前の一般的なメンブレンキーボードよりもやっぱり使いやすいですね。
これは私が元々赤軸好みであることが一番大きな要因ではあるのですが。
もちろんキーの種類や好みによって使い辛く感じる人もいるとは思います。
しかしメンブレンと比較した場合、引っかかりのないリニアな押し心地と
離した時のしっかりした戻り方は、打っていて疲れにくいと感じました。
マクロやキー割当ても優秀で、うまく設定すればキーボードではなく
Windows専用リモコンかと思わせるような使い方も可能です。
お値段は結構高めにはなりますが、機能面を見ると納得できる金額だとは思います。
ゲームはLeft4Dead2とTERAで試してみました。
上手くなりました・・・
いや嘘でした、上手くなったと錯覚できます。
キーボードの機能がかなり優秀なので操作が楽になりミスが減ったという方が正解ですね。
詳細内容は下記に記載しています。
あと音ゲーで試してみたかったのですが掲載の時間に間に合わず。
音ゲーは苦手を通り越して初級でもまともにクリアできないので
マクロを組んでクリアするという本末転倒なネタを企んでいます。
イルミネーションもかなり面白いですね。
SDKとVCでかなり自由自在に光らせる事が出来るようです。
マニュアルが英語なので理解するのが結構大変でした。
なんとか理解できてきたのでスペアナ表示をさせてみたいと考案中です。
Power-Gridは私がプレイしているゲームのグリッドがなかったので
機能の本領発揮はできませんでした。
しかしゲームからカーソルを外すことなくituneの操作ができたり
ゲーム時以外はチェアでぐったりともたれながらブラウザ閲覧ができるので
なにげに凄く便利だったりします。
さすがフラッグシップ機、イルミも機能もかなり強力
本機はドイツのROCCATというゲームデバイス専門メーカーの
フラッグシップキーボードとなります。
日本では岡谷エレクトロニクスが正式な代理店となっています。
まずは本機のお勧めな特徴から紹介していきます。
最初にざっくりと説明すると
イルミネーションはかなり自由度が高く好きなように点灯/非点灯/点滅が可能で
SDKで開発できればゲームからのフィードバックも可能。
ドライバの性能がかなり強力で、ほぼ全てのキーの付加機能割当てや無効化が可能
マクロはミリ秒単位のタイムラインで記憶可能。
CHERRY MX key採用といたれりつくせりのゲーマー用キーボードです。
1.EasyShift[+]
本機能はROCCAT製品のユニークな機能で、本機最大の便利機能であるとも言えます。
各キーに追加でもう一つの操作を割当てる事ができる機能で
本来CapsLockがある所の↓[+]と刻印されたEasyShiftキーと
他の任意のキーを同時に押下することにより
本来そのキーに割当てられている操作以外のもう一つの追加操作が発動します。
一例ですがAキーにボリュームUPを割当てたりすることが出来ます。
単純計算でキー数が2倍になるのと同等の意味があります。
ShiftやFnキーにもよく似た何気ない機能ですが、実はとんでもなく便利です。
ゲームの種類やマクロの応用次第ではありますが
私はMMOをやる場合、ガンガン攻撃したい派なので回復系スキルは
基本的にF9~F12など端のキーに割当てています。
この辺りのキーはホームポジションから結構離れているのでタイプミスしたり
キーが間に合わなかったりであえなく死亡してしまうことがあります。
この場合EasyShiftを使い、メインで使うF1~F4に裏機能として
回復スキルを割当てることで、タイプミスや遅れなどを最小限に抑える事ができます。
それだけではありません。
マウスもROCCATのEasyShift対応製品を使えば
キーボードのEasyShiftを押している間だけマウスのDPIを落としたり
マウス側をEahyShiftに切替えたりすることも可能です。
今回は相棒にこのマウスを使ってレビューしています。
ROCCATでお揃いなのでEasyShiftのコンビプレイが可能
これが過言ではなく本当に便利すぎる。
2.キーイルミネーション
キーが光るキーボードは昨今では、それ程珍しくありませんが
本機のイルミネーションはこれまたユニークで
各キー単独でイルミの点灯/消灯/点滅を操作可能です。
ゲームで使うキーだけ光らせたり。
またキー操作に反応して光らせたり
マクロを組んで流れるように光らせたり
上記以外にも
SDKを使えばスペクトルアナライザーとして光らせたり
ゲームと連動してダメージを受けたり攻撃したときに
それぞれ別の光らせかたをすることができます。
さらにはスクリーンセーバー的に
一定時間操作しなければ消灯させることも可能です。
3.メカニカルキー
CHERRY MX keyを採用しており
メンブレンキーボードよりも高耐久となっています。
一般的な数値ですがメンブレンが平均500万回以上に対し
CHERRY MX keyは平均5000万回以上と10倍の耐久性があります。
また精度もメンブレンより高いのでゲーム向きと言われる所以です。
CHERRY MX key「赤軸」「黒軸」「茶軸」「青軸」の種類があり(※1)
それぞれ押下時の重さや感触や音が異なります。
押し心地にいついては人それぞれの好みなので、どれが良いかは断言できませんが
独断と偏見満載の個人的オススメは赤軸です。
赤軸は押下時の重さが45gでクリック感のないリニアな押し心地で
約1/3押し込んだ所で反応します。
音については底付き時のカタカタ音はしますが、キー自体にクリック音はありません。
慣れてくれば軽く押すだけで入力でき、タッチが軽いキーなので非常に疲れにくいです。
(※1:発売開始現在、日本ではRYOS MK PROの日本語配列は
赤軸のみの取り扱いのようです、今後他類の取扱いも期待したいところですね)
4.マクロキー、Tキー
本キーボードには一般的なキーの他にも
マクロキー(以下Mキー)が5つとTキーが3つあります。
これらのキーには、それぞれマクロやメディアプレーヤーの操作
任意のアプリの起動やプロファイル切り替えなど色々な機能を割当てることができます。
もちろんEasyShift対応なので各キーに2種類の割当てが可能です。
Mキーはキーボードの左端、Tキーはスペースの真下に位置します。
Tキーはキーボード本体表面とツライチで硬い押し心地
またパームレストよりも上なので掌で間違って押したりすることはありません。
5.Nキーロールオーバー対応
チェッカーで確認してみました。
全キーロールオーバーとの事ですが、全キーを同時に押すことは非現実的なので
20キー以上の同時押しを試して見ました
黒文字部分が反応しているキーですが、押した28キーは全て反応して
押していないキーが誤検知する事はありませんでした。
厳密にはキャプチャしたのでPrtScrも含め29キー同時に押して確認しました。
これで最低でも29キーロールオーバーの29キー同時押し対応で
29キーまでならフルアンチゴーストであることが確認できました。
キーの組み合わせによっては、また違う結果になるかもしれませんが
もし仮に足指までをも使う凄腕ゲーマー(凄足?)がいたとしても
20キーが最大なので全く問題ないでしょう。
※今回は4gamerで公開されているツールを使いました。
6.任意のキー無効化
Winキー/Fnキー/アプリキーなどのゲーム時の誤爆が心配になる
主要なキーはドライバで無効化することが可能です。
究極的には、ほぼ全てのキーを無効化することが可能です。
7.その他
ポーリングレート:1000Hz
キースキャン:1ms
設定を5つのプロファイルとして本体に記憶可能
オーディオ出力、マイク入力にUSB2.0ハブ2ポート
8.おまけ
梱包材の再利用なのですが
使わないときのキーボードカバーとして利用可能。
本来の目的からして、結構硬くて頑丈で、形状もピッタリ。
硬いので使うときのカバーとしては利用できません。
最近はカバーを売っているところをあまり見かけませんが
欲しい人はいるのではないでしょうか。
自分の腕が上がった(気がした)
まず最初に纏めてしまうと
大変だったソロプレイが幾分か楽になりました。
自分の腕が上がった様な錯覚に陥りましたが、キーボードが機能的すぎるからですね。
●キーイルミ
ゲームで使うキーを点灯させることで操作性が向上します。
常用するキーはキーボードを見ることなく操作するので大きな効果はありませんが
使う頻度の少ないキーやホームポジションから離れているキーは
たまにキーボードを目視で確認することがあるかと思います。
その様なキーが点灯していると、識別も早く目の端で捕らえる事ができるので
視線移動や画面から目を離す時間が少なくなったと感じます。
また応用として、攻撃は点灯させて回復系は点滅と分けることにより
タイプミスを少なくすることもできると思います。
●Mキー
独立した位置に配置されているということが非常に使いやすいです。
緊急時に操作ミスが許されないキーや、苦手な位置のキーをここに
設定することにより格段にミスが減りました。
よく使うコンボスキルをマクロで組んでMキーに割当てるのもかなり有効です。
●EasyShiftキー
・DPI切替えを割当てた時
私の試したゲームではDPI切替えがそれ程重要じゃないゲームでしたが
それでも的確に狙いたい時と、移動や振り返るような大きな動作で
使い分けることによりイベントに対する対処速度が上がったと感じました。
普通のSHIFT感覚で、押している間だけDPIを切替えることができるので
DPI切替えが重要なゲームでは、かなり重宝すると思われます。
・各キーに2つ目の機能を割当て
最近のMMOはスキルがかなり多く1~0キーが1段だけでは足りなくて
数段存在していて切替えるタイプのものがありますが
2段目をSHIFTキー、3段目をEasyShiftキーに割当てるといったことが可能で
瞬間的に切替え可能な段数が増えるので便利です。
また応用編としてはEasyShiftは全て回復系スキルを割当てる事により
ピンチ時にタイプミスしても(EasyShiftさえ押せていれば)回復できるという
私のようなヘタクソプレーヤー向けな使い方もあります。
以下実際のゲームプレイでの感想です。
1.Left4Dead2でRYOS MK PROを試してみた。
●イルミの設定
しゃがむ、ジャンプを含む移動で使うWASDとDTRLとSPACEは点灯
アイテム取得、リロード、ライト切り替えで使うERGは点滅
(ライト切替えのデフォルトはFですがコンフィグでGに変更)
●機能の設定
M1~M5キーにメイン武器、ピストル、爆弾、回復アイテム、補助アイテムを割当て
Left4Dead2の操作はドライバのプリセットで用意されているため設定が簡単でした。
(用意されているプリセットはLeft4Dead2ではなく1の方ですが基本操作は
一緒なので問題なく使えました)
本ゲームに使うボタンはそれ程多くないので
EasyShiftはマウスのDPIを3000に落とす設定に(押してない間は8200)
同理由から無効化するキーは特になし。
いざ出陣
元々利用するキーがそれ程多くないため誤操作は少ないのですが
普通のキーボードでは武器切替えをデフォルトでは1~5キーで操作するので
タイプミスで意図しない武器(回復アイテム)に切替えてしまう事が稀にありました。
それをMキーに割当ててみたのですがMキーは独立した位置にあるため操作しやすく
意図した武器へ的確に切替えられるようになりました。
あとはライトのON/OFFは普段余り使わないため
(暗い場所でウィッチに気付かれないように通り過ぎる時位でしょうか?)
デフォルトよりも少し離れたキーに割当てていることもあり
いざ使うときはキーボードを見て確認してしまうクセがあります。
このキーはイルミ点滅させているため、視線移動が少なめで確認することができ
画面から目を離す時間が軽減した気がします。
また本ゲームは探りながら慎重に進んでいくというより
なぎ倒しながらガンガン突き進んで行くシーンが多いので
EasyShiftで一時的にDPIを下げる場面は余りないのですが
わざとスナイパーライフルを取得して遠距離から狙撃するスタイルでプレイしてみました。
DPIの一時的な変更がSHIFT感覚でしかも瞬間的に使えるのは非常に便利でした。
これは狙撃しながら慎重に進めるようなゲームでは絶大な効果が見込めそうです。
2.TERAでRYOS MK PROを試してみた。
左手はキーボード右手はマウスを操作し、さらに左手は普通のホームポジションではなく
WASDを中心としたポジションに手を置くのでそれらを考慮した設定にしました。
特にキーボードの右半分は、左手をホームポジションから離すかマウスを手放すかしないと
押下できないので、この動きはレスポンスが遅くなったりタイプミスを誘発したりと
致命的になったりしますので、できるだけ手を離さない操作ができる設定をします。
●イルミの設定
最近のMMOは殆どのキーに何かしらの機能が割当てられていますが
非戦闘時のコマンドは緊急性は低いですしタイプミスをしても特に問題ないので
戦闘に特化したキーのみを点灯させます。
移動で使うWASDとマクロのMキーおよびスキルのF1~F12は点灯
スキルは1~^にも割当てていますがFキーと異なり4個づつで分かれておらず
タイプミスしやすいのでFキーの4個独立をイメージした点灯方法にします。
4個で分けたときの両端1,4,5,8,9,^を点灯させることにより
位置の把握がしやすくなります。
イルミ設定はEasyShift押下時とそうでない時で分けて設定できるので
EasyShift時はWASDと1~4のみ点灯
理由は設定項で説明しますが、EasyShift時にメインで使うのはこの8つのキーです。
●機能の設定
コンボスキルのマクロを組んでM1~M5キーに割当て。
タイプミス防止のため半角/全角を無効化しT1キーにスワップ
無効化する場合はスワップ先にその機能を割当ててから無効化しないと駄目なので注意。
EasyShift+WASDは9~^を割当て
この意図は、ホームポジションから話す必要のあるキーのうち重要なものを
ホームポジション内に持ってきたかったからです。
私は回避スキルをWASDに割当てました。
こうすることにより通常時はWASDで移動、EasyShift+WASDで回避ができます。
小指でEasyShiftを押せるのでホームポジションから手を離す必要がありません。
EasyShift+1~4は回復アイテムを割当て
1と2で同じHP回復、3,4で同じMP回復を割当てています。
重複していて無駄な気がしますが、ピンチのときは焦りがちで
タイプミスも多くなるので、少し位ズレても回復できるようにとの配慮です。
私のようなヘタクソなプレーヤー向けの設定ですね。
いざ出陣
Mキーの存在とそこに割当てたスキルコンボのマクロは非常に強力で
独立した位置にキーがあるので使いやすいことが戦闘を楽にしてくれました。
またEasyShift+WASDに回避スキルとカウンタースキルを割当てたことによって
少なくともこの戦闘では手を離す事はありませんでした。
手を離さずに操作できることで、かなり余裕を持った立ち回りができるなと実感できました。
世界的に有名なゲームはグリッドが用意されているが
Power-Gridですが一言で言うと、PCのリモコンとでも言うべきでしょうか。
ROCCAT社が提供しているスマフォからPCの操作が可能なアプリです。
androidとiphone両方に対応しています。
ROCCAT製品を持っていなくても基本無料使えるので、試してみても損はないかも。
下準備として
1.PC本体のソフトのインストール
2.スマフォでのアプリのインストール
3.ユーザー登録
が必要です。
ダウンロードはこちらから。
グリッドというPower-Gridのプラグイン的なアプリを追加することにより
スマフォからWiFi経由でPCのメディアプレーヤーの操作や
ブラウザの操作が出来たり
オンラインゲームの操作が出来たりします。
Battlefield4やEVEONLINE、worldofwarcraftといった世界的に有名なゲームは
既にグリッド用意されていてダウンロードしてインポートするだけで使用可能です。
用意されていないゲームでも自分で開発すれば使えるようになるようです。
私が普段プレイしているゲームでは残念ながらグリッドが用意されていなかったので
ゲーム操作自体はできませんが、ゲームをしながら音楽を聞いているので
ituneを操作できるようにしてみました。
普通であればituneを操作する場合、ゲームはバックグラウンドになってしまうのですが
ゲームからカーソルを外すことなくトップ画面のまま
ituneも操作できるので非常に便利に感じました。
SKYPEのグリッドも用意されているので、オンラインゲームで
パーティーメンバーと会話しながらプレイする時などにも重宝しそうです。
次回はSKYPEを試してみて、出来そうであればTERAのグリッドでも作ってみようかと。
mickeyさん
2014/02/03
動画を見て興味を惹かれましたw
販売価格を探していたら、こんな情報を発見です。
「Ryos MK Pro」の発売に伴いゲーミングマウス「Savu」&「Lua」
の販売価格を大幅ディスカウント
http://www.gamer.ne.jp/news/201401300068/
hubbleさん
2014/02/03
閲覧して頂いてありがとうございます。
イルミネーションのレビューですがSDKで自作しようとしたのですが
間に合わずでとりあえず不完全燃焼になってしまいました。
一旦クローズしてしまったので、更新という形で自作しようとしています。
さすがにRyos MK Proはディスカウントしませんよね。
そりゃ発売開始直後も直後ですからね。
SavuはEasyShiftが付いているので
他のスペックに問題がなければ買いかもしれませんね。