梱包されている箱もおしゃれ!
黒をベースとしたシンプルでかっこいいデザインの箱!
電車の中で持っていても、まったく違和感なし!
こういうおしゃれな箱だと、やる気も出てきますね!
箱の表面です。
箱の裏側です。Synologyのロゴがいい感じ。
箱を開けてみましょう。きれいに梱包されております。
箱の中身を出してみました。
中身は、本体、電源ケーブル、LANケーブル、ねじ、マニュアル(?)です。
必要十分なスペック!
SynologyのHPによると、スペックは以下のとおりです。
CPUモデル MARVELL Armada 375 88F6720
CPU 周波数 デュアルコア 800 MHz
メモリ 512 MB DDR3
ドライブ ベイ 2
最大内部生容量 12 TB (6 TB HDD X 2)
外部ポート
USB 2.0 ポート 1
USB 3.0 ポート 1
消費電力
13.42W(アクセス)
5.28W(HDD ハイバネーション)
デュアルコアCPUが搭載され、メモリも512MBとハイパワー!
2台のハードディスクを内蔵することができ、家庭や小規模オフィスでは十分じゃないでしょうか?
そして、消費電力が少ないのが、これからのエコの時代にはぴったりだと思いました。
シンプルでおしゃれなデザイン!
デザインは、めちゃくちゃ好みです。
シンプルで飽きがこないのに、おしゃれなデザイン!
リビングにおいても全然問題なしなので、
TVやスマホ、タブレットのデータを保存しておくのにもぴったりです!
簡単でわかりやすい!
さて、簡易マニュアルにそって、HDDを組み込んでみました。
わかりやすく、簡単に組み込みができました。
今回組みこむHDDはWESTERN DIGITAL WD30EZRX (3TB SATA600)です。
大容量で高速なので、今回の高速NASには持ってこいだと思いました。
このHDDを2台組み込みます。
1.まず、ケースのふたをスライドさせ、ケースをあけます。
2.HDDをとりつけます。
HDDもスライドさせるだけで、電源コネクタ、SATAコネクタが刺さります。
HDDの脇をねじでとめます。
3.2台目のHDDも同様に取り付けます
4.ケースにふたをします。
そして、ケースの後ろ側をネジでとめます。
5.電源ケーブル、LANケーブルを差込んで完了です。
準備が出来て、本体の電源をいれます。
そして、簡易マニュアルに書かれているアドレスにブラウザからアクセスします。
すると、普通は設定用の画面がでます。
しかし!
うちでは、以下のようになってしまい、ちょっとあせりました。
「Synology Assistantをダウンロード」と書いてありますので、
ダウンロードのページにアクセスしてみます。
そこで、以下のマニュアルを発見。
設定方法などもくわしく載っているので、目を通したほうがいいかも。
とりあえず、Synology Assistantをダウンロードしてインストールしました。
Synology Assystant画面を起動。
DSMが未インストールということなので、この画面からインストールを行います。
インストールは、サーバ名を右クリックすれば、インストールすることができます。
DSMのインストールには、DSMのPATファイルが必要なのです。
それも、先ほどの場所からダウンロードしておきます。
あとは、画面で表示されるように管理者名やパスワードなどを入力していくと…
出ました!出ました!
DSに接続する画面が表示されました!!
また、画面で表示されるように設定していくと…
GUIの管理画面がでました!
WEBから使うことのできる専用のOSです。
Windowsしか使ったとことの無い私ですが、
ぱっと見てすぐにわかるのです!
非常に使いやすかったです。
ベンチマークの結果もGooD!
まず、ベンチマークを行ってみました。
使用したのはCrystalDiskMark3.0.3です。
テスト環境は以下のとおりです。
テスト環境
CPU:インテル(R) Core i5-4570
MEM:8GB
GPU:インテル(R) HD Graphics 4600(CPU統合グラフィックス)
ハ ブ:ギガビット対応スイッチングハブ
まず今回使用したHDD WD30EZRXをPC本体につないだベンチマークです。
Read 157.3MB/S、Write 154.4MB/Sと十分な速度です。
今現在使っているNAS(バッファローLS-Y2.0TL)のベンチマークです。
Read 12.28MB/S、Write 19.93MB/Sと遅いです。
このNASは、HDDもどのようなものが使われているか不明です。
しかし、なぜかこのNASは遅いんですよね。
今回のDS215jにWD30EZRXを組み合わせたベンチマークです。
Read 59.12MB/S、Write 55.72MB/Sと高速です。
しかし、単体のHDDと比べると、速度が低下してしまっています。
ベンチマークの設定を1000MB→100MBに変更して、
再度テストを行ってみました。
Read 83.75MB/S、Write 66.79MB/Sとより高速になりました。
100MBなので、キャッシュなどが効いているんでしょうか?
実際の使用を想定してコピーテストをしてみました。
NASからPCへコピーするのに、どれくらいの時間がかかるか計測しました。
比較対象として、LS-Y2.0TLでも同様のテストを行いました。
●画像ファイルコピー(約4.5GB、15937ファイル)
・LS-Y2.0TLの場合
転送速度 1.75MB/秒前後
転送時間 約1時間
・DS215jの場合
転送速度 11.7MB/秒前後
転送時間 4分30秒
●動画ファイルコピー(約2GB、1ファイル)
・LS-Y2.0TLの場合
転送速度 11.5MB/秒前後
転送時間 2分45秒
・DS215jの場合
転送速度 70MB/秒前後
転送時間 40秒
家庭や小規模オフィスでおすすめのNAS!
PCの知識が無くても、組み込みが簡単にでき、
設定も直感的にわかるものとなっているので、
小規模オフィスはもちろん、家庭でも高性能なNASを必要としている場合におすすめです。
NASとしての基本性能が高く、安いNASとは比べものにならないくらい転送速度が速いです。
やはり、ストレージとしては、この基本性能が高くなければ使いものになりませんね。
また、NASに必要な信頼性もあり、2台のHDDをいれることにより、
独自のRAIDであるSHR(Synology Hybrid RAID)が構築されます。
このSHRは、長所は…
1.SHRの冗長性により、1台のディスクがクラッシュしてもディスクの内容が保てる
2.容量の違うHDD(1TB+500GB)でRAIDにした場合に、通常は500GBになってしまうのですが、1TBにあわせてRAIDを構築してくれる。
このNASのいいところは、スマホやタブレットなどからもアクセスできることです。
クラウドサービスとして、Windows PC、Mac、Linux、iOS、Android、Windows モバイルデバイスなど、
複数のデバイス間でデータのやりとりができるのがすばらしい!
DLNA 認証メディアサーバーやSamsung TV、Roku プレーヤー、Apple TV、Google Chromecast など
TVとの連携も強いのです。リビングで使えるNASなのです。
おしゃれなデザインが、その全てを物語っているともいえます。
欠点といえば、SHRの際に、どれほどの冗長性を備えているのか不明なこと。
そして、自動的にSHRになった場合、どういうRAID構成になっているの不明なことです。
(どこを参照すればいいのか、ちょっと不明)
今回はまったく同一のHDDを2台接続しました。
そうすると、デフォルトでSHRになっていました。
しかし、SHRによりRAID0なのか、RAID1なのかしっかりと判別不可能でした。
(総容量が1台分なので、RAID1だと思われます)
あと、最近のPC機器は全てそうなのですが、簡易マニュアルしかついていません。
これでもいいのですが、ドキュメントのURLは載せてほしかったです。
うちの場合は、設定URLでエラーとなったため、あせってしまいました(汗
アラクレさん
2014/12/23
SHRにについてはインジケーターとかで判別できるようになってると親切ですよね。
ぱっと見で分からないと敷居が高く感じられてしまいます・・・
きりん太さん
2014/12/24
私も始めてSinologyのNASを使用したため、不慣れな部分があります。
もしかしたら、どこかでステータスの判断が出来るようになっているのかも?
しかし、初心者には、そういう部分を意識せずにつかえるのが、
返っていいのかもしれません。