■Vengeance Proの特徴
・ソケット1155/1150のIntel CPUに対応
・8層PCB基盤と選別IC
・アルマイト処理したアルミニウム・ヒートスプレッダ
・プロファイル Intel XMP 1.3
・ゴールド・シルバー・赤・青のアクセントクリップ
また、CMY8GX3M2A1600C9のスペックは
・DDR3-12800 (1600MHz)
・レイテンシ 9-9-9-24
・電圧 1.5V
・サイズ 8GB (4GB x 2)
アルマイト処理って熱伝導は良くないみたいなんだけど、どうなのかな?外側だけとか?容量が8GBあるって言うのは、実はとてもうれしい。
■レイテンシ耐性
今回セットでレビューさせて頂いたGIGABYTEのGA-B85M-D3Hはそもそもメモリのオーバークロックをサポートしない。
BIOSのM.I.T.画面からAdvanced Memory Settings(メモリの詳細設定)でExtreme memory ProfileをProfile1に指定すると、1,600MHz 9-9-9-24で定格動作する。メモリ・クロックが上げられないということで、とりあえずレイテンシを下げてSandraのメモリベンチをやってみた。わずかだけど、レイテンシを下げた効果が見えている。CASレイテンシを6まで下げると起動しない。
■クロック耐性
次いで、メモリのオーバークロックをサポートするASUS Z87E-ITXで再検討(Windows 7, Celeron G1820定格動作, CMY8GX3M2A1600C9を2枚)。
Sandra 2013のメモリ帯域ベンチマーク結果(総合・整数・浮動点少数)
1600MHz 9-9-9-24: 15.00, 14.25, 15.71 GB/s (定格)
1866MHz 9-9-9-24: 18.63, 18..58, 18.67 GB/s
2000MHz 9-9-9-24: 1962, 19.67, 19.56 GB/s
2133MHz 11-11-11-24: 20.83, 20.92, 20.74 GB/s
2200MHz 11-11-11-24: 21.22, 21.11, 21.33 GB/s
2200MHz 12-12-12-24: 21.00, 20.93, 21.14 GB/s2400MHzだとBIOSまでは立ち上がるけど、レイテンシを伸ばしてもWindowsは立ち上がらなかった。電圧を1.5Vから盛ってやれば動く可能性はあるが、メモリクーラーとかあった方がいいかな。取り敢えず、2200MHzで安定稼動するかどうかをOCCTでチェックし、1時間完走することを確認。まだ完全な検証ではないけれど、定格1.5V 2200MHzで運用できそうだ。さらにPrime95とMemTest86で確認してみよう・・・検証中
■まとめ
OCど素人でも、簡単にオーバークロックできた。すごい。Corsairが「特化」していると豪語するだけのことはある。2000MHzまではクロック上げただけで、何もしてない。2200MHzもBIOSまでは立ち上がって、レイテンシを少し長くしたらWindowsまで行けた。
先にレビューされてる<つくもさん>は、同じVengeance Proシリーズで2133MHzから2600MHzまでのOCに成功してるから、素人の私にしては悪くない。因みに、Versionも3.24で同じMicron製チップだった。
2400MHzでもBIOSまでは何とか行ってるから、2200MHzはちゃんとやれば安定稼働すると思う。
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