使用する際にPCの傍に置く必要は無くなりました
今回は少々マニアックな接続も検証しました。
このWN-DS/US-HS「無線LAN対応ディバイスサーバー(子機)」を使用する事でUSB機器設置の自由度が格段に増した気がします。
まずは、その基本仕様を以下に表示します。(I・Oデータ機器様Homeページより)
見て頂けると一目瞭然ですが対応OSは最新のWindows8.1~サポートが終了するWindowsXPまで幅広いOSに対応し、Mac OSにも対応します。
詳細は以下のURLで最新情報をご確認ください。
http://www.iodata.jp/product/lan/option/wn-dsus-hs/spec.htm
パッケージと梱包物の確認
さて、実際に使用する準備に入ります。
まずは、梱包物の確認です。
製品の外箱はこんな感じです。
同梱品は
1.本体
2.ドライバー・ソフトCD-ROM
3.ACアダプタ
4.必ずお読みください
5.かんたんセットアップガイド
本体の大きさをスリムCDケースと比較してご確認ください。
スリムCDケース5枚分の厚さです。
接続・設定開始!!
いよいよ接続開始です
まずはじめに、現在のネットワーク環境にWN-DS/US-HSを認識させます。
認識させる方法は使用している無線LANルータにWPS機能が付いていると、とても簡単です。
今回の環境では無線LANルータにWPS機能が付いていましたのでこちらの手順で接続です。
① 無線LANルータのWPS機能を待受け状態にします。(ボタンを押すとWPSのLEDが点滅します。)
② 次にWN-DS/US-HS背面のWPSボタンを押し、左側面のWANランプが緑点滅するまで(約3秒)待ち、WANランプが緑点灯になるまで待ちます。…今回は無線ルータからWN-DS/US-HSまでの距離が5~7m程度でしたが、30秒程掛り無事認識しました。(スマホのWi-Fi電界強度確認アプリで見るとー55dBm程度だと思います。)
現在、メインで使用している無線LANルータは↓です。
とても強力な電界強度です。
PCにWN-DS/US-HSを認識させます
それでは、使用するPCに付属のドライバー等をインストールします。
PCのドライブに添付のCD-ROMをセットすると自動的にセットアップ画面が表示されますが、表示されない場合はマイコンピュータでCDを入れたドライブを選択し[AUTORUN.EXE]を右クリックで再生します。
後は画面の指示に従って作業を進めます。
[次へ(N)]をクリックします。
インストール先を変更する必要が無ければ[次へ(N)]をクリックします。
フォルダ名に問題が無ければ[次へ(N)]をクリックします。
ここでは、迷わず[開始(I)]をクリックします。
チェックは自由に、[インストール(I)]をクリックします。
この場合は迷わず[はい(Y)]を選択します。
ここでは、別のPCからもアクセスする場合は下にチェックを入れて[次へ(N)]をクリックします。
これでインストールは完了ですから、[完了(F)]をクリックします。
ソフトのインストールが正常に終了し、net.USBクライアントを起動すると接続されたUSB機器が表示されます。
※ CDドライブの無いPCを使用される方はI・Oデータ機器のWebページからダウンロードしてください。URLは以下です。
手持ちの様々なUSBデバイスを接続してみよう!!
様々なUSB機器を接続してみよう!!
まずは、PCにUSB接続して使用可能なデバイスを接続してチェックします。
① バッファローの外付けHDDです。(接続したのは↓です。)
いきなり、認識しません…???????
仕方なく気を取り直して次へ
② REXのケースを用いたHDDを接続(接続したのは↓です。)
バッチリ認識しました。
③ I・ODATAのポータブルHDDをチェック(接続したのは↓です。)
問題なく接続しました。
④ 次にUSB HUBを使用してUSBメモリを接続してみます。
こんな感じでやってみました。
未接続と表示されたUSBメモリでも問題なく使用できました。
※ 書き忘れてしまいましたが、表示されているプリンタのG4500も問題なく動作します。
また、LEXMARKのX2250も動作は問題ありません。(下記の写真参照)
※ WindowsのFAXとスキャナー機能が正常に起動できなくなってしまいましたので、デバイスとプリンタからLexmark2200Series(X2250)を選択して右クリックで[新しいスキャン]を選択して下記のスキャンテストを実施しました。(接続したのは↓です。)
こんな感じで基本機能は問題なく簡単に使用する事が出来ました。
このWN-DS/US-HSはを簡単な言葉で簡潔に表現するなら
誰でも簡単に無線LAN接続できるデバイスサーバー
と言うことになります。
誰も使わない方法を考えてみました。
普通なら絶対にやらないと思われる様な使い方を…
① USB接続の外付けDVDドライブを接続して書き込み試験をしてみました。
今回使用したのはPCケースの上で寝ている↓を使ってみようと思います。
取りあえず、認識しました。
では、早速書き込んでみます。
スタートしました。
完了までの時間が、やけに長いです。
それでも
終了まで28分、完了しました。
これが、PC直接接続だと
流石に、4分30秒で完了しました。
これに比べ、WN-DS/US-HS経由だと6倍程度でしょうか…やっぱり実用には耐えないかも知れないですね。
でも、何らかのトラブルの際には使えるかも知れませんので、参考にしてください。
もっとマニアックな使い方
② USB-シリアル変換ケーブルを用いて機器の設定にチャレンジ!!
殆どの方は絶対に、こんな無駄な接続はしないと思いますが、あえてチェックです。
今回はUSB-シリアルの変換ケーブル↓を使って実際に使えるのか試してみます。
しっかりと認識しました。
さて、それではこの先に少しマニアックな装置を接続します。
このテストをするためだけに会社から借りてきました。
TERATERM VTを起動してみます。
実際にログインしてみます。
無事に動作確認が出来ました。
この2つの結果から言える事は
WN-DS/US-HSはとても使い道が広いデバイスサーバーと言えます
無線LANですから、親機間の電界強度が確保できる環境なら問題なく使用する事ができますので、その用途は限りなく広がりそうです。
修正追記履歴
① 4/8 一部文章を修正しました。
notokenさん
2014/04/08
どうなるのか気になるです…。
CLWさん
2014/04/08
やっていますよ。
最後の項目の部分で1番目がその内容です。
直接接続するのに比較して約6倍の時間が掛りました。(^^ゞ
最近はバッファーアンダーラン等の機能が充実していますので、書き込みエラーになる事はありませんでした。
一昔前からすれば、かなりの進歩だと思います。