DIGクリエイティブアワード2012のクリエイターデビューセットのレビューということで
その制作過程を投稿するというミッションが御座いましたのでこの度
そのレビューをさせていただきたいと思います。
◯作品制作・投稿◯

付属のDVDドライブをインストールしますね!
そののち、付属のソフトウェアをインストール
漫画を制作するなら、コミスタ
イラストを制作するならクリスタをそれぞれインストール。

インストール完了したら
ライセンス登録。付属のIDを記入するだけ。
記入が完了したら、ペンタブレットのドライバをインストール。
付属ソフトは無いですが、ドライバCDがあるのでそれをインストール。
Windows7には最適化されているので無理してWEBから用意しなくて大丈夫ですよ!
インストールが完了したらあとはタブレットとPCと
付属のタブメイトコントローラーを接続したら準備完了!!


起動しますよ~
起動したら何をするかというとそりゃ作品を作ることですね。
私は「漫画」を制作するのでコミスタを起動しました。
起動したら、ビギナーズで大体の作る手順を知っていけばいいとおもいます。

漫画制作は下書き、そして線入れ、塗り、トーン貼り、背景作成等様々な工程が必要ですね。

私の制作方法は全てコンピューターで行うので、別途アナログ作品は用意しません。
下書きも全てデジタル制作です。
さて、下書きが完了したら、一気に本筋に行きましょう。

作品はページ毎で管理できるし、最後に一気にJPG化することもできます。
コミスタMiniには無かった、様々な形式での保存が可能になり、製作の幅がぐんと広がっています。
さて、製作が完了したら、自分の思う形式に保存しましょう。

保存が完了したら、早速DIGへアクセスして、実際に製作した作品を投稿しましょう。
登録自体はとても簡単なので省略しますが
投稿も行えば、そこで製作投稿は完了です。

タイトルとか表紙を設定して

投稿していきます~~

と、正直説明が必要無いじゃないのかと思うぐらい簡単に出来るはずです。
制作が何より一番難しいところなので、そこをどう表現すればいいのかは…
そこは…(笑)です(笑)
作品投稿も自分で作品を手書きしているような…というより
手作りで作っているような直感でページ作成出来るこの試みは面白いです。
電子書籍がやはり普及している現代でなりの面白い試みだと個人的に感じました。
投稿した作品はDIGクリエイティブアワード2012にて閲覧出来ますので
よろしければご覧くださいませ。
文字が小さいので拡大しないと見辛いかもしれませんが
ご了承くださいませ。
★このセットのレビュー総評★

付属しているノートパソコンと制作ソフト
そしてペンタブレットを使用すれば基本的に制作出来る。
インストールにそこまで時間がかからないのは良いことだ。
HDDも標準で500GBあるので、通常仕様では何一つ困らないだろう。
イラストレーターとして、このノートパソコンで制作するのはどうなのか考えてみた。
■性能■
付属のコミックスタジオとクリップスタジオであれば性能面で頭打ちはない。
基本的な線画、色塗り、複数レイヤーでの制作も性能面で表示が遅れたり、ペンが重くなったりすることもない。
内蔵のCPUとGPUがイラスト程度であれば余裕で回すことが出来る恩恵だろうか。
ただメモリが4GBで交換不可能なため、多重レイヤーでの作業は向いてない。
またこの製品はGPUを利用した、3Dパーツを利用した制作も出来るが
それを扱うには3D性能を重視しないといけない。
内蔵グラフィックでも充分な性能は発揮できるが、より高度を求めていくと
外部GPU(まぁつまりデスクトップPCで取り付けできるようなGPUとPC)が必要となる。
なので、従来の漫画制作を好む方であれば性能面では特に問題はない。
ただし、より高度なことを求めるとなると、このマシンでは不足面が出てくる。
■作業性■

作業性ははっきり言って、デスクトップを愛用してきたユーザーとしてはストレスばかりが溜まるのが正直な感想だ。
確かにノートパソコンが主流になっている現在でノートを選択するのは間違いではないかもしれないが
実際にイラスト制作をするならば、液晶モニターは大きいほうがいいと個人的にどうしても感じてしまう。
液晶が13.3インチとなると、ノートパソコンの前に置いて作業した場合
どうしても距離が発生してしまい、画面と作業画面が小さくなり見難くなってしまう。
更に解像度がHD(1366x768)で現行デスクトップパソコンのFULLHD(1920x1080)と比べても
作業領域が狭くなってしまう。用意できるものであれば、初心者であっても液晶の解像度は大きい方がいい。

(上HDレベルの解像度 このノートの解像度レベル)

(上FULLHDの解像度 デスクトップPCの解像度レベル)
付属しているペンタブレットの品質、使いやすさ、機能はダントツに優れているが
ノートPCでこのタブレットでは宝の持ち腐れである。
この液晶サイズでなら、Sサイズのほうがいいと思う。
そのほうが、Sサイズとウルトラブックを両方持ち運んでも場所を取らない等の利点で
持ち運び面でデスクトップパソコンと差を生むことが出来るという利点が生まれるからだ。
ただ、付属しているソフトで使用出来るコントローラーが非常に便利で

作業のやり直しやキャンバスの拡大・縮小、移動、回転が容易に出来るようになる。
この製品のお陰で、ノートパソコンでもある程度ストレスなく使うことが出来る。
ただし、それでも解像度は大きくあった方がいい。

この製品でもし作業性にストレスを感じたら、HDMI対応の液晶モニターを別途導入するのをおすすめする。
そうすれば、デュアル画面、もしくはワンディスプレイのデスクトップパソコンと同等に扱うことが出来るようになる。
最近では液晶モニターも1万円台でIPS液晶のモニターを選択出来るようになり
より高度なイラストレーションを補修する周辺機器が潤っている。
なので、外出先はウルトラブックとIntuosで制作、自宅でHDMI経由で大画面で編集といった制作方法も可能だ。
こうすればデスクトップパソコンよりも低発熱で、省エネなイラスト制作に励める。
つまり電気代を気にするエコクリエイターであれば、下手なデスクトップパソコンよりお勧めできると言えよう。
■Tablet PC VS クリエイターデビューセット■

私は漫画制作に向けて、色々比較するためにThinkPad Tablet X61とFUJITSU LIFEBOOK T8720と比較してきた。
これらの製品は、液晶タブレットと同じ扱いができる製品で、本来はかなり高度なことを行うユーザーに向けて提供しているが
中古品で5万以下で入手出来るものがあり、Cintiqを購入する代わりとして購入するイラストレーターもいる(現に私だ)
その製品と比べて簡単にわかったことを述べていきたい。
・ 付属ペンの扱いやすさはIntuosを前に為す術なし
やはりTabletPCと比べペンの握り心地と使いやすさ、そして筆圧を前にどうしようもなく差が生まれている。
TabletPC自体は数年前から殆ど規格も変わっておらず、精々筆圧512レベルまで
Intuosの2048を前にはあまりにも大きな差が生まれてくる。書き心地は間違いなくIntuosには勝てない。
・TabletPCの紙に直接描いている心地はやはり素晴らしい
TabletPCはやはり直接書き込めるため、それに慣れてしまえばあまりにも板タブを使うのが馬鹿らしくなる。
Intuosはどうあがいても、モニターを見ながらペンを動かす必要があるため、その制作でどれ程までに慣れるかが重要だ。
逆に慣れてしまえば、板タブのほうが使いやすいと敢えて選ぶプロイラストレーターも少なくない。
ようは「慣れ」である。
・ 作業領域の狭さ、画面拡張が出来ないTabletPC
何よりIntuosであれば使う液晶に制限が無いのが大きな売りだろう。
圧倒的に広い作業猟域で扱えるIntuosにはTabletPCとはまた違った扱い方が出来る。
例えば、IBM製のT221や、DELL等のWQXGA液晶を用いて大画面でIntuosが扱えるのは大きい。
作業領域が大きいほうが、作業パレットを複数配置して、尚且つ参考資料を並べてさえも
作業猟域を大きめに取り残せるのは利点だ。そして綺麗な液晶を選べば完成品の確認も快適に行える。
このセットは。
とにかく省電力で充分な性能がある。そして付属ソフトの出来もいいのでだいたいのことが出来る。
ただし液晶画面が小さいので本格的な作業にはやや辛い。
エントリー向けと言える。もしこのセットを導入するときは液晶サイズに妥協できるか一度考えてみた方がいいと思いました。
・直感で作業できるTabletPCと、拡張性に優れるIntuosとPC
TabletPCの制作の楽さは異常だろう。Cintiqと同等のことも望めなくもない。
ただし拡張性に優れ、ペンの握り心地は譲れなかったりもする。
余裕があれば、どちらがいいか検証してみてもいいかもしれない。
◆オマケ 制作の思い出◆
制作していくうちに様々なボツ作品があります。
よろしければ作品制作の流れと思って、ご覧くださいませ
ボツ作品① サイバーエンドコンピューティング




(とうとう3ページ目にて断念)
ボツ理由、特に無しが理由。
なんで辞めたのかよくわからないのが本音です。
登場人物を増やしていく段階でどこか躓きぶっ倒れたのでしょうか。
タイトルが気に入らなかったのかもしれません。
ボツ作品② Overclock!



ボツ理由、どこで終わればええねん!
実は24ページも下書きしたにも関わらずボツにした作品で
いつか描きたいなぁと思ってます。
作品自体はSF系で、4コマではありません。ちゃんとしたつもりの漫画です。
描き進めていくうちに、思ったことが「これは巻数3~4ぐらいいるパターン」
と思ったからです。つまり読み切りじゃないということです。
そしてアシスタントが居ないこと。これが何よりも最大の敗因。
ほんと、漫画なめててすみませんでした!
結局私は自分のネタで勝負することとなりました。
◆最後に◆
クリエイターになることが出来る素晴らしい企画と製品をレビューできて楽しかったですね。
作品を作り、誰かに見てもらうということは人生にとってとても大事なことだと感じます。
誰かの作品を楽しむことも大事ですが、自分で何かを作ることがあるからこそ
この日本には森羅万象の漫画やゲームや音楽といったエンターテインメントが存在するのでしょう。
この製品はデビューにとっては凄いいいものだと思います。
ただし、あくまでもデビュー。より良い作品制作環境を構築する上では
これにいろいろと追加する必要はありそうですが、それぞれ利点があります。
それを大事に使っていける案内を出来たらいいかなと思いました。

応募作品の表紙です。ありがとうございました!
女子高生のPC事情! byユウイチ
よろしければご覧ください。感想などもよろしければ…。
愛生さん
2012/11/01
ただ、作風なのか分かりませんが、下描きの様な線の細いコマが混ざってたり、コマの枠が揃って無い等、バランスが悪い気がします。
ストーリー的には面白かったですよ!
次回作に期待です!
リーダーさん
2012/11/01
推薦文もお送りさせてもらったので
使ってもらえるといいなー