レビューメディア「ジグソー」

コストパフォーマンスに優れたPC

この度、プレミアムレビューに当選させて頂きました。
AMD Phenom II X4 810(2.6GHz)からX4 955(3.2GHz)への交換についてレビューを予定しておりましたが、内容を変更して、1,SILKYPIX Developer Studio Proを使用してのRAW現像と、2,Windows7に向けたパフォーマンスUP方法をレビューしていきたいと思います。

■Pavilion e9160jp 詳細レビュー

【AMD製CPUを搭載し、優れたコストパフォーマンス】

Pavilion e9160jpはAMDのPhenom II X4シリーズを搭載する、ハイパフォーマンスデスクトップPCです。AMDのクアッドコアCPUであるPhenom II X4 810(2.6GHz)あるいは925(2.8GHz)を搭載、メモリもDDR3-1066とパフォーマンス重視の設定となっています。それでいて、標準構成で6万円前半~というプライスは、かなりお買い得かと思います。

【全構成において、ビデオカード標準搭載】

オンボードのGeForce 9100によるビデオ機能ではなく、ビデオカードが標準となっているのも特徴です。バリューPCの多くはオンボードのビデオ機能を利用しますが、オンボードの場合はメインメモリの帯域をビデオ機能が共有で使用する上、ビデオチップの世代としても一昔前、あるいは中~低クラスの機能しか持たない場合が多く、3Dゲームなどの利用において不利になることが多々あります。この点、増設ビデオカードが標準構成となっているのはパフォーマンスの面から見ても極めて効果的です。

さらに、最近になり普及しつつある、GPGPU機能を使用することも可能です。NVIDIAであればCUDAが、AMDであればATI Streamが利用可能ですので、対応するアプリケーションによってビデオカードを選ぶのも良いかと思います。
ビデオカードの種類もnVidiaのGeForce GT220 1GB(標準搭載)やGTS250 1GBのほか、AMDのRadeon HD 4850 1GBなどの全4種類から選択可能です。

【マザーボード M2N78-LAについて】

Socket AM3とDDR3 DIMMソケット4本、PCI-Express x16スロットを1基とx1スロットを4基実装した、MicroATXフォームファクターのM2N78-LAというマザーボードを搭載しています。PCIスロットが1本もありませんので注意が必要です。
チップセットはGeForce 9100、SATAコネクタ×4となっています。

M2N78-LA仕様詳細
http://h10025.www1.hp.com/ewfrf/wc/document?lc=ja&dlc...

【意外に拡張しづらいミドルタワーケース】

HPパーソナル・メディア・ドライブとHPポケット・メディア・ドライブ用のベイがある関係で、内部の拡張性は高くはありません。3.5インチシャドウベイ×2、5インチベイ×2となっており、5インチベイはカバーが付いていますので、光学ドライブ以外は装着不可となります。
PCI-E x16スロットはちょうどケースに空間がありますので、RADEON HD 4850でも余裕で収まります。おそらくRADEON HD 5870クラスでも内蔵出来そうな感じです。

ケース自体の造りは割と薄めの鋼板で出来ており、サイドパネルは軽くたわんでいます。本体にはめるとしっかりと収まりますが、安さがにじみ出ています。

【電源ユニット】

電源はAcBelのAPI5PC57、出力は460Wですが、3ラインに分かれた+12Vがそれぞれ16A、15A、8Aとなっています。ケースに内蔵可能なデバイスの数も限られますし、ビデオカードを増設しても電源容量としては十分足りるかと思われます。

【独特なエアフロー】

通常のタワーケースとは異なり、マザーボードが左側面に位置している構造となっています。このため、CPUは底面に、PCI-Eスロットが上に来るレイアウトとなります。
電源ユニットが天地逆に取り付けられているのも特徴的です。通常はケース上部にたまった熱気を電源ユニットを通じて排気を行いますが、電源ユニットは天板にある吸気口からエアーを吸い込み、排気します。このため、電源ユニットはケース内部のエアフローにはまったく関係しません。
フロントパネルは下部にスリットがあるものの、通気はあまり期待できません。サイドパネルには、5インチベイと電源ユニットの間に小さい吸気口と、3.5インチベイとCPUの位置に大きな吸気口が設けられています。ここから吸い込まれたエアーはケース下部の92mmファンで排気されます。

CPUの排熱はすぐ横にあるケースファンで行うので良いとしても、ビデオカードの排熱とかはどうなるのか気になるところです。3Dmark06をフル回転していても、熱暴走することはありませんでしたので、問題はなさそうですが…。

簡単なエアフロー図を書いてみましたので、参考にどうぞ。

【静音性】

CPUは電圧制御の80mmファン、ケースファンは92mmと、最近のトレンドからいえば口径の小さいファンを搭載していますが、ノイズは通常使う分には気にならない程度の音量に収まっています。そのかわり、CPUはアイドル時で40度(CoreTemp読み)とお世辞でも冷えているとは言い難く、CPU温度を犠牲にして静音を保っているというセッティングになっています。
CPUがフル稼働した場合には、8cmファンの騒音もそれなりにします。ケースの鋼板はかなり薄く、吸気口が大きく開けられていますので、ケースによる防音はそれほどでもありません。
電源ユニットは12cmファンとなっており、ノイズは目立ちません。

【HPパーソナル・メディア・ドライブとHPポケット・メディア・ドライブについて】

簡単に言えば、USB接続のHDDケースに入ったHDDになります。HPパーソナル・メディア・ドライブは3.5インチのHDDを使用し、容量500GBと1TB、HPポケット・メディア・ドライブは160/250/500GBの容量から選択可能です。
HPパーソナル・メディア・ドライブは、HDDを増設したい場合に、HPパーソナル・メディア・ドライブは、持ち歩けるポータブルHDDを使いたい場合に、という具合に用途が分かれています。
簡単に内蔵のHDDを増やせるのは手軽でわかりやすいですし、大きなメリットかと思います。

便利といえば便利そうなのですが、個人的には2.5インチHDDであればUSBの外付けか、あるいはFlashメモリを使用し、3.5インチHDDであれば内蔵で増設した方が速度的にもメリットがある(SerialATAだと100MB/秒を超える速度が出ますが、USBだと30MB/秒程度しか出ません)ことと、ケースに内蔵されているため発熱が気になることもあり、使うことはなさそうな気がします。

【まとめ】

なによりも、クアッドコアCPUを搭載し、ビデオカードもGeForce GT220が標準搭載され、6万円台前半というプライスはかなり衝撃的です。
ケースについては安っぽさは感じるものの、通常使うには十分な強度は確保されているので問題ありません。

・メリット
クアッドコア搭載でこの価格。極めてコストパフォーマンスが良い
ビデオカードを標準搭載しており、3Dのパフォーマンスに優れる
ビデオカードのGPGPU機能を使って処理の高速化が図れる
DDR3メモリ標準搭載

・デメリット
HPパーソナル・メディア・ドライブとHPポケット・メディア・ドライブ用のベイが場所をとっている
CPUクーラーが安っぽく、高負荷時にノイズ源になりやすい
3.5インチシャドウベイが2基しかないため、HDDの搭載数に限りがある

いくつかデメリットはあるものの、そう大きな欠点ではありません。電源ボタンが上部にあり、使い勝手が分かれるところですが、床に置くことを考えると使いやすい位置かと思います。
ケースの高さは、個人的にはHPポケット・メディア・ドライブ用のベイを無くして、その分全体の高さを下げて欲しかったところです。

クアッドコアでコストパフォーマンスの良いPCを探している場合に、Pavilion e9160jpはかなりおすすめです。

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2011/7/3
今まで頂いたプレミアムレビューのその後レビューをちょろっと追記コーナー

頂いてからサブマシンとしてファイル置き場やゲーム用として役に立っていたe9160jpですが、今では実家のメインマシンとして元気に役に立っています。
OSはWindows7の64bit版を入れていますが、今でも現役でサクサク動きます。
当分の間は現役で活躍してくれそうです。

27人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (13)

  • ちょもさん

    2009/10/12

    ■SILKYPIX Developer Studio Proを使用してのRAW現像

    Nikon D40およびPanasonic LUMIX DMC-LX3でのRAW現像にチャレンジしてみました。
    使用したPCは下記の通りです。

    1,HP Pavilion e9160jp
    OS:WindowsVista HomePremium
    CPU:AMD Phenom II X4 810(2.6GHz)
    メモリ:DDR3-1066 4GB(2GB×2)
    ビデオ:AMD RADEON HD 4850 1GB
    HDD:WesternDigital WD5000AAKS×2 RAID0 ストライプ構成(オンボードRAID)

    2,Core2 Quad Q6600 自作PC
    OS:Windows7 Professional x64
    CPU:intel Core2 Quad Q6600@3.2GHz オーバークロック
    メモリ:DDR2-1066 8GB(2GB×4)
    ビデオ:AMD RADEON HD 4870 512MB
    HDD:WesternDigital WD740GD×3 RAID0 ストライプ構成(オンボードRAID)

    3,HP ProLiant ML115
    OS:WindowsXP Professional x64 Edition
    CPU:AMD Athlon X2 4600+(2.4GHz)
    メモリ:DDR2-800 2GB(512MB×4)
    ビデオ:NVIDIA GeForce 7600GS
    HDD:ST3500320NS

    3008×2000ピクセルのRAW画像を20枚用意し、バッチ処理でJPEGに現像する時間を測定しました。すべてOSが異なるので、あまり厳密な比較にはなりませんが…
    設定は基本設定-現像結果保存設定を「JPEG最高品質」に、拡張設定-アンシャープマスクを「現画像向け強め(70% 0.6px 1Lv)」に設定しています。そのほかの設定は初期状態のままです。
    ベンチマークの結果は下記の通りです。

    1,HP Pavilion e9160jp:65秒
    2,Core2 Quad Q6600 自作PC:42秒
    3,HP ProLiant ML115:136秒

    SILKYPIX Developer Studio ProはマルチCPUに対応したアプリケーションですので、コア数の差が明確に現れています。
    さすがに3.2GHzにOCしたQ6600には適いませんが、Athlon64 X2 4600+と比べると半分以下の時間で作業を完了しています。4コアとクロックの違いが出ているように感じます。
    HDDの速度が1および2のみRAID0で、3は通常のHDDとなっていますが、HDDの差によるベンチマークへの影響は2秒程度となります。

    Q6600OCと比べると遅くなりますが、それでも約1分とストレスを感じない時間でRAW現像を完了しました。
    2番のCore2 Quad Q6600はFSB400MHz×8設定であり、Core 2 Extreme QX9770と同等レベルでのベンチマークになっています。QX9770は発売当時16万円を超えるCPUであることを考えると、6万円台前半で購入できるPCとしてはかなり健闘しています。

    1枚ずつのRAW現像であれば、体感速度では1と2ではまったく差はありません。さすがにAthlon X2 4600+レベルになると明らかに体感できる差が生じます。Core2 DuoシリーズのCPUを搭載したPCや、Athlon64 X2などの2コアCPUと比べると、RAW現像での差はかなりのものがあります。それ以前の、Pentium4世代のPCと比べると、雲泥の差ではないでしょうか。

    CPUもクアッドコアでかつビデオカードも標準で搭載されているというパワフルな構成にもかかわらず、6万円前半というコストパフォーマンスはかなりインパクト大です。
    RAW現像においてもクアッドコアは十分に効果しており、デュアルコアと比べると圧倒的な処理速度を誇ります。

    惜しむべくは、あと2台のHDDを内蔵できれば、内部でRAID1構成のデジカメ画像用HDDを構築出来るのですが…。おそらく、フロントパネルにあるバックアップボタンを使えば一発でバックアップ可能ですので、HPパーソナル・メディア・ドライブにデータはバックアップしなさい、ってことなんだと思いますが、ちょっと残念なところです。
  • ちょもさん

    2009/10/16

    【Windows 7に向けたパフォーマンスUP】

    Windows7の登場まであとわずか、WindowsVista HomePremiumが搭載されているe9160jpですが、無償アップデートの対象にもなっていることもあり、将来的にWindows7への移行を考えている方も多いかと思います。

    Pavilion e9160jpはWindows7(というか、WindowsVistaでも同様ですが)を快適に使用するにあたって必要なスペックは十分満たしていますが、一つ気になるといえばHDD周りの速度でしょうか。
    Windows7ではSSDが正式にサポートされますが、SSDはいまだ発展途上のデバイスであり、性能向上もめざましい反面、安定して使用できるようになるまで、もうしばらく時間がかかるのではないかと思われます。
    そこで、手っ取り早くHDDを高速化する方法として、今回はSSDではなくHDDを2台利用してのRAID0構成への変更を行ってみました。

    【RAIDとは】

    RAIDとはHDDを複数台使用して冗長性を持たせたディスクアレイ(複数のHDDを1つにまとめたもの)を指します。用途に応じて様々な形態がありますが、個人用で一般的に使われているのは、RAID0とRAID1となります。

    RAID0は2台以上のHDDに同時にデータを書き込むことで、理論上速度が倍になります。[1][2][3][4]というデータで構成されたファイルがあるとすると、1台目のHDDには[1]と[3]を、2台目のHDDには[2]と[4]というように2台同時にアクセスすることで高速化を行います。デメリットとしては、片方のHDDが故障すると、他方のHDDには部分的なデータしか残りませんので、データの復旧は不可となります。

    RAID1は2台のHDDを使用し、両方のHDDにまったく同一のデータをそれぞれ書き込むことによって、片方のHDDが故障しても他方のHDDからデータを読み出すことが可能になりますので、信頼性が向上します。デメリットとしては、たとえば500GBのHDDを2台用意しても、RAID1構成では500GBの容量しかありません。デジカメの写真など、消えると復旧ができないデータの保存などに適しているかと思います。

    【RAID0構成に移行してみる】

    e9160jpは、出荷時にRAID0およびRAID1構成とすることも選択できますが、標準構成の320GBのHDDから、OSの内容はそのままRAID0への移行をチャレンジしてみました。
    移行にあたっては、HD革命CopyDrive ver2.5プロフェッショナルを使用しました。ハードディスクを丸ごとコピーするソフトウェアなのですが、Windows上から操作可能ですので、RAID構成などの特殊なドライブも扱えるのが特徴です。

    移行するにあたり、下記の手順で作業を行います。
    1,同一型番のHDDを2台用意(今回はWesternDigitalのWD5000AAKSを使用)
    2,e9160jpの使用していないSATAコネクタにHDDを2台とも接続
    3,BIOS起動後のRAID管理画面で、500GBのRAID0アレイを構築
    4,Windows起動後、新しいドライブとして認識されることを確認
    5,HD革命CopyDrive ver2.5をインストールし、320GBのHDDの中身を丸ごとコピー(リカバリ領域のDドライブも含む)
    6,コピー完了後PCをシャットダウンし、320GBのHDDを取り外す
    7,RAID0構成のHDDから正常に起動することを確認
    8,Partition Liteを使ってCドライブの空き容量を変更

    【RAID0によるベンチマーク】

    標準で搭載されていたHDDは、WD3200AAJS、320GBの1プラッタ構成のHDDで、2008年春に登場したモデルで、回転数は7,200rpm、キャッシュ8MBとなります。今では500GBプラッタのHDDが登場していますが、それなりに高速なHDDです。
    RAID0構成で使用したWD5000AAKSは250GBプラッタ(最新は320GBプラッタになっている)で、WD3200AAJSよりも古いHDDとなります。今回はストライプサイズをシーケンシャル性能が有利になりやすい、128Kで設定しています。

    CrystalDiskMark 2.2によるベンチ結果

    WD3200AAJS単体:WD5000AAKS-RAID0
    シーケンシャルリード 90.54MB/s:164.0MB/s [181%]
    シーケンシャルライト 89.84MB/s:145.3MB/s [162%]
    ランダムリード512K  31.72MB/s:56.50MB/s [178%]
    ランダムライト512K  47.87MB/s:115.7MB/s [242%]
    ランダムリード4K   0.376MB/s:0.946MB/s [252%]
    ランダムライト4K   1.415MB/s:4.079MB/s [288%]

    結果は、標準時に比べて大幅に性能が向上しています。特に、ランダム性能での性能向上がめざましく、実際に体感でも差が生じるレベルとなっています。
    ランダム性能の向上はOS起動時などにも影響が出ますので、効果としてはかなり大です。

    デメリットとしては、有料のソフトウェアが必要、片方のHDDが故障すると全データが読めなくなる、騒音が増えるといったところでしょうか。有料のソフトウェアが必要な点については、リカバリメディア作成→再セットアップで代用可能かと思いますが、故障時の問題や、騒音については回避策がありませんので、仕方ないとあきらめる他なさそうです。

    出荷時にRAID0構成にすることも可能ですが、今では1TBのHDDが7,000円を切っている状況ですので、2TBの高性能HDDが1万5千円程度で構築できると考えると、かなりお得です。
    でも、HPでカスタマイズ時に2TBのRAID0構成にしても、+15,750円なんですね…安っ。同じ15,000円で、標準の320GB HDD+2TB RAID0構成にするか、RAID0移行への手間を考え最初からRAID0構成にするか、なやむところですね…
  • ちょもさん

    2009/10/17

    左の写真はe9160jpのRAID BIOS設定画面です。
    接続したHDDが左のFree Disksに表示されますので、アレイ構成に加えたいHDDを右のArray Disksに移動します。ここでは2台のWD5000AAKSを追加しています。
    Stripe Blockの大きさを変える場合には、[Tab]キーを押してStripe Blockの項目へ移動し、Optimalになっている値を変更します。

    HDD用のシャドウベイを取り出すときに、わかりづらいのが2枚目の写真の、○で囲った部分です。ここがロックされていますので、柄の長いドライバなどで押し込み、ベイ自体を左側へスライドして取り外す必要があります。
    一応絵で注意書きがあるものの、わかりづらいと思いますので注意が必要です。
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