■ はじめに .
マイクロソフトのWindows8.1 Updateが世に出てから、
早くも1か月が過ぎました。
Windows8が出た時は、従来の操作方法と違うModern UIに皆が戸惑い、
マウス操作のし辛さや、Modern UIとデスクトップとの切り替えに
旧Windowsユーザーから拒否反応が多くありました。
しかし、Windows8.1になりデフォルト表示の変更で
マシン起動時からデスクトップ画面を表示させることが可能になりました。
Windows8.1 UpdateではModern UIからでも
シャットダウンが行いやすくなり、OS自体の動作要件も軽くなりました。
次回のUpdateでは旧Windowsユーザーが待ちに待っていた
スタートメニューが復活するそうです。(私も楽しみに待っています。)
日々進化するWindows8シリーズについて、私個人的には好きなのですが、
我が家の財務大臣は「Windows7でいい!!」の一点張りです。
彼女は現在デスクトップマシンでWindows7を使用しています。
育児中なので、デスクトップマシンを起動している時間はかなり少なくなりました。
なので、今回頂いたレビューを良い機会に、Windows7 Loveな彼女の環境を、
モバイル性に優れたWindows8.1 Updateにしようと思います。
移行方法は、OS標準のデータ転送ツールを使って移行しようと考えています。
■ 移行元のWindows7のマシン紹介 .
使用OSはWindows 7 Professional 64bit版です。
我が家の財務大臣は、下記のHTPCをリビングのテレビにつないで利用しています。
そのため、子供がテレビを見ているとパソコンが使えません。
また、子供が視界から消えてしまう事は避けたいため、
リビングに固定されたマシンは使い辛いという状況になっています。
家族の変化と共に、パソコン環境の変化が求められるようになりました。
■ 移行先のWindows8.1のマシン紹介 .
私が今回のレビューの奨励金を使用して購入したパソコンはこちらになります。
ASUS TransBook H100TA-DK004HS
なぜこちらのパソコンを選んだかと言いますと、ポイントは下記の通りです。
●Windows8.1であること
●我が家の財務大臣の欲しがっているタブレット型 &
ノートパソコン型になること
●予算が低価格なこと(切実に)
●ある程度のバッテリーが持つこと
当初、ASUS TransBook T100TA-DK532GSを選択していましたが、
アマゾンクーポンの存在と内蔵eMMCの多いH100TA-DK004HSを見つけ、
直前で変更してこちらの機体になりました。
本体自体のレビューは別で作成予定です。
■ 実際の移行状況紹介(失敗編) .
Windows7のマシンからWindows8.1のマシンへのデータ移行は、
OSに標準で付属している「Windows転送ツール」を使用して、
スムーズに移行する予定でした。
しかし!!
転送元のOSが64bitで、転送先のOSが32bitだと「Windows転送ツール」は
使用できないことが最後の段階で判りました(T-T)
とりあえず、一生懸命スクリーンショットを撮ったので、
参考程度に載せておきます。
● Windows7のマシンでの作業
システムツール内にある、「Windows転送ツール」を選択します。
このツールを使うと、下記の内容が転送できることが判ります。
● ユーザーアカウント
● 電子メール
● ドキュメント
● お気に入りのサイト
● 音楽
● ビデオ
● 画像
● その他
転送方法を選択するので、私は一番下の外部ストレージを選びました。
転送元か転送先か聞かれますので、「今までのコンピューター」を選びます。
パソコン内のユーザーアカウントをスキャンしてくれます。
今回メインとなる、我が家の財務大臣のアカウントの状況です。
だいぶ減らしたつもりですが、1.3GBほど移行する必要があるようです。
転送するファイルにパスワードをかけます。
必要なデータをファイルに保存してくれています。
無事に保存されたようです。
最後に確認内容が出ます。以上で転送元の準備は完了です。
● Windows8.1のマシンでの作業
アプリの中から、「Windows転送ツール」を選択します。
Windows7と同じ画面が出ます。
私は外部ストレージに保存したので上のボタンを選びます。
Windows7で保存したファイルを選択します。
パスワードを入力します。
さぁ、これで転送が始まるかと思ったら・・・
最初にお話ししました通り、64bit PCから32bit PCには
ファイルを転送できないことが判りましたorz
なので、手動で移行することにしました。
■ 実際の移行状況紹介(成功編) .
上記の通り、ツールを使った移行が出来ないので、
自分自身でUSBフラッシュメモリーを使用して必要なデータを移行しました。
・マイドキュメント(ドキュメント、ミュージック、ビデオ)
・デスクトップ
・お気に入り
マイドキュメントとデスクトップは必要なファイルを移行するだけなので、
特に困りませんでしたがお気に入りは下記にアクセスする方法で移行しました。
● Windows7のマシンでの作業
移行したいお気に入りの入っているユーザーでログインして、
下記へアクセスします。
C:\Users\ユーザー名\Favorites
表示されたファイルとフォルダごとUSBフラッシュメモリーに移行します。
● Windows8.1のマシンでの作業
移行したいお気に入りの入っているユーザーでログインして、
Windows7と同様に下記へアクセスします。
C:\Users\ユーザー名\Favorites
USBフラッシュメモリーのデータをコピーすれば完了です。
メールデータなどはローカル保存していないので移行しませんでした。
今回移行先のノートパソコンはCドライブの容量が小さいので、
必要最低限のデータのみを移行しました。
■ Windows 8.1へ移行のお奨めポイント
1)モバイル性の向上
Windows7からWindows8.1に変わり一番変わったポイントは、
タッチパネルにOSが標準対応したことだと私は思います。
Windows7の時はキーボードとタッチパットが手放すことが出来ませんでしたが、
タッチパネルになり外に持ち出した時の使い易さが向上しました!
● スタバでコーヒーブレイク中
テーブルが大きい時はキーボードとタッチパットを使って使用します。
● 外の公園で使用時
公園とかだと、自分が座るスペースしかありません。
そんな時は・・・
Windows8.1のタブレットモード!!
場所を取らなくて大変助かります☆
公園で使用しても、スマートフォンやタブレットが普及しているので
使っていても違和感がありません。
2)高速起動
Windows8から高速スタートアップという機能が追加されました。
その結果、パソコンの起動時間が大幅に短縮されました。
Windows7のマシンとWindows8.1のマシンで起動時間を測定しました。
● Windows7のマシンでの起動時間
起動時間は23秒でした。
● Windows8.1のマシンでの起動時間
起動時間は13秒でした。
Windows7はSSDを搭載しているのですがちょっと遅かったですね・・・。
Windows8.1は高速スタートアップの通り、使えるようになるまで13秒でした。
外に持ち出して利用する時に、この起動速度は本当に助かります。
3)タッチパネルの便利さ紹介(ゲームソフト)
これは自分の知人が言っていたことを試したのですが、
タッチパネルを使ってゲームをすると、ゲームの内容によっては面白いです。
囲碁ゲームなのですが、Windows7の時はマウスでポチポチ押していましたが、
Windows8.1になるとタッチパネルになるので、
本当に囲碁を指しているかのように遊ぶことができます。
実は囲碁なんてやったことがないので思いっきり負けました(笑)
ただ、こんな風に直接自分でさせるっていうのが経験者には良いようです。
(知人は高齢者なのですが、囲碁ゲームの時に、
マウス操作だと肩が凝っていたそうです。)
■ 総 括 .
このレビューの為に購入したノートパソコンは、
Windows7を愛用していた我が家の財務大臣にプレゼントしました。
しばらく使用してもらって、
下記の点でWindows7からWindows8.1にして良かったと言われました。
● 起動時間の短縮
● 布団の上でもパソコンを使える
→Windowsなので、モバイルながら自宅のネットワークを利用し、
動画、写真、その他もろもろ自由に使えるようになった。
● 急ぎの時はタッチパネル、のんびりの時はキーボードが使える。
→タッチパネル操作は最初は慣れが必要みたいでしたが、
慣れたら随分使い易くなったみたいです。
特記事項として、スマートフォンと違うことで助かる点もありました。
● スマートフォンなどを使うと、インターネットで
勝手にモバイルサイトに行くが、
Windows8.1のIEで見ればPCサイトに飛んでくれる。
(楽天などが助かるらしいです・・・)
育児多忙でパソコンの前に座るのも一苦労していた彼女ですが、
このWindows8.1のモバイル機能のおかげで、
少しは育児ストレスから解放されそうです。
■ Windows8.1を外(実家)に持ち出し(追記:2014/06/08) .
先日、私の実家に帰ることがあったのですが、
我が家の財務大臣が今回のノートパソコンを持ち出してきました。
Wi-Fi設定をしてあげて、下記の動画のようにAmazonを見ていました。
パソコンの角度が合わなかったらしく宙に浮かせて使っています(笑)
動画は撮れませんでしたが、布団の上でタブレットモードでも使用していました。
やっぱり、スマートフォンでアクセスするモバイルサイトよりも良いらしく、
嫁にとってWindows8.1のモバイル性はポイントが高かったようです☆
白輝望さん
2014/05/30
タブレット=でかいスマホと考えていましたが、こういうメリットがあるとはじめて気づきました。
リンさん
2014/05/30
コメントありがとうございます。
嫁は楽天を愛用しているのですが、
スマートフォンからのモバイルサイトだと写真が少ないのが不満だったみたいで
喜んでくれましたねぇ><
後操作がIEなので慣れ親しんでいるっていのでもポイントが大きかったです。
丸々さん
2014/05/30
また、成功編と続いて書かれていたため、分かりやすかったです。
ひょいっと持って行って使いやすい。
これで育児ストレスの軽減に繋がると良いですね~♪
リンさん
2014/05/30
コメントありがとうございます。
素敵なフィードバックありがとうございます。
実施している本人は最後の最後でフリーズしましたけどね(笑)
そのおかげで移動するファイルが最小限になって、
結果的には良かったです(笑)
バッテリーもかなりあるので、モバイル環境に凄くいいです!
ぜひ育児ストレスが軽くなるといいなぁと思っています。
KAOさん
2014/05/30
すてきなプレゼントになりましたね!
育児してると自分の時間とるのはなかなか難しいですよね。
合間の時間が有効に使えますね~♪
パッチコさん
2014/05/31
TransBookはWindows8.1移行には良いチョイスですね!
タブレットモードは移動時とか良いですね!8.1になって操作系もだいぶ改善されました。私見では8インチサイズだとタッチパネルのポイントが難しいので、Windowsとしてはやっぱり10インチくらい無いときついと感じています。ボタンとかUIのみを大きくする事で改善できそうですけどね。
64bit->32bit移行問題は、実はサーバでも問題になるケースがあって、64bitに移行するか32bitで踏みとどまるかがかなり重要な問題になってます。(あんまり騒がれませんが、WindowsServer2003問題というのもあります。)
Server2012以降32bitは提供されないというのもあるので、その点もポイントですが、Windows8.1に関しては用意されているので良いですね。
supatinさん
2014/05/31
(*・ω・)*_ _)ペコリ
詳細なレビューお疲れ様でございます
タブレットにもなるコンバーチブルなPC良いですね!
KAOさんも仰っていますがちょっとした合間に
どこでもすぐに使えるのは嬉しい機能ですね♪
(*´ω`*)
リンさん
2014/05/31
コメントありがとうございます。
気にされていたPCは上記のノート&タブレットでした!
嫁が大変喜んでくれているのでベストチョイスだったと思います。
Windows8の感触もよかったのでホッと一安心です。
リンさん
2014/05/31
コメントありがとうございます。
タブレットモードは電車内で凄く役に立ちますよ!!
本当は通勤中に使用している様子を動画で撮りたかったのですが、
撮ってくれる人が居なかったので断念しました。
64bitから32bitってあまりいないと思うので、本当に盲点でした。
私個人的にはWindows8から32bitを切り捨てて欲しかったです(笑)
リンさん
2014/05/31
コメントありがとうございます。
そして、こんにちわ~!!
布団の上でWindowsが動かせるのはポイント高いです!!
Windows8のモバイル性に関しては本当に感謝するばかりです。
退会したユーザーさん
2014/06/01
WIN8.1はまだ未体験OSなので今後導入する際の参考に拝見しました
タブレットにもなるのが最大の魅力ですね^^
リンさん
2014/06/01
コメントありがとうございます。
まだWindows8は未経験なんですね!
是非導入してみてください。意外と良いOSですよ。
MCさんも早く当選されることを祈ってます。
アストロマンティック☆さん
2014/06/05
ASUS TransBook、ディスプレイが切り離せて、
長時間稼動は魅力的ですね。
もちろん、奥さま思いのレビューも素敵でした。
お布団での操作は私も同じことを書きましたが、なるほど囲碁ですか。(スマホと違って台もリアルですしね。)将棋でもリアル感が出そうですね。
リンさん
2014/06/05
コメントありがとうございます。
お互い素敵なレビューをさせていただいて良かったですよね。
今までのWindowsで行っていた操作が、
チョッとしたことでもタッチパネル操作できるのは、
ユーザーポータビリティ面では非常に良かったです。
私は囲碁より将棋の方が好きなのですが、
レビュー応募の時に何を間違えたのか、
囲碁と書いたので囲碁やってます(笑)