイルアプリを登録する画面になります。登録画面はSETTINGSタブの+ADD NEW DEVICEで開きます

3. iOS(iTune Store)またはAndroid(Google Play)のモバイルアプリ(クライアント)をダウンロード、インストールして起動します。

4. モバイルアプリにホストソフトウェアのIPアドレスを入力して接続します。接続するとホストソフトウェアの画面にモバイル端末が表示されるので登録します。

IPアドレスの確認方法
コントロールパネルで調べる(Windows 7、8、8.1)
コントロールパネル>ネットワークとインターネット>ネットワークと共有センター>接続>詳細

ipconfig.exeで調べる
コマンドプロンプトを開いて「ipconfig」と入力してEnter


 

機能解説
機能をすべて説明すると長くなってしまうので、どのようなもので、どのような事ができるのか、実際に試しつつ簡単な解説を行おうと思います。

このソフトウェアはGRIDという単位で編集などを行います。初期状態(バージョン0.459)だとPRESET GRIDが4つ、CUSTOM GRIDが4つあり、TABにPRESET GRIDが3つ登録されています。PRESET GRIDとCUSTOM GRIDの違いはPRESET GRIDは編集はできないけど、無料でいくつでも登録できるGRID、CUSTOM GRIDは編集できるけど、2つまでしか無料で使えないGRIDです。

ホストソフトウェア
ホストソフトウェア
モバイルアプリ
モバイルアプリ

初期状態で入っているGRID
PRESET GRID
Incoming Center
E-mail、Facebook、Skype、RSS feeds、Teamspeak、Twitterをまとめて表示するGRID。SETTINGタブでアカウント登録などの設定を行い、Activeにすると表示されます。

System Stats
CPU、メモリ使用率などパソコンの情報を表示するGRID。

Sound Control
音量の調節やプレイヤーの起動、操作を行うGRID。

TALK® FX Settings
TALK® FXに対応した製品のCOLOR、LIGHTING EFFECTの設定を行うGRID。

CUSTOM GRID
Numpad
モバイルアプリをNumpadにするGRID。

Calculator
モバイルアプリを電卓にするGRID

Windows 7 Controls #1
コントロールパネルやシステムプロパティなど、Windowsのいろいろな項目を開くGRID。

Windows 7 Controls #2
スタートメニューや検索を開いたり、スリープやシャットダウン、ZOOMなど、主にWindowsのいろいろな操作が登録されているGRID。

GRIDとCONTROLはStoreでダウンロードしてEDITORタブのIMPORT PACKAGEで追加したり、EDITORタブで作成する事で増やす事ができます。作成したGRIDとCONTROLはEXPORT PACKAGEでファイルにして、公式サイトでShareする事ができます。

最初に書いたようにPower-GridはRyos MK Proとは直接関係がないソフトウェアですが、「ROCCAT Ryos Light FX」というDemo用のPluginがあったので、まずはこれを試しに使ってみます。

Storeでダウンロードして、EDITORタブのIMPORT PACKAGEでIMPORTします。CUSTOM GRIDSに追加されたRyos Light FXを選択してADD TO BARを押して追加したらAPPLYを押して適応します。

ホストソフトウェア
ホストソフトウェア
モバイルアプリ
モバイルアプリ


次は「ROCCAT TrackPad」を使ってみます。これはスマートフォン等をパソコンのトラックパッドにするGRIDです。前回と同じようにStoreでダウンロードしてIMPORTします。

ホストソフトウェア
ホストソフトウェア
モバイルアプリ
モバイルアプリ

普通にパソコンを使う時には必要ないと思いますが、リビングでパソコンをTVに繋いでる時などは便利そうです。またEDITORタブのCONTROLSにTrackPadのPluginが追加されるので横長のもの、マクロボタンを追加したものなどを作る事ができます。

横長のトラックパッドにZIGSOWのホームページを開くボタンを付けてみました
横長のトラックパッドにZIGSOWのホームページを開くボタンを付けてみました

次はDOTA 2のGridを使ってみます。StoreでダウンロードしてIMPORTします。

いろいろな操作のショートカットと手動のタイマーです。ショートカットはデフォルトのキー設定なので、設定を変更している場合は、それにあわせて修正しないと使えません。



総評
CUSTOM GRIDを使えばマクロやアプリケーションの実行など、いろいろな機能を自由に組み合わせて使えるので便利です。またフルスクリーンでゲームをしている時でもIncoming Centerを使えば、メールやツイッターなどをまとめて見ることができます。

コメント (2)

  • キウイさん

    2014/08/26

    私はn-eさんのようなレベルでマクロ設定はなかなかできないと思いますが、この商品の持つ、使い方の幅がよくわかった気がします。
  • n-eさん

    2014/08/27

    実際にマクロ設定などの機能をどれくらい活用できるかは、使用するソフトウェア次第なところがあるので難しいところですが、キーボードの機能として考え得る機能が細かいところまで、細かく設定できる感じなので、ちょっとした問題や不便さの解消にも使えますね。

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