今回レビューに使うPC構成は以下になります。
CPU:Intel Xeon E5-2696 v3 x2
マザーボード:ASUS Z10PE-D8 WS
メモリ:DDR4-2133 ECC 16GB x8
GPU:Nvidia GeforceGTX TITAN X x2
電源:CORSAIR AX1200
SSD1:Intel 730 480GB
SSD2:Crucial M500 960GB
HDD:WD WD10EADS 1TB
よく考えたら電源とかずいぶん長い事使ってますね…
予備にこんなのもありますが出番は来るのでしょうかw
パッケージとカード外見
5年保証のリテールパッケージ品でした。
プロダクトコードを見るとSSDPEDMW400G4X1となっていました。
SSDPEDMW400G4R5も存在しますが違いは無いと思います。
中身はシンプルに本体とロープロ用ブラケット、
ドライバCD、マニュアルのみです。
背面も放熱板で覆われています。
背面だけ外してみました。
他社のM.2をPCIEに変換したカードと違い
基板をびっしりとチップが埋めています。
BIOSアップデートと取り付け
Z10PE-D8 WSはBIOS 1202からNVMeデバイスに対応しています。
現状が1001でしたので最新の3101にアップデートします。
BIOSからEzFlashを使ってアップデート。
ちなみにDualBIOSとか無いので吹っ飛んだらアウトです。
エアコンとか切って実行した方が無難ですね…
アップデート後、無事再起動。
NVMeの項目が追加され、BIOSレベルでSSDが認識されました。
Boot項目にも750が出てきました。
Windows10のデバイスマネージャでも正常にNVMeSSDとして認識しています。
ちなみに右のスクロールバーの分だけ下にCPUがずらっと並んでます。
どんだけ…w
まずは性能を…
ベンチは見飽きたって方も多いかもしれませんが
その場合はこの段落はすっ飛ばして下さいw
Windows10標準ドライバでの計測結果です。
数値からすると標準でもNVMeデバイスの性能が出ていると思います。
別途ダウンロードしてきたIntelのNVMeドライバ適用後。
若干スコアが上がっていますが誤差範囲内でしょう。
マルチスレッド(8T)でのベンチ結果。
SM951と同じく、シーケンシャルが若干下がる代わりに
4kが数倍に跳ね上がります。
さぁゲームをしよう!
今回レビューに使うゲームは
Wargaming社のWorld of Warshipsです。
ちなみに現在招待コード「PROJECTR」を入力して
アカウントを作成すると各種ボーナスが付与されます。(2015/12/29まで)
ソ連巡洋艦「Diana」とか貰えて良いなぁとか思ったり。
所謂FPSゲーム程シビアではありませんが
ゲームデータはかなり大きいので、
ドライブ性能によるロードの時間差は如実に現れます。
並べてみると一目瞭然です。
HDDは論外に近い有様で、
SSD同士でもIntel 750の方がストレスフリーなのが分かると思います。
起動が遅いだけなら待てば済む話ですが
対戦ゲームであるWoWsでの実際のプレイにはどう影響するのか。
比較するにも毎回同じメンバーとマップを引くのは不可能に近いので
リプレイファイルを読み込ませて比較する事にしました。
見ての通り、ドライブによって行動開始出来るまでの時間に
かなりの差が存在する事が分かります。
この間、他のプレイヤーから見ると「艦が動いてない」状態ですので
索敵が重要となる本ゲームでは、
駆逐艦や空母といった、「先手を取る事が重要な艦」の行動が遅いと
敵に先手を打たれて勝敗に響く可能性があります。
実際にはネットワーク速度やキャッシュ等も絡むと思いますが
ロード時間の短縮はそれなりの影響を及ぼすと思います。
ちなみにフォルダサイズを見ると19GB近くあり、
普通のPCではキャッシュに収めるのは難しいと思われます。
(が、このPCでは収まってしまうので
検証時は再起動後の初回ロードを計測しました)
Intel 750の様な高速ドライブは
ゲームにとっては正に強力な武器であると言えるでしょう。
ACTION STATIONS!
クローンを行い、起動ドライブにしてみる
せっかくなので起動ドライブにしてみたいと思います。
現在の環境は、Windows10のレガシーモードです。
(Windows7からアップグレードした為)
クリーンインストールでUEFIモードにする事も考えましたが
そもそもZ10PE-D8 WSはBIOS起動が遅いので
UEFIにするメリットが少なかったりします。
クローンもやり辛くなるので、当面はレガシーモードで運用するつもりです。
まずは今まで使ってきたAcronis True Image HDを試してみます。
結果としては起動はするものの、ログイン画面でクラッシュしてしまい
正常には起動出来ませんでした。
次に定番のEaseUS Todo Backup Freeを試してみます。
こちらは正常に起動まで確認出来ました。
ちょっとした難点としては、クローン先のサイズが
この様に中途半端な状態になる事でしょうか。
後からサイズ変更はシステムドライブだと出来ないので
ちょっと気持ち悪い感じがします。
委員ちょさん
2015/12/09
n-eさん
2015/12/09
MOはみんな揃ってからスタートな感じが多いけど、MMOはそういうわけにはいかないので、ローディングで差がでやすいですね。
daiyanさん
2015/12/09
先行している艦が孤立しやすいですね。
逆に孤立しない様に待ってると、
敵が戦線を押し上げてくるので不利になりがちだったりします。
ちょもさん
2015/12/09
しっかし、SSDもですがファーストインプレッションまでの時間も激速ですね。
n-eさん
2015/12/09
daiyanさん
2015/12/10
ここまで来るとSSDもキャッシュも
あまり変わらない気がしましたw
>n-eさん
やはり早く動ける方が良いですね。
稀に本当にAFKしちゃってる人も居ますがw