レビューメディア「ジグソー」

【8/12 追記あり】つながる以上の価値をもたらすルーター。5GHz帯・11acで新展開も!

  ▶▷ ルーターも進化する ◁◀   

R6300は、高速なWi-Fiルーターとして機能するだけでなく、ホームネットワークの核としての役割を任せることのできる製品に仕上がっています。



◆ R6300へのアプローチ

  • 5GHz帯とか11acがすごいというウワサはどんなものか。
    親機が1300Mbps対応でも、現時点で子機は867Mbpsが最高。それでも1Gbpsに近いわけで、有線LANとの置き換えも視野にいれてよいのか。

  • 無線LANをそんなに速くしていったい何に使うのか。

  • なぜルーターにUSBをつけたのか。
    LAN上のストレージなら、NASかデバイスサーバーがあるじゃないか。


こんな思いを持ちながらレビューを進めました。

R6300は、いずれの点に対してもポジティブな答えを与え続けてくれました。

いままで、ルーターに中継器以上のはたらきを求めたことはなかったのに、同じつながるにしても性能によってかなり使用感は変わるし、ルーターならではの付加機能も有効に活用できることがわかりました。

※ Wi-Fiの規格の表記は、たとえば「IEEE 802.11ac」 と書くのが正式かと思いますが、すべて「11ac」などと略記しています。
※ 規格で定義された理論上の最大通信速度、親機と子機が接続するときに決定する速度を「リンク速度」と言います。Windowsのタスクマネージャー、Macのネットワークユーティリティなどで確認できます。(Windows8からは単に「速度」と改めたようです)
※ 動画にはアノテーションで説明を付けました。アノテーションが見えない場合はYoutubeの中で設定をONにおねがいします。

 

#PREMIUM REVIEW #プレミアムレビュー

更新: 2014/08/13
住環境での接続性検証 PREMIUM REVIEW

本物のマルチHDストリーミング

     ▶▷ 使用環境と設置位置 ◁◀    

 

鉄筋コンクリート造り6階建の4階です。住居用マンションで、専有部は対角線で10mあまりのほぼ長方形、両隣との間はコンクリート壁、ベランダ側に大きな窓があり、出入口の扉は鉄製です。室内の仕切りは石膏ボードや木製扉などです。

 

◆ 電波を可視化してみた

まず、今までルーターを置いていたのと同じ机の下にR6300を置いてみました。部屋の遠い位置でもほぼ接続はできるようですが、Wi-Fiの表示はいつも5本というわけではありません。
また、電波の発信機なので、見通しのよい位置に置いた方が良いのはなんとなくわかりますが、本当のところはどうなのでしょうか。この点、インストールガイドには繋がらない際の説明として「最適な距離は2~3mです」とありますし、ユーザーズガイドの始めにも子機との間には障害物が少ないほうが良いという趣旨のことが開かれています。

そこでこのルーターから出る電波がどういうふうに到達しているか、
Ekahau HeatMapper という無線LANの電波強度の分布図を作成するフリーソフトを使ってみました。取り込んだ平面図を表示した画面をタップしながら家中を歩き回ることで電波強度分布をあらわすマップができます。

dynabook V713にソフトをインストールし、内蔵のWi-Fiアダプタ Intel N 6235 からR6300の5GHzに接続して測定しました。

測定が終わると、電波強度ごとに色分けされた等高線のようなものが自動的に描かれます。測定していないところは推定しているようです。R6300以外にも近隣の機器が一挙に表示されています。中央のデバイスが当R6300です。

強度マップの背後の手描きが平面図で、カクカクとした線が測定しながら歩いた軌跡です。

◆ 設置場所によるちがい ~悪い例 (T_T)

R6300の位置はマップと実際でだいたい一致しています。
壁や物が多い風呂場、洗面所あたりが弱くなっているようです。
無線LANでは、0-60dBmならば正常にできるという情報がありました(Ekahau HeatMapper の説明より)。R6300の直近が-48dBm以上、遠いところが-64dBm以下となっていて、普段使用する範囲では一応使えそうですが、最善ではなさそうです。
なお、dbm(デシベルミリ)とは、信号の大きさ(信号レベル)の単位で、対数を用いて表現するため負の数になっていますが、

強い▷▷▷ 0dBm=1mW ▷▷ -60dBm=0.000001mW ▷弱い

 となります。

(mW表示だと小数以下が長いし、けっこう弱そうに見えますね。)


◆ 設置場所によるちがい ~ 良い例(^o^)

 

次に、有線LANの線を延ばして、部屋のまん中あたりの高さ80cmくらいのところに置いてみました。

-48dBm以上の範囲が増えました。
そして、実際のR6300の位置と推定された位置がズレています。実際のR6300の位置は図中で示した位置でかつ図で上になる向きを正面にして置きました。

厳密な測定ではないので断定はできませんが、以上の測定から次のように考えました。

  • R6300から正面方向の方が電波が飛びやすい(?)
    机の下に置いたときの図も、電波が最強の範囲はR6300を中心に同心円となっていませんでした。
    アンテナがどういう構造になっているかわかればはっきりしますが、ハードウエア仕様など公開されていませんので、どんな向きに電波が出るのか判然としませんが偏りはあるようです。

  • ビームフォーミングの効果が出ている(?)
    ビームフォーミングとは、R6300が通信相手の存在位置を検知してその相手の方向に集中して電波を送出する仕組みです。
    測定中、他のPCのWi-FiはOFFにしていましたが、V713は測定の前後もR6300に5GHz帯で接続してR6300の前方2mくらいの位置に置いて作業していました。そのためP6300に検知され、ビームフォーミングの効いた電波状況になっていたのかもしれません。
    そういう方式を採用しているという情報だけで、仕様は公開されていません。せめて「現在、子機xxxに対してビームフォーミング中」などの表示がどこかにあればR6300の仕事ぶりがわかるのにと思ったりもしました。

  • 無線ルーターを机の下や棚の奥に置くと電波が届きにくい
    まずは、マニュアルに書いてあるとおりに使いましょう、ということですね。

 

◆意外に多い近隣のWi-Fi機器 

 

マップを作成して、普段PCやスマホのWi-Fi接続画面で確認できるよりずっと多くのWi-Fi機器が近隣に存在することがわかりましたので、その状況を調べてみます。
inSSIDer です。

なるほど2.4GHz帯にはいくつかの電波が重なっています。近隣からの電波は干渉による通信速度低下や不能の原因のひとつです。微弱なので接続の対象外として処理されるとはいえ、十分ノイズにはなりえます。
また、2.4GHz帯は無線マウスの電波や電子レンジなどからの漏洩も問題となることがあります(マニュアルの最後の方に「電子レンジからは9m離した方がいい」とあります。無理です^^; )。
他方、5GHz帯には他所からの電波が見つかりません。
ということは、混み合わない、ノイズ源も少ないという帯域の性質や、11n/ac規格のリンク速度の向上とあいまって、さぞかし快速なWi-Fiが楽しめるんじゃないかと期待させてくれます。

※電波強度は、2.4GHz帯より5GHz帯の方が弱く送信されているようです。これは、帯域の性質上そうなるのか、強く出したところで5HGz帯の電波は回り込みにくいから距離はあきらめて、そのかわり範囲を限定してリンク速度の規格を引き上げたのか、そのあたりの業界ウラ話など知る由もなく、どんな風に策定しているのかとか興味はつきません。

 

◆ WR4100Nには気の毒なことをした

 

非力だとかバカだとか言いつつ使用していた今までのルーターは、設置場所が机の下だったり、2.4GHz帯のノイズのせいで性能が発揮できていなかったのかもしれません。
引退間際になって今更だけど誠に申し訳ない。>WR4100N

 

    ▶▷ 速さと安定性 ◁◀    

 

PCで行うTVや録画動画の視聴がWi-Fi環境で気分よく実現できればいいなと思っています。R6300が提供してくれるLAN/Wi-Fi環境は、わたくしの野望の実現に向けて貢献してくれるでしょうか。
映像の再生を通して性能を体感してみます。

 


◆ 映像の快適再生に必要なこと

 

快適な映像の視聴には「待たされないですぐ観れる、飛ばしてみれる(早送り・倍速)、勝手に飛んだり止まったりしない」ことが必要です。
そのためには、①ソースとストレージのデバイスの性能、②再生側のハードとソフトの性能、と合わせて重要なのが③回線の能力です。
具体的には、①がNASやHDDの容量や速度、②がCPU、メモリ、グラフィックの性能、そして③が「速くて安定したWi-Fi環境」です。

 

◆ 実は、今までWi-Fi経由はあきらめていた

 

今年の5月にNUCのレビューをさせていただいたときに、NUCで録画サーバを構築しました。ストレージはNASと外付けUSBドライブです。エンコード後の圧縮ファイルはどのPCでも視聴できましたが、無圧縮のファイルの視聴とチューナからのストリーミングはNUCか1000BASE-Tの有線LANでつながったPCに限られていました。低速のWi-Fiではスムーズな再生ができないからです。
そして、7月のV713のレビューのときにWi-Fiでの視聴を試みたところ、レビュー中ひと苦労あって一応視聴は可能となりましたが、あまり実用的といえず活用しないまま現在に至っています。

 

◆ 検証環境・条件

 

さて、今回はR6300を中心に再生側をWi-Fi接続として、家中どこでもコードレスで、スペックの許す限り古いPCでも視聴できることを目指しました。加えてトラフィック負荷の耐性を確認するために処理が輻輳した場合どうなるかということと、電波的に不利なボジションではどうなるかについても確認しました。


機器は次の構成としました。

ソース側:

  • NUCにチューナを共有可能な方法で接続しています。(USB2.0)
  • NUCでSpinel3というチューナ共有アプリを使用しています。
  • NASにTSファイルを保管しており、負荷分散のためNUCのRAMまたはSSDにコピーしたファイルも含めて再生しました。
  • NUCとNASは1000BASE-TでLANに接続しています。




再生側:

  • Wi-Fi接続して3台同時に視聴します。
  • Wi-Fiは、3台とも2.4GHzまたは5GHzの同じ帯域を同時に使用するように切り替えます。
  • 3台とも2.4GHzまたは5GHzを切り替えて使用できるWi-Fiアダプタがついています。
  • 特にG550には、USB2.0接続/11ac(433Mbps)対応のGW-450D、
    K52Fには、mPCIe接続/11ac(867Mbps)対応のAC7620 をそれぞれ取り付けています。
  • OSは、V713がWindows8、あとの2台がWindows8.1です。
  • プレーヤアプリは、TVtestです。

 

 

 

◆ 5GHz帯の接続で、TV視聴なら3台は余裕

 

試験台の上がさながらテレビ売り場のようになっていますが、”家族が別々に好きな番組を観る”という想定です。LANの線は挿さっておらず、接続はWi-Fiのみです。

5GHz帯のWi-Fiが可能な機器が手元に少ないので、3台での再生としましたが、うち1台を2番組同時再生としても問題なく視聴できました。もっと台数が増えても可能な感じです。

検証動画にはありませんが、V713を持って玄関から外に出て扉を閉めたとたん再生が止まってしまいました。さすがにコンクリート壁や鉄の扉は突き抜けられないようです。
すぐに扉を開けたところ再生は再開され、扉が開けっ放しなら2~3m外へ離れても再生できました。扉が閉まっていても玄関横の小窓にV713をピッタリと近づければ再生できました。
また、ベランダに出て金網入りのガラス窓を閉めても再生は続きました。
電波は目には見えないけれど、たしかに光のような性質だと実感したのでした。

 

◆ 5GHz帯の接続で、TSファイル再生は3台以上再生できる。

  11acならさらにGOOD。

 

ルーターと同一室内では、3台共とても安定しています。
PCを持って移動していくとどうなるでしょう。

再生しながらV713(11n)を電波が弱まるエリアに持って行くと、一時的に途切れることがありましたがすぐに安定した状態に戻りました。
再生しながらK52F(11ac)を電波が弱まるエリアに持って行っても、全く安定しています。
再生しながらK52F(11ac)をさらに電波が弱まって接続できる境界状態(部屋の外で、玄関扉を半開き具合を変えながらリンク速度と再生状態を目と耳で確認)でやっと再生ができなくなりました。

 

このことから、2つのことが推測できます。

 

① 電波が弱まって帯域が確保できなくなりそうになると、復活のためになんらかの対策が発動される。


有利なチャンネルに切り替えるのか、ビームフォーミングが働いたのかはユーザーにはわかりません。

 

② リンク速度が高い方が電波が弱まっても必要なレートが確保されるので、転送を利用中のアプリが影響を受けにくい。

 

V713の11nは、最大300Mbpsです。電波が弱まった瞬間、54Mbps以下に落ちることがあります。
一方、K52Fの11acは最大866.7Mbpsです。同じコンディションの悪い場所で電波が弱まったとしても、160Mbps程度までしか落ちません。TSファイルの再生に必要な帯域は瞬間実効値で50Mbpsくらい(確保される帯域では100Mbpsくらい?)必要です。そういうわけで、11nで途切れても11acなら大丈夫という状況が生じるのだと考えます。

 

◆ 【比較】2.4GHz帯の接続で、

  TSファイル再生は1台再生で余裕なし

 

比較のために同じ機材と動画ソースで2.4GHz帯に切り替えて試しました。


3台同時に再生すると、まず、ファイルの先頭を読み込み後再生開始まで待たされます。タイミングによって10秒以上かかります。この時点で快適とは言いがたいですが、いざ再生が始まっても激しく途切れ(止まる時間も長い)、使い物になりません。次に1台ずつ減らし1台だけで再生したところ安定しました。
再生しながら電波が弱まるエリアに持って行ても、途切れることはありませんでした。
リンク速度を目視したところ、いったんレートが下がると場所を移動しない限りはレートが復活する様子はありませんでした。

 

◆ 映像の視聴にはぜひ5GHz帯のWi-Fiを。できれば11acで。
  ビームフォーミングも効果的か。

 

エンコード済みのmp4などを再生するだけなら、11g(54Mbps)程度のWi-FiとCore2Duo程度のPCで十分です。
しかし、自動化したとしてもエンコードには時間と手間がかかります。1度観たら捨ててしまうようなファイルや観ずに消すかもしれないファイルをいちいちエンコードするのも資源の無駄遣いです。
TSファイルはだいたいVideo-DVD相当の画質で、地デジ・BS/CSの正味の品質で楽しめますが、サイズが1時間あたりおよそ6GBありこれをじかに快適視聴するにはそれなりのハードとソフトとインフラが必要となります。

かねてから、無加工のTSファイルやチューナから直接来るストリーミングデータがそのまま手軽に無線で視聴できればいいなと思っていました。
この検証で、5GHz帯の11acの(ビームフォーミングが効いた?)Wi-Fiならニーズを十分満足できることがわかりました。
また、デュアルバンドのおかげで、2.4GHzしか対応できない旧型PCは、エンコード済みの動画を専門に試聴することにすると、5GHz帯で使用中の他機に影響を与えず楽しむことができます。

 

 

    ▶▷ 実効速度の比較 ◁◀    

 

11acの使いごごちがわかったところで、転送速度を測定してみました。

 

 

 

◆測定条件

 

FTPサーバーのRAMディスクに置いたファイルをダウンロードすることにします。

FTPサーバーは、NUCのWindows8内にIIS8で設定します。IIS8は標準で使用することができます。
ダウンロードは、1台のPC(今回は前出のK52F+AC7260)のコマンドラインから経路を変えて行います。ルーターとPCの距離は約3mで、向かい合わせ、障害物はありません。
ダウンロードの際、ディスクアクセス分の時間を最小にして、通信時間の実質に迫るために、サーバー側のファイルは、RAMディスクに置き、受け側はコマンドに「to nul」を指定して実際の書き込みは行わないものとします。
実際の使用時に近い、最大限の速度が得られる方法かと思います。

ダウンロードのファイルは、1GB程度の動画ファイルです。転送時間から速度(Mbps)を求めました。

 

◆ 結果


グラフの各種類の上段がリンク速度(理論上実現可能な速度)、下段が実効速度です。

単位はMbpsです。

上から、比較のための11n(今まで使用していたルーター(NEC WR4100N))、11n(R6300)、11ac(R6300)、1000BASE-T です。

2.4GHz帯の11nはやっぱり遅い
まず、2.4GHz帯の11nでは、数十Mbpsほどの実効速度しか得られません。
リンク速度は、電波の状況やチャンネルの混み具合によって自動的に決まります。
また、5GHzか2.4GHzかはユーザーが選択できますが、11acか11nか(またはそれ以外)は選択できません。
使用したWi-Fiアダプタ(AC7260)は、2.4GHzを選択して接続すると11nでつながりますが、リンク速度は144Mbpsが限度のようで、実効速度がこのように低速なので動画再生が途切れがちになることもうなづけます。

 

論理的に866.7Mbpsに設定されても実効速度は・・・
次に、1000BASE-Tは、1.0Gbpsのリンク速度に対して750Mbpsの実効速度を得られますが、11acは、866.7Mbpsと表示されているのに、実測してみると183Mbpsほどしか出ていません。

11nでも144.0Mbpsの表示に対して71Mbps程度ですから、Wi-Fiは一般に対リンク速度での実効速度が出ないものなのかも知れません。
それにしても、ギガビットLANからの簡単な置き換えを期待させるような”866Mbps”という値ですが、実際のところは思ったほど実効速度が得られないようです。
それでも、上記の動画再生に問題がなかったのは、動画再生に要求されるレートが1本あたり50Mbps程度であったこと、複数のPCから同時に11acを含む5GHz帯を使用してもさほどのパフォーマンス低下が起きなかったことなどのためと推測します。

旧環境の11nで37Mbps程度でしたから、11acの導入はたしかに大躍進です。
11acの実測値にいま一つ釈然としませんが、数値ほどには実用上の問題はないのかなと考えています。

更新: 2014/08/13
所有端末との接続性&快適性検証 PREMIUM REVIEW

さすがホームネットワーク向け。親切。

    ▶▷ はじめの接続はとても簡単 ◁◀    


セキュリティーは大切。けれど、正規な本人なのでカンタンにつながりたいのです。

 

 

◆ Windows7/8/8.1の場合

 

WPSがとても便利に機能しています。

  1. タスクバーの[ネットワーク]を開く
  2. SSID一覧から「NETGEARxx」か「NETGEARxx-5G」を選んで[接続]をクリック(タップ)する
  3. ネットワークセキュリティキーを手入力するか、R6300の[WPS]ボタンを押して待つ

以上の3つの操作だけでつながります。ネットワークセキュリティキーはPC内に記憶されますから、[接続]をクリックする前に[自動的に接続する]にチェックを入れておけば次回からはPCの起動と同時につながります。
Windowsからの操作では、ネットワークセキュリティキーを手入力することは全くありませんでした。
ただ、Windows7のときに、WPSが使えないことがありました。原因は不明です。
また、R6300の本体にもWPSのロゴマークが表示されていればなおわかりやすいと感じました。


なお、使用前には、2.4GHz帯と5GHz帯の接続の区別はどうするんだろうと思っていましたが、初めてR6300につなぐとき、「NETGEARxx」が2.4GHz帯、「NETGEARxx-5G」が5GHz帯のSSIDが分けられているのだとわかりました。

 

◆ MacOSX10.6.8、ubuntu12.10(LinuxOS)の場合

 

接続可能なネットワークの一覧から、「NETGEARxx」か「NETGEARxx-5G」を選んで接続します。
ただし、ネットワークセキュリティキーは手入力が必要でした。

 

◆ iPhone4/5sの場合


[設定]の[Wi-Fi]の一覧から選択して、パスワードを手入力します。

iPhone4では、「NETGEARxx」だけが表示されますが、iPhone5s「NETGEARxx」と「NETGEARxx-5G」の両方が表示されるので、iPhone5sが5GHz帯に対応していることがわかります。ただ、詳細を見ても11nなのか11acなのかはわかりません。(11acだという噂はあります。)


左:iPhone4 、右:同5s

 

◆ USBデバイスサーバー WN-DS/USの場合

 

これだけの操作ですぐにつながりました。

  • WN-DS/USの[WPS]ボタンをLEDが点滅するまで長押しする
  • R6300の[WPS]ボタンを押す



◆ RaspberryPiの場合だけちょっとたいへん


一般的ではありませんが参考まで。GUIで設定できるツールもあるのかもしれせんが、ほとんどターミナルから使用していますので、設定ファイルを編集します。

/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf と /etc/network/interfaces で認証関係の値をいくつか書き直す必要がありました。3度ほど設定の書き直し&トライして接続できました。


 

    ▶▷ 設置時の”簡単”と”やさしい” ◁◀    

 

設置時に気づいたことです。

 

 

 

 

◆ 黄色い線は、黄色いコネクタへ。

R6300のLANコネクタは5個あって、そのうちの1個がWAN用です。
間違えて挿しても壊れはしないけれど、インターネットへつながりません。
WAN用のコネクタだけ黄色になっていて、付属のケーブルも黄色です。
こうした色分けは、わかりやすいし、間違いの防止になって助かります。



◆ 開梱時にはがすタグラベル

ラベルにSSIDとPasswordが書かれていて、手元に置いて入力できるのは便利だと思いました。
たしかに、R6300の底面に表示があるのですが、いちいちルーターのところへ行ってひっくり返して細かい文字を見るというのは生産的でありあません。
今までは、ルーターに貼ってあるラベルをスマホで撮ってそれを参照していましたがその必要がなくなりました。

また、インストルガイドにユーザーが必要事項を書き込む欄があって、セットアップに使用するようになっているのも、ホームユースならではの気配りですね。

更新: 2014/08/13
無線LAN環境の構築手順や設定などのTIPS PREMIUM REVIEW

USBにHDDを付け、無線NAS?! / プリンタの共有

     ▶▷ NASが1台増えた ◁◀    

「ReadySHARE USB ストレージアクセス」 というのは、要はNASのことです。
ルーターのおまけにNASがついてくるようなお得感があります。


◆ USBデバイスサーバーとの違い

いわゆるUSBデバイスサーバーは、USB機器をLAN経由で擬似的なUSB機器としてPCにつなげるという仕組みなので、クライアントからの同時共有は不可能です。
USBデバイスサーバーで実際にHDDの共有を運用してみると、ファイルが壊れたり見えなくなったりすることが多かったと記憶しています。

NASは、規模や機能の差こそあれ基本は本格的なファイルサーバーそのものですから、排他制御をしつつドライブの同時アクセスを許し、ファイルやフォルダごとの権限の設定も可能となります。ファイルサーバーの堅牢性も期待できます。

◆ 快速、コケない

USB3.0のケースに入れた2TBのHDDをつないでみました。
フォーマットはNTSFで、すでに容量の90%くらいファイルが保存されています。
PCからのアクセスに迷う点はありませんでした。

ちなみに、このケースには省電力機能がついていますが、正しく機能しているようです。

手元の別のNASに比べても速いです。
TSファイルのスタートも遅いと感じることはなく、ディスクアクセスが原因となるような不具合はなさそうです。
ルーターと共に24時間稼働しても接続が切れることはありません。
USB3.0なので、SSDをつないだらどんなレスポンスになるか、興味深いところです。

ReadySHAREのアクセスアドレスに「smb://」が示されていますので、R6300の中ではLinux系のなにかが動いていることが想像できます。そのため、WANからのアクセスを含めてこの部分だけでレビューが書けそうなくらい充実した細かな設定ができるようになっています。

◆ 転送性能を実測してみた

手元のNAS(前出の LANDISK HDL-GT4.0)より速いというのは実感できるけれど具体的にどうなのか、また、SDDをつないだら高速なUSB3.0を活かせるのか、比べてみました。

方法:

「ReadySHARE USB ストレージアクセス」のFTP機能を使用して、1GBほどの動画ファイルをコマンドラインからダウンロードします。前出の「実行速度の比較」の項で行った方法と同じです。また、比較のためにNASからも同様の方法でダウンロードします。
それぞれの結果から、転送速度(Mbps)を求めました。


11acを使用する限り差は出ませんが、有線LAN(1000BASE-T)では、HDDよりもSSDが高速であるとわかります。

11acからのアクセスでさほど差がでないのは、上記の「実効速度の比較」で11acの単純な最大実効速度が180Mbps程度と分かったことから納得できます。11ac(866.7Mbps)の限度ということです。
1000BASE-TでのHDDとSSDとの差は、USB3.0でのHDDとSSDの差を反映しています。
別のPCで直接USB3.0を接続したときの読み込み速度を測定したところ、HDDが約940Mbps、SSDが約2970Mbpsでした。どちらも1000BASE-Tの単純な最大実効速度(750Mbps)を上回っているので差が出にくいようにも思われますが、実測値では差を観測することができました。


R6300の
USB3.0ポートに接続したHDD、SSDをローカルのPC(K52F)でネットワークディスクとしてマウントし、CrystalDiskMarkで測定した結果は次のとおりです。R6300とPCの間は1000BASE-Tで接続しています。HDD、SSD、NAS(参考)の順です。

 HDD  

NASと比較すると、「ReadySHARE USB ストレージアクセス」のHDDやSSDは、ずいぶん速いとわかります。

 

    ▶▷ USB2.0ポートにプリンタ ◁◀    

USB2.0には、プリンタをつなげばLAN内のPCからプリントができます。「ReadySHAREプリント」といいます。

 

 

◆ 便利な機能は活用したい

 

この機能は、R6300にプリンタをつなぎ、PC側にユーティリティをインストールして使用します。

 

PCからR6300のUSB2.0経由でプリントする手順

  1. R6300のUSB2.0ポートににプリンタを接続してプリンタの電源を入れます。
  2. PCにユーティリティ「NETGEAR USB コントロールセンター」をインストールします。
  3. ユーティリティでプリンタを選択して[接続]をクリックします。

すると、その瞬間にそのPCのUSBポートにそのプリンタのUSBケーブルを挿したのと同じ動作をします。プリンタドライバが必要ならOS側で自動的にインストールされ、とても簡単にプリントが可能な状態になります。

 

ユーティリティをつなぎたい個々のPCごとにインストールする必要があるし、どれかのPCがそのプリンタを専有していると他のPCは待つ必要がありますが、たびたびUSBケーブルを差し替えたりプリンタを持ち運んだりする必要がなくなるので便利な機能です。

 

最近のインクジェット複合機はWi-Fi機能を搭載しているし、ミドルクラス以上のレーザープリンタははじめからNICを備えています。利用できる場面は限られるかもしれませんが、知っておけば活用できそうです。


 

◆ TIPS

  • [接続]をクリックしなくても自動接続できる
    「NETGEAR USBコントロールセンター」が起動しているときに、アプリケーションからプリント操作すると自動接続されます。他のPCが明示的に接続していても、アイドル状態なら接続されます。便利な機能ですが、マニュアルに記載のない事項です。

  • 「NETGEAR USBコントロールセンター」自体は手動起動(Windowsの場合)
    使用頻度が高ければ、スタートアップに登録してくと便利です。

  • USBハブは使用できない
    USB2.0ポートにUSBハブをつないで、ハブに2台のプリンタをつなぐと2台とも「NETGEAR USBコントロールセンター」に表示され、接続操作もできるかにみえますが、実際にアプリケーションからプリントするとエラーになります。併せてそのPCに接続されている他のUSB機器が誤動作しました。これもマニュアルに記載がありません。

  • [ネットワークスキャン]が意外に便利
    細かい設定もできないシンプルな仕様ですが、ちょっとした1枚ものをスキャンするには便利です。

 

    ▶▷ 設置時の設定 ◁◀    

IPやDHCP関係の項目は以外は、デフォルトのままで使用できるかと思いましたが、1項目だけ変更が必要でした。

 


◆ [接続モード] を[常時接続]に変更。

NETGEAR genie の [インターネット]-[接続モード] を [要求に応じてダイヤル](デフォルト)から[常時接続]に変更します。

世界にはダイヤルアップ従量制課金の地域がまだ多くて、不用意な課金を避けるために[要求に応じてダイヤル]が第一選択設定となっているのかと思われますが、一般的な日本のホームネットワークの環境では「常時接続」に変更する必要があります。

この項目は、WANについての項目ですが、挙動から推測すると内部的にLANやWi-Fi全体に影響するようです。デフォルトのまま使用すると、有線LAN経由のWANへのアクセスのレスポンスが異常に低下する、USBプリントが有線LAN経由でできなくなる という障害が発生します。

◆ あとは、DHCPの設定だけ変えて、置き換えOK

上記以外は、プロバイダとの認証情報だけを設定すれば、デフォルトの設定で使いはじめることができます。
旧機器との置換えの場合は、すでに固定IPを利用している場合は齟齬が生じないようにDHCPの設定の確認が必要です。
今回は、これだけの変更で、基本的に引き継ぎ使用を開始することができました。レビュー中、上記の「常時接続」に変更が必要なことに気付かず難儀した場面はありましたが、ネットワーク全体を見直し変更する必要はありませんでした。
ただし、同一LAN上にはDHCPサーバーが2つ以上あるとエラーが発生しますので、旧機器の電源を落とす必要があります。

 

    ▶▷ 結局、どこに置く? ◁◀    

机の下に押し込んだりしない。
とっておきの場所に飾ろう。

 

◆ 今までのわたし

かつてのルーターは無線機能を持っていませんでした。
PCまわりは線だらけになって、どう処理するかいつも悩みの種でした。
結局、どうにか束ねて机の下やラックの底に押し込めるのが常でした。線がつながってさえいればいいので、ルーターも奥の奥へ押しやっていました。
その習慣を引きずって、あろうことかR6300も机の下に設置しようと考えていました。そのためには角度がついた独特のフォルムと壁付けしたりできないデザインはいかがなものかと、分解してケースを作り直そうとさえ思っていました。レビューの前までは。しかし・・・

◆ R6300のある生活

近年Wi-Fiが普及ににもかかわらず、拙宅のLAN環境はほとんど手付かずのまま、いつのまに時代遅れになっていました。
そんなとき、このレビューを通して、機器と用途によっては1000BASEの有線LANと置き換えて5GHz・11ac化することもアリだということがわかりました。また、置き場所は見通しの良い所でなければならないということも実感出来ました。

製品を初めて手にして「NETGEAR」のイルミネーションが灯った時、「このデザイン意外といいかも♪ 」と少し気持ちが変わりました。
居住空間で見通しの良い場所というのは、つまり、よく目に入る場所=特等席ということです。そんな場所に無粋なアンテナを生やしたヤツがいたらいい気分ではありません。でも、R6300なら、フォトフレームの隣に並べても仲良くできそうです。
もしかすると、開発者たちはデザインにこだわってアンテナを露出させることを避けたのかもしれません。そうならそれは、ホームユースへの思いやり設計だと思います。実際、アンテナを露出させないというデザインのために通信機器としての機能が犠牲になっているとも思えません。

というわけで、R6300は、すぐれたデザインのオブジェとして/インテリアの一部として、設置したいと思います 

 

    ▶▷ バグか? ◁◀    

 

ちょっとそれかと思われることを経験しましたので書いておきます。
(体験に基づくことなので、原因を特定したものではなく、また、対応も正しいものかどうかわかりません。)
この項の事象について、NETGEAR社のユーザーサポートに問い合わせ中です(2013/12/20現在)。決着しだい本稿にも反映します。

 

 

◆ 有線LANのパフォーマンス低下

 

USB2.0ポートにプリンタをつないで、イレギュラーなことが重なった時、いつのまにか有線LANでつながったPCからのインターネットのブラウザ表示に時間がかかるようになりました。中には、タイムアウトで表示できないページまでありました。
このとき、Wi-FiでつながったPCには影響はないようでした。

 

イレギュラーなこととは、2台のPCから「NETGEAR USBコントロールセンター」の操作が錯綜したり、USB2.0ポートにUSBハブをつないだりしたことです。

 

対処:

NETGEAR genie の [インターネット]-[接続モード] をいったん [要求に応じてダイヤル]戻し再起動、再び同項目を[常時接続]に設定し再起動して回復しました。
電源のOFF-ONだけでは、回復しませんでした。

 

なお、本稿中「設置時の設定」に書いたことが発覚する前にも、実は同様の症状がありましたのでもしかすると、同じ根を持つ問題かもしれません。

 

 

◆ 「NETGEAR USB コントロールセンター」の表示

  • Windows版で、[接続]と[ネットワークスキャン]と表示されるはずのボタンの文字が他の文字になっています。
  • プリンタ名が正しく表示されません。

表示だけの問題のようなので動作に影響はありませんが、修正が待たれます。

 

 

【2014/08/12 追記】

 

   ▶▷ 不安定トラブル ⇨ ファームアップで安定か?  ◁◀  

 

ほんとうに解決しているのか確証はありませんが、ほぼ発生しなくなったようなので、追記します。

 


◆ トラブル内容

  • DHCP でIPが割り振られないことがある
  • その後、接続中のWi-Fi 機器の接続が徐々に切れていく
  • 頻度は1日~数日に1回
  • 発生のたびに、R6300の電源をOFF-ONする(ソフト的な再起動ではなく)必要がある

改善策

  • 最新ファーム(V1.0.3.8_1.0.60)を導入した

◆ 経緯 ~ 本体が不良とされたが・・・

 

上記問題が使用を開始してから早い時期に発生し、カスタマーサポートにメールにより問い合わせても、返答がなかったり、解決に向けた有効な回答が得られず、カスタマーサポートのスタッフに直接電話で指示をもらいながら点検してもその時にトラブルが発現してなかったりして原因の特定ができず困惑していました。
トラブルが発生している最中にカスタマーサポートへ電話をかけ(2度め)、指示に従い点検したところ、R6300本体が不良との認定を得ました。初めて問い合わせてから、約6か月かかりました。電話時間は、各1時間以上かかり、メールの往復は10数回ありました。「うちはおたくの検証部門ではありませんよ」と電話口のスタッフに嫌味の一つも投げたい場面もありました。
規定によると、本体をネットギア社に送付し、確認後正常品の送付となります。往路の送料はユーザー持ち元払い、送付中の代品提供はなしとの条件に承服しかねて、送付を保留しています。

2013年秋以来、何度かファームウエアの更新があり、都度反映していましたが、2014年6月(上記、本体が不良と認定された直後)にリリースされたファームウエアを適用したところ、以後、2か月程度トラブルは再現していません。

◆ 原因は不明、解決に時間がかかりすぎ

 

ファームアップの際に、どの部分が変更となったか具体的な情報がないので、ほんとうに改善したのか、使い続けてよいのか、ユーザーには判断できず不安は残ります。
拙宅の使用状況として、Hyper-VやVirtualBox等の仮想マシン(物理的に存在しない機器がR6300に話しかける)、何かとイレギュラーが発生しやすい開発中のRaspbrryPiや Intel Galileo など(通信中に急に黙ったりする)が接続機器に含まれおり、入れ替えも頻繁です。製作中のプログラムが生成するトラフィックは通信規約上無理がある場合もあるかもしれません。これらがトラブルの引き金となったのかもしれませんが、今のところそういう状況にも耐え、一応、正常な通信ができています。
ファームをアップしてトラブルが発生しなくなったということは、本体の不良とされたことが正確かどうか疑わしくなりました。

 

◆ネットギア社のカスタマーサポートの現状

ネットギア社のカスタマーサポートは、(おそらく)知識や自社製品情報に乏しく、定型的な対応しかできない(または、そのようにトレーニングされた)ように感じました。国内のメーカーのサポートと比較してそう感じました。ブラザーや、リコーのサポートにお世話になった経験がありますが、彼らは問題解決まで親身にきめ細かくあらゆる事態を想定してユーザーをていねいにサポートしています。ネットギアのサポートは事務的に案件をクローズすることにのみ熱心で(回答がいつも表面的、都合によるのか質問に答えない場合がある、解決していないことがあきらかなのにサポートに関する終了時アンケートを依頼してきたりする)、ユーザーに寄り添った真の意味で問題の解決には関心がうすいという印象を拭えません。

 


 

変更履歴:

2013/12/17  「バグか?」「USB2.0ポートにプリンタ」を追記

2013/12/20 「実効速度の比較」「NASが1台増えた」の実測結果を追記、その他表現を修正

2014/08/12   「不安定トラブル ⇨ ファームアップで安定か?」の項を追記

コメント (9)

  • ちばとどさん

    2013/12/11

    がじおさん、
    どうにか書き終えました。
    あなどれないデバイスでした。若干負けてます、あたし(笑)
  • リンさん

    2013/12/13

    詳細なレビューお疲れ様でした。

    色々と苦労されたようですが公開された内容を読むと充実していて素敵ですね。

    アドバイス頂いた内容とレビューの内容から

    正面から電波が飛ぶという内容で設置位置を変えてみることにしました。

    結果、前のルーターよりも飛んでくれているような・・・?

    レビュー更新頑張ります!
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