そもそも1600MHzクラスのメモリでヒートシンクとか意味あるのかなー?と思ってたのですが、今回レビューの機会をいただいたコルセア製のメモリ「CMY8GX3M2A1600C9」の潜在能力によってその疑問はあっさり解決しちゃったのです。
見た目はこんな感じ
重量感すらあるごっつい見た目が特徴の4GBx2メモリ。
今回マザーボード、ケース内装とも黒が基調なのでよくマッチしそう。
MINI-ITXマザーボードのギガバイト「GA-F2A88XN-WIFI」に実際組み込んでみたところ。
サイドフロー型クーラーだとメモリの背に関係なく冷却ファンが干渉するので、CPUクーラーに吹き付け方向からCPUクーラーから吸出し方向にお引越し。
ATXマザーならメモリスロット2,4利用で回避可能。
4枚挿しならMINI-ITX同様冷却ファンを移動するかトップフロー型、水冷型、もっと背の高いCPUクーラーを利用する必要あり。
使ってみる
今回の検証内容。
以下の構成でメモリを1600MHzからオーバークロックしてPSO2ベンチマークのスコアがどこまで変わるのか検証してみる。
構成
【OS】 windows 8.1 DSP x64
【CPU】 AMD A10-7850K (3.7GHz)
【クーラー】 HYPER 212 EVO
【M/B】GIGABYTE GA-F2A88XN-WIFI
【Mem】 コルセア「CMY8GX3M2A1600C9」
【SSD】 PLEXTOR PX-64M2S 64GB
【ケース】 Prodigy cobalt blue
【電源】 KRPW-G2-550W/90+
【Driver】 Catalyst 13.30RC3
・ファンタシースターオンライン2
(C)SEGA 『PHANTASY STAR ONLINE 2』
公式サイト http://pso2.jp/
簡易設定3 1920x1080
・1600MHz
まずは基準の1600MHz。
なぜかデフォルトのプロファイルは1333MHzになってしまっているので、XMPプロファイルを読み込むか手動でのオーバークロックで1600MHzに設定してやる必要あり。
しかし定格でも内蔵グラフィックとしてはなかなか優秀なスコア。
・1866MHz
特にメモリのクロック以外なんにもいじらず一発安定動作。
ふつーに1866MHzとして売っててもおかしくないのに何故1600MHzで販売してるのか不思議なくらい。
クロックが上がった分スコアもきっちりアップ。
・2133MHz
さすがに動かないかなー?と思ったらメモリタイミングを11-11-11-28まで落とした上で電圧を1.60vまで上げてみたら無事動作。
ベンチマーク中盤でスコア2000を突破。なんと1600MHz時の1.5倍のスコアに!
使ってみて
同じメモリのクロックだけでこれだけパフォーマンスがアップしてしまったのは正直驚きです。
ごっついメモリのすごいところは見た目だけじゃありませんでした。
現在メモリの価格が高騰しているだけに、ちょっとケチって安いメモリを色々試すよりコルセアのハイグレードメモリを選べばかえって安上がりなんじゃないかな?と思いました。
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