今回は、I-O DATA USB3.0対応 ポータブルハードディスク「超高速カクうす」 ブラック×ブルー 500GB HDPC-UT500Kをレビューさせていただきます。
まずは製品の外観・概要から見ていきます。
外形寸法は約75(W)×112(D)×14(H)mmと、私が使ってるGalaxySⅢを一回り大きくして、分厚くしたような感じです。製品の筐体はプラスチック製ですが、上蓋はブラック色の鏡面仕上げのハードコーティング加工が施されています。
裏蓋は、写真ではわかりにくいと思いますが、ネイビー色で、こちらはラバーコーティング仕上げになってます。これにより、滑りやすい設置場所でも、滑りにくいと思います。
同じアイ・オーデータの製品でこちらを使ってます。
こちらもよく似た鏡面仕上げですが、普通に柔らかいクロスで拭くだけで、キズが入りやすかったんですが、今回のHDPC-UT500Kは同じように拭いても全くキズは入りません。
同梱品はこちら。
製品本体以外に、USB2.0ケーブル、USB3.0ケーブル、そして取扱説明書。
取扱説明書は、製品本体用、アクオス用、Wooo用、REGZA用の4部構成です。私自身、紙の取説があると安心します。歳でしょうか(^^ゞ
ケーブルですが、USB2.0が80㎝。USB3.0が30㎝となってます。テレビのUSBは2.0なので、USB2.0のケーブを使おうと思いましたが、長すぎるので敢えて3.0を使いました。下位互換があるので問題ないでしょう。
ひょっとして、こうした使い方を想定して、ケーブル長を変えてるのかなと思いました。
テレビに接続する前に、PCに接続してみます。
デバイスマネージャを開くと、『I-O DATA HDPC-UT USB Device』となってました。これじゃ、どこのドライブを使ってるかわかりません。なので、開けてみました。
おっ!SAMSUNGか!?と思いきや、「Momentus」や「http://www.segate.com」と記載があります。
そして、モデル名の「ST500LM012」をググってみたら、やっぱりSegate製でした。SeagateからのOEM供給を受けた製品でしょう。
ちなみに、蓋の外し方ですが、上蓋と裏蓋の境界に爪を入れて、上蓋を外方向に引っ張る感じで、内部のツメが外れます。4辺に合計、12カ所のツメがあります。
本来はここまでやったので、HDDを外して、このコントローラが、SATA3に対応してるかを確認したかったんでですが、何せ内部にはほとんどクリアランスはなく、コントローラ部分ごと外そうと思っても、なかなか外れません。これ以上やると、壊れそうなので、ここでリタイア。実はこれが一番やりたかったことなんですけどね。まぁ、ドライブがHDDなんで、SATA3に対応してなくても、パフォーマンスには、一向に影響はないでしょう。諦めます。
PCに接続したので、定番のCrystal Disk Markでベンチマークを取ってみました。
最近の2.5インチのHDDは、結構速いんですね!?リード、ライト共に、シーケンシャルでは、110MB/s以上出ています。データドライブとしては、上出来ではないでしょうか。
接続時には、本体側面のLEDが点灯し、アクセス時には点滅します。
接続ケーブル如何に関係なく、接続モードがUSB2.0時には黄色、USB3.0時には青色に点灯します。青色なら青色で一色でも良かったんでしょうけど、エントリーユーザーに対する気配りの表れでしょうか。
製品を使っての感想ですが、デザインは別として悪い点はありません。また良い点を挙げろと言われても困るぐらい、「普通」の製品です。でも、「普通」でいいんじゃないんでしょうか!?
設置も、家電、パソコンに疎い方でも簡単にできる、「普通の録画用HDD」。「普通」ですが、さりげない魅力のある製品でした。
それではレビューテーマに移ります。
録画予約はとっても簡単
ここではテレビとの接続、設定が済んだことを前提に、録画の手順を説明します。
まずはテレビの番組表を起動します。録画したい番組を選び、リモコンの決定ボタンを押します。
このテレビには、既にもう1台のHDDが接続されてますので、録画先をハードディスク2を選びました。録画内容がこれで良ければ、録画予約を選びリモコンの決定ボタンを押します。これで、録画予約ができました。
実を言うと、このテレビを買った昨年の7月から、私が録画予約をしたのは初めてでした。初めての私でも、画面の指示通りにすれば、問題なく録画予約ができました。
実際に録画ができてるか、確認しました。
録画番組を観るのは、リモコンの録画リストから入っていきます。
録画リストを開くと、標準の録画先のHDDのリストが表示されます。
リモコンのクイックボタンを押し、メニューを開きます。
機器選択画面が開きますので、ハードディスク2を選びます。
レビュー製品には、今回初めて録画をしたので、録画リストには1つしか表示されてません。
バッチリ録画ができてました!!
設置には、あの人が登場!!
今回のレビューにあたり、私がやったらおもしろくないので、時々日記に登場する娘の「塩こんぶっち」にやってもらいました。
先のテーマでも書きましたが、使ったテレビには既に1台のHDDが接続されてます。
REGZAでは、HDDを追加するためには、セルフパワーのUSBハブを必要とします。しかし、テレビのコンセント周りをスッキリさせたいので、できたらバスパワーのUSBハブが使いたい。試しに実行しました。
見てわかりやすくするために、レビュー製品、ハブ共にテレビの前面に置きました。
最終的には、こういう設置にしました。
REGZAに接続したUSBハブを、テレビの裏側に両面テープで貼り付けました。そのハブに、2台のHDDを接続しました。
HDDの接続が完了すると、テレビに設定を促すメッセージが表示されます。
レビュー製品は、初期状態では、NTFSにフォーマットされてます。ここで、テレビで使えるようにフォーマットをします。
「はい」を選んで、次に進みます。
登録作業中の画面です。
登録が完了しました。ハードディスク2が追加になってます。
これで、設置、登録作業は完了しました。
この作業では、本当は動画を使いたかったんですが、娘が「顔出しなし、動画禁止」と言うものですから、静止画、それも1ショットだけとなりました。
こそこそと、録画番組を観る
以前レビューさせていただいた、こちらの機器にダビングをすれば、パソコンからでも視聴できます。
手順を説明します。
録画したい番組を選び、リモコンの黄色のボタンを押します。
まだ録画番組が1件しかないので、「1件ダビング」を選び決定ボタンを押します。
次に、ダビング先を選びます。ここでは、「HVL-AVB856F6 [RECBOX]」を選びます。
これで、ダビングが開始されます。1時間の番組ですが、同じネットワークハブ内のHDD同士で、ダビングには20分かかりました。
この時点では、一番新しい番組なので、一番上に表示されてますね。ダビングができました。
このダビングした番組をパソコンから視聴するには、専用のソフトウエアが必要となります。ここでは、
RECBOXに無料提供されている「DiXiM Digital TV plus for I-O DATA」を使います。
リスト表示したところです。
こちらでも問題なく視聴できました。
ちなみに、1階にテレビが設置してあり、パソコンは2階に設置してます。双方は、無線LANで接続されてますが、無圧縮の録画番組もコマ落ちなどなく、快適に視聴できました。
離れた場所にダビング
もちもの登録はしてませんが、アイ・オーデータさんの光学ドライブに、「DTCP-IP Disc Recorder」というソフトウエアが添付されてます。これを使い、録画番組を、離れた場所のブルーレイにダビングしたいと思います。
ここでは、ソフトウエアの説明は割愛させていただき、パソコン側のブルーレイで録画準備が整った所柄説明します。
先のテーマでも行いました、ダビング操作になります。
録画先を「GA-Z77X-UD5H [DTCP-IP Disc Recoder]」を選びます。
ダビング作業が進行中。
先ほどと同じ1時間番組ですが、こちらでは15分ほどでダビングできました。
書き込みが終了しました。
これは、パソコンにインストールしてあるPowerDVDで視聴しているところです。
気付いた点が1点あります。今回、1層のブルーレイメディアを使い、1番組をダビングしました。容量としたら、ブルーレイの3分の1を消費しましたが、このダビング作業でファイナライズされてたら、残りの容量が勿体ないなぁと思ってました。作業終了後確認したら、ファイナライズはされておらず、追記可能でした。
これなら無駄なくダビングできますね。
ヒロ妨さん
2012/12/21
今回は、1ショットだけの、登場でしたね。www
ナンチャンさん
2012/12/21
1ショットも顔なしですからね。姪の顔を見せられなくてすみません(^^;)
リーダーさん
2012/12/21
今回からあれですか?
テンプレート式のレビューなんですの?
cybercatさん
2012/12/21
単に録るだけだと簡単だし。
ただ(これはI-O DATA側の問題ではありませんが)REGZAからRECBOXに直接書き込みできなくなって以降、データの移動の時間化せ苦痛です(^^ゞ
ナンチャンさん
2012/12/21
必須テーマは、テンプレートになってました。
ナンチャンさん
2012/12/21
Z2から、NASに直接録画がでくなくなりました。ダビング作業は面倒くさいです(@_@)
harmankardonさん
2012/12/21
フルスペックのレビューですね.
本体表面がハードコートだとは気がつきませんでした.
なので,レビュー品を傷つけた状態で写真を撮るのは気が引けたので,ずーとカバーテープを貼り付けた状態にしていました.
ナンチャンさん
2012/12/21
私もそうしようと思ってましたが、写真写りが悪くなると思って剥がしました(^o^)
CLWさん
2012/12/21
中々良い出来でした。
USB3.0に対応しているところは◎ですね。
テレビの裏は凄いことになってましたね。(笑)
ナンチャンさん
2012/12/21
写真を見るまで、全然気付きませんでした(^^ゞ