レビューメディア「ジグソー」

ハイエンドSSDによる異次元の新世代ストレージ体験です♪

最初にこの様なレビューの機会をお与え下さいました
zigsow様、Intel様、プレミアムレビュー関係者の皆様、
本当に有難う御座います!



レビューの概略は

・概要
・使用部品の説明
・基本性能
・RAID環境構築
・ベンチマーク
・実環境での体感レビュー
・RAIDカード等詳細設定
・レビューまとめ♪

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と考えております♪

ベンチマーク測定は、
【CrystalDiskMark Nano Pico Edition】
http://zigsow.jp/cdm/
を使用いたします。

※1000MB×5回を基本の設定としております。

使用部品の紹介です♪
使用部品の紹介です♪


【レビュー対象】

〇型番:
510 Series SSDSC2MH250A2K5
〇容量:
250GB
〇サイズ:
2.5インチ

※参考
メーカー製品情報ページ

※引用
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モデル名 ・インテル Solid-State Drive 510 シリーズ
ディスク容量・250GB
NAND 型フラッシュ・コンポーネント 34nm インテル NAND 型フラッシュメモリー マルチレベル・セル (MLC) 演算品質コンポーネント
読み出し・最大 500 MB/s (SATA 6 Gb/s)
読み出し・最大 265 MB/s (SATA 3 Gb/s)
書き込み・最大 315 MB/s (SATA 6 Gb/s)
書き込み・最大 240 MB/s (SATA 3 Gb/s)
読み出し遅延時間 65 マイクロ秒 (120GB、250GB)
書き込み遅延時間 80 マイクロ秒 (120GB、250GB)
ランダム IOPS・ランダム 4 KB 読み出し:最大 20,000 IOPS
ランダム IOPS・ランダム 4KB 書き込み:最大 8,000 IOPS
インターフェイス・ SATA 1.5 Gb/s、3 Gb/s 対応
フォームファクター・2.5 インチ
高さ・厚さ 9.5 mm
重さ・80 グラム (± 2 グラム)
消費電力動作時・標準 380 mW
消費電力アイドル時・標準 100 mW

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レビュー対象SSD到着♪

まずこんな感じで、3台まとめて到着しました♪

3台並べて♪


パッケージ(正面)
パッケージ(正面)

パッケージ(裏面)
パッケージ(裏面)

パッケージ(モデル詳細)
パッケージ(モデル詳細)

パッケージ(右横)
パッケージ(右横)


パッケージを開封してみます♪

同梱品ですが、
同根品一覧♪
同根品一覧♪

〇SSD本体
〇マニュアル
〇ドライバCD
〇ペリフェラル 右SATA電源変換ケーブル
〇SATAケーブル
〇3.5インチマウンタ
〇SSDシール♪

と様々な環境への組み込みを前提して、
便利なパーツも同梱されておりました♪
電源の変換ケーブルやSATAケーブルはうっかりしがちでもあるので、
とても助かります(笑)♪

〇SSD本体詳細♪

(表)X-25や320シリーズより落ち着いた印象です♪
(表)X-25や320シリーズより落ち着いた印象です♪

(裏)さっぱりした感じです(笑)
(裏)さっぱりした感じです(笑)

(端子部分)
(端子部分)


次にレビューに使用するパーツ等を紹介したいと思います。

LGA1366(X58)環境。

〇OS:
Windows 7 Enterprise 64Bit
〇マザーボード:
Rampage Ⅲ Formula
〇CPU:
Core i7 950(LGA1366/3.06 GHz/TB時 3.33 GHz/3 チャンネル/4コア/8論理コア/HT/キャッシュ8 MB)
〇CPUクーラー:
サイズ 刀3クーラー SCKTN-3000
〇ケース:
「CM690 II Plus」 ATXケース RC-692-KKN1
〇電源:
サイズ 80PLUSシルバー電源 超力2ノーマル 850W SPCR2-850
〇ビデオカード:
SAPPHIRE HD 5770 1G GDDR5 PCIE DUAL DVI-I/HDMI/DP (PCIExp 1GB)
〇光学ドライブ:
GH24NS50BL-B/K
〇メインSSD:Crucial RealSSD C300 64GB CTFDDAC064MAG-1G1
Crucial RealSSD C300 64GB CTFDDAC064MAG-1G1
〇RAID1-HDD1:
WESTERN DIGITAL 3.5インチ内蔵HDD 1TB SATA/6.0Gb 7200rpm 64MB WD1002FAEX-R
〇RAID1-HDD2:
WESTERN DIGITAL 3.5インチ内蔵HDD 1TB SATA/6.0Gb 7200rpm 64MB WD1002FAEX-R
〇メモリ1:
Corsair DDR3 1600MHz 6GB 3x240 DIMM Unbuffered 9-9-9-24 CMX6GX3M3A1600C9
〇メモリ2:
Corsair DDR3 1600MHz 6GB 3x240 DIMM Unbuffered 9-9-9-24 CMX6GX3M3A1600C9

LGA1155(H67)環境。


〇OS:
Windows 7 Enterprise 64Bit
〇マザーボード:
BOXDH67CFB3
〇CPU:
Core i3 2100T BOX
〇ケース:
W-BM651B/160
〇ケースファン:
X-FAN 80mmファン RDL8015S
〇SSD:
Intel SSD 80GB SATA 2.5 SSDSA2MH080G2R5
〇メモリ:
CFD 240pin PC3-10660(DDR3-1333) DDR3 4GB(2GB x 2枚組) W3U1333Q-2G

以上の2環境で主にテストを行ないました♪

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レビューSSDの基本性能のレビューです♪
レビューSSDの基本性能のレビューです♪


まずは、SSD単体での性能をチェックしたいと思います。

以下はLGA1366(X58)ソケットのRampage III Formulaを使用しての比較を行います。



まずはもっとも一般的なSata2.0に接続してみます。

【Intel 510 Sata2.0 】
【Intel 510 Sata2.0 】


Sata2.0接続でも通常用途ならば、十分な速度が出ております。

例えば、現時点での環境が、Sata2.0のみで有ったとしても、

Sata3.0対応のSSDであることを考えると将来の移行を見据えての選択も考えうる速度が出ています。

次はM/B上のSata3.0接続です♪

【Intel 510 Sata3.0(M/B上Marvell 9128) 】
【Intel 510 Sata3.0(M/B上Marvell 9128) 】


Marvell 9128に関しては、チップの関係で、360MB程度が上限となっているため、
十分な速度は出ておりますが、公称値にはかなり劣る結果になっています。

510と同じ様にSata3.0対応のSSDとして話題となりましたC300のベンチを見てみましょう♪

【C300 Sata3.0(M/B上Marvell 9128) 】
【C300 Sata3.0(M/B上Marvell 9128) 】


Readはともかく、Writeがかなり悲惨な事になっています。。
もともと最も安価な64GBであるため、Writeは弱いですが、
劣化も含めた可能性も感じる結果となってしまいました。。

今度は同じIntel SSDですが、Sata2.0仕様の320シリーズです。

【Intel 320 Sata2.0 】
【Intel 320 Sata2.0 】


こちらはやはりバランスの取れたIntelSSDの良さがはっきりと出ていますね♪
Writeの良さも光っています。

以下は参考として、SSD以外のストレージ性能を見てみましょう。

今度はUSBメモリです。まずはUSB2.0接続。



【DT_RUF3 USB2.0】
【DT_RUF3 USB2.0】


次はUSB3.0接続。

【DT_RUF3 USB3.0】
【DT_RUF3 USB3.0】


次にHDDを見てみましょう。こちらのHDDはキャッシュが64MBが実装してあり、

Sata3,0対応を謳っています。但しHDDの帯域などを考えると、Sata3.0を活かせるとは言えないでしょう。





【WD1002 RAID1 Sata2.0】
【WD1002 RAID1 Sata2.0】


こちらは外付けディスクです。USB2.0とLANが排他仕様ですが、LANは余りにも遅いので、USBで(笑)



【HD-CELU2】
【HD-CELU2】


さてここまでの結果は皆さんもある程度予想されていると思いますが、

SSDのReadの良さが光ると言えますが、

Sata3.0を活かす上でM/Bオンボードのみでは、

チップセットの関係が有って性能が頭打ちになっている現状が改めて確認出来たと思います。。

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RAID環境構築です♪
RAID環境構築です♪


さてここからは、本題で有りますSSDを活かしたRAID0によってさらなる性能の向上を目指してみたいと思います♪

今回のレビュー対象であります、510シリーズはSata3.0対応です。

しかし現時点でIntelチップセットのM/BではSata3.0は2ポートである為、

Sata3.0の3台環境を活かす上では、Intel環境においては、RAIDカードの増設が必須になります。。

まず、私が使用するRAIDカードの説明を致します。

〇RAIDカード:




〇ファンアウトケーブル:



RAIDを構築するには

・【1】M/B上のオンボード(ソフトウェア OR ハード)
・【2】RAIDカード(ハードウェア + ソフトウェア)
・【3】RAIDカード(ハードウェア)

等有りますが、私が選択しました【RocketRAID 2720】(以下RR2720とします。)
は2番に当たります。そのため完全なハードウェアRAIDに比べると、
パフォーマンスが落ちる面がありますが、SATA3.0対応のSSDを活かすという点では、
有る程度の性能を備えており、RAIDカード自体が、
通常のM/Bとの相性がとても出やすいデバイスで有る点も踏まえると、
コスト面も含めて、RAIDカード初心者にとってはまあ良い選択では無いかと思います♪

まずカードを見てみましょう♪
思った以上に小さいです♪


こちらのカードのインターフェイスは、mini-SAS(SFF-8087)です。
通常用途では余り見かけない端子ですね(笑)


ファンアウトケーブルをこのように接続して…


RR2720は、PCI-Express 2.0 x8に接続します。


ファンアウトケーブルのSATA端子側には、番号が振られているので、
RAIDを構成するディスクにもシール等で番号を振っておくと間違いが少ないと思います♪


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※重要!!

私の環境(X58/H67)特有かもしれないですが、

BIOSで2点の設定を間違えるとRAIDカードのBIOSが立ち上がりませんでした。。

私はこれにそうとう嵌りました。

BIOSが立ち上がらないということはOSを入れても認識されないため、

起動が出来ないと言う事です。。

起動してBIOSに入ったら【メイン】⇒【Configure SATA as】を【AHCI】にします。
オンボードのRAIDとの共存は相性が出やすいので、推奨されておりません。
この事はご存知の方が多いと思うのですが。。


さて前記の設定を行なえば通常はRAIDカードのBIOSから立ち上がるはずなのですが。。
どうしても立ち上がらなかったのです。
たどり着いたメッセージが、
【Not enough space to copy PCI Option ROM. (PCI オプション ROM をコピーするのに十分な容量がありません)】
ROMの空きスペースが無いのでオプション全体が読めないと。。
確かにRAIDカードのBIOSは大きいので注意しないと読めない可能性が有る様な話は有りましたが。。試行錯誤の末。。
【詳細設定】⇒【オンボードデバイス設定構成】と行き…

【Onboard SATA Controller】を【Disabled(無効)】にします。

これでRAIDBIOSから立ち上がる様になりました!

ちなみにOS上から見てどう違うかと言うと。。デバイスマネージャー上で、
有効時はコレ(Jmicron JMB36X Controlerが稼動しているかどうかの違い)

無効時(RAIDBIOSが立ち上がるケース)はコレ


この様な形となります。
OS上から使用するディスクのみであればBIOSを読まなくても
RAID構成の変更等は出来るので問題有りませんが、システムパーティションが認識されないのは致命傷ですのでご注意下さい(笑)

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接続して起動すると。RAIDカードのBIOSが立ち上がります。

接続されているディスクが表示されていますが、
何らかの使用をされている場合には、Statusに【Configured】と表示されています。

この場合は、【Initialize】をクリックして初期化を行ないます。すると
【Initialized】となりRAIDが構築できる状態になります。

次に【Create】をクリックして、【RAID0】を選択します。

RAIDの名前を決めます。

構成するディスクを選択します。

今回はRAID0構成なので、3台すべてを選択します。

最終確認後。。

RAIDArray(ディスクの固まり)が作成されました♪


・OSインストール

RAIDカードが認識されている上で有っても、インストールCD
OSのインストール時には、私の使用しているような半ハードウェアRAIDのカードの場合、
ちょっと手順が必要になります。

まずOSインストールのCDで立ち上げて、
新規インストールを選択します。
インストール場所の選択でRAIDカード上のディスクを選択したいのですが、
ご覧の様に、インストールOSからは見えません。。


そこで、ドライバのインストールをクリックし、
OSインストールCDを一旦はずしてRAIDカード付属のCDを挿入します。

Driverフォルダをたどり、RR272x_10を選択し…

インストールするOSに合わせてドライバを参照し(今回はWindows7)

32・64Bitを選択して…

ドライバを確認して…

インストールを行ないます。

そうすると、作成したRAIDディスクが見えるようになります。


さてうっかりしがち?なのですが、このままフォーマットを押しても
エラーが出てフォーマットできません。。
なぜかというとOSのインストールCDが入っていないからです。。
CDを入れ替えて、再度フォーマットを押すとインストール出来ます。。
これ私だけかも知れませんが、ちょっとはまりました(笑)

戻してフォーマットをするとエラーが消えるので…
フォーマット⇒パーティションを作成し…
(前のディスクイメージを使えたらとか思って少なめに最初はパーティションを切りました。。(笑))


ドライバが導入されて以降は、通常と同じくにインストールが完了しました!
およそ、20分でデスクトップまで表示されました♪

さて早速、Windows エクスペリエンスインデックスを見てみましょう♪
堂々のプライマリハードディスク7.9です!!


これで一通りOSとして使用できる準備が出来ました♪

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ベンチマークを行ないます♪
ベンチマークを行ないます♪


ここでは、このレビューの本題であります。
【CrystalDiskMark Nano Pico Edition】による
ベンチマークを行なって行きたいと思います。
まず設定の種類として、

・M/B
・ディスク数
・アロケーションユニットサイズ
・RAIDカードドライババージョン

等の組み合わせがあると思います。
検証数がかなり多数になるため、
まとめての解説になる部分が有る事をお許しくださいませ。

項目としましては、

LGA1366 旧ドライバ
・SSD×1
・SSD×2
・SSD×3

LGA1155 旧ドライバ
・SSD×1
・SSD×2
・SSD×3

LGA1155 新ドライバ
・SSD×1
・SSD×2
・SSD×3

とさせて頂きました♪
1台以外は、RAID0となっております♪

さてまずは全てのテストの中でもっともスコアが良かったベンチマークをこちらに示します♪



こちらは
・RR2720
・510 × 3 RAID0
・アロケーションユニットサイズ(64)
です♪

ここからは環境ごと&SSD台数による違いを検証して行きたいと思います♪

それぞれの名前の括弧内の数字はアロケーションユニットサイズの違いを表しています。

RR2720はストライプサイズやキャッシュサイズの変更が出来ないため、

チューニング項目はまったく無いのかと思っていたのですが、

アロケーションユニットサイズによってかなりベンチスコアに差が出たので

全パターンを検証してみました(笑)

パターンは
・規定
・512
・1024
・2048
・4096
・8192
・16
・32
・64
とあります。。

なおアロケーションユニットサイズの変更は、

フォーマット時に指定するしか有りません。。

では変更してみましょう(笑)
【コンピューター】右クリック⇒【管理】⇒【ディスクの管理】と行きます。
そして対象のディスクを右クリックして、【フォーマット】を選択します。

この時点で、指定が出来ます。

当然の事ながらデータは全削除なのでくれぐれも注意して下さい!
うっかりデータディスクをフォーマットしたりしない様に十分に注意してください。


なおアロケーションユニットサイズを確認するには(Windows7 64Bit Enterpriseの場合)
【Winキー + R】そこに【cmd】と入力します。

立ち上がったら【diskpart】と入力します。

次に【list volume】と入力するとリストが表示されます。

調べたいディスクのVolume番号を覚えて、
select volume 【Volume番号】と入力します。

その後で、【filesystem】と入力するとそのパーティションの情報が確認できます♪
この場合は2048が指定されています♪


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それでは見ていきましょう♪

ちなみに順位付けの基準はReadです。
やはりインパクトがありますので(笑)
比較表の中で最もよいスコアは、青文字、悪いスコアは、赤文字になっております。

LGA1366(X58) 旧ドライバ

・【SSD×1】

こちらはRR2720を使用した上での単体での速度になります。
M/B上と比べチップセットの制限が無いため公称値に近い性能が引き出されています♪
なお、単独でディスクとして扱う(HBA)はドライバの変更等の関係が有りましたので、
JBODとして追加してあります♪

この中で最も良かったスコア♪(64)
この中で最も良かったスコア♪(64)

比較表♪
比較表♪


・【SSD×2】

こちらは2台でのRAID0です♪
2台だから2倍とはRAIDカードの性能もあるので、
行きませんが、順当な伸びを示しております♪

この中で最も良かったスコア♪(64)
この中で最も良かったスコア♪(64)

比較表♪
比較表♪


・【SSD×3】

こちらがいよいよレビューの本命ですね♪
規格上はもう少し伸びるとは思いますが、
RAIDカードのキャッシュ量などが設定できないので、
現時点では十分に引き出されていると感じております(笑)

この中で最も良かったスコア♪(64)
この中で最も良かったスコア♪(64)

比較表♪
比較表♪


さてここからは、新しいチップセットであるH67チップセットでの性能を見てみたいと思います♪

LGA1155(H67) 旧ドライバ 環境です。


・【SSD×1】

こちらは、X58でのスコアを超えました♪(誤差程度ではありますが。。)

この中で最も良かったスコア♪(64)
この中で最も良かったスコア♪(64)

比較表♪
比較表♪


・【SSD×2】

こちらも2倍とは行きませんが、十分なスコアになっています♪

この中で最も良かったスコア♪(64)
この中で最も良かったスコア♪(64)

比較表♪
比較表♪



・【SSD×3】

X58には及びませんが、1100を超えて来ているので、

この中で最も良かったスコア♪(64)
この中で最も良かったスコア♪(64)

比較表♪
比較表♪


LGA1155(H67) 新ドライバ


・【SSD×1】

おっとっと。。随分スコアが下がってしまいました。。
単体では、オンボードのSata3.0並に下がっています。。

この中で最も良かったスコア♪(64)
この中で最も良かったスコア♪(64)

比較表♪
比較表♪


・【SSD×2】

旧ドライバに比べると100MBほどもスコアが下がっています。。

この中で最も良かったスコア♪(64)
この中で最も良かったスコア♪(64)

比較表♪
比較表♪


・【SSD×3】

新ドライバでは結局1000の壁越えが出来ませんでした。。

この中で最も良かったスコア♪(64)
この中で最も良かったスコア♪(64)

比較表♪
比較表♪


一連の検証を行なってわかったことは、
まずどういうわけかRR2720の新ドライバは確実に性能がよく有りません。。
次に同じディスクを接続するだけ(アロケーションユニットサイズを規定のまま)
だと性能が活かしきれない部分があるということ。
そして、Read基準ではありますが、64の設定時の性能が一番よかったです。
おそらくはRR2720のキャッシュサイズが64固定なので、その関係もあるかも知れないですね♪
これが、結局OS推奨の値とは違うので、
チューニング次第によってまたスコアが大きく変わる可能性も感じました♪
思った以上に細かくて奥が深いなと色々考えさせられました(笑)

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実環境での体感レビューです♪
実環境での体感レビューです♪


ここの環境比較は、

・RR2720(LGA1366-X58)
・C300(LGA1366-X58)
・X-25(LGA1155-H67)

この3環境を比較しています。
もちろんCPUの性能も大きく関わる部分なのでストレージ性能の純粋な比較にはなりませんが、
参考としてお願い致します♪


【OSインストール】
インストールも一番早く完了しました♪
ただ、OSに関しては、ディスク性能で早くなった部分も有りますが、
CPU性能による部分も大きいようですね。
(OCしたI7-875kで15分程度で済んだ事があったため。)


【システム起動】

システム起動は残念ながらRAIDカードの環境は
BIOS読みが発生するためにオンボードに比べては遅くなります。。


【Visual Studio 2010 起動】
重めの開発環境として知られる、Visual Studioですが、
高速化の恩恵が大きいですね♪


【Visual Studio 2010 フルビルド】
ビルドに関しても、確実に早くなっています♪


【2GB×1ファイルコピー】
こういった読み書き性能は最も明確に効果が現れますね♪


【4MB×500ファイルコピー】
早すぎて、1秒掛かっていない気が(笑)


【Vmware(仮想マシン)起動】
仮想マシンの起動は確かに順位通りですが、誤差以上出なかったので、
起動そのものには、恩恵が少ないのかもしれません。
ただし中のマシンのコピー等は早くなりました♪


【Eclipse 起動】
Eclipseも起動が早くなりました♪
ファイルの更新をチェックするコマンドは、
プロジェクト自体がRAID上にある場合は相当早くなりました♪


私の環境での一例でしたがOSは前述の通り、
起動時BIOSの項目にはまったため、
直接OSとしての反応という部分でのレビューが少ない事は申し訳有りません。
ただ、データやアプリケーションのフォルダとして、使用しても
とても快適&容量もまったく心配が無いためとても作業が捗るなぁと思いました♪(笑)

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RAIDカード等詳細設定を行ないます♪
RAIDカード等詳細設定を行ないます♪


さて、今度は、インストールCDからWEB管理ページを導入します。

付属のCDを挿入して、管理ソフトのインストールをクリックします。

Webソフトを選択します。

セットアップ準備中です…

セットアップ開始です。

使用許諾に同意します。

インストール先を指定します。(初期値でOK)

プログラムフォルダの選択です。(初期値でOK)

他のRAIDカードとの連携設定のようですが、
初期値がSkipで動作にも問題が無いので、このまま進めます。

【restrict to localhost access】
Web管理へのアクセス【localhost】つまりそのPCからに制限する時にチェックします。

接続ポートを指定します。(初期値でOK)

初期のユーザー名とパスワードを表示しています。

クリックすると瞬時にインストールが終わります(笑)

早速デスクトップから起動してみます♪

Windows7の場合は、この様に証明書のエラーが出ます。
推奨されていませんが、構わず開くをクリックします。

ログインIDは一番最初は
UserName = RAID
Password = hpt
となっています。

ログインすると現時点でのRAIDの状態が表示されます。
RAID0が表示されていますね♪

Maintenaceをクリックすると。。
このように削除や無効、RAIDレベルの変更などが出来ますね♪

【Event】タブ。ここはRAIDの作成やエラーなどの、
様々なログが表示されます。

【Task】タブ。こちらは状態チェックを行なうスケジュールを設定します。

【Setting】タブ。こちらでは様々な設定を行ないます。
・自動リビルド
・ログファイル保存先
・リビルド優先度
・Sbindown Idle Disk(アイドルディスクの電源OFF)
・Web管理ポート番号
・パスワード変更
・送信メール先設定
・テストメール送信
などの設定を行なう事が出来ます♪

【SHI】タブ。接続されているディスクの状態を調べる事が出来ます。
SMART情報なども分かって便利ですね♪

※システムディスク以外に限りますが。。
さてこのWeb管理でRAIDの作成なども出来ます。
作成例として元のRAIDを削除してみます。(データが全部消えるので注意!!)
ご覧の様にディスクが、空いている状態になります。
そこで【Craate Array】ボタンを押します。

・RAID種類
・Array名
・フォーマット方法
・ブロックサイズ(変更不可。)
・対象とするディスク
・Arrayサイズ
などを設定してから【Create】ボタンを押します。

メッセージとともに即座に作成されました♪


この様な形で変更・追加されたディスクはOSで使用するために初期化をする必要があります。

【コンピューター】右クリック⇒【管理】⇒【ディスクの管理】と行くと。
この様なメッセージが出ます。
この様なメッセージが出ます。

指示に従い初期化をすると未割り当ての状態になります。
それを右クリックで【新しいシンプル ボリューム(I)】をクリックします。

ボリューム ウェザードです。

サイズを指定します。

ドライブ文字の割り当てを指定します。

ディスクタイプやアロケーションユニットサイズを指定します。

最終確認です。

こうしてパーティションが出来ました♪


RAIDカードのファームバージョンアップ♪

※RAIDカードに限りませんが、ファームやBIOSのバージョンアップは慎重に行ってください。。

Highpoint社ダウンロードページ(英語です。)
http://www.highpoint-tech.com/USA_new/series_rr272x.htm

こちらを見に行った所、
ファームウェアが購入時点では、V1.0が入っており、
メーカーの最新バージョン(USAサイト)ではV1.2が出ていました。


解凍して【hptflash.exe】を立ち上げます。

コントローラーを選択して、対象のファームウェアを選択(機種を間違えない様に!)
BackUpも念のために保存をしたほうが私のようにはまりません(笑)
そして【Flash!】をクリックすると更新されます♪


ただしこの方法は日本におけるサポート会社でありますディラックでは、
正規の方法としては推奨をしていないとの回答を頂きました。

このため以下ではUSBメモリを用いてDOS起動を行いそこからBIOSの更新を行なう方法を軽く解説させて頂きます。

DOS USB作成

Windows以外のOSの場合にも参考になると思いますので、

USBメモリによるDOSからのBIOS更新手順を解説したいと思います。

通常はUSB DOSの作り方で解説されているのは、
Virtual Floppy Driveが紹介されている事が多いと思います。
こちらで作成出来る環境で有れば、簡単ですが、
Windows 64Bitの場合には、、「Windows 95/98/Me では動作しません。」
となって動作がしないので、別の方法で作成する事とします。

1
空のUSBメモリを用意します。
容量はほとんど要りません(笑)
色々詰め込むにしても32MB程度あれば十分だと思います♪


私は現在引退気味のこちらを使用しました(笑)

2
こちらのファイルをダウンロードして実行します。
ftp://ftp.hp.com/pub/softpaq/sp34001-34500/sp34457.exe
こちらはHP社のWorkstationのBIOSを更新するツールになりますが、
この中にDOS起動USBを作成できるツールが入っています♪

同意します。

インストールフォルダの指定。(初期値)

解凍後、【C:\SWSetup\SP34457\usb_boot\】と辿り、その中の【HPUSBFormatter.exe】
を管理者権限で実行します。

セットアップ開始。

同意します。

インストールフォルダの指定。(初期値)

インストールが完了です♪

デスクトップのショーカットから、
【HP USB Disk Storage Format Tool】を起動します。
・対象となるUSBメモリ
・フォーマットはFATにして下さい。
・Quick Format指定
・Sreate a DOS startup disk指定
・DOSファイルに同じく【USB_Boot】フォルダ内の【freedos】を指定します。

USBファイル内はすべて削除されるので、その削除確認です。

作成が完了しました♪

中にこの2ファイルが入っていれば正常です♪
※フォルダーオプションで、【保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)】
のチェックをはずしておかないと見れません。。

さらに先ほどのZIPからBIOS用のファイルをUSBに貼り付けます。


これでDOS用USBが完成しました♪

さてUSB DOSで起動する方法ですが、PCが起動する時に、BIOS画面に入ります。

【起動】⇒【ハードディスクドライブ】と行きます。
挿してあるDOS用USBを一番上にします。

戻って【起動デバイスの優先度】でDOS用USBを一番上にします。

これで再起動を掛けるとUSBからFerrDosが起動します。
起動したら、【LOAD】とタイプします。
更新ファイル名を聞かれるので、
【RR2720.V12】とタイプします。
保存をするか?と聞かれるので、
適時設定します。
その後Enterを押すと更新が行なわれます♪

その後はBIOSでデバイスの設定を元に戻すことを忘れないで下さい♪

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レビューまとめです♪
レビューまとめです♪


まずIntel製SSDとして初めてSata3.0対応となりました510シリーズは、
やはり今までと同様性能のバランスがとても取れているなという印象がまず有ります♪
C300等廉価帯SSDでSata3.0対応が進んで来ていましたが、
安定性と書き込み性能などに見られるバランスの良さが
システムの安定稼動と気持ちよいレスポンスを生み出し、
その事がやはり最大の魅力だと思います♪

もちろん価格面ではまだまだこなれているとは言えない部分が有ると思いますが、
320シリーズがミドルレンジでのSSD大容量化をもたらし、
510シリーズが、ハイエンドの性能と容量をもたらすという、
この流れはパーツを選択する上でも、良い基準になっているなと思います♪

今回は単体でも相当な性能を持っているSSDを3台でRAID0を構築するというレビューはとても得がたい体験をさせて頂きました!
今まではRAIDといってもバックアップなどを考えてのRAID1が中心であり、
性能を重視したRAID0そしてRAIDカードなどの体験もまったく初めてであり、緊張をしましたが、
様々な困難や単純に見えながら色々な設定などによって結果が大きく異なることなど、
とても有意義なレビュー体験となりました♪

1GBを超えるRaed性能など今までまったく体験がない別次元の世界だなぁととても驚きました!
予想を上回る性能を体験すると、今までHDDのRAID1環境などでデータの読み書きを行ないながら開発などを行なったり、
SSD単体でのOS運用を行なって来た常識を覆されました(笑)♪
まだまだ価格面や設定の難しさから、この活用方法が一般的になるには、もう少し時間が掛かると思いますが、
開発を行なう方やDBなどディスクIOが重要になる方、画像や動画の処理など、
CPUとディスクの高い性能を求められる方にとって、非常に有力な選択肢になるなと思いました♪
大企業のサーバークラスの性能が、本当の意味で手の届く時代が来たのだと強く実感しました!

ここまで長文にお付き合い頂きまして有難う御座いました。
気が付いた点やさらにトライしたかった部分に付きましては随時追記して参ります。
冗長になって居る部分などお見苦しい点が多々有ったと思いますが、
さらに精進して修正を行っていきますのでどうぞよろしくお願い致します。
ミスや誤記などお気づきの点などが有りましたらお知らせ下さい。

再度になりますが、私にこの様なレビューの機会をお与え下さいました

zigsow様、Intel様、プレミアムレビュー関係者の皆様、本当に有難う御座いました!

コメント (85)

  • 退会したユーザーさん

    2011/09/07

    ほよぉ(・。・;;;;

    全部読むのに相当かかった気が(・・;
    とんでもなく・・お疲れ様でした(・・;

    このせいだったんでつね(・・;<最近の日記

    ほとんど解説書のようなレビューで
    判りやすかったです(・・b<by 素人
    RAID0が速度が出るのは
    判りますがやはりSSDだと超加速でつね(・・b(サイボーグ009並
  • bibirikotetuさん

    2011/09/07

    レビューお疲れ様!
    OSインストールCD抜いてドライバーCD入れた後って
    やっぱりOSのCDに入れ替えるの忘れますよねw

    実際の使用時の時間比較とっても勉強になりました。
  • ガトーさん

    2011/09/07

    ここまで細かくデータを取ってこられるとは(^^;;; さすがです><
    これだけのデータを取ろうとすると、どのくらいの時間が必要なのか想像もつきません。

    で、細かい事ですが「RAID環境の構築を行います」の3~4行目あたりで・・・・

    >しかし現時点でTntelチップセットのM/Bでは

    Intelの誤字ですかね(^^;;
    重箱の隅ですんません><

    とにかくお疲れさまでした!!
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