まずはじめにお詫びいたします。
家庭の事情で時間がとれず、このようなタイミングでの掲載になってしまいました。申し訳ありま
せん。
さて・・・。
ジグソープレミアムレビューソースネクスト 「いきなりPDF for 自炊」のレビューを書いていきます。
まずは、今回電子書籍化するための本をzigsowさんからご提供いただきました。
パーソナルメディア
「自分でつくる電子本 蔵書家のための自炊徹底入門」
http://www.personal-media.co.jp/book/comp/271.html
これを思い切ってばらします。
裁断機を持っていない私は、ふつうにカッターを使いました。
意外とかんたんに裁断できました。
それをスキャナで取り込みます。
一気にやろうとしましたが、途中すこし詰まったりしたため、3個のPDFに分かれました。
まあ、大きな問題ではないと思うので、そのまま作業を進めることにします。
次に 「いきなりPDF for 自炊」のロムをパソコンにインストールします。
インストール自体は数分で終わります。
起動させてからさきほどPDF化したものを最適化します。
思ったことは、
とにかく簡単。
「最適化したいファイルをドラッグ&ドロップしてください。」
という表示がありますが、まさにその通りです。
深く考えずにそのままやってOKなんです。
とりあえずためしに、何も設定せずやってみました。
(とりあえず「PDF(検索可能)」だけ設定しました)
54ページのデータが3分くらいで最適化されます。
完了。
なんとなく慣れたので、具体的な設定をしてみます。
くっきり補正の文字の太さを3にしました。
その結果がこれです。
左がスキャナで取り込んだそのままのデータ。
右がくっきり太さ3です。
うーん、太い。
次に、くっきり2にして、
自動余白カットを「端から10%内の文字。画像を無視する」で設定してみました。
その結果はこれ。
少し端が窮屈です。
もう少し見やすくなるように、くっきり1にして、
自動余白カットを「端から5%内の文字。画像を無視する」で設定してみました。
これです。
まあ、これくらいであれば読みやすいかなと思います。
OCR機能についても書いておきます。
先にも少し触れましたが最適化するときに 「PDF(検索可能)」を選択すればOKです。
左がスキャナで取り込んだそのままのデータ。
右が最適化後。
「iPad」という単語で検索をかけたところです。
左ではヒットしませんが、右ではしっかりとヒットします。(ヒットする位置が少しずれてますが・・・・・・。まあ、ご愛嬌ということで)。
タブレットではないですが、iPhoneにPDFを入れてみました。
そのままスキャンしたデータと、最適化したデータを読み比べました。
さくさく閲覧できるかどうかですが、違いが顕著に出たのは画像を読み込むときです。
この「自分でつくる電子本 蔵書家のための自炊徹底入門」にはScanSnapの設定画面が沢山出てきます。
そのままスキャンしたデータの場合、その画像が、ぼやけている状態が左右順番にくっきりしてきます。
対して、最適化したデータはぼやけている状態が一気にくっきりします。
1つ1つの画像だとそんなに気にならないかもしれませんが、朝忙しくて時間がないときなどには、読むときのストレスが減るのではないかと思います。
これは地味な効果ですが積み重なると大きい効果になるでしょう。
このほかにも、軽量化、画像補正のチューニングはいろいろできるようなので、もっと慣れてきたら挑戦したいと思います。
ありがとうございました。
TTGOGOさん
2012/10/19
いきなりPDF for 自炊が紹介されてます。
ScanSnap講座 ~自炊編~
S1500欲しい・・・・・・・