レビューメディア「ジグソー」

FPSのP2Pだけじゃない!ソロプレイでのSSDの威力を知る。

ZIGSOW様のリボルバーレビュー、4発目の弾丸がワタクシに命中してしまいました。

 

SSDに興味はあるものの、目の前で

 

USBメモリが突然読めなくなった

 

とか、

 

SSDが突然お亡くなりになった

 

とかいった事例を見てしまっていたり、

 

読むのは早いけど、書くのはそこまでじゃない

 

とかいったネガティブなイメージが先行してしまい、メインストレージとしてなかなか手が出せなかった私ですが、最近では事情も違ってきたようです。

 

また、SSDも、当初は一部のハードなPCオンラインゲーマーのものという印象がありましたが、昨今では、例えば昔のノートPCを活かすためにあえて、とか、わりと身近になってきた感があり、そろそろ…と思っていました。

 

そこでこの Intel 535。

 

今回は、あえてオンラインのゲームは選択せず、ゲームの本道とも言える「一人遊び」、ソロプレイに限った状態で、HDDと比較し、果たしてどれほどの恩恵を得ることができるのか、という点に注目してレビューしたいと思います。

更新: 2015/12/19
開封の儀

Intelらしい内容、必要最小限の付属品。

ではでは、まずはパッケージから。

はい、ドン。

いつもの青と白、いつものパッケージです。なんだろうこの根拠の無い安心感。
Intelのもの、というだけで、「安心感」があります。
大きさは、「二回りほど大きい石鹸箱」くらいです。

…生まれてこの方ボディソープしか使ったことない人にはわからないですね、イカン。

大体、おまけでいただく卓上カレンダーと同じくらいの表面積で、
高さが4cmくらいの箱です。

上から取るとこんな感じ。奥にあるキーボードは愛用のHHKLiteです。

さて、では開封して、中身を全部出しちゃいましょう。
「Intel Factory Seal」をカッターで切って…

どん。

SSDと付属品が入っている内装が出てきます。
内装部分、ちょっと大きいです。スペースがかなり空いています。
もっと高さを小さくしても問題ないと思うのですが、輸送とか考えたらこのスペースが安全なのかな?

では、中身をすべて取り出して…

こんな感じです。

  • 本体
  • スペーサー
  • SATAケーブル
  • ネジ5本
  • ステッカー
  • インストラクションカード
  • CD-ROMマニュアル

で全てです。CD-ROMはガイドしかなさそうです。

環境の移設には、IntelのWebページからマイグレーションソフトウェアが入手できるので、そちらを使うと良いでしょう、とありますが、使えるかどうかはまた別途試したいと思います。

 

スペーサーはABS樹脂っぽい簡素なもので、両面テープで貼り付けるタイプです。

以前、友人のノートPCにSSDを搭載する際に購入した某メーカーのSSDには、これがなくて別に購入しました。入っているのはありがたいです。

 

付属品としては、3.5インチベイに入れるためのマウンタがありません。

最近は省スペースタイプのケースも多いですし、なにより2.5インチベイにFDDを搭載する必要がなくなりましたから、不要と判断したのでしょう。

これも時代の流れなのでしょうね…

 

PCへのインストールは、ごくごく簡単。

電源を落とし、SATAケーブルと電源を差し込んで再起動し、フォーマットすれば使えるようになります。

 

筆者のPCはデスクトップの、しかもミドルタワーケースですので、この大きさはマウントする箇所に悩むところですが、とりあえず適当な5インチベイにそっと置いておきます。

 

HDDと違って、回転駆動部がないしね!大丈夫大丈夫!(^^;)

更新: 2015/12/19
性能

書き込み性能の改善が白眉!

今回は、OSを導入する前に、単純な性能を図ってみました。

ベンチマークには、今回もCrystalDiskMark 5を使用します。

また、接続はBIOSレベルでIDE接続にしています。これは過去の経緯でそうなってしまっており、

AHCI接続に変更しても良いのですが、現在のHDDでは性能差が微々たるものであること(過去に試してみましたが、その時はベンチマークで2MB/s程度しか誤差がありませんでした)、不便に感じたことがない、AHCI接続への変更がうまくいかないという状態でしたので、そのままにしています。

 

また、本来の性能を引き出すには、SATA3.0(6Gb/s)に装着すべきですが、筆者のPCにはSATA3.0の口が少なく、他のHDDとの比較での環境合わせも考慮し、まずはSATA2.0(3Gb/s)の口に接続しています。

ですので、カタログスペック通りの数値はでない状態であることを、まずお断りします。

SATA3.0(6Gb/s)の口に接続した場合の数値は、後ほど。

 

まずは、現在メインで利用しているHDD。

Seagateの2Tモデル、ST2000DM001-9YN164です。

何年前に買ったか忘れました(^^;)が、結構使ってるはずです。

HDDとしてはまずまずのスピードです。日常使いには全く問題無いです。
オンラインゲームでも、あまりもたついたことはありません。
もっとも、FPSのP2Pの様な激しいものではないので、そういったものをプレイしている人からすると、遅くて悲しい状態かもしれません(^^;)

さて、次はかなーり昔に買った、同じくIntelのSSD、G59073-300の60GBモデルのパフォーマンスを見ます。これは以前のSSHDのレビューで行ったものを引っ張ってきます。

ででん。

ランダム、シーケンシャルともに、読み込み書き込みはHDDと比較すると圧倒的といえるほど早いです。

が、HDDがランダム、シーケンシャルともに読み書きの速度に大きな開きがないのに対し、こちらのSSDは書き込みが圧倒的に遅い。約1/3の速度になってしまっています。

4096バイトの読み書きに関しては、逆に書き込みが早くなっていますが、今時この程度のブロックで書き込まれるデータは少ないので、「書き込みが遅い!」と感じるシーンが多そうです。

では、以前レビューした、SSHDはどうでしょう。

うーん…こうやって並べると、HDD以上、SSD未満って感じがでちゃいますね。
この製品、今はPS4に収まっています。PS4で使用した場合は、元々あったHDDがそこまで高速ではなかったので、それなりの効果があると感じることができましたが、デスクトップPCに入れるとなると、ちょっと…って感じですね。

それでも、今使用しているHDDよりも読み込みは良い数値が出ているのは評価できます。

さて、それでは今回のSSDはどうか。

 

フッフッフ…圧倒的じゃないか、我軍は!
(c)眉毛がない人

読み込みに関しては、前述のSSDから10MB/s程度の性能アップしかありませんが、書き込み性能が段違いです。
読み込み性能を上回る数値を叩き出しています。なんならHDDよりも高速。

こ、これは…期待できる!

 


 

 さて、それではいよいよゲームをプレイし、差分を比較します。

 

 プレイするゲームは、オンライン要素もありますが、基本的にソロプレイがメインのゲームをチョイスしました。どれもSteamで購入したものです。

 

  1. GROW HOME
  2. GRID2
  3. Trials Fusion
  4. Middle-earth: The Shadow Of Mordor

の4本。前者はゲーム起動時間を、後者は更にメニューからプレイを選択して、実際にプレイするまでの時間も計測します。

 

 と、その前に。

 

 本来であれば、SSDにOSごと環境を作成して計測したかったのですが、時間と容量の都合により、ゲームライブラリのみをSSDに移植して計測することにします。

 

【前準備:ゲーム領域のSSDへの移動】

 

 筆者が使っているOSはWindows 7です。コレ以降だと、Program Filesや、Userといった、移動するとエライことになる可能性があるフォルダを、リンクを貼ることで別のディスクに移すことが出来ます。

 それでは、移していきましょう。今回はC:\Program Files(x86)\steamフォルダのみをSSDに移設し、元のパスにリンクを張ります。

 

まずは、ターゲットフォルダの容量を確認します。

…お、おうふ…176GBもあります。

 常駐しているSteamアプリを終了し、ターゲットフォルダをSSDに移動します。ファイルの移動は、普通にエクスプローラーで移動したので問題ありません。移動がコワイ場合は、まずコピーしてから削除すればよいでしょう。

 移動が終わったら、コマンドプロンプトを開きます。

 リンクを作成する場所が、管理権限が必要な場合を考慮し、管理者で実行します。

 コマンドプロンプトが開いたら、以下のようにmklinkコマンドを実行します。

 

mklink /d "ターゲットフォルダのパス" "ソースフォルダのパス"

 コマンドが正常に実行されると、上記の図のようにシンボリックリンクの作成メッセージが表示されます。

 それでは、"C:\Program Files(x86)"フォルダ配下の状態を見てみましょう。

 はい、フォルダアイコンに、ショートカットと同じ矢印がついていますね。これを確認し、Steamアプリを起動して常駐させれば、完了です。


それでは、ゲームの比較を行っていきます。

1. GROW HOME

まずはGROW HOME。

インディ系のゲーム会社のゲームで、ある惑星に調査に送り込まれたロボットを操作し、調査を行いつつ、その惑星に生息している巨大な植物を育てるというゲームです。

PS4にも配信されており、そちらは日本語に対応していますが、Steam公式では英語のみのサポートです。が、あまり不便は感じないレベルの英語です。

それでは参りましょう!

…あ、あれ?

 

HDD:26秒56

SSD:29秒96

HDDの方が3秒ほど早くなりました。なぜかは不明です。

ゲーム自体、そこまで凝ったグラフィックではありませんから、どちらかと言うとシステム側のモジュール読み込みを重視しているとか、そういうことかもしれません。

プレイ中のセーブも、あまり大きな差は見られませんでした。ムービーを流している間にセーブしているからでしょうか。このあたりは、ゲーム会社の頑張りが感じられます。

 気を取り直して、次に行きましょう。

2. GRID 2

 泣く子も黙る、アメ車のカーレース、GRID 2。

 筆者は、レースゲームではラリー系のゲームが好きなのですが、このゲームは面白そうだったので、ウィッシュリストに入れて様子見して購入しました。

 では計測です。

HDD:37秒79

SSD:35秒46

 

 うむ、今度はSSDがちゃんと早くなりましたね。2秒ほどですが、ゲーム中のロードやセーブが多いゲームですから、プレイ中の体感はかなり差がでるでしょう。

 

3. TRIALS FUSION

 

 昔懐かし、ファミコンの「エキサイトバイク」をリアルにしたもの、と思えば、間違いはないです。複数人数でのプレイが面白いのですが、ソロも十分楽しめます。

 アクセル、ブレーキはもちろん、前後の体重移動もコントロールしなければならないのですが、物理エンジンがいい意味でリアルではないので、そこで難易度が上がっている感じです。

 

 ちなみに、ゴールに到着すると、大抵ライダーは悲惨な目に会います。爆発したり落下したり…

 

 こちらは、起動と、メニューからゲーム画面に行くまでの2箇所を計測します。

 では。

 

 

【ゲーム起動時間】

  HDD:1分21秒09

  SSD:49秒73

【ゲーム開始時間】

  HDD:47秒00

  SSD:37秒00

 

これは…かなりの差がでましたね。

クラウドにデータを保存しているので、そのあたりも影響があるのかもしれません。NICって別だよね、と言っても、結局通信関係のモジュールのロード、起動が必要ですので、こういうところでも差がでてしまうのではないか、と考えています。妄想ですが。

 

4. Middle-Earth: The Shadow of Mordor

 

 さて、最後を飾るのは、3人称視点のアクションロールプレイングゲームの白眉、「The Shadow of Mordor」です。

 これは「兄者弟者」さんの兄者さんがプレイしたのを見て、ついカッとなって購入したものです。

筆者が購入したSteam版は日本語対応ではありませんが、有志の日本語パッチを適用し、字幕を日本語化しています。こういうのができるのは、PCゲームの魅力ですね。

 

 これもゲーム起動時間と開始時間を計測しました。

 

 

【ゲーム起動時間】
  HDD:1分06秒20
  SSD:50秒56
【ゲーム開始時間】
  HDD:19秒66
  SSD:16秒23

 

このゲームも有意な差が出ています。

ゲーム中も非常に快適です。最も、HDDでプレイした時もそこまでストレスを感じていませんでしたから、当たり前と言えば当たり前な結果ではあるんですが、それでもこれだけ差がでると、素直に嬉しいですね。

 

最後に、各ゲームのプレイ画面ダイジェストを、一本の動画にまとめてみました。

紹介順に並べています。どれも楽しいゲームです。是非一度、遊んでみてください!

 

 

 

 

 

更新: 2015/12/19
総評

Intelブランドの安心と信頼に加え、高性能の恩恵も享受できる!

 今回は、筆者の環境が若干古いこともあり、数値的にはカタログスペックの半分という寂しい結果になってしまいましたが、SATA3.0にきちんと接続できる環境があれば、もっともっと性能が活かせるはずです。

 

 また、Intelという、いわば「安心と信頼の代名詞」のようなメイカーが出したSSDということもあり、性能を数値で見ると、どこやらの何やらいうSSDが高いとか、いや別のメイカーが、とかありますが、やっぱりこのSSDの安心感は強烈です。

 

 SSDはハードゲーマーやヘビーな対戦FPSゲーマーのもの、と思われがちでしたが、さにあらず。筆者のように、気に入ったゲームをもっぱら一人でプレイする、おっさんサンデーゲーマーにとってもスバラシイ体験を与えてくれました。

 

 これで高寿命ってんですから、時代は変わったんだな、とひしひしと感じました。

 

 欲を言えば、価格と容量ですね…筆者の環境だと、Steamのゲームを整理して運用しなければなりません。やっぱり500GB近くは欲しいものです。

 

 残念ながら、今回のSSDでは、現環境からのシステム移行が難しい容量だったので、イメージコピーソフトによるシステム移行が可能かどうかは試すことができませんでしたが、しばらくしてWindows 10が入手出来たら、クリーンインストールかつSATA 3.0の環境を作成し、存分に性能を堪能したいと思います。

 

 


GROW HOME

© 2015 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries.

 

GRID 2

© 2012 The Codemasters Software Company Limited ("Codemasters"). All rights reserved. “GRID”®, "Codemasters"®, “Ego”® and the Codemasters logo are registered trademarks owned by Codemasters. “Codemasters Racing”™ and “RaceNet”™ are trademarks of Codemasters. All other copyrights or trademarks are the property of their respective owners and are being used under license. This game is NOT licensed by or associated with the FIA or any related company. Unauthorized copying, adaptation, rental, lending, re-sale, arcade use, charging for use, broadcast, cable transmission, public performance, distribution or extraction of this product or any trademark or copyright work that forms part of this product is prohibited. Developed and published by Codemasters.

 

TRIALS FUSION

© 2014-2015 Ubisoft Entertainment. All rights Reserved. Trials Fusion, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries.

 

Middle-Earth: The Shadow Of Mordor

© 2014 Warner Bros. Entertainment Inc. Developed by Monolith. In association with WingNut Films. © 2014 New Line Productions, Inc. © The Saul Zaentz Company. MIDDLE-EARTH: SHADOW OF MORDOR, THE HOBBIT, and the names of the characters, items, events and places therein are trademarks of The Saul Zaentz Company d/b/a Middle-earth Enterprises under license to Warner Bros. Interactive Entertainment.

MONOLITH LOGO, WB GAMES LOGO, WB SHIELD: ™ & © Warner Bros. Entertainment Inc.

 

更新: 2016/01/17
追記

逆にシステムをSSDに移行してみました

システムをSSDに移行する

 年末年始でばたばたしていて、なかなか実行できなかったのですが、今度は逆にOS部分をSSDに移行してみました。

 

 移行前の筆者のPCのHDD構成はこんな感じです。

 

1st:2TB HDD…C: 300GB、D: 1.7TB

2nd:本SSD

3rd:500GB HDD

4th:1TB HDD

 

3rdと4thのHDDは、以前利用していたHDDで、1stの前のシステムディスクとして利用していました。

 

システムのユーザディレクトリはD:パーティションに移動、今回のSteamゲーム群も逆にD:ドライブに移動し、C:パーティションの使用量は80GB程度になっています。これなら今回のSSDにも移行できる容量です。

 

システム部だけSSDに移行する

 さて、SSDへの移行。

通常であれば、何らかのツールを利用してシステムHDDをSSDにクローンしてしまえば終わり、なんですが、筆者の環境では1st HDDをバーティション分割して利用している為、普通にHDDクローンが使えません。
なので、一旦空き容量にゆとりのある4th HDDにシステムバックアップを取り、それをSSDにリストアする形を取りました。

 

バックアップには、EaseUS Todo Backup Freeを使いました。

 

単純にリストアしただけでは、GPT形式でボリュームを作成した場合、ディスクの先頭に確保される「システム領域」が数十GBにも拡張されてしまいますので、同じくEaseUS Partition Master Freeを使って、システム領域とC:ドライブの容量を調整します。

 

これで移行はできたはずです。

 

起動&システム修復

ここで一度、SSD以外のHDDのSATA接続を外し、SSDだけにして起動してみました。

 

…起動できません(^^;)

HDDクローンと違い、バックアップ→リストアでは、BootMBRまではうまく入らないようです。

インストールDVDで起動し、「コンピュータの修復」を試すと、起動しました。

 

が、今度はログインできません。そりゃそうです、ログイン時に利用するプロファイルは、全部D:ドライブに移動しちゃってますから。

 

そのままつなぐと、D:ドライブのシステムと競合する可能性があると思ったため、前述のEaseUS Partition Master Freeで作成できるBoot Diskで起動し、1st HDDからC: ドライブのパーティションを削除して、D: ドライブの領域だけにします。

起動することはわかったので、思い切って削除しました。バックアップもありますし。

 

1st HDDのSATAを接続し、再度起動します。

 

起動はしましたが、まだログインできません。

 

はた、と気が付き、Google先生に聞いてみたら、こんなページがヒットしました。

他にも類似のページがヒットしましたが、ここはやはり大本営の情報に従います。

手順は以下のとおり。

 

  1. 起動時、F8キーを連打し、表示された起動メニューから「セーフモード」を選択。
  2. ログイン画面からログイン。UserProfileがないよ、というエラーメッセージが出ますが、この段階では無視して問題ないです。
  3. スタートメニューの「コンピュータ」を右クリックし、「管理」を選択。
  4. 「ディスクの管理」をクリックし、表示された1st HDDに「D:」ドライブ文字を割り当てます。
  5. その後、このページの手順に従い、レジストリエディタで値を操作します。
  6. 作業が終わったら再起動します。

この方法で、うまく起動できました!(^^)

 

しかし、多少の影響はあったようで、Chromeの機能拡張が変になっていたりはしましたが、これは微々たるものです。

 

というわけで、無事システムのSSDへの移行が完了しました。

ちょっと難易度は高めですが、できないことはないです。

 

ユーザデータやゲーム類など、容量の大きいものはHDD、早く動作させたいものは、SSDという使い分けができるってのは、やっぱり嬉しいですね。

 

これでまたしばらく使ってみようと思います。

 

相変わらず、BIOS上では「AHCI」ではなく、「IDE」認識なんですが、目くじら立てるほどパフォーマンスも変わらないようですし、それは別途対応することにします。

 


 

 

これは完全に余談ですが、個人的にはどうもWindowsの

  • HDDにいちいちドライブ文字を割り当てないと使えない
  • レジストリとかいう残念システム

は好きになれません。

 

 前者は他のOS、例えばMac/Linux/FreeBSDなんかは、オートマウントなりマウントポイントを指定すれば、パス指定だけで使えることを考えるとイマイチなシステムですし、

 後者は…システム設定とユーザ設定を同一に扱うなんて、開発畑にいた人間からすれば、それおかしくね?と思わざるを得ません。

 

 しかし、世の中の大多数はWindowsを利用してPCを使っているわけでして…なんだか複雑な気分です。

 


 

 

 

更に追記

システムを本SSDに移行できたところで、Windows 7からWindows 10へのアップデートもやっちゃいました。

事前準備として、BIOSをアップデートし、バックアップをとってからアップデートスタート。

 

途中、PCが自動で再起動しないという現象に悩まされましたが、無事アップデートできました。

PCが再起動できない、というのは、現在原因を調べていますが、おそらく電源ユニットが原因だと思われます。

前回のPCアップデートの時に、唯一使いまわした部品ですので、寿命かもしれません。

 

ついでに、懸念事項だったIDE→AHCIの変更も行いました。参考にしたのはこちらのサイト

Windows 7では、別のサイトで別のレジストリ変更を行って、AHCI化できなかったのですが、Windows 10にアップデートしてからだと、すんなり出来ました。なんだったんでしょう?

謎です。

 

そのうえで、再度CrystalDiskMarkによるベンチマークを行ってみました。

じゃじゃん。

シーケンシャルのパターンでのRead値が、やっと公称値になりました。が、Writeの方は、まだ半分程度ですね。

テスト内容を変更して、0 fill(データをすべて0で書き込む)に変更してみました。上記までのテストは、すべてデフォルトのランダム値でのテストです。

その結果が、こちら。

今度は公称値超えちゃってる(^^;)

それはそれでどうなんだ、って話はありますが、性能値としては非常に高いという評価それ自体は、そこまで大きく揺るがないかな…と思います。だって数世代前のSSDって、この半分も行かなかったんですから。Write。

デスクトップPCでもそうですけども、こういう製品がノートPCにガンガン導入されたら、モバイルでの作業も捗るのになぁ、と思ったりしました。

ノードPCはSSDと、あと電池の重さをなんとかして欲しいです…

 

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