今回はI-O DATA USB 3.0/2.0対応 グラフィックアダプター USB-RGB3/Dのレビュアーに選出いただき、ありがとうございます。(この言い回しは久々な気がするw)
プレミアムレビュー応募時の内容としては、現在デュアルモニターで使用しているメインPCをトリプルモニターにしたいと思いつつも、コストとメリットのバランスから二の足を踏んでいたので、これを機会にメインPCの3画面化をやってみたい!!という内容でした。
そこで、まずは現在の映像関連の配線を整理すると同時に、今回のグラフィックアダプターを設置する場所を考えてみます。
現在のメインPC周辺は、このようになっています。プロフィール画像と比較すると若干異なりますが、実はモニターの配置を若干変更しており、右側に並んでいた2台のモニターのうち1台を中央の位置に設置し、元々中央にあったモニターは知人宅に貸し出し中だったりします(;・∀・)
この環境において映像配線を整理してみます。
配線図で実線の部分が現在使用している映像ラインで、点線は今回の変更で増設予定のラインになっています。メインPCのマザーはIntel DP55SBですので、残念ながらUSB 3.0に対応しておらず、まずは変換アダプターとメインPCをUSB 2.0で接続します。変換アダプターの出力側端子はDVI-Iとなっていますので、DVI-Dで接続をします。このような環境でまずは本来の目的を達成させるまでをレビューさせていただきたいと思います。
それでは、手始めに届いた機器の内容を確認していきます。
パッケージはこのような感じで、USB3.0が光っています(笑) また、パッケージにアナログ&デジタル両対応の文字があり、変換コネクタにて対応している事の明記や、コネクタがDVI-Iになっていることがわかり安く書いてあるのが好感が持てます。
安いグラフィックボードなどを買おうとすると、コネクタがDVI-DなのかDVI-Iなのか、はたまたディスプレイポートなのかHDMIなのか全然わからない物や、mini-HDMIを持っている事は記載があっても変換コネクタがついているのかいないのか等の情報がわからない事が多かったので、私的には好印象です。
箱を開けて見ると、中に入っていたのはこれだけのシンプルな物でした。右側にあるのが、説明書一式とドライバ用CD-ROMとなっています。
ハードとしては、パッケージに記載の通り上記の3つが入っていました。一瞬、USBケーブルが入っていなかったら、別に準備しなきゃ!!とか思ってしまいましたが、余計な心配だったようです(;´∀`)
本体は、タバコ程度の大きさで両側にUSB3.0のコネクタとDVI-Iのコネクタを付けただけのような物でした。しかも、この本体が●●グラムしかなく、ひょっとして箱だけで中が空っぽじゃないかと疑ってしまいたくなるくらいです(笑)
実際、どのくらい軽いのか量ってみたみたところ、わずか62グラム(´・∀・`)でした!
では、さっそくソフトのインストールと設定を行っていきます。付属のCD-ROMを入れるとオートランの設定が有効になっていれば自動的に下記の画面が表示されます。
左側の「USB-RGB3シリーズドライバ」と書かれている部分をクリックするとドライバのインストールが始まります。説明書には記載がありますが、ドライバをインストールする前に機器を接続してしまうと、正常なドライバがあてられない可能性があるので、接続する前にドライバーのインストールを行った方が無難です!
インストールを実行すると下記のように自動的に進んでいきます。
私の認識では、ドライバ等がインストールされただけであっても、インストールが終了したら「インストールされました」等の確認ウィンドウやポップアップメッセージが表示される物と思いこんで、しばらく画面とにらめっこしてました(;^ω^)
まぁ、必要無いと言えば必要無いのでしょうが、インストールが完了したら教えて欲しいなぁと思ったのは私だけでしょうか(;・∀・)
HDDへのアクセスも、CPU不可も、タスクマネージャー上もインストールが動いている気配が無かったので(そこまで確認しなくても良いのでしょうが ^^;)、とりあえず本体を接続してみました。
いや、スイマセン。大げさに書いてますが、特に難しい所は何も無くあっさりと終わり過ぎたので、無駄に盛り上がってみました。ゴメンナサイ。
次に、アダプターにモニターを接続してみます!接続したら、少しは設定が必要なのかなーと思ったら・・・・
何の設定もしてないのに、いきなり3画面達成!!!(∀`*ゞ)
ただし、この状態ではモニターの配置が右端になっていたため複数ディスプレイの配置を変更します。
2番のモニターが現在センターに設置している27型で、1番のモニターがacerなので、現在はそのさらに右側に追加された事になってました。
そこで、3番のモニターをドラッグして一番左に持ってきて現在の配置に合わせてあげます。
ついでに、今まではTV鑑賞専用になり下がっていたため、一段高い位置に配置してましたが、今日からはメインのモニターとして活躍出来る日が来たので、同じ位置に配置してみました(´∀`*)ポッ
いつも作業をする時は、メインウィンドウで作業をして、右側のモニターに資料を表示させつつ、ファイルサーバに保存している動画データを流していたりするのですが、作業をしていると動画画面がすぐに資料の後ろに隠れてしまうし、かと言って常に前面表示では邪魔になるしで意外に使い勝手が悪かったりしましたw
3画面にすると、とりあえず動画を右画面に表示して資料を左に表示すれば問題なく仕えます♪
また、資料が複数ある時など、1画面じゃ入りきれない事もあったのですが、両側に資料を置いておけるので作業もはかどりますね!
さて、 画面が表示出来たら、次は動画再生だよねっ!って事で以前にCorel VIDEO Studioのレビューをさせていただいた時に作成した動画を使って検証していきます。こういう時に完全自作の動画があると著作権を気にしなくて良いので、気が楽でいいですね(笑)
だがしかぁ~し・・・・動画をみていただけるとわかるように、3画面目に追加したUSB-RGBアダプタに接続したモニターでは、何故か動画がうまく表示されませんでしたorz
ひょっとして、何か設定が必要なのかと色々と見て見ましたがそれらしき項目は見つける事が出来ず、ためしに別のPCにて試してみる事にしました。
そこで準備したのがこちらの環境です。スペック的には全体的にわずかずつメインPCを上回っておりますが、OSは同じバージョンとなっているのでテストとしては問題無いでしょう。
また、メインPCは数世代前のマザーを使用しているため、USB3.0には対応しておりませんでしたが、今回のPCはUSB2.0、USB3.0に対応しているためそちらのテストも可能です。
と言う事で、早速テストをやってみました。
こちらの環境では、全く問題なく動作しました♪
動画やゲームでは特に違いがわからなかったのですが、マウスを操作しているときにUSB2.0ではほんの数ミリ秒程度ですが遅れているような感覚がありました。本当にタイミングにシビアな操作をする場合や、今回使えなかったアクション物の動きの激しい動画を再生してみると違いがわかりやすいかと思います。
メインのPCでの不具合は、実は現在、メインPCではリソースの管理がうまくいってないのか、windowsメニューの所が黒くなってしまったり、ウィンドウの枠が黒くなったりと若干危なそうな挙動をしているのでその影響かもしれません。
今後もずっと使っていきたいと思いますので、引き続き原因を調べてみてわかったら追記していきたいと思います。
正直、USB接続のモニター表示なんて遅延がかなりあって、使い物になるのかと半信半疑でした。しかし、実際に見てみると普通にパソコンのモニターとして使用する分には全く問題なく使えるレベルでした。
しかも、驚く事にUSB3.0だけではなくUSB2.0で接続していても、そこそこの動画であれば問題なく表示されてしまいました。
ひょっとすると、USB接続のデュアル出力USBアダプターとかを作っても、USB3.0なら余裕でデータ転送が間に合うのではないでしょうか。
IODATAさん・・・・作ってくれないかなぁw
技術的な興味だけで、それを何に使うのかと聞かれると困るんですけどね(;^ω^)
今回はとてもすばらしい商品をレビューさせていただき、ありがとうございました。
これにて、レビューとさせていただきます。
miraさん
2012/09/07
うーん、上手く表示されないのは謎ですね。
WMPだったりTVTestだったりだと、普通は画面を移動させた後最大化なり最小化なり表示させ直すと上手く映る場合が殆どですが。。HDCPは関係無いでしょうし。
しかし遅延を殆ど感じられないっていうのはポイントですねー。
私も使った事無いクセにUSB接続だと何となく遅延しそうって思ってたので、悪いイメージの払拭になって良かったですw
ガトーさん
2012/09/07
コメントありです!
メインPCで表示されないのは、おそらく内在的な問題があって、その影響かとは思いますが、それがなんなのかがわからずちょっと悩み中ですw
USBに関しては、どうしても初期のころの転送にやたらと時間がかかっているイメージが先行してしまってるんでしょうね(^^;
技術の進歩に頭がついていってないのかな(笑)