早速、zigsow様より届いたマザーボード「GA-Z68XP-UD4」のレビューをさせて頂きたいと思います。
CPUにCore i7-2600KやCore i5-2500Kを使用したレビューは他のレビュアーの方々から出てくると思いますので、
今回、私は下位クラスのCPU Celeron G530＆内蔵GPUでレビューしていきたいと思います。
PC環境
CPU Intel Celeron G530 2.4GHz (BCLK100MHzx24)
CPUクーラー リテールクーラー
マザーボード GIGABYTE GA-Z68XP-UD4 (rev.1.3)
メモリ UMAX Cetus DCDDR3-4GB-1600OC (DDR3-1600 2GBx2)
GPU Intel Celeron G530内蔵GPU (Intel HD Graphics)
HDD Seagate ST3500620AS (500GB)
電源 SCYTHE CORE POWER 4 PLUG-IN (500W)
モニタ 三菱 MDT242WG (1920x1200@60Hz)
光学ドライブ なし
OS WindowsXP SP3
オーバークロック
オーバークロックはTouchBIOSを使用しました。
WindowsからBIOSの設定が出来るで、BIOSを弄るのが苦手な人でも気軽に設定が出来そうな感じでした。
BIOSを弄り慣れている方にはWindowsを毎回起動しないといけないので面倒かもしれませんが・・・。
久しぶりのオーバークロックだったので、最近のCPUの加減がよく解りませんでしたが
今回はベースクロックを1Mhzずつ上げて、PCが起動してOSが立ち上がる状態でベンチマークを実施しました。
ベースクロックをBCLK108MHzにしたところでPCが起動出来ずリセットされたため、オーバークロックの設定は
BCLK107MHzx24=2.57GHzにしました。
今回、電圧は弄ってないのであまりオーバークロック出来ませんでしたが、電圧を調整すればもう少し上を狙ってもいけるのかな？と思
っています。
時間があればもうトライしてみたいと思っています。
TouchBIOSでもオーバークロック操作は
TouchBIOSを起動。
tb01.JPG
→オーバークロックをクリック。
tb02.JPG
→拡張周波数設定をクリック。
tb03.JPG
→BCLK/DMI/PEGクロックコントロールのプルダウンから有効化を選択。
→BCLK/DMI/PEG周波数のプルダウンから任意のクロックを選択。
1000がBCLK100MHzなので1070はBCLK107MHzになります。
→CMOS保存をクリック。
→再起動をクリック。
以上でPCが再起動されます。あとはちゃんと起動出来るか祈るだけ・・・。
ベンチマーク
ベンチマークの結果は［定格クロック(2.4GHz@DDR3-1333)/オーバークロック(2.57GHz@DDR3-1422)]で表記します。
1.3DMark05
Game Tests 3DMark Score [5122/5441]
CPU Tests CPU Score [5355/5799]
2.3DMark06
Game Tests 3DMark Score [2565/2727]
HDR/SM3.0 Score [971/1031]
CPU Tests CPU Score [2368/2521]
3.CrystalMark 2004R3
ALU [26219/27932]
Fibonacci [9271/9834]
Napierian [5008/5373]
Eratosthenes [4168/4422]
QuickSort [7750/8281]
FPU [26788/28759]
MikoFPU [2334/2484]
RandMeanSS [15645/16885]
FFT [4943/5274]
Mandelbrot [3844/4094]
MEM [35287/37428]
Read [13753.20MB/s(13753)/14593.82MB/s(14593)]
Write [8785.92MB/s(8785)/9446.10MB/s(9446)]
Read/Write [7756.75MB/s(7756)/8301.60MB/s(8301)]
Cache [49719.95MB/s(4971)/50661.16MB/s(5066)]
GDI [5939/6198]
Text [672/716]
Square [1144/1209]
Circle [2612/ 2750]
BitBlt [1511/1523]
D2D [5306/5648]
Sprite 10 [244.10FPS(24)/262.49FPS(26)]
Sprite 100 [217.71FPS(217)/233.70FPS(233)]
Sprite 500 [147.08FPS(735)/157.27FPS(786)]
Sprite 1000 [104.61FPS(1046)/111.64FPS(1116)]
Sprite 5000 [31.74FPS(1587)/33.73FPS(1686)]
Sprite 10000 [16.97FPS(1697)/18.01FPS(1801)]
OGL [2329/2474]
Scene 1 Score [1510/1601]
Lines (x1000) [191208/203805]
Scene 1 CPUs [32/32]
Scene 2 Score [819/873]
Polygons(x1000) [28953/30953]
Scene 2 CPUs [16/16]
4.タイムリープぶーとべんち Ver1.00
環境設定は画面サイズ1280x960、アンチエイリアス＆HDR&セルフシャドウ＆ソフトフィルタ＆被写界深度＆バックハイライトをOFF、画面モードはウインドウでT&L HAL。
ゲーム設定は、ライト「順光」、時間帯「昼」、天候エフェクト「なし」、上下黒OFF、音楽＆舞台＆衣装はデフォルトで実施。
FPS Score [56FPS/61FPS]
5.消費電力
消費電力はサンワサプライのワットチェッカーにて測定しました。
今回はオーバークロックで電圧を弄ってないので定格時もオーバークロック時をほとんど変わりませんでした。
アイドル時：48W(最大)/ベンチマーク時：71W(最大)
まとめ
Celeron G530はまだベースクロックしか弄ってないので 107MHzx24の2.57GHzまでしかオーバークロック出来ませんでしたが、時間があ
れば電圧も弄ってみてみたいと思います。
今回は内蔵GPUにてベンチマークをしましたが、オーバークロックによりCPU同様にGPUもスコアが上がりました。
Sandy Bridgeのあまりオーバークロックが出来ないとの噂も聞いたことがあるのですが、こんなものなんでしょうか？
Celeron G530内蔵GPUは、やはり3DMarkなどの3Dをバリバリ使うベンチマークでは性能的にスコアも厳しい状態でした。が インターネ
ット、オフィスソフト、動画や2Dゲーム程度であれば、使用に問題ないとは思いました
次はGPUをGeForceを載せて後付けGPUでもスコアが上がるか？追加レビューが出来ればと思っています。
今日１日で、PC組み立て＆OSインストール＆オーバークロック＆ベンチマークは時間的にちょっと無理があったかもしれません。
GA-Z68XP-UD4はIntelの次世代CPU(Ivy Bridge)＆PCI Express 3.0に対応したマザーボードですので、近々Ivy Bridge＆PCI Express
3.0 GPUが出てくるのであれば試してみたいと考えています。
最新BIOS「F5」にて次世代CPUに対応がされた模様です。
PCI Express 3.0対応GPUがいつ頃登場するのかまだわかりませんが、ハイエンドクラスのGPUはPCI Express 3.0対応になるのは当然
？として、
ミドルレンジクラスが現在のハイエンドクラスの性能でPCI Express 3.0で出てきたらいいなぁと勝手に期待しています。
初のレビュアーに選ばれ、ちゃんとレビューが出来ているかドキドキしています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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2013/04/16 追記
2013/03/06 付けで本マザー用UEF(β版？）Iが公開されていたので、早速更新（自己責任で）
しっかりとUEFIになりました。
TouchBIOS等いくつかの機能が使用出来なくなりましたが、今のところ問題ありません。
当初と比べ構成も随分と変わりました。
CPU
ＣｅｌｅｒｏｎＧ５３０ → ｉ７ ２６００Ｋ
メモリ
DDR3 ２GBｘ２＝４GB → DDR3 ４GBｘ４＝１６GB
ＧＰＵ
Intel Celeron Ｇ５３０内蔵ＧＰＵ → ＧｅＦｏｒｃｅ ＧＴＸ４６０
今でも現役バリバリで予備ＰＣとして稼動しています。
退会したユーザーさん
2011/10/24
Touch Bios、使い易そうですね。
(^0^/
OS上でカンタンに変更設定/OC出来るのは、OCに慣れていないユーザーにはピッタリですよね！