早速、中身を…
本体は、
パッケージに似合わず、本体は非常にコンパクト。260(W)×125(D)×43(H)mm (突起物除く)
重量も軽く、1.7kg
端子は、D端子((D1/D2/D3/D4対応)),コンポジット映像出力,音声出力(RCA),OPT DIGITAL OUT,HDMI,USB(前面/背面に各1),LAN×2,IR(赤外線受光部の延長用),SD(前面)
対応OSは、
Windows Media Player12の場合
(日本語版のみ) Windows 7(32・64ビット)
Windows Media Player11の場合
(日本語版のみ) Windows Vista(32・64ビット)/Windows XP SP1以降
Windowsファイル共有機能
(日本語版のみ) Windows 7(32・64ビット)/Windows Vista(32・64ビット)/Windows XP SP1以降/Mac OS Ⅹ 10.5以降
対応サーバーは、
Windows Media Player12,Windows Media Player11,DLNA準拠サーバー,Windowsファイル共有機能
接続可能な対応機種は、I・O DATAのウェブサイトに詳しく掲載されています。
I・O DATA メディアプレーヤー動作確認済み機器一覧
取り説に従い、機器を接続しました。
接続は、イーサネットをホームネットワークのハブに繋ぎ、HDMIをテレビに繋ぐだけなので、非常に簡単です。
電源を投入すると、最初に現れたのはファームウェアアップデート画面でした。
アイ・データのウェブサイトを見ると、DVDのISOファイル再生や、アクトビラ,TUTAYA TV,WEBの動画閲覧(アイ・オー ポータル)がサポートされるようなので、"OK"を押しました。
ファームウェアのアップデートは、ほんの数分で終了し、自動的に再起動されました。
初期状態では、SD画質だったので、設定メニューから、映像設定メニューから ビデオ解像度を1125i アスペクト比をワイド(16:9)に設定しました。
トップメニューは、リモコンの十字キーで選択して決定ボタンを押すだけです。
十字キーで項目を移動するときは、アイコンがふわっと大きくなり、レスポンスの悪さを感じさせません。
最近流行のGUIですが、結構格好良いです。
先ずは、アイ・オー データさんに敬意を表して、アイ・オー ポータルを選択しました。
注意書きを読んで、一応PCでスピードテスト。
下り 228.66Mbps 上り 268.35Mbps なので、問題ないでしょう!
動画共有サービス プレーヤーが選択されているので、決定キーを押すと、直ぐに条件検索画面が表示されました。
更に、リモコンの決定キーを押すと、またまた直ぐにコンテンツのリストが表示されます。
ファイルを選択すると、直ぐに動画が再生されます。
画質的には、SD以下のサイズと思われ、決して綺麗な動画ではありませんが、ここまで殆どストレスなしで再生が出来ました。
リストの中から、HDと記載のあるコンテンツを選択しましたが、SD画質?みたいなコンテンツでした。
個人の投稿で画質を追及するのも…なので
次に、TUTAYA TVです。
トップ画面から、TUTAYA TVを選択すると、会員登録画面が表示され、設定を終了すると、TUTAYA TVのトップ画面が表示されました。
画面の予告編からアイアンマン2を選択すると、
選択して、8秒程度で予告編が始まりました。
予告編を見て見ましたが、やはり有料コンテンツだけあり、画質は格段に向上しました。
Blu-Rayと比較すると、画質は落ちますが、充分コンテンツを楽しめる画質だと思います。
近所のTUTAYAまで行かなくても良い事は便利だと思いますが、近所のTUTAYAは、午前2時まで営業しているので、私の場合は、オンラインでコンテンツを購入するより、メディアを購入した方が良いと感じました。(これも価格とのバランスだと思います)
次に、アクトビラを選択しました。
トップ画面から、アクトビラを選択すると、利用規約の確認を行い、トップ画面が表示されました。
あなたへのおすすめ!と記載があったコンテンツを選んで見ました。
先日、TUTAYAでBlu-Rayをレンタルして見たコンテンツです。
当日返し(翌日午前10時迄)で、270円だったことを考えると、SD画質(4:3)で、525円は、???です。
次に、ファイル共有メニューを選択しました。
ホームネットワークに接続されているPCとルーターが表示されます。
iTunesやiPodでジャケット写真がクルクル表示されるように、表示されます。これは、現在接続されているPCが表示されるようで、NotePCは電源が入っていなかったので表示されませんでした。
PCを選択すると、ログイン画面が表示され、アカウントとパスワードを入力すると、PCの共有しているドライブが表示されます。
アカウントとパスワードの入力は、リモコンでソフトウェアキーボードを用いて入力するのですが、上下左右キーでキーを選択する以外に、携帯での文字入力のように、リモコンのテンキーでも文字が入力できるので、ストレス無く入力が可能でした。
ドライブの選択をすると、次に、選択したドライブのフォルダーが表示されます。
フォルダーを選択すると、フォルダー内のコンテンツが表示されます。
静止画(JPEG)が、サムネイル表示され、動画ファイルは専用のアイコン+ファイルの再生時間+ファイル名(拡張子なし)が表示されます。
VOB,MPEG-1,MPEG-2,MPEG-4,Xdiv等、一般的なこーデックはサポートされています。
VOBファイルは、VIDEO_TSフォルダーを選択してVOB(約1GB)ファイルが表示されるまでに、約7秒,VOBファイルを選択して再生が始まるまでに3秒程度とまあまあの動作です。
しかし、4GB~6GBの動画ファイル(m3ts)が、30個ほど入ったフォルダーを選択すると、ファイル一覧が表示されるまでに約100秒,ファイルを選択して再生が始まるまでに約7秒かかり、日常的に使う手法ではないと思いました。
PCから、ファイルを選択して、右クリックで、リモート再生-AVeL Link Playerとしたほうが、遥かに早く再生が始まります。
次に、ホームネットワークを選択しました。
ホームネットワークを選択すると、コンピュータ名とアカウントが表示されたWindows Media Plaerアイコンが表示されます。
何も考えずに、PCを選択すると、暫くお待ち下さい。が延々表示され、遂にスクリーンセーバーが表示されてしまいました。
おかしい!
調べて見ると、Windows Media Playerで、メディアストリーミングが有効に設定されていなかった。
Media Player 12の設定
設定が終わると、PCの共有フォルダーが表示されます。
画像フォルダーを選択すると、取得年/月/日で選択を行い、画像のサムネイルが表示されます。
画像サイズにもよりますが、最初は画像アイコン+ファイル名が表示され、ちょっと待つとサムネイルが表示されます。
選択すると、全画面に表示されます。
仕方が無いことなのかもしれませんが、常にランドスケープで表示されます。
可能であれば、縦位置で撮影したものはポートレイトで表示して欲しいと思いました。
次に、カメラプレーヤーを選択しました。
を、USBケーブルで、フロントパネルのUSBコネクターに接続しました。
リモコンの黄色ボタンを押すと、カメラ内のSDカードに記録された画像が、アイコン+ファイル名(拡張子付き)で表示されました。
この画面から、リモコンの4色ボタンを使って、HDDに保存できたりするみたいです。
暫くすると、サムネイルが表示されました。
しかし、サムネイルが表示されるのに余りにも時間が掛かり過ぎ!
はっきりいって使い物にならない程時間が掛かります。この画面でリモコンでスクロールさせると、またアイコン表示、暫くしてサムネイル表示の繰り返しです。
想像ですが、SDカードへのアクセスに時間を要しているのかもしれません。高速のSDカードを使えば、快適になるのかもしれません。(後日検証して見ます)
最後に、外部ストレージを試して見ました。
先程のデジカメを、USBで接続したまま、外部ストレージを選択すると、デジカメが、今度は外部ストレージとして表示されました。
併せて、SDHCのSDカードをフロントパネルのSDスロットにも挿しています。
今度は、サムネイルの表示も速く、サムネイルの表示方法も変わってしまいました。
こちらの方が遥かに快適です。
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第一印象
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これまでは、テレビでPCコンテンツを表示するためには、グラフィックボードのDVI出力をHDMIに変換してPCの画面設定から、画面のプロパティを設定して、2画面表示としてセカンドディスプレイに動画や静止画を表示するか、メディアに書き込み、Blu-Rayプレーヤーで再生するしかありませんでしたが、このメディアプレーヤーを使うと、操作性の良さにびっくりします。
PCでは、従来通り他の作業をしながら、簡単に動画再生が出来ます。
ビデオ編集をして、メディアに書き出す前の確認作業としては最適だと思います。
また、他の部屋からPC内の動画を再生できたり、TUTAYA TV,acTVilaが見れることも大変うれしい事だと思います。
最近のテレビは、ネット機能が充実していますが、acTVilaや、TUTAYA TVを見るためにTVを買い換えることも無いので、古いTVで最新のネット機能が使えることも良いことだと思います。
このAV LS-700には、イーサコネクターが2個(HUB)付いているので、ルーターとPCの間に接続することも出来ます。
但し、AV LS-700のイーサは100Mbpsなので、PC間でファイル転送を行う際には注意が必要です。
私の場合、ルーター/ハブからPCまで、全てギガビットなので、70GB程度のファイルも15分程度で転送できるのですが、AV LS-700を、ハブとPCの間に入れると、1時間以上掛かってしまいます。
また、色々試して、このレポートを追記したいと思います。
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ニコニコ動画のビットレート違反により。ニコニコ動画サイドで再エンコードされて、画質低下していたのを改善しました。
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カメラプレーヤーのレビュー時に、前回デジカメがPanasonic DMC-FX30だったので、今回
を使って見ました。
DMC-FX30をカメラコントロールで繋いだ再には、SDカードが、SanDiskの2GBのメモリーカードでしたが、今回のメモリーカードは、
class10の
です。
DMC-FX700は、AVCHDでFullHDの動画が撮影できます。
カメラコントロールを選択すると、
・MATSHITA DMC-FX700 AVCHDビデオカメラ
・MATSHITA DMC-FX700 DICMデジタルカメラ
という選択肢が現れました。
Panasonicでもなく、MATSUSHITAでもなくMATSHITAと表示されました。
AVCHDビデオカメラを選択すると、撮影した動画がサムネイル表示されますが、4:3で左右方向に圧縮されたサムネイルが表示されます。
動画を選択すると、再生が始まり、ワイド画面(16:9)いっぱいに表示されました。
次に、デジタルカメラを選んで見ました。
DMC-FX30より、遥かに早くサムネイルが表示されます。
決して使い勝手が良い訳ではありませんが、デジカメはUSB2,0の接続なので、ハードウェアのパフォーマンスの違いもあると思いますが、class10のSD Cardのパフォーマンスで、サムネイルの表示が多少速くなったのではないかと思います。
最後に、2.5inch 320GB HDDを外部ストレージとして接続してみました。
7,200rpmのHDDで、シーケンシャルリードは80MB/sec程度のものです。
多少のもたつきはありますが、動画をストレージして楽しむには良い機能ではないでしょうか。
まだ、短時間でのレビューではありますが、AVeL Link Player LS-700は、PCや外部ストレージに溜め込んだ動画を簡単な操作でテレビに映す事が出来るとっても便利なプレーヤです。
AV LS-700を別の部屋に設置すると出来ませんが、PCのファイルエクスプローラーで動画ファイルを右クリックして、AV LS-700で再生させる事が出来ます。
この機能は、レスポンスも良く、メニューをたどる事無く簡単にテレビにPCの動画が再生できるので、私は一番良い機能だと思いました。
今後も、ビデオ編集後にディスクメディアに書き出す前の確認用として活用させて頂きます。
最後になりましたが、レビューワーに選んで頂いたgigsowのスタッフの方々及びIO DATA様に深く感謝したいと思います。
operaさん
2010/12/17
Picardさん
2010/12/18