PS3はCECH-2500A 搭載HDDの容量は160GBです。
それを、一気にサポートされている最大容量に6倍強の大容量化!
交換は非常に簡単でした、ネジも5本だけでしたし、バックアップとリストアにそれぞれ1時間弱の時間が掛かるぐらいであっけなく「出来ちゃった」と言う感じです。
今回は動画とテキストで作ってみました、内容はほぼ同じです。
大容量1TB PlayStation3!(CECH-2500A)
モデルはBlueに属します、個人的にバランスに優れたグレードだと思っています。
モデル番号 : WD10JPVX
フォームファクター : 2.5インチ
インターフェース : SATA 6 Gb/s
内部転送レート(最大) : 144MB/s
容量 : 1TB
回転数 : 5400rpm
キャッシュ : 8MB
平均待ち時間 : 5.5ms
平均ドライブ起動時間 3.0秒
Advanced Format Technology : 〇
・平均消費電力
読み/書き : 1.4W
アイドル : 0.59W
スタンバイ/スリープ : 0.18W
保証期間 : 2年
作業の全工程をビデオにしました。
ナレーションは無しの方向で、声が上ずっちゃって無理です。
その1 データーバックアップ編 2分43秒
その2 ハードディスク交換編 2分54秒
その3 システムソフトインストール・初期設定編 6分11秒
その4 バックアップデータ・リストア編 4分47秒
その5 電源オンの起動比較です、おまけです。1分1秒
以上カタログスペック抜粋でした。て、早速本題です。
私のレビュー課題は
「PlayStation3のHDDを「WD BLUE 1TB」に換装」と「大容量化で何に活用するか」です。
まずは、実際にやってみてデーターのバックアップとリストアには意外と時間がかかります。
バックアップしたサイズは17GBで比較的高速なUSBメモリーを使用したつもりですが、
バックアップには、約57分22秒
リストアには、約45分30秒、かかりました。
事前に必要の無いデーターは削除したほうが楽かもしれません。
PS3はAdvanced Format Technologyにも対応していますので安心です。
ハードディスクのサイズと空き容量は「本体情報」から確認できます。
ただ、サイズ-空き容量=使用容量ではないようです。
では、準備編です。
必要なもの、+ドライバー
システムをインストールするためのメディア、私はUSBメモリー
そしてPS3のデーターのバックアップするメディア、これもUSBメモリーを使用します。
まず、HDDを交換するとシステムの入っていないHDDになるので、システムソフトを
プレイステーション オフィシャルサイト外部リンク
からPS3の最新のアップデートデーターをダウンロードします。
ダウンロードした「PS3UPDAT.PUP」はアップデート用メディア、今回はUSBメモリー。
USBメモリーに「PS3」フォルダーを作成しその中に「UPDATE」フォルダーを作成し、ダウンロードしたファイルを入れておきます。
準備完了です。
では、バックアップ編です。
電源を入れる前にバックアップ用のUSBメモリーを接続しておきます。
PS3の電源をいれ、XMB(クロスメディアバー)で左右で「設定」を選択し
上下操作で「本体設定」を選びます。
次のメニューで上下操作で「バックアップユーティリティー」を選択
・バックアップ
・リストア(復元)
・バックアップデーターの削除
の中から「バックアップ」を選びます。」
注意事項が表示されますので確認して「はい」を選択します。
バックアップメ可能なメディアが表示されると思います。
今回はUSBメモリーのみなので、その「USB機器(USB Flash Disk)」を選択
「準備」が始まります(約4分かかりました)
その後「バックアップ」が始まります
4分ぐらい過ぎると残り時間が表示されました。
そのままじっくり待ちます。
今回は開始から約57分22秒後、バックアップが完了しました。
バックアップしたサイズがこのときに表示されます。
今回は17GBでした。
以上で完了ですので電源を切ります。
さぁ、HDD、WD10JPVXの出番です!
HDD交換編です。
ここはPS3のマニュアル
「ハードディスクを交換する」を参考に進めていきます。
マニュアルに従い、柔らかい布を敷きPS3を裏返して置きます。
ネジカバーがありますのでカバーを開けます。
中にある青ネジを外します。
次にベイカバーを外します、横にスライドしながら外します。
アタッチメントを引き出します。
4ヶ所ネジで固定されているのでネジを外します。
HDDを押しながら外します。
HDD、WD10JPVXをアタッチメントに取り付けます。
先ほどまでとは逆の手順になります。
アタッチメントは一部板バネになっているので少し押しながらはめます。
はめたらネジで4ヶ所固定します。
本体にアタッチメントを入れます。
ベイカバーを取り付けます。
青ネジで固定します。
最後にネジカバーを取り付けておしまい。
無事交換が完了したと思います、
テレビに接続して、システムソフトウェアのインストールに移ります。
さぁ、システムソフトウェアのインストールです。
電源を入れる前に、最初にシステムソフトウェアを入れた「USBメモリー」を接続しておきます。
またコントローラーを「 有線 」で接続しておく必要があります。
USBメモリーのみで起動しました。
コントローラーを有線で接続し「PS」ボタンを押ように則すメッセージが出ます。
コントローラーを有線で接続し「PS」ボタンを押します。
メッセージに従い「START」+「SELECT」ボタンを同時に押します。
確認中ですメッセージの後、
システム領域のフォーマットのメッセージが表示されるので
再度「START」+「SELECT」ボタンを同時に押します。
「確認中」のメッセージの後
フォーマットが開始されます。
2分弱で完了、再起動しシステムアップデート
(システムソフトウェアのインストール)が始まります。
再起動したら、「PS」ボタンを押します。
アップデーターの確認が始まるので少し待ちます。
使用許諾契約を確認して「同意する」を選択します。
アップデート中の注意事項が表示されるので「決定」を選択。
アップデート(インストール)が始まります。
2分15秒ほどで完了し、そのまま再起動し、システムソフトウェアのインストールが完了します。
再起動して初期設定に移ります。
ここからは、購入時と同じ初期設定になるので購入後の初回電源オン時と同じように設定してください。
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初期設定が完了したらリストア編へ移ります。
まず、バックアップしたUSBメモリーを接続して電源を入れます。
バックアップ編と同じようにXMB(クロスメディアバー)で左右で「設定」を選択し
上下でで「本体設定」を選択します。
本体設定からさらに上下で「バックアップユーティリティー」を選択。
今度は「リストア(復元)」を選択。
確認が表示されるので「はい」を選択
バックアップデーターの入ったUSBメモリーを選択します。
(これしか繋がってませんが・・・)
少し待ちます。
バックアップデーターが表示されるのでリストアするものを選択。
今回は一択です。
再度確認が表示されるので問題が無ければ「はい」を選択します。
フォーマットが始まります。
今回は35秒ほどで終わり、自動で再起動します。
再起動後「PS」ボタンを押します。
するとリストアが開始します。
後はひたすら待ちます。
約45分30秒後
リストアが完了し〇ボタンを押して再起動します。
そうすると、元通りの環境が復活しています!
本当にHDD容量が増えたのか本体情報で確認、サイズ「931GB」おぉ1TBだ!
空き容量「810GB」って、あれ?121GBもどこ行った?
関連しそうなのが、システムが容量の一部を使用するらしい。100GB超も?
色々ググっても、大体このぐらいらしいので、正常だと思います。
最初のほうで「ただ、サイズ-空き容量=使用容量ではないようです」と書いたのはこういう事です。
HDD交換、大成功!!です。
バックアップ、リストアに時間がかかりますがそれ以外はサクサク進み意外なほど簡単です!
810GBの空き容量を何に使うか?やっぱり「動画」です。
いやぁ、ありきたりで申し訳ない(笑
PlayMemoriesStudioというのがあり編集やアップロードも出来るようです。
体験版をPlayStation Storeからダウンロードしてみました。
まずはビデオカメラとPS3をUSBケーブルで繋ぎ、動画を取り込みます。
繋いだらXMB(クロスメディアバー)でビデオを選び上下でUSB機器(Camcorder)を選択
「AVCHD」と選択していくとビデオファイルが有るので、「△ボタン」でメニューを表示し「選択コピー」を選択
取り込みたい動画をチェックします、サムネイル(サムネール?)表示されないので選びにくい・・・
まぁ、日付から適当に選びます。
確定を選択するとコピーが始まります、今回は311KB
無事取り込めました。
完了したらPlayMemoriesStudio体験版をインストールし起動しました。
すでにサムネイルに登録されていました(2段目のほう)。
PlayMemoriesStudio体験版をガンガン使ったよとか書けたらいいのですが、まだまだこれから。
今回のHDD乗せ買えは思っていたよりも簡単に可能でした、バックアップやリストアは使用容量により増減すると思いますが、作業自体は難しいことはありませんでした。
HDD交換前は正直体験版のダウンロード等もチョット気をつけていました、これで心置きなく「ゲーム・動画だけでなく」使い込めそうです。
余裕があるっていいですね(笑
HDDの作動音はシーク音は前より少し聞こえるようになりましたが個人的に気になるほどでは有りません、ヘッドの退避音は今のところ発生していません、早くなったか?遅くなったか?というと体感できるほどの変化はありません、SSDにしたわけじゃないですからね。
不満な点は今のところ一切ありません!ヤッター!!って感じです(笑
本来なら一番最初に書いているところですが、本題のPS3編を先にしました。
PS3の前にPCで性能チェックを少ししました。
ケースのリムーバブルベイに接続しました、熱がこもりませんが、ファンでの冷却もありません。
1パーティションで通常フォーマットを実施しました、約3時間チョットかかりました。
その間の温度です、開始後すぐは27度でした。
終了間際、3時間チョットの時の温度は42度でした。
3時間ずっとアクセスしっぱなしでこの温度なら安心でしょうか?
次にベンチマークです。
CrystalDiskMarkです、
5400rpm 2.5インチというのを考慮すると優秀?
HD Tune2.55です。
Max 109.9MB/s Mini 49.1MB/s
HITACHI DV-DH250W を2TB化!
このDVDレコーダーは2005年秋発売 HDD容量は250GBモデルです。
すでに2.5インチ1TB HDDに変更して1TB化に成功しているので
この「WD BLUE 1TB」を追加して2TB化も試してみることにしました。
レコーダーはIDEなのでSATA変換アダプターを使用しました。
接続はこんな感じです、左右に一台ずつ、2台です。
1台のときは976GBです。
ディスク残量は100時間58分
2台接続してメンテナンスモードでHDD初期化すると1952GB!
あっけなく2TB化できました。
ディスク残量も201時間59分!
HITACHI DV-DH250W、すごいなぁ(笑、このシリーズ、当時の評価はすごく悪かったんだけどなぁ
USB3.0対応ケースにも付けてみました、バスパワーでうごくのか?と思ったので。
ケースやマザーボードによると思いますが私の環境では無事作動ました。
作動モードがUSBになっています、USB3.0に接続
ベンチマークです、SATAと遜色ないスコアです、いや、微妙に良い?
HD Tune の結果も 「Burst]の結果はだいぶ落ちてるけどそれ以外はほぼ一緒ですね。
は
同じハードでWindows7です、
CrystalDiskInfo の内容はWindows8と同じなのでスルーします。
ベンチはCrystalDiskMark でやっぱり誤差の範囲です、USB3.0ではバスパワーで問題なし!
HD Tune の結果もOSによる違いは特にないですね。
では、USB2.0です。
CrystalDiskInfo の内容はUSB3.0と同じなのでスルーします。
ベンチはCrystalDiskMark ですUSB2.0がボトルネックになっていますが特に問題無さそう。
HD Tune の結果もがボトルネックになっています。
グラフがSSD見たいですが、バスパワーでの使用も問題無さそうですが、すべての環境で大丈夫かは分かりません。
今回のM/Bはコレです、USBの電力供給は比較的高出力です。
以上で、おしまいです、長くなりましたが読んでくださった方、ありがとうございました。
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