レビューメディア「ジグソー」

ソーダマシン 「ツイスパ ソーダ」 で食生活を豊かにしてみよう

2012/12/31

「窓拭きに炭酸水を使ってみる」を追記

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レビューに先立ち、「ツイスパソーダ」のレビュアーに選出いただき、株式会社グリーンハウス様並びにzigsow株式会社様にお礼を申し上げたい。


さて、今回のレビューは、簡単に炭酸水が作れるというソーダマシン「ツイスパ ソーダ」スターターキットのレビューだ。
キャッチフレーズどおりに手軽に炭酸水を作ることができるのか。
レビュー課題に沿って水以外の飲料を炭酸飲料にすることで確認してみよう。


 


 

 

まずは化粧箱とキット内容の確認からいってみよう。

化粧箱の表/裏面に大きく印字された「twist'n sparkle」の文字。
「twist'n sparkle」→「ツイスパ ソーダ」ということのようだ。
分かりやすいネーミングだ。

01 honntai_hako.JPG


ちなみにisiとは、食料品や食料品関連器具を製造しているオースリアのメーカー。
それ故に化粧箱はドイツ語で書かれている。


ボトルとノズル。 意外に大きい。
収納時のことを考えると、横幅はいいとしても高さが気になるサイズ。
ボトル+ノズルでは、W84mm×D84mm×H384mm。
ノズルがもう少しコンパクトになると良いだろう。

02 honntai.JPG



その他の内容物は次のとおり。
ボトルキャップ、炭酸カートリッジ6個、取扱説明書、レシピブック。

炭酸カートリッジは1個につき1回のみ使用可能だ。
取扱説明書、レシピブックはちゃんと日本語で書かれているのでご安心を。

03 fuzokuhin.JPG
 



 

 

こちらは別売りの炭酸カードリッジ10個セット。実売価格で1,000円前後。
20個入り、50個入りもあって、まとめ買いがかなりお得。

カードリッジ販売ページ(ページ最下部)

04 bomb_hako.JPG

 05 bomb_naka.JPG

 



 

 

では、実際に炭酸飲料を作ってみる。
売り込みどおりに本当に簡単に炭酸飲料を作れるのだろうか。

まずはボトルの確認からしてみよう。
ボトルには2本の線が書かれている。
炭酸化する飲料が水であれば950ml、その他の飲料であれば720mlの線まで注ぎ込む。
余談になるが、世界標準の750mlではなく、720ml(4合)ということは、日本仕様ということだろうか。

06 hontal_memori.JPG



 今回は水以外の飲料を炭酸化するレビューなので、ボトルの720mlのラインまで注いだ。

07 step1.JPG



ノズルのヘッドを持ち上げ、炭酸カードリッジをセット。

08 step2.JPG



ノズルをボトルに取り付けて、ノズルを時計回りに回すと炭酸の充填が開始される。

09 step3.JPG

 

 こちらが炭酸充填中の様子を撮影した動画。




後は泡立ちが収まるまで1分間程待ってからノズルを取り外す。
これで炭酸飲料水の出来上がり。手軽で簡単だ。
これならば子供でも作ることができるだろう。

 

 


 

 

思いつくままにいくつか飲み物を作ってみた。
レビュアーが10名もいれば、きっと1人は漢がいてくれるだろうから、ここは無難なレシピでいってみることにしよう。
基本的には自分が好きな物を作るというスタンスだ。

1番目はこちら。アクエリアス。

11 aqu01.JPG



炭酸入りのアクエリアス?それ市販されてるじゃないかとツッコミがありそうだが、AQUARIUS SPARKLINGはなぜかなかなか売っていない。
おそらく不人気だからということなのだろうが、個人的には大好きなのだ。

ライムを搾って飲んでみる。
意外に炭酸は弱めな感じで、これくらいならばスポーツ時の水分補給用でもいけそうだ。
シンプルな味だけにライムのさりげない香りがGOOD。

12 aqu02.JPG



2番目は紅茶。
水出しした紅茶を炭酸化してみた。
紅茶はTEAS' TEA NEW YORKのオレンジ&アールグレイを使用。

13 tea01.JPG



蜂蜜を数滴落とし、レモンを添える。
う~ん、微妙。そこそこいけると思っていたのだが…。

14 tea02.JPG



炭酸化すると酸味が強くなるので、酸味のあるオレンジ風味を選んだことが失敗だった。
蜂蜜の甘みでは酸味に力負けしてしまう。
この組み合わせであれば甘みの強いガムシロの方が良さそう。
プレーンな紅茶を使うべきであったと少し後悔した。


次はこちら。ワインを炭酸化してみた。

15 wine01.JPG



ワインはBREE ホワイト シャルドネ。
フレッシュでフルーティーな香りとまろやかな酸味が特徴のドイツ産白ワイン。
ワインらしかぬ瓶の形も面白い。

炭酸化した白ワインをビールで割る。
つまりビア・スプリッツァー。
酸味と辛味が強くなりそうなので、ドライ・ビア・スプリッツァーといったところか。

ビールはスーパードライ派なのだが、辛くなり過ぎてしまう気がしたので、今回はプレミアム・モルツを選択。

フルーティな香りがいい。
ワインはあまり好きではないが、これならば飲みやすい。
ただし、炭酸×炭酸なので酸味と苦味が強い。
女性には少々きついかもしれない。
飲んだ妻に尋ねてみたところ、ビール割りであれば甘みのあるシャンディ・ガフの方が良いそうだ。

16 wine02.JPG



4番目はウォッカを炭酸化してみた。
炭酸化したウォッカをトマトジュースで割る。

17 vokka01.JPG



ウォッカはアブソリュート ペッパー。
ペッパーとは唐辛子のこと。
それを炭酸化するのだから、辛味と刺激の強いブラッディメアリということで、ドライ・ブラッディメアリとでもしておこうか。

トマトジュースは、長田農園のものを使用。
ミニトマト100%のフルーティなトマトジュース。甘みが強い美味しいトマトジュースだ。

炭酸化したウォッカをトマトジュースで割り、塩を少々振って一口飲んでみる。

うん、辛い。
そしてアブソリュート ペッパー独特の香りが強い。レモンを絞ると良い感じになった。
喉にカッカときて体が熱くなる辛さだ。寒い時期にはいいかもしれない。
まさにドライ・ブラッディメアリ。ぴったりなネーミングだ。

18 vokka02.JPG



さて、5番目。これで最後だ。
炭酸化したトマトジュースをビールで割るドライ・レッドアイ。

トマトジュースは先程の長田農園のものを使用。
ビールはプレミアム・モルツ。

19 toma01.JPG



使用したトマトジュースには果肉が含まれていたようで、泡が大量に発生して吹きこぼれてしまった。

ここで注意点を1つ。
フルーツ果実などの固形物を含む飲料では大量に泡が発生する。
吹きこぼれやボトルが破裂して怪我をする恐れがあるため、漉してから使用するようにしたい。
もちろんこのことは取扱説明書に明記されている。

さて、肝心の味だが、まずはビールで割らずにそのまま飲んでみた。
濃厚なトマトジュースがピリッとした風味になった。不思議な口当たりだ。
しかし、それ程炭酸を感じない。
辛味が強くなり塩を混ぜたような味になった。
濃い液体には炭酸がうまく溶け込まないようだ。

弱炭酸なので、ビールで割るとビールの炭酸と混ざり合ってしまい、普通のトマトジュースで割った時との違いがあまり分からなかった。

20 toma02.JPG




 

 

簡単に炭酸水が作れるという売り込みどおりに数ステップで手軽に炭酸飲料を作ることができた。
電源不要なので使用場所を選ばなくて使いやすい。

水を炭酸化するだけではなく、好きな飲料を炭酸化できる点も良い。
レビューするに当たってあれこれと素材の組み合わせを考えたのだが、これが意外と楽しかった。

使用後に出るゴミは小さなカードリッジのみ。
小型のカードリッジであれば保管場所が不要な上、処分の手間がかからないのがありがたい。

ランニングコストが安いのも魅力だ。
別売りの炭酸カードリッジは10個で実売価格が約1,000円。
1本当たり約100円で950mlの炭酸水を作ることができるので、1000mlで約105円。
50個入りを購入すれば、1000mlが約53円になる。

飲み物を作るだけであれば使用頻度は限られてきそうなものだが、炭酸水は料理にも使えるそうだ。 炭酸水には素材をふっくらとさせたり、柔らかくする効果があるようなので、日々の料理に使えば用途は大幅に広がるだろう。

参考:炭酸水で作るおいしい料理(ページ下部)

オリジナルドリンクだけではなく、料理も美味しく作ることができるソーダマシン「ツイスパ ソーダ」。
食生活を豊かにする調理器具としてお勧めしたい。

 

 

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2012/12/31追記

 

■窓拭き掃除に炭酸水を使ってみた

我が家では大掃除は分業制になっていて、今年は窓拭き掃除が割り当てられた。

 

早めに済ませてしまうつもりであったが、天候不順で着手できず、あっという間に大晦日。

時間がないのでスクイジーを使ってサクッと済ませてしまおうと思った。

 

スクイジーとは高層ビルの窓拭き清掃で霧吹きと一緒に使われている水切りワイパーのこと。

実は、昨年末の窓拭き掃除でもスクイジーを使ってみたのだが、水切り跡がかなり残ってしまい、仕上がりが今一つであった。

 

ということで、コツでも掴めればと着手前にweb上で情報収集してみたところ、予想外の面白い情報が出てきた。

 

霧吹きの水に炭酸水を使うと良いらしい。

炭酸水中の二酸化炭素が汚れを浮かせる、水分が揮発しやすいので水切り跡が残りにくい、という効果があるそうだ。

 

炭酸水といえば、我が家には「ツイスパソーダ」がある!!

物は試しということで、カートリッジ1本を使って炭酸水(約1L)を作り、窓拭き掃除に着手した。

 

霧吹きに炭酸水を注ぎ、蓋を閉めると面白いことが・・・。

ノズルから自然に水が溢れてくる。

なるほど、炭酸が揮発する勢いで水が押し出されるのいうことか。

 

 

窓拭きに使う水とは思えない泡の立ち様・・・

 

 

霧吹きで炭酸水を吹きかけて、窓の縁から縁へスクイジーを走らせる。

スクイジーのゴム部分に残っている水を雑巾で拭き取る。

この作業を繰り返す。

最後に窓に残った水分を雑巾で軽く拭き取る。

 

 

約700mlの炭酸水で、掃き出し窓×12面、腰高窓×4面、スイング窓×2面 を拭くことができた。

慣れれば倍近くの数をこなせるような気がする。

 

成果はというと、確かに水分の揮発性が早く、水切り跡が残りにくいことが実感できた。

水でやったという割りには汚れの落ちも良かった。

二酸化炭素が汚れを落とすという話も嘘ではないのかもしれない。

 

力要らずで素早くできる。これは良い。

炭酸水を使った窓拭き掃除。

意外にも実用的であった。

コメント (7)

  • aimaruoさん

    2012/09/17

    レビューお疲れ様でした。

    かっこいい飲み物ばかりでうらやましいです。

    ちなみに、やっぱり炭酸化すると酸味でますよね。
    私の味覚がおかしいわけじゃなくてよかった^^
  • yachさん

    2012/09/17

    aimaruoさんもレビューお疲れ様でした。

    >かっこいい飲み物ばかりでうらやましいです。
    いえいえ、aimaruoさんの男気には感服いたしました。
    飽くことなきチャレンジ精神。
    ジグソニアンの真髄たるものを垣間見させてもらいました。
  • はにゃさん

    2012/09/18

    アメリカ FDAのルールで、
    1Cup 8fl oz(240mL) と決まってるから、3Cups = 720mlとなるようです。
    厳密には、8fl oz(液量オンス) は 約237mLですが、FDAはメートル法での表記時に240ml と記述することを認めているようです。

    http://www.fda.gov/downloads/Food/GuidanceComplianceRegul...

    4Cupsは 32fl ozで、約948mL なので、950mlと表記されているようですね。

    うちのソーダストリーム ジェットも950mLなんですが、
    なんか950mlという表記が半端だなぁって思っていたら、アメリカ仕様だったというわけですね。
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