インテル SSD DC S3500ギリギリ限界チャレンジ
SSD Drive DC S3500 ギリギリ
ギリギリ限界の検証方法
1. 一日十数回書き込みし、その都度フォーマットしながら、2ヶ月位耐久テストし性能劣化が無いかの検証
2. 停電や、SATAケーブル接続不良時の動作確認の為、故意に電源、SATAケーブルを、引き抜き復旧後の動作確認
製品概要
特長
●読み出しレイテンシーが平均50µs (99.9% で最大 500µs) と一貫して低く、IOPS も最大 75,000 と高速なので、データセンター・アプリケーションのアップグレードに適した高性能で信頼性、効率性ともに優れているので、バックグラウンドで処理が走っている際でも高いパフォーマンスを維持が出来るSSDです。
●コンデンサを内蔵しており不慮にシステムの電源が遮断されても短時間処理を継続可能で、各メモリーに高度なエラー訂正機能を使用することでアプリケーションを破壊から保護するとともに、パリティーチェック、巡回冗長性チェック (CRC)、論理ブロックアドレス (LBA) タグチェックにより、転送中のデータも保護されるSSDです。
●インテル® テクノロジーによりストレージの専有面積と消費電力が節減され、高速で安定したパフォーマンスはもちろん、読み出し時の電力が小さいため効率が改善され、エネルギーコストが削減されるSSDです。
仕様
●シーケンシャル・リード:500 MB/s
●シーケンシャル・ライト:260 MB/s
●ランダム・リード (100% スパン) :75000 IOPS
●ランダム・ライト (100% スパン) :7500 IOPS
●レイテンシー - リード: 50 µs
●レイテンシー - ライト: 65 µs
●消費電力 - アクティブ時 :3.5W
●消費電力 - アイドル時 :0.6W
●耐振動性 - 動作時 :2.17 GRMS (5-700 Hz) Max
●耐振動性 - 非動作時: 3.13 GRMS (5-800 Hz) Max
●耐衝撃性 (動作時および非動作時): 1,000 G (Max) at 0.5 msec
●動作温度: 0 – 70℃
●耐久性評価 (書き込み上限数) :140 TBW
●平均故障間隔 (MTBF) :2,000,000 hours
●訂正不能ビット・エラー・レート (UBER): 1 sector per 1017 bits read
●保証 期間 :5 年
●容量: 240 GB
●フォームファクター :1.8"
●インターフェイス: SATA 6Gb
●リソグラフィー :20 nm
●強化された停電時データ保護機能:有
●重量:約37g±2g
外見
開封してみたら、レビュー品は1.8インチMicroSATA接続のSSDでした。
比較の為、mSATA SSDと2.5インチSATA接続のSSDと大きさ比べてみましたが、
かなりコンパクトです。
私の手持ちPCでは、MicroSATA接続では使用出来ないので、AREA変換基盤「砧」を購入して、SATA接続してみました。
本体
コネクタ形状の比較
大きさ比較
変換基盤「砧」使用すると、2.5インチSSDと全長が同じになります。
検証環境
PC構成
OS: windows8.1
CPU: i7-3770
マザーボード:DQ77MX
メモリ:8GB
ストレージ
C:Samsung 840Pro 248GB
E:WD2TB
F:レビュー品
I:HD-PXU2
G:intel 335 120GB
ギリギリ検証編
※検証内容は、私の任意のものであり、通常の使用法方ではありませんので、レビュー通り使用した場合の、製品の破損及びデータの損出等に関しては、私、ZIGSOW並び、インテル社において、一切責任を負えませんので宜しくお願いします。
停電や、SATAケーブル接続不良時の動作確認の為、故意に電源、SATAケーブルを、引き抜き復旧後の動作確認してみる。
書き込み中に普段では、絶対に実施しない方法で検証してみました。
1.コピー中に電源ケーブルを引き抜く
エラーが発生しましたが、電源ケーブルを復旧したら、何事もなくコピーが継続され終了しました。
2.コピー中にSATAケーブル引き抜き
やはり、エラーが出ましたが、こちらも復旧後コピーが継続され、問題なく終了しました。
3. SATA、電源ケーブル同時引き抜き
やはり、エラーが出ましたが、復旧後コピーが正常に終了しました。
検証結果
突然の停電や、ケーブルコネクタ抜け等のトラブルが発生しても、耐えれるSSDだとゆうことが、
証明されたと思います。
一日十数回の書き込み、フォーマットの繰り返しにて約2か月連続使用にて、どれ位の性能劣化が有るかの検証
はじめに
新品の状態でのCDM、CDIデータ
検証手順
私の検証環境では、SATA3コネクタが2つしかないので、すいませんがSATA2で接続しています。
これから、40日位かけて(最終は、12月中旬頃)1日約20GB~200GB位のデータをコピー、フォーマットを十数回繰り返し行い、トータルで500~600回位実施し、
性能劣化を、検証して行きたいと思います。
C:Samsung 840Pro 248GB
E:WD2TB
F:レビュー品
I:HD-PXU2
G:intel 335 120GB
1回目 Cドライブ内のデータ20GBを、Fドライブにコピー完了後、フォーマット
2回目 Eドライブ内のデータ200GBを、Fドライブにコピー完了後、フォーマット
3回目 Gドライブ内のデータ60GBを、Fドライブにコピー完了後、フォーマット
4回目 Iドライブ内のデータ20GBを、Fドライブにコピー完了後、フォーマット
上記の繰り返しを、1日十数回実施し、100回位ごとにCDM、CDIにて性能測定します。
へ
100回程度書き込み、フォーマット検証後のデータ
11月1日現在、100回位検証してみましたが、(総書き込み6TB)CDMの値は誤差程度で
変わらずでした。
これから、100回程度検証後に、追記して行きたいと思いますので、
よろしくお願いします。
200回位書き込みフォーマット検証後のデータ
11月9日現在、200回位検証してみましたが、(総書き込み10TB)CDMの値は誤差程度で変わらずでした。
300回位書き込みフォーマット検証後のデータ
11月20日現在、300回位検証してみました。(総書き込み20TB)CDMの値は、4Kのデータが少し悪くなったようですが、今後も検証して行きます。
500回位書き込みフォーマット検証後のデータ
11月30日現在、500回程度書き込みフォーマット検証実施しました。(総書き込み35TB)CDMの値も変わらないようですので、十分安定しています。
次回の報告は、検証予定回数の、600回で更新します。
レビューまとめ
12月7日現在、レビュー応募時に設定した、書き込みフォーマット検証の回数が、600回に到達しました。
総読み込み量 860GB
総書き込み量 43210GB(43.21TB)
電源投入回数 62回
使用時間 328時間
CDMの結果
殆ど性能劣化が、進んでいませんでした。
今までの私の、使い方でしたら数年は掛るところを、約50日で使ってしまったような感じです。
本当に耐久性のあるSSDだと思いました。
これ位の耐久性があるのでしたら、現在使用している、CドライブSamsung 840Pro 248GBから、換装してみたいですね。
タコシーさん
2013/11/01
1.8インチでしたか....何というか、最初に言ってよゥゥ~.....レベルですね
(言ってたのかな?)
> コンデンサを内蔵しており不慮にシステムの電源が遮断されても短時間処理を
> 継続可能で、各メモリーに高度なエラー訂正機能を使用することでアプリケー
> ションを破壊から保護するとともに、パリティーチェック、
> 巡回冗長性チェック (CRC)、論理ブロックアドレス (LBA) タグチェック
> により、転送中のデータも保護されるSSDです。
大容量キャパシティ内蔵なんですね バッテリーでも良いのでしょうが...
なるほどです....
面白いギリギリアタック思いつかなかったので、スルーしました.....
次回は1TB位のSSDだと良いなあ....INTELさ~んんんッ!!
ヒロ妨さん
2013/11/01
SSDは、高耐久ですが、変換基盤が先に逝かれそうです。(;^ω^)
kensanさん
2013/11/01
こんなハードな使い方してもいませんが(笑)
intel製が一番かな?最近はIntel SSDばかりで組んでます。
ヒロ妨さん
2013/11/04
SSD自体の耐久性は、心配していませんが、変換基盤の耐久性が気がかりです。(;^ω^)
Micro SATAで、直接接続出来る環境でしたら、最高だと思います。
退会したユーザーさん
2013/11/20
総書き込み量が恐ろしいことになってますね!
自分がやると、10回くらいで発狂しそうです・・・w
ヒロ妨さん
2013/11/21
目標まで、300回位残ってます。(;^ω^)