「FLEMOデスクマウントアーム デュアル」を導入することで、L字配置のデスクで作業シーンにあわせて、ディスプレイ、キーボード、タブレットなどを自由なレイアウトで配置できました。
作業シーンにあわせて、上下左右前後と自由な3Dレイアウトが実現できました。
簡単に配置を変えられるのはかなり便利です。
今まで使っていたシングルタイプもディスプレイの位置を簡単に変えることができましたが、デュアルアームになることで、サブアームにいろいろな機器を配置できて一段と便利になりました。
特にDTMをやる人は、パソコンとキーボード、ミキサー、エフェクターなど、デスク周りに色々な機器を配置していると思いますが、ディアルアームならレイアウトを簡単に変えて使用できます。
キーボードスタンドで二段、三段積みのものもありますが、一度配置を変えると簡単にはレイアウトを変えることができないですからね。
特にオススメなのは、ワイヤレスで使える機器との組み合わせ。
タブレットや電池駆動のシンセだと、ケーブルを気にせず、気楽に動かせます。
デュアルアームで作業シーンにあわせた3Dレイアウトを実現!
今回試した作業シーン毎のレイアウトをご紹介します。
<<パソコンをメインで使用するとき>>
メインアームにディスプレイ、サブアームにタブレットを配置して、タブレットで動画をながら見しながら作業
L型に配置したデスク
タブレットはVESAマウント用のネジ穴では取り付けられないので、ノートブックマウントを取り付けて、その上にのせています。
ノートブックマウント。タブレットなら2台置いても余裕です。
タブレット用のVESAマウントホルダーという商品もあるようですので用途に応じて使い分けをするといいですね。
https://www.amazon.co.jp/サンワダイレクト-iPad・タブレットVESAブラケット-モニターアーム取り付け用-9-12インチ対応-100-MR081/dp/B00D7A7WNS
<<パソコンとシンセを使用するとき>>
メインアームにディスプレイ、サブアームにシンセを配置して、DAWにあわせた演奏や打ち込みを実施
セカンドアームにシンセを配置
シンセを弾くと、アームに振動が伝わって、ディスプレイが少し揺れます。
アーム取付け位置が、ポールの上の方になっていることと、アーム同士が重なっているからだと思いますので、アームを離して取付けるか、間にゴムのリングなどを挟むと解決するように思います。
<<シンセをメインに使用するとき>>
エレピとサブ用のシンセ2台を使用するときは、サブアームをシンセ側へ移動し、メインアームのディスプレイもシンセ側へ移動
通常の三段積みスタンドや、一段スタンドにサブスタンドをつけた場合、高さや幅に制約が多かったり、キーボードの奥の機器は操作ができません。
モニターアームなら弾きやすいように自由な位置に配置できます。また、下や奥に配置した機器を操作するときは簡単に移動できます。
重量に制限があるので、25鍵や37鍵のミニサイズに限られますが、サブシンセはミニサイズを使用することが多いと思いますので問題なさそうです。
アームのトルクを微調整すると、すー、ピタッと、軽々操作
アームのトルクは取付けるディスプレイなどの重さにあわせて微調整できます。
アームの先端、ディスプレイ付け根のネジを付属の六角レンチで回してトルクを調整できます。
少し弱いくらいに調整するとスムーズに動作するように思います。
<<デュスプレイの奥の機器を操作>>
ディスプレイの奥に設置したアンプやエフェクターなどを操作するときは、指一本でディスプレイが持ち上がります。
エルゴトロンと遜色ない安定性と軽い操作感
これまで、エルゴトロンのシングルアームタイプを使用していました。
FLEMOを3週間ほど使用しましたが、操作感は全く遜色なく、変更したことを忘れてしまうほどです。
具体的にはこんな感じです。
▪️アームの左右方向のスイング、上下:同等
どちらも軽い力でスムーズに移動できます。
▪️ディスプレイの上下角度:下を向く角度はFLEMOの圧勝
FLEMO 20度、エルゴトロン 5度
モニターを高く持ち上げ、椅子をリクライニングして
見上げる姿勢で映画を見るようなことはFLEMOでないとできません。
▪️2本のアーム取付け位置(高さ)はエルゴトロンが自由度が高いです
FLEMOもエルゴトロンもアームを乗せる輪っかをネジ止めして固定しますので
簡単には変更できません。エルゴトロンは、輪っかがアーム毎についていて、高めと低め、など自由な位置に取付できますが、FLEMOは、輪っかの上に2本のアームを積むため、離して設置ができません。モニター2台を横に並べる場合は問題なさそうですが、モニター2台を上下に並べたり、モニターとノートパソコンを設置する場合などは、設置位置の制約があります。
輪っかをオプションでも購入できると良いのですが、残念ながら個別販売はされていないようです。
単純な作りの部品ですが、サイズがぴったりでないとぐらつくため、代替品もなかなかありません。将来、オプション販売や標準で2つ付属するようになるといいですね。
(バイクのフロントフォークで、同じサイズの33.4mmのものがあるため、フロントフォークにウィンカーを取付けるためのクランプが流用できるかもしれません)
一長一短はあるものの、基本スペックである、モニターを支えて簡単に位置を変更できる、という点では本製品はかなり高コスパなのではないでしょうか。
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