レビューメディア「ジグソー」

[家電から] IO-DataポータブルBDドライブ [DISCに保存出来る]

 



用語説明
DLNA:家電同士でネットワークを利用して、メディアファイルをやりとりする仕組み。これがないと3チャンネル同時録画とかあまり意味が無い気がする。うちでもこの規格を利用してPT2で録画したアニメを家庭内に配信している。
DTCP-IP:ホームネットワーク(LAN)上で暗号化されたメディアデータを送受信できる規格。
DTCP-IPダビング/ムーブ:上記の規格を利用して、動画ファイルのコピーや移動を行えるようにした規格。スカパーHDやひかりTVチューナー、デジタルレコーダなどが対応している。ちなみに、コピーするとダビング10のライフが1減少する。日本の利権仕様に対応。転送元を「送信」、転送先を「受信」とそれぞれ呼ぶ。
バスパワー:USBから給電される電源だけで動作できること。(逆:セルフパワー)



この製品の主な特徴
・DTCP-IPダビングの受信に対応。DTCP-IP送信に対応しているテレビやチューナーで録画した番組をBDやDVDに保存できる。
・バスパワーでモバイル用途にも利用が可能。光学式ドライブが付いてないPCでも出先で光学式メディアが使える。(記録時はACアダプタを推薦)
・BD(1~4層対応)で大容量のバックアップも書き込み可能。
・DVD、CDにも対応しているので、旧メディアの利用も安心。
・わざわざ書くまでもなく、データBD/CD/DVDや暗号化のされてない動画のBD/DVD-Videoも作れます。
・3D-BDの再生に対応しています。(今回はハードが対応していないので試せません)
・BD/DVD-Videoオーサリングツール、データ焼きこみソフト付属。
・マッハUSB対応で快適な動作が可能。



これのレビューで使う通信機器など

・IO-Data HVT-BCT300S


今回、DTCPーIP送信を行うレコーダーです。

・Buffalo LSW-GT-8NSR


ごく普通のGigabit対応の8ポートHUBです。

・Buffalo WHR-AMPG


本来の使い方ではなく、今回はSNMPで通信帯域を監視するのに使います。

・Cacti


ネットワークの通信帯域を監視するのに使います。

・東芝 dynabook R731


BDやDVDに焼き付けるために使います。



ネットワーク構成図


・太い黒線が1000-BASE-T
・細い黒線が100-BASE-TX
・赤い線がUSB
です。
※「測定点」はネットワーク帯域を調べる測定点です。



開封

2012/05/25、私は大学に行っていたのですが、その間に到着していた模様。



中にはいつもどおり「製品パッケージ」と「指令書」が入っています。



パッケージ表面です。例によってIOらしい青を基調としたパッケージにこの製品の特徴である、録画番組の保存をアピールしたパッケージです。



パッケージ裏面です。ここでは録画番組の保存について詳しい解説が載っています。



パッケージ側面です。付属ソフトの説明があります。



パッケージ底面です。対応メディアと推薦メディア一覧です。まあ、太陽誘電製を使っておけば問題なさそうです。



内容物です。本体とACアダプタ、USBケーブル、付属ソフト、取扱説明書4枚、指令書です。
5VのACアダプタはIO-Data共通みたいで、前回レビューした無線LANと同じ物が入っていました。

BRP-U6DM_08
BRP-U6DM_08



本体前面と底面です。ノートPC用のスリムドライブをケースにそのまま入れた形になっています。右側のくぼみにはUSBケーブルがしまえるようになっています(後述)



本体上面です。右下の丸い穴は電源を投入すると青く光ります。(だから、青色LEDは眩しいからやめろとアレだけ…)なんだかBlu-rayだけに青色なのでしょうか?それとも最近のはやりで青…?

 



例によって腹明けしてみます。中のドライブはSata接続のSony OptiarcBD-5750Hでした。Kakaku.comの最安値(2012/05/27現在)で7000円くらいです。




BDドライブは読み書きレンズがCD/DVD用とBD用の2つ付いています。ちょっぴり贅沢な気がします(笑)
しかし、BD専用ドライブがないのはなんで…?

BRP-U6DM_13
BRP-U6DM_13




ハードウェアセットアップ

Windows7の場合USB接続をすれば、そのままドライブは認識されます。
Windows XPの場合も接続だけで問題なく自動認識されました。

ソフトウェアのセットアップをします。私はインストールするソフトを最小限にしたいのでDTCP-IP Disc RecorderとDVD-MovieWiter 7だけをインストールしました。BD焼きこみソフトや、プレイヤーは常に入ってるので、不要です。

ソフトウェアのセットアップ
付属DVDを挿入し、オートランを起動します。メニューの中から「インストールする」を選択します。



ソフトウェアメニューから必要なソフトをインストールします。QuickDrive LEは必要なのか疑問です。




今回のお題は、
お第1「テレビで録画した番組をブルーレイ・DVDにダビングできる「DTCP-IPネットワークダビング」について、その手順・実施環境・操作感などをレビューしてください。」
お第2「デザイン、バスパワー駆動など、製品のモバイル性能について感想を教えてください。」
なので、項目分けしないで随時書いていこうと思います。



DTCP-IP Disc Recorderのセットアップ
「インストール」メニューからDTCP-IP Disc Recorderを選択し、インストーラを起動し、次へをクリックします。



ソフトウェア利用規約に一度目を通し、「はい」をクリックします。私はこの手の物を読んだことがあまりありませんが、だいたいのソフトで書いてあることが同じで、読んでもあまり意味が無いからです。



シリアル番号(製品本体の裏に記載)を入力し、「次へ」をクリックします。
シリアル番号を入れないと「次へ」をクリックできないようになっています



インストール先を選択します。通常の利用では変更する必要はないです。



インストールが始まりました。終わりまで待ちます。



パブリックネットワークでも受信を有効にするためにファイヤーウォールに穴を開けるか聞いてくるので「いいえ」をクリックしてください。
ファイヤーウォールに穴を開けるときには十分注意しましょうね…?



インストールが終了しました。再起動するか聞いてくるので「今すぐ再起動」を選択して完了してください。




DTCP-IP Disc Recorderの設定

・設定項目はあまりありませんが、DVDへの転送画質や書き込み対象ドライブの設定などを行います。

タスクバーにある常駐アイコンを右クリックし、DTCP-IP Disc Recorder Toolの表示をクリックします。



詳細設定からドライブ選択を選択し、DTCP-IP受信をするドライブを指定します。
ここではLドライブがこの製品に割り当てられているのでLドライブを選択します。



左となりにある「書き込み設定」を選択し、最大ビットレートを指定します。9000kbpsで1時間、5000kbpsで2時間程度が目安っぽいです。(自動的にベストな画質を選択するという選択肢がほしいです)



これでDTCP-IP Disc Recorderのセットアップは完了です。



DTCP-IP対応機器からダビングしてみよう
※IO-dataも推薦しいるとおり、ダビング失敗による録画番組の消失を避けるために、必ず付属のACアダプタで電源を供給してあげてください。
…ダビング10とかコピーワンスとか日本の糞仕様がなければこんなこ時にしなくてもいいのに…

タスクバーにある常駐アイコンを右クリックし、DTCP-IP Disc Recorder Toolの表示をクリックします。



表示される画面(現在の状態)にある「書き込みを許可」をクリックすると、待機状態になります。



書き込み待機中…



ここまで準備ができたら、レコーダー(DTCP-IP送信を行う機器)の操作を行います。

※IO-DataのHVT-BCT300Sはネットワークダビング中に他の動作を行うことができません。
※当方、ブラウン管テレビを利用しているために、写真を撮ると見れたものではなくなってしまう(横縞模様が表示されてしまう)ため、公式の取扱説明書から一部抜粋をさせて頂きます。
引用元
http://www.iodata.jp/lib/manual/pdf2/hvt-bct300s_m-manu20...

AVeLメニューから「録画番組」を開き、DISCにダビングしたい番組を選び、黄色ボタンを押します。



ダビング先を選ぶ画面が表示されますから、"コンピュータ名"[DTCP-IP Disc Recorder]を選択し、確認画面でOKを押します。
※ダビングにはかなりの時間を要します。(実録画時間と同じくらい、DVDの場合)



ダビング中はイメージの作成→DISC書き込み中という様に表示されます。
ただし、イメージ作成中…のステータスバーは進行状況ではないのでご注意ください。



ダビング中のネットワーク帯域グラフです。
ダビング中はネットワークリソースをかなり利用しますから、ご注意ください。(他のリソースを消費する行為を行うとダビングに失敗する可能性もあります)
所要時間はグラフから「イメージの作成」に80分以上かかっています。なお、コピーした番組は「名探偵コナン 沈黙の15分」です。確か110分くらい録画されていました。
ちなみに、焼きこみの所要時間は10分程度でした。



なお、うちにあるかれこれ8年前に購入したDVDレコーダーではこのDISCを再生することができませんでした。残念です…。



付属のソフトでダビングした番組を見てみよう!

Corel WinDVDのセットアップ

付属のDVDからインストーラを起動すると、まず初めに必要なソフトウェアのインストールを行います。



「次へ」をクリックします。



ひと通り利用規約を読み、同意するにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。



取扱説明書に記載されているライセンスキーを入力し、「次へ」をクリックします。



リージョンAを選択し、「次へ」をクリックします。



インストール先を選択する画面ですが、通常の利用ではディフォルトのまま、「次へ」をクリックします。



「次へ」をクリックします。



「インストール」をクリックします。



必要なところにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。



インストールが完了しましたから、「完了」をクリックします。




Coral Win DVDでCPRM(デジタル放送を録画したメディア)を再生可能にします。

初めてCPRMで録画したメディアを投入した時に、このソフトでCPRMを再生できるようにするツールをダウンロードしますか?と聞いてきますから、「はい」をクリックし、指示に従ってCPRM.exeをダウンロードし、実行します。



自動的に終了し、WinDVDを再起動すると、勝手に再生が可能になっています。



なぜか「使用しているディスプレイ環境は保護されているコンテンツの再生をサポートしておりません」と表示されていて再生できません。
そういえば今使ってるモニター、HDCP非対応機だったような…。

特殊な方法でCPRMを外してみると。



何事もないように再生することができました。しかし、例によって日本の糞仕様のために、HDCPにモニターが対応していない場合、再生すら出来ません。あれ?これDVDだよな??



付属ソフトでDVDを再生してみる。

今回再生するDVDは、


何の変哲もない普通の市販DVDです。傷がつくと嫌なので、普段は複製を利用していますが、プレミアムレビューのために倉庫から持ちだして挿入してみました。

























「使用しているディスプレイ環境は保護されているコンテンツの再生をサポートしておりません」

なんだなんだ?
なんなんだ?
いや、まて、この状況はなんだ?
なんでDVDなのにHDCPに対応していなければならんのか?
まてまて、Win DVDはなんといった?
「保護されているコンテンツの再生ができない」?
Why?
なぜ?
冗談はやめろ、マジおかしいって。
仮にモニターを買い換えるとしても1.5万くらいするぞ、
(冗談だと思う?)
(ふーん、HDCPに未対応?再生できない?)
(私には未だHDCPに対応していないディスプレイを使ってないことがよく理解できないだけど。)
意味がわからないし笑えない。
いいからそのクソみたいな仕様をどうにかしてくれ。


と、朝倉さんに突如襲われたキョンくんみたいな反応をしてしまいました。

結論から言いますと、ふざけるなこの野郎!
だいたいコチラはBDを再生しよとしてるんじゃないぞ。従来のDVD-Videoを再生しようとしているのだ。それなのになぜデジタル放送やBDを再生するのと同じ環境が必要なのだ?
ふざけるな。なんでたかがDVDのために1諭吉と1樋口も出さなければならないんだ???Why?なぜ?
だいたいこちとらモニター買い換えるのが嫌でPT2買ったんだぞおい。

以下Corel WinDVDに対する不満は省略いいたします。
ちなみにライバルのCyberLink PowerDVDでは普通に再生ができるという情報が入っています。
それとも、Any DVD HD買おうかな?大してPowerDVDと価格変わらないし、BDもら見れるようになるし…。

IO-Dataさん、付属させるソフトはユーザーに負担のかからないものを選ぼうよ…。

はにゃさんから、「同じく CPRMではない DVD/BDとも HDCP必須ですね。」というGoogle先生の回答と正反対の回答が来ましたので試してみました。
PowerDVDだと普通に再生できます。(画像はハルヒ3巻)





BDに書き込みをしてみる

今回は書き込みテストとしてNero11 DiscSpeed-11を利用します。

まず、ディスク作成でBD-RE(2倍速記録対応)を焼いてみます。
なんだか1倍速からなかなか速度が上がりません…。
BD-REを等倍で焼くと100分もかかるんですね…。確かDVDでは60分程度かかった気がします。容量6倍で速度1.3倍程度とはかなりの進歩ですね。ちなみに、ちゃんとACアダプタは接続しました。



読み込み速度です。
18GBまで徐々に速度を上げていき、5.5倍程度で頭打ちしています。ROM読み込みが最大6倍速なのでこんなものでしょう。



※ディスク品質はドライブが対応していませんでした。
スキャンディスクを実行すると、特に問題はないようです。



細かい読み方はわからないので、画像を見て判断してくれると幸いです…。



まとめ
・今まで見たら消すを繰り返していたTVやHDDレコーダで録画した番組をDVDやBDなどの外部メディアで持ち出せるようになった。
・速度はポータブル用なのでいまいち。ダイソーのBD-Rは等倍書き込み…。
・バスパワーで使えるので出先でDVDを再生できる。光学式メディアを読める。
・USBケーブルを本体に保存することが可能。ただし、ドライブにつなげたまま持ち歩くとポッキリと端子を壊しそう…。
・青色ダイオードはやっぱり眩しい。
・本体が丸いので、カバンの中で他のものにあたって不都合が起きにくいようになっています。
・付属のUSBケーブルは短すぎませんか?



要改善点
・眩しい青色ダイオードを撤去。
・付属ソフトを使い物にならないダメダメWinDVDからPowerDVDに変更する。
・書き込みスピードの改善。
・USBケーブルを本体に保存するときに、本体から端子部分が飛び出さないようにケースを作る。
・もう少し長い(1m程度)USBケーブルも付属する。

※付属ソフトは製品の評価を大きく左右するものなので、冷静に考えて、使いやすいものを付属するべきだと思う。

このレビューのテキスト量は16.2KBでした。
追記
2012/08/28
以下編集中タグを今更発見しました。→外しました。

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