このゴールデンウィークに、妻へ「母の日のプレゼント」として新しいiPadを購入した直後の募集開始。
もちろん応募して、晴れて選出いただきました。
iPad本体のみならず、オシャレな付属品までプレゼントできたことに感謝しております。
さて、レビューの指令ですが
○ レビュー課題
キッチンで「F5L099qe」を使い、実際に使ってみてよかったところ、改善してほしいところなどを含めて、写真や(可能であれば)動画を用いて詳しくレビューしてください。
また、「F5L099qe」でどんなコンテンツ(番組、音楽、動画など)を楽しんだのか、自分なりの使いこなし術を教えてください。
アプリを使った場合は、その名前の記述をお願いいたします。
となります。
一応「妻の所有物」となるワケだし、お題も「キッチンで…」となるので、今回のレビューは「嫁」がキーになります。
嫁と子供の協力が必要という、今までにないパターンのレビュー。
しかも、モノそのものではなく「実際に使ってみてよかったところ」なので、嫁もしくは子供の出演(カメラ映り)が必須になります。
私もそうですが、嫁も子供も「顔出し」を嫌がってますので、後ろから、もしくは「手だけ」という構図の写真が多くなりますことを事前にお詫びしておきます。
さて、我が家でのiPadですが
仕様は
このとおり。白の現行モデルです。
本体に装着しているカバーは
背面、そして液晶面を保護しています。
実際に置いてある場所は
キッチンの隅にある「嫁用ノートパソコン」の台に置いてあります。
ちなみに、奥に映っているのは私のメインPCです。
映っているスタンドは、100均の「木製写真立て」です。本体は別にグラグラするわけでもなく、ちゃんとスタンドとしての機能を果たしているのですが、コレ、よく落ちます。
ツルツルと滑るので、知らず知らずのうちにスタンドが台からはみ出てiPadごと落ちてしまいます。
購入して1か月経っていないのに、すでに数回は台から転げ落ちました。
置き場所は変わらない予定です。
さて、選出の連絡からほどなくして製品が届きました。
今までいくつかレビューをさせていただきましたが、初の「クロネコヤマト」でした。運送業者の中で一番イイ印象をもっていた(「過去形」の理由は、詳しくは
)業者ですが、他社と比べて割高なのでこういった用途ではあまり使われていません。ちょっとビックリでした。
さて、週末になり時間が取れたので開封します。いつものように、封筒に入った指令書(?)が。そして
丁寧にエアーパッキンに包まれています。
製品箱を取り出し、中身を確認します。本製品の機能として、壊れるような精密機器ではないのでとくに心配はしていません。
紙モノが二つ、そしてスタンド、スタイラスペンが入っています。
本体です。スタンド中心部の穴部に、スタイラスペン用のゴム製スタンドが入っていました。
本体はキレイな鏡面加工されたステンレス製で、水を扱うキッチンでも衛生的な印象です。裏面にはゴム足がつけられており、滑るようなこともありません。
正面には、メーカーロゴが。嫌味ではない大きさだし、個人的には気に入っています。
スタイラスペンです。先端部には磁石が仕込まれており、iPadをスリープから復帰させるときも物理ボタン「ホームボタン」を押さなくてもいいようになっています。
キッチンで手が濡れている場合を想定されているようです。
それでは、実際の使い勝手にいきます。
ただ、嫁が使うところをレビューしてもあまり面白くない。そこで、レビュー選出の連絡が来る前から話をしていたことを実行します。
選出メールが届く前にしていた会話
私「なんだか、手羽餃子が食いたいな」
嫁「そうだね」
私「でもアレ、結構高かったよな?」
嫁「うん、前は知り合いのツテで業販だったからね」
私「…ウワ、ネット通販でもメチャ高」
嫁「時間あるときに作ったほうが安いね」
一応、解説します。
「手羽餃子」とは、九州独自の料理らしく、手羽先の肉部分から骨を抜き、できた空洞に「餃子のタネ」を詰めたモノです。
油で揚げたり、炒めたりして食べる個人的にはかなりお気に入りの「居酒屋料理」です。
というワケで
「稲蔵家のとある休日の午後~iPadがある日常~」
です。
今までは、キッチンから2メートルほど離れたノートパソコンにまでレシピを閲覧しに来ていました。見ているサイトは、おそらく一番有名なサイト
CookPad
です。
それが、今日は
iPadが。ゴチャゴチャしているのは、気にしないでください。
材料の下ごしらえをします。
今回の料理で、一番手間なのは「手羽先の骨抜き」。レシピを見ながら、骨だけを抜き取ります。
結構力がいる上に、袋状の部分に穴を開けないよう丁寧な作業を強いられる部分。
そこで、私も隣で手伝う事に…orz
こんな時、付属のスタイラスペンが非常に便利。生肉で手が汚れていても、衛生的にiPadが操作できます。
と言いたかったのですが、このスタイラスペンが非常に残念。大きさ、重さ、質感など問題ないのですが、いかんせん感度が悪すぎました。
スリープからの復帰のために磁石も仕込まれているのですが、なかなか言うことを聞いてくれない。
タッチ操作も、かなりの力を入れないと動いてくれません。しまいには、力を入れすぎてiPadを倒してしまいました。
結局、100均のスタイラスペンの方が圧倒的に操作しやすかったという残念な結果となりました。ココは、強く改善を望みます。
さて、料理に戻ります。
やり方がわかってしまえば、レシピは特に見る必要はありません。しかし、iPadには仕事が。
ワイヤレスで音楽が楽しめる、コレもまたiPadやiPhoneの楽しみ方です。キッチンにまでアンプのケーブルを伸ばすわけにはいきませんので
Bluetoothで接続します。
完全にワイヤレスでインターネット、音楽まで楽しめる。便利な時代になりました。
聴いている音楽は、嫁の趣味でJ-Popの「ケツメイシ」。
そこで、私のせめてもの反抗。
「ケツの嵐 ~冬BEST~」というアルバムより
「8.闘え!サラリーマン」
歌詞の一節「~疲れは酒で流し込め~敢えて言おう、会社はオレたちが支えてんだ~」が非常に印象的www
そうこうするうちに、下味のつけ込み時間が経過しました。
手羽先に、餃子のタネを入れます。
私、長男で丁寧にタネを詰め込みます。「次男」という障壁に耐えながら(笑)、黙々と詰めていきます。
あとは、嫁が仕上げるのを待つばかり。
その間、長男の「お勉強タイム」となりました。
子供の教育として、インストールしているアプリ
「誰でも弾けるPianoMan」
クラシックやJ-Popなどを、音ゲー感覚でピアノ演奏できるものです。J-Popは有料なので、うちではもっぱらクラシック専用。
実は、家の長男は「ADHD」という発達障害の診断をされています。いろいろな症状がありますが、顕著なものに「パニック症候群」というのもあります。コレにクラシック音楽は有効なのではないか、ということでさせてみると
楽しそうに演奏しています。しかも、顔つきも穏やかになって落ち着いています。
このときも、本製品は浅いアングルで固定できるので便利。ゴム部分でしっかりと固定されています。
そして、もう一つ
「小学2年生かん字ドリル」
タッチパネルの特性を生かして、漢字の書き取りを学習するアプリです。
書き順など、非常に厳しく指導してくれるアプリで学習効果が期待できます。
意外や意外、長男はスタイラスペンを使いこなしています。
もともとが「グッ」と押しつける使い方をするので、相性がイイのかもしれません。
そうこうしているうちに、料理が完成。夕食となります。
昼間公園で子供たちと遊んで汗をかいたので、ビールのウマいことウマいこと。食が進みます。
夕食時のBGMは、私の趣味でJAZZです。
「Akiko」というアーティストが、とてもお気に入りなのでコレを流します。
そして、楽しく夕食を済ませ、風呂も終わらせた後は本日最後のお楽しみ
チューハイを飲みながら、つまみを食べながらの映画鑑賞タイム。
ココで活躍するアプリが
「Air Video」
パソコンに保管してある動画を、Wifiもしくは3G経由でストリーミング再生できるアプリです。
コーデックや解像度が違っても、リアルタイムで変換しながらの視聴ができます。もちろんCPUパワーが必要になりますが、いちいちiPhone用、iPad用に動画を用意しなくても済みます。
うちは、録画パソコンに全ての動画データを集結させ、リビングパソコンで視聴するスタイルなのでこのアプリがとても役に立ちます。
布団の中で見るときはiPhoneで、キッチンの食卓で見るときはiPadで。
もちろん、本製品で固定すれば見やすい角度で固定されます。
ひそかにうれしいのが、スタイラスペン。
おつまみが「手が汚れるモノ」だったとき、iPadの画面を汚すことなく操作できます。たとえ手がキレイだったとしても、映画を楽しむときに指紋はジャマなもの。映画視聴にスタイラスペンは必須です。
そんなこんなで、就寝時間。
嫁と子供は寝静まり、いよいよ私が楽しむ時間。
布団でゴロゴロしながらZig活したり、ゲームをしたり。
ノートパソコンなら、寝落ちしたときは電源入りっぱなしです。電気代もかかるし、液晶にも優しくない。
こんなとき、iPadなら安心。勝手にスリープしてくれてます。
まとめ
お見苦しい写真の数々でお送りしたレビューですが、指令通りの「キッチンで使ってみて」を私なりの視点でレビューしてみました。
「一つの例」として、何かしら目にとまるものがあれば光栄です。
さて、本製品ですが、非常にオシャレで、しっかりとした作りのスタンドを使って快適にiPadが使えるようになりました。
見た目からして鏡面仕上げのステンレスとゴムで、衛生的にも安心感があります。
スタイラスペンの感度が悪いのは非常に残念でしたが、大きさや質感は単品販売のモノよりもデキがよく、チープさがまるでありません。付属のペンスタンドもしっかりしており、組み合わせた時は未使用時もインテリアとして気に入るほどのものでした。
スタンド本体も、選出いただくまで100均ショップのスタンドを使っていました。なので、質感は雲泥の差でした。非常に高級感のある仕上がりです。
私の先輩も、奥様へiPadをプレゼントしています。やはり女性にはパソコンよりもタブレットが似合います。
女性が一番使う場所といえば、やはりキッチン。
キッチンにiPad。
これから流行りそうなスタイルを、一足先に体験させていただける楽しいレビューでした。
( 5月26日 追記 )
非常に感度の悪いスタイラスペンですが、mkamaさんにご提供いただいた情報を基にペン先を加工してみました。
様子を見ながらの遠慮しながら加工ですが、コレでかなり改善されました。
金ヤスリなどが必要になるため、万人向けの加工とは言いにくいですが非常にオススメできる結果です。
mkamaさん、ありがとうございました。
同じく、mkamaさんのレビューでわかりましたがステンレスではなくメッキのようです。残念…ただ、質感はいいですよ。
mkamaさん
2012/05/27
スタイラスペンの感度が、あまりに悪いので、奥さんと娘は、キッチンで使ってくれません。
まだ、ダイニングテーブルどまりです。
先ほど、スタイラスペンを分解して、改造したところ、市販のスタイラスペン並みになりました。
改造法をアップしますので、是非、お試しください。
はたして、奥さんの判定は如何に?
稲蔵さん
2012/05/27
コメントありがとうございます。
私も改造してみます。
改造法のアップを楽しみに待ってます。
pixyfileさん
2012/05/27
レビューお疲れ様です。
あとは液体がかかってもすぐなんとか出来るような状況を作れれば
ばっちりな商品ですね。私はやらかすことが多いので
水場にipadもっていくのは不安すぎますがww
稲蔵さん
2012/05/27
コメントありがとうございます。
博多の居酒屋ではよくみかけるメニューですが、ここ広島ではまったく見かけません。
悲しい…
一応、タッチ面は保護フィルム、側面&背面はカバーなので軽く水滴が付着する位であれば問題ないと思ってます。
最強は「ジップロック」ですかね。やっぱり。
mkamaさん
2012/05/27
レビューのテーマが全然書いていない状態ですが、スタイラスペンの改造までをアップしました。
改造は、ゴムキャップをとって、先端のアルミ棒を1mmほど、削るだけです。
保護フィルムを貼って、ジップロックにいれた状態でも、ちゃんと反応してくれるようになりました。
是非、お試しを。
稲蔵さん
2012/05/27
ワザワザのコメント、ありがとうございます。
さっそく、ためしてみます。
リーダーさん
2012/05/27
見た目がCool なもちものだったので
スタイラスの感度などが非常に気になっていました。
改造が必要となると、ちょっと考えてしまいますが
キッチンや食事中にスタイラスで操作できるというのは
やっぱりなんだかんだいって魅力です。
稲蔵さん
2012/05/27
コメントありがとうございます。
この製品の使用感に限らず、うちの「嫁」はいろんな意味で私の影響が大きい女性なので
「普通の女性はこの製品をどうとらえるのかな?」
と考えてしまいます。
NASとかサーバーとか普通だし、ニュースのナレーションを聞いて「この声は”池田”さんかな?」とか普通に言ってます。
※声優・池田秀一さんの名前を「ひでかず」と呼ばず「しゅういち」と読める女性は少ないです。
Manyaさん
2012/05/31
ペンの感度は残念ですが、
スタンドとしては使いやすそうですね。
なによりカッコいい!
ペンの改造も頑張ってくださいね(^ ^)
稲蔵さん
2012/05/31
コメントありがとうございます。
確かにスタンドはオシャレで、白いiPadと合わせるとまさしく女性向きだと思います。
スタイラスペンは、無事に改造も終わり快適になりました。