今回は自宅で稼働している WindowsHomeServer HP製 EX490 を使用してレビューを行います。
こちらが到着したハードディスクです。
今回の製品には”NAS”という文字が目につくように書かれています。
”NAS”とは「Network Attached Storage」の頭文字を抜粋した略語で、
ネットワーク上に接続されたハードディスクという意味です。
つまり、デスクトップ用パソコンに使われるハードディスクとは多少異なった
使われ方をするという前提で、設計・製造されたハードディスクです。
1 信頼性 :高温状態での24時間稼働×7日(もしくはそれ以上)を想定した環境
2 耐久性 :振動やノイズなどに強く、安定した動作をする
3 省電力 :必要な機能を提供できうる範囲で省電力性を追求する
4 協調性 :RAID機能を持つ装置との相性問題を克服する
5 補償性 :意図しない電源喪失時に、損害を最小限に抑える構成をもつ
WD様のサイト紹介。
http://www.wdc.com/jp/products/products.aspx?id=810
具体的に、WD製ハードディスクとして、どういう特徴があるの?ということで
スペックシートから数値を拾い、WD-BLUEを基準としてレーダーチャートを作成した。
・特筆すべきポイントは2つ。
①平均故障間隔が非常に長くなっている(壊れにくい)
②使用時環境温度の上限が 60℃→70℃にアップしている。(耐熱性がいい)
更に、細かな点ではあるかもしれませんが
HDDの配線保護ではないか?と伺えるような細かな配慮(処置)がされています。
ここは通常では保護フィルムがある程度だと思うのですが、WD-REDは保護樹脂
のような物でコーティングされています。
では、HDDの素性をおおよそ理解したところで自宅サーバーへ導入します。
とりあえず、WHSへのHDD。追加を行います。
HP製-EX490は、稼動状態でもHDDの脱着が可能です。
WHSがHDDを認識したのを確認し、サーバー容量として組み込みます。
導入後、10日が経過しました。
ハードディスクの状態をチェックした所、当然ですが問題なし。
一つ、新しい発見をしたのは
消費電力が少ない「WD GREEN」よりも、熱源に近い場所に在るにもかかわらず
HDDの温度が低いこと。
WD GREEN 47℃
WD RED 44℃
WD 他社 45℃
他社 47℃
熱源
最も過酷な時期を乗り越えつつありますが、継続評価を行い
今後の増設HDDとして候補にいれるか判断しようと思います。
(現状では、非常に良い印象を持っています)
※以前使用していた WD-GREEN は、約10ヶ月使用した後に
ハードディスクの内部で不具合が発生したので取り外しています。
おおよそ 300日×24時間 = 約 7000時間でトラブルが生じました。
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