レビューメディア「ジグソー」

パフォーマンスが高く、大容量データの作業用ディスクとしても使いやすいHDD


この度はレビューの機会を頂きまして、誠にありがとうございます。

 

10年以上前に4GBのHDDを秋葉原まで行って購入した思い出がありますが、あの時から比べると驚くほどの容量になっていますね。当時でもこんな大容量使い切れるんだろうか?とか思ったりしたことを懐かしく思います。あの時はまだSCSIでした。

 


Macintoshにて一週間ほど写真編集を中心に業務で試させていただきました。

私の環境での使い心地をレポートさせていただきたいと思います。

 

MacPro (Mid2012)に取り付け、Adobe CS6で作業を行いました。

今回はIllustratorCS6とPhotoshopCS6での作業がメインになります。

 


MacPro純正のHDD(写真右側)もウエスタンデジタル社のものが搭載されており、Macでもストレージのブランドとして馴染みがあります。

Mac用の外付HDDも専用品が用意されていて、私もMyBookStudioを利用しています。


セットアップ中の様子です。MacProは4基の内蔵ドライブを格納できますが、こちらのマシンは全て埋まっているので純正ドライブと交換しています。

 

取り付け作業後にディスクユーティリティにてフォーマットを行って準備完了となりました。

 


取り付けたHDDはWDと名前を付けています。

無事にマウントされ容量もきちんと認識されています。

 

※起動ディスクはHDDでななくSSDを使用しています。

 


DiskSpeedTestでベンチマークを取ってみました。

左側が純正の1TBのもので、右側が今回取り付けた新しいドライブです。

 

ベンチマーク上では同じウエスタンデジタル社の純正よりも高速なHDDということが数値に表れています。

 


まず、IllustratorCS6とPhotoshopCS6の仮想記憶ディスクとして指定しました。

(※先日まではSSDを選択していました)

 

OSやアプリケーションの64bit化に伴い、メインメモリが十分な場合は仮想ディスクにアクセスする機会も減少しますが、複数のアプリケーションを同時に立ち上げ、それぞれ容量の大きなファイルを複数開いている時などは仮想ディスクを使用し始めます。

 

そのため高速なHDDを使用することがパフォーマンスの向上に一役買うことになります。RAMディスクやSSDと比べると数値的には大きな差がでますが、実作業での体感はどのくらいなのかを感じながら使ってみたいと思います。

  


前置きが長くなりましたがメインの写真編集作業です。合成中の写真などもご紹介したいのですが、怒られてしまうのでこんな感じということで……

 

印刷用の高解像度データをいくつか同時に開いて編集することも多いので、仮想ディスクにアクセスすることもありますが、ストレスを感じることなく作業を継続できました。仮想ディスクでの使用も十分なパフォーマンスがあると感じました。

 

年々デジタルカメラの画像データも容量が増えてきており、アルバムや写真入りの名簿など案件によっては写真点数が膨大なものもありますが、このHDDは4TBという広大な領域を利用できるので容量を気にせずに作業が行えます。

合成用の作業データの他に元データのRAWやTIFF以外にも、PSDやEPSで解像度やカラーモードが違うデータを複数保存していても余裕があります。

 

また、今までは容量節約のためボツにした写真が、後で必要になった際の再撮影の手間も省けます。

 

他にもカタログ用の写真など大量の定型処理はアクションを作ってバッチ処理を行いますが、ファイルの保存まで含めたものを組む場合はHDDの書き込み速度で作業時間に差が出るため、高速なHDDのメリットが活かせるシチュエーションだと思います。

 


基本的にワンソースマルチユースなので印刷用もウェブ用も同じ350dpiの元素材を使っており、容量の大きなファイルが多いです。

 

Photoshopのデータもベクトルスマートオブジェクトを含んだり、Illustratorも出力用の画像を埋め込んでいくとどんどんデータ容量が増え、HDD容量を圧迫していきます。


常時修正が入るような案件をいくつか同時進行していると、容量確保のためHDDから退避させた素材をその都度バックアップから持ってきたりと面倒な事もあるのですが、4TBの領域が利用できるので作業効率が上がります。バージョン違いを複数持てるので少し前のデータから新たに制作する際の時間も節約できると思います。

 

カタログの作成・閲覧速度はSSDより劣りますが、これだけ容量があるとカタログソフトなどのサムネイルも高解像度版をHDDに書き出しておけるので、データの確認も楽になります。

 


業務ではほとんど動画を扱ったりしないのでRAIDを組んだシステムなどは運用しておらず、個人の趣味の範囲で作業を行っています。知人の結婚式のDVDを作成したり、発表会のイベントなどの動画データをもらって編集したりしています。

 

読み込みやプロジェクトの保存先をこちらのHDDに変更していくつかムービーを作ったりしましたが、私の扱う範囲ではコマ落ちなどもなく快適に作業を行うことが出来ました。

最近は家庭用のビデオカメラもファイル容量が大きく、GB単位のデータが普通にあるので大きなHDDは安心して作業が行えます。

 


起動ディスクとしても十分な速度がありますが、大容量データを扱う作業用ディスクとして最適なHDDの1台だと感じました。

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