レビューするにあたり、使用するＰＣはこちら。

①メイン：SONYのVAIO typeR master VGC-RM75UDL4
CPU：Core 2 Quad Q9450(2.66GHz)

メモリー：DDR2-800 3GB
グラフィックス：ATI/RADEON HD 5770(換装)

ＯＳ：Windows 7 Ultimate（アップグレード）

②サブ：マウスコンピューターのm-Book P650X
CPU：Core 2 Duo T9400 (2.53GHz)

メモリー：DDR2 SO-DIMM 4096MB PC2-5300 (2048MBx2)
グラフィックス：NVIDIA(R) GeForce(R) 9600M GT

ＯＳ：Windows 7 Home Premium（アップグレード）

再生画面右下の「3D」アイコンをクリックした後、「３Dをオンにする」を選択します。

再び画面右下の「3D」アイコンをクリックし、「他のオプション...」を選択した後、「インターリーブ」を選択します。

三度画面右下の「3D」アイコンをクリックし、「垂直」を選択したら準備完了です。

①「IO DATA RockVision 3D ロックビジョン 3D サンプル動画１」

私が見た中で、この方式が一番立体に見えます。
非常に奥行きのある映像です。
１つの画面の中で、複数の立体物に高低差が見られるほどです。

②「ケータイ刑事　銭形結　3D」

日本で初めて3Dドラマ配信された作品だそうです。
上記と同じ方式ですが、飛び出して見えるというより、奥行き感のある映像です。
２Ｄを加工したものかなと感じたのですが、ちゃんとした３Ｄカメラによる撮影だそうです。
同じ方式でも、全然違って見えます。

③『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』

2006年に製作されたＯＶＡに、完全新作を加えた作品ですので、
書き直された「電脳インターフェイス描画」などは飛び出して見えますが
旧作部分はそのままか、奥行きのある映像に留まっています。

DVDドライブにDVDを挿入するとタイトルが表示されるので、選択してクリックします。

重要な深度の設定 「深さの感覚」では3Dの深度（奥行き感）の調整が行えます。立体的に見えにくい場合は、＋方向に調整することで奥行き感が増します。

音楽
①COMPLEX　BE MY BABY＜ビデオクリップ＞

6曲目の「MAJESTIC BABY」だけ奥行き感が出ました。
激しすぎる動きも、暗すぎる画面も苦手のようです。

②BOØWY　1224＜ライブ映像＞

明るい画面、上半身のアップ、深度ＭＡＸの条件でかなり奥行きを感じるようになります。
引きでもアップでもだめなのでこれまた目が疲れる。

③レッド・ツェッペリン DVD 初回限定生産＜ライブ映像＞

かっこいい、そうじゃなくて変化なしです…。

④坂本真綾LIVE TOUR 2009 “WE ARE KAZEYOMI!”＜ライブ映像＞

深度60～７０にするとかなり奥行き感のある映像になる。
歌手、演者、セットの深さが明確に違って見えます。
セット奥にスクリーンがあり、ＣＧを流しているのですが、それがかなり浮いて見えます。

洋画
①グッドモーニング,ベトナム

引きの画面だと、多少奥行きが見られる。
場面によっての落差が激しい。
非常に目が痛い。

②がんばれ！ベアーズ

まったく変化なし

③刑事ジョン・ブック　目撃者

ほぼ変化なし。

アニメ
① 人狼 JIN-ROH DTS Edition [DVD]

ほぼ変化なし。

②COWBOY BEBOP the Compilation 1

ほぼ変化なし。

手元にあるDVDをいろいろ再生してみました
1つのタイトルでも、場面によりけりですが、奥行きや臨場感は増しているとおもいます。
もちろん、最初から3Dとして作られている映像（私が見た中では、YouTube 3D）に比べたら立体感など比べ物になりませんし、場面ごとのでバラつきが酷いです。
たまに非常に効果的に3Dに見えるときがあるので、見続けていると、目が…。
ただ、現在のソフトだと、私の眼には違って見えないタイトルの方が多いですが。

ドライバーをインストールして、USBケーブル１本接続するだけで（電源不要）すぐに使え、遅延もないのはすばらしいと思いました。
現在は普通なのかもしれませんが、これしか知りませんので。

着脱式スタンドが非常に良く動くので、ベストポジションに固定できました。

本体に挿入できる、付属スティック状のスタンド、カバーまで付いていて持ち運びのことまで考えられていると思います。

利用シーン

オンラインゲームをしながら攻略情報検索。　オンラインゲームをしながらジュークボックス。

ネットを見ながら建設を監視。　ネットを見ながら介護対象者の監視。

以前のレビュアー募集で、下記の商品を頂いていたので

「net.USB」で利用できるか試してみました。

直挿だと接続切断を繰り返し、きちんと認識されませんでした。

（バスパワーの）USBハブを咬ましたところ…。

接続に成功！問題なく使えます!!

この組み合わせで、何かできませんかね。

何も浮かばない…。

○良い点
・初期設定は非常に楽でした。
画面を追っていくだけで、誰にでも設定できると思います。
・「net.USB」が使えるとは。（個人的に大変助かりました）
使いようによっては自宅、会社で役立つかも。（現在思い浮かびませんが…。）
・３Ｄ用に作られた映像は本当に飛び出して見えました。
同じ方式の３ＤＳを見たときは、奥行き感しか感じませんでした。
・今回のレビューで初めて、「YouTube 3D」という動画が、あんなにもたくさんアップされているのを知りました。
３D動画に興味がある人にとって「RockVision 3D」は、これ以上ない入門機だと思います。
ただ、３D以外の用途で考えると、サイズに対しての価格、HDMIの有無、CPRM非対応などのことを考えると、別の選択肢になるかと。

○改善して頂きたい点
・スタンドを付けた状態で折りためれば、持ち運びの際に便利だと思いました。
I-O DATAさんの他のサブディスプレイで、近いものがありますが。
・兎にも角にも眼が疲れるので、私には映画１本も難しそうです。
・ソフト面ですが、Total Media Thiatre5を最新版にアップデートしてあっても、「今すぐ更新」を押すと何度でも更新できてしまいます。

最新版になっていたら「更新の必要はありません」と表示されるようにして欲しいです。
・Total Media Thiatre5の２Ｄ→３Ｄ変換は売りなんでしょうが、無理やりすぎるせいか眼へのダメージが激しすぎます。
・電源のON・OFF的なことは出来ないのでしょうか?

○他
・当初バスパワーのUSBハブに接続したため、不安定で利用できませんでした。
（オンラインマニュアルに、利用不可と記載がありました。）
・私の環境ですと、VAIO内蔵のStationTV Digitalによる地デジ再生、VAIO Media plusによる録画番組の再生ができないのは、わかっていたことながら残念です。

　最後にこのたびは、レビューをさせていただく機会をいただきまして、株式会社アイ・オー・データ機器様、zigsow株式会社様及び関係者の皆様、ありがとうございました。

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