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テンションMAX!これを使うと、もう、止められない!外付けSSD Crucial X6 Portable SSD  CT1000X6SSD9

 

Crucial X6 Portable SSD です。

 

ここのところ、脚光を浴びて居る外付けSSDである。

 

出始めの頃は価格の問題もあって容量もせいぜい500 GB 程度の物が容量の大きな方だったが、今は1TB 、2TB の物が簡単に手に入る。

 

本製品も、「2TB」もすでに発売されて居るし、「4TB」のモデルも3月31日発売と聞く。

 

 

今の所、4TBで「およそ6万円」はちょっと厳しいが、近い内にはもっと大容量の物も容易に入手出来る様になる。

 

今まではzigsow でも主にシステム用のSSDが多く紹介されて来たと思うが、ようやく「大容量外付けSSD」の登場だ。
 

 

  外付けSSD

 

「外付けSSD 」か、「ポータブルSSD 」か?

 

名前はどちらでも良いと思う。

 


「内蔵」に対して「外付け」と呼ぷ。

 

(「電池」は使いません。単なる大きさの比較)

 

とにかく小さくて、本製品の場合68.8mm x 64mm と縦横ほぼ同じ寸法で、一辺の長さは単三乾電池の長さよりも少し大きいだけ。

 

 

(実際には、何か「ケース」に入れて持ち運ぶべき)

 

上着のポケットなどに入れて簡単に持ち運び出来る。

 

メーカーさんでは、小さいのと可搬性を際立たせて「ポータブルSSD」と呼ぶ事が多い様だ。

 

中には「ポータブル外付けSSD」と呼ぶ例も見掛けられる。

 

まあ、SSDの場合は皆んな小さいので「ポータブル」と呼ぶに不適切な物はまず無い。

 

多分、商品紹介サイトなどで、各メーカーがそれぞれ思い思いの名で呼んでいるので、それらを総称したのが理由。

 

「外部SSD」と呼ぶ事もある。

 

□スペック

簡単なスペック

 

 

  •  高速:読み込み速度は最大540MB/秒、通常のハードドライブの3.8倍のスピード
  • 主な仕様:1TB Micron 3D NAND、3年間の限定保証、10.9mm x 68.8mm x 64mm の超小型、軽量の指先に収まるサイズ
  • 互換性 : Windows、MacOS、Android、iPad Pro、PS4、XBOX One /インターフェース USB 3.1 Gen-2 Type-C(10Gb/秒)、USB 3.2 Gen-1/USB 3.1 Gen-1/USB 3.0(5Gb/秒)と下位互換性あり(USB-Aへの接続にはデバイスには別途USB-Aアダプターが必要となります)
  • 落下耐性 : カーペットの床に最大2mの高さから落下しても、ドライブのデータに影響はありません
  • 商品内容 : Crucial X6ポータブルSSD 本体/USB 3.2 Gen-2 Type-CからType-CへのUSBケーブル(10Gb/秒)/クイックスタートガイド

ちなみに、大手Web通販では、投稿時、税込み17,000.-前後で取引されている。

 

 

□接続

本格的使用に先立って、始めにPCに接続してみる。

(「ピッタリ」とハマり、全く「弛み」は無い)

 

本当に精密に作られており、Type-Cコネクターもピッタリとハマり弛みは全く無い。

 

 

この種のUSB接続デバイスでは、「一回目で認識しない」などのトラブルは慣れっこになっているので心配は無いが…。

多少の心配を他所に、全くあっけなく認識している。

 

それもその筈、工場であらかじめフォーマットして動作確認をしてから出荷している。

ここで、「Dドライブ」の「picbackup」と言うDISKなのだが、これは日頃常用している「SSDの作業ドライブ」である。

 

容量こそ120GBと少ないが、今では日常の作業には欠かせないアイテムになっている。

多少、邪魔臭いが、レビューには切っても切れない物なので敢えて接続したままにしている。


レビューが終われば、このドライブは本製品に取って換わられる運命である。

 

 

気になるので、本製品のSSDのデータの中身を覗いてみた。

至ってシンプルなもので、「System Volume Information」 と「ゴミ箱(中は空)」、「x6x Webサイトへのリンク」だけしか無い。

(この内、「ゴミ箱」は内緒で自分が書き込みして直ぐに消した証拠の痕跡かも?)


「公称1TB」でも、実際の空きはこの時点で930GBである。

 

中には、「1TBなのに930GBしか無いのは詐欺だ!」と声を上げる者も居そうだが「1バイト」でも使用すれば1TBにはならない。

 

「公称1TB」で「空き容量が1TBある製品」は無い。

 

(ディスクの管理画面)


「ディスクの管理画面」を見るともう少し詳しいことが判る。


ここでは、ドライブレターは「E」、フォーマット形式はexFAT。

 

フォーマット形式については別途説明する事として、こんなところで、「本格的に使用する準備」は整った。

 

□基本性能実測

 

始めに、ChrystalDiskinfo 8.11.2 x64。

 

これ一つで色々な事が判る。

 


余りにも見るデータが多過ぎて困るが。

 

ここでは、

 

  • 「ファームウェア」のバージョン
    M6CR030。

  • ドライブレター
    「E」ドライブで正しい。

  • インターフェイス 
    UASP(Serial ATA)。

  • 対応転送モード 
    SATA/600|SATA/600。
    これが正しくないと速度が出ない。

  • 「正常」になっているかどうか?
    新品で100%になって居ない時は「初期不良」で交換の対象。

  • 「温度」
    今は長い時間使って居なかったので、室温とほぼイコール。
    長時間繋ぎっ放しにして置くと最高で「43度」くらいにはなるが、そこまでは心配無い。

 

他にもあるが、主だったところを確認した。

 

その他のデータの見方は、興味があったら自身で勉強して欲しい。

「何で速度が出ないんだ?」などと言う時も解決の糸口がきっと見つかる筈。


次に、お馴染みのCrystalDiskMark7.0.0でのベンチ結果。

使い方や結果の値の解釈などは省略。

数字の大きい方が速いのはだれでも分かるだろう。

 

 

「USB3.2なのに、そんな遅いの?」と言われそうだが、じつはこれは「変換ケーブル」を使ったUSB3.0対応のパソコンでのデータ。

USB3.0でこれだけの数字が出れば文句は無い。

 


ちなみに、上の画像は「Intel SSD520+スタンド」のベンチ結果。

健闘しているが、やはり「外付けSSD」には適わない。

 

 


後でType-Cのスロットのあるマシンでも計測する。

ただ、結果は余り期待しないで欲しい。

スロットはあるものの、当時は対応機器が無かったので「動作確認」さえまともにしていない。

BTOだが、当時のショッブもきっと動作確認はしていない筈。

「過渡期のPC」らしさ満載の「リアパネル1ポートオンリー」の仕様なのだ。

多少言い訳がましいが、「そう言うユーザーも多いだろう」とレビューには応募した。

しかし、4台使用しているマシンの内「少なくともあと1台のマシンがType-C対応にならない限り」は当分本製品はUSB3.0接続で使う事になる。

従って、ここで紹介する「バックアップに掛かった時間」なども基本的にUSB3.0のPCを使う。

「遅れている」と言われても事実だから仕方が無い。

「スロットが対応して居ないからデバイスが壊れる」と言う事は無いと思うが、順序としては最後に実施する。

更新: 2024/04/26

●「短ケーブル仕様」には理由がある

短ケーブル

 

(本製品の付属ケーブル)


これは重要な事なので、最初に説明して置く。

 

この種の製品では、「回路抵抗」や「接触不良」が大きなトラブルの原因になる。

 

「速度低下」、「動作不安定」、酷い場合は「認識しない」などの現象まで引き起こす。

「USB切り替え器」や「USB ハブ」を使って居る場合もトラブルの原因になる可能性が高い。

 

「信号の遅延によるエラー」も転送速度が速いほどケーブル長が大きく影響する。

 

だから、「使い辛いから」と付属以外のケーブルに勝手に交換してはいけない。

それらは全て「NG」。

 

それに依って、トラブル遭遇の可能性が極めて高くなる。

 

A通販サイトでは、知ったかぶりのユーザーが力説する場面を良く見掛ける。

「付属のケーブルは短くてイモです、別の長いケーブルに換えました!」

 

と。

何かの間違いでは無いか?

メーカーがわざわざ認識不良を起こす様な質の悪いケーブルを付属させるか?

「あれ」ははっきりとは言えないが、ある国の競合他社製品の大好きな人による「肩入れし過ぎのレビュー」ではないのか?

 

付属のケーブルの長さだけを見ても、メーカー技術陣の気遣いと工夫が垣間見える。

 

他社製品も含めて、ほとんどの類似製品が一様に「短ケーブル」を使用して居る。

或いは、「本体側は直付け」と言う物もある。

 

(本体側直付けのケーブルは、接続部分の耐久性や可搬性に問題を抱える場合がある)

ここで、卑しくも全国のレビュアー諸君!

「付属のケーブルが短かくて使い辛い」

 

などと明後日なレポートをしてはならない。

 

接触不良に祟られ続けて来た自分の発言、「ゆめゆめ、疑う事なかれ!」ですわ。

 

  直差し

 

(説明は後になるが、「サードパーティーの変換ケーブル」を使っている)


従って、この製品はUSB切り替え器やハブを介さずPC本体に直挿しで使うのが基本。

 

(「直差し」と呼ぶのが正しかどうか分からないが、「ハブや切り替え器を経由しない」と言う意味)

自分の場合、切り替え器を使っても幸い「速度低下」も「動作不安定」も引き起こす事が無かった。

 

 

(自室では、USB3.0の切り替え器に接続。なお、写真は「上下逆」ではない)

 

従って、今まで通り「USB切り替え器」も普通に使って居るが、これはレアなケースと認識して欲しい。

いつも、こんな風に上手く行くとは限らない。

 

なお、直挿しの場合、画像の様に「PC本体の上」に置くケースも多いと思う。

 

その場合は、放熱には充分注意して欲しい。

気になってレビュー使用中に本体に触れて見たが「生暖かい」と感じる以上の事は無かった。

※「USB3.0規格の切り替え器」はUSB3.2 Type-Cの回路では速度低下を起こすので使用出来ない。

 

 

付属の短ケーブル

 

 

本製品は最新のUSB Type-Cコネクタを採用している。

 

付属のType-C オス-オス 短ケーブルは長さが24cm。

 

旧型のUSB Type-Aポートしか持っていない場合は、これに「変換アダプター」が必要になる。

 

ちなみに、自分は4台常用しているPCの内、 Type-Cスロットを持つのは1台だけである。

 

それも、全面パネル面では無くて、「裏に1つのみ」と言うのは如何にも「古いPCでございます」って感じだ。

 

良くても「一応動きます」と言う「間に合わせ感満載」で、余り内容は期待できない。

 

要するに「過渡期のPC」と言う世間的な評価を受けていると言う事は逃れようが無い。

 

Type-Cのスロットに付いては、やってみるが対応機器も今まで無かったので、正直言って「動作そのものも確かめては居ない」と言う事。

 

とにかく、「使える」とされているポートは使って見る。

 

いずれにしても自分のレビューは、「主にUSB3.0でテストする」と言う事になる。

 

それから、本製品にはUSB3.0 Type-A 用の変換ケーブルも変換アダプターも付属していない。

 

純正オプションを調達する方法もあるが、ここは「自分の考え」を押し通す。

 

メーカーは「アダプター」を推奨しているが、自分としてはわざわざ危険なパーツは使いたくない。

 

これで、何か大きな問題があればその時点で対応する。

 

価格への上乗せやユーザーのケーブルの管理を考えなければ、本来はType-A用の変換ケーブルも付属させるべきだろう。

 

しかし、それを理由に価格が引き上げられるなら例え1円でも困る。

 

他メーカーさんもその辺は迷うところ。

 

  1. ケーブルを2種類付ける。
  2. ケーブル1本に変換アダプターを付属する。


などを選択したメーカーさんもある。

 

一概に、「どれが良い」とも言えない。

 

じつは、各メーカーがどう言うケーブルやアダプターを用意して来るかは大いに気になっていた。

 

結果はほぼ予想通りだったので、本音ではホッと安心した次第。

 

正直言って、レビューに困るシーンも想定していた。

 

 

  例外

さんざん「付属以外のケーブルは使うな!」と力説して来たが、例外はある。

ちゃんと使用法を理解して居て本当に必要な場合は別。

 

自分の本音を言うと、レアなケースではケーブルは2本あった方が良い。

  1. PC が Type-Cのスロットを持っていないから、今は使わない。
  2. それなりの出費は厭わない。
  3. 今は使わないケーブルの管理はきちんと出来る。

 

ただ言えるのは、どちらの規格を使うにしてもケーブル交換やアダプターの付け外しは余り頻繁にしてはならないと言う事。

 

USB3.0機器接続用に専用ケーブルを用意する場合でも、余り長い物はお勧め出来ない。

 

「出費」については、そんなに高い物でも無いので、特に「覚悟」は要らない。

 

付属が「24cm」なのだから、それと同じか短いならOK。

もっとも、一番大事なのは本当は「USB3.2規格」に対応しているかどうか。

「コネクターの形状」が全ではない。

 

極端な例だと、オーディオ用途のUSB2.0でもType-Cの物があるくらいだ。

自分もケーブルには苦労をした。

「コネクターの形状」だけでは性能が分からないから。

 

 

(サードバーティー製変換ケーブル)

 

自分は、ケーブル長「20cm」で手を打った。

 

性能には決して満足はしていないが、一応「使用可能」と判断した。

 

皆さんには、変換ケーブルは積極的には推奨しない。

 

自分の場合は幸いUSB切り替え器も問題無く動作しているので、当分の間はUSB3.0のみに固定して使うつもり。

 

出来れば、本製品は4台のPCで共有したい。

 

Type-C は、少なくとももう1台のPCが対応してから考える事とする。

 

まあ、そう言う意味では、自分もほぼ上記に該当している。

「変換アダプター」または「変換ケーブル」が無いと使えない。

 

それから、SSD専用「ケース」も「なるはや」で何か見繕って購入しようと思っている。

 

※Crucialさんとしては、「変換ケーブル」ではなく、オプションの「変換アダプター」の使用をお薦めしている。

更新: 2024/04/26

●フォーマットについて

フォーマット

 



既に簡単に説明した様に、この製品は最初からフォーマットしてあるので、買ったら直ぐに接続して使える。

 

嬉しい事に、MacでもPCでもそのまま使える。

 

FATだとMACでは読み込めても書き込みが出来ない。

 

フォーマットしていないと、多くのユーザーから「返品」を食らうとの現場の声。

 

その辺、詳しい者は使用目的に合わせて好きな形式にフォーマットし直せば良い。

 

ちなみに、exFATはMacもPCも両方に対応しているところがメーカーさんの意思決定を左右したと思われる。

 

良く分からないユーザーもメーカーやショップに負担を掛けている様だ。

 

ショップやメーカーにとって「お客様は神様」だから、仕方ないか?
 

 

exFATについて

 

exFATは、もともとフラッシュドライブ向けに最適化された新しい規格のフォーマット形式。

 

WindowsとMacの両方に対応する。

 

圧縮機能やファイル暗号化機能は実装されていないのはFAT32と同じものの、単一ファイルサイズ、ボリュームサイズに関しては特にしつこい制限がない。

 

強いて言うなら、ボリューム最大サイズが現在の実装では256TBまで、単一ファイルの最大サイズも256TBまで。

 

多少問題があるとすれば「ファイル復元ソフト」に対応して居ない古いソフトが多いと言うところか?

 

もちろん、exFATに対応した「ファイル復元ソフト」もあるのでその点は心配無い。

 

一応、exFATの注意点。

 

 

 

WindowsXP以前のOSやService Pack 1未適用のWindows Vista では「exFAT」は利用できない。

 

更新: 2024/04/26
Crucial X6 Portable SSD 徹底レビュー PREMIUM REVIEW

●徹底レビュー

本製品の用途

 

本製品の使い方はzigsow のユーザーさんなら迷う人は居ないと思うが、特に便利な使い方を幾つか紹介する。

 

最初に思いつくのは、「高速な作業ファイルの収納場所」だ。

 

今まではHDD が一般的だったが、SSD にする事でスピード化がはかられストレスが軽減されるので、あらゆる作業の能率が上がる。

 

特に、画像編集は、動画、静止画を問わず待たされる時間が無くなるので、能率アップになる。

 

そんなSSD の利点を我が家の仕事に活用してみた。

 

 

我が家の仕事

 

我が家は、「Web制作の無報酬マニュファクチュア」と考えて貰えば良い。

 

余り「報酬」には拘らず半ば「ボランティア」に近い。

 

今はコロナの影響でそもそも相手側の問題もあり表立って活動はして居ない。

 

地元タレントのコンサートのチラシの原稿を作ったり、動画編集なども行う。

 

タレントのSNSの管理も任されている。

(詳しい説明はNG)

 

そして、依頼を受けYouTubeへのアップロードなども代行する。

 

各人がそれぞれ得意不得意があるから誰でもが同じ仕事はこなせない。

 

一番パソコンにもネットにも弱い者がまとめ役で言わば「社長」。

 

しかし、「適材適所」とは良く言った物で、広い人脈を利用して仕事を受けて来る。

 

自分の役割は「ペイントだけで作る簡単なイラスト」や「バナー」、「アイコン」の作成。

 

 

 

(全て「オリジナル」。高価なアプリは一切使わない)

 

高価なソフトは使わないで無料のソフトばかりでイラストなどを作る。

 

ブルーレイやDVD への書き込みがまあまあ得意。

 

Web頁のデザインを得意とする者も居るし、自分より数段上のスキルを持つ「プロのレビュアー」も居る。

 

 

(生配信の同録をアップした物。本人の力作)

 

最近、小学二年生の孫は、お金にはなって居ないが「ユーチューバー」である。

 

専用のPCも持っており、ゲームの生配信も親の監督の下で行い大活躍している。

 

また、自分のパソコンのグラフィックのグレードアップなども計画している。

 

「ゲームのパフォーマンスに支障があるから」とグレードアップするそうだ。

 

親の手を借りないと出来ないとは思うが、グラフィックをGTX580からGTX 1660 か何かに換えるそうだ。

 

入手困難なグラフィックボードは手配済みだそうだ。

 

今のところ、5歳の女の子はYouTubeを見るのが専門だが、音声での検査など慣れた物。

 

 

「アンパンマン」などは一発で出て来る。

 

自分よりよっぽど複雑な作業をしている。

 

活用

 

そんな日常の活動で「ファイルの共有」が大切になっている。

 

(OneDrive)

 

(NASの活用)

 

昔はフロッピーディスクでやりとりしていた。

 

その後、メモリーカードやUSB メモリーが取って変わった。

 

大きな容量が必要な場合は外付けHDDやSSD も良く使う。

 

一時はDVD RAMなども使ったが、今は対応ドライブが無いし時間が掛かる。

 

最近はクラウドやNASを活用する機会が多い。

 

しかし、NASやクラウドを経由して貰ったファイルも、各人が手元で管理する器が欲しい。

 

それが外付けSSDだ。

 

やはり「書庫」とは言え、アクセスに時間が掛かったり収納に手間が掛かると敬遠される。

 

 

  家族一人一人の「書庫」として

 

(「SSDに収納された画像」。この時点では、本製品はまだ使っていない)

 

いくらクラウドやNASが便利だからと言って、他のメディアが要らないと言う訳では無い。

ファイル交換や共有にはクラウドもNASも活躍しているが、個人の管理するファイルは手元で管理したい。

そこで、外付けSSDの出番である。

とにもかくにも、「アクセスが速い」と言うのが最大の利点。

我が家では、家族全員が個人専用の外付けSSDをすでに持っている。

 

「その他の使い方」に付いては項を改めて、「その他の使い方」で説明する。

 

更新: 2024/04/26
Crucial X6 Portable SSD はこんなに便利だ! PREMIUM REVIEW

●大容量になったから、こんなに便利に!

通常のバックアップ

 

□HDDへのバックアップ

 

日頃から良く使っている組み合わせである。

 

現在は、自分の使っているver.は11.5。

ソフトそのものは、現在は13.0までにはなっている筈。

しかし、特に大きな問題も無いので未だに使っている。

 

 

HDDは、多少、パフォーマンスに難点はあるものの使い慣れている2.5インチ5400rpmのHDD。

 

2.5インチ専用クレードル型HDDスタンドは場所を取らないのでとても便利だが、現在はこの製品は生産して居ないらしい。

 


普段は、内蔵用のSSDを差して常用している。

 

 

最初は比較のために外付けHDDにバックアップ。

 

その後からSSDにもバックアップして所要時間などを比較する。

 


(少し古いが、ライセンスのあるEaseUS)

 

普段からParagon Hard Disk ManagerEaseUS Todo Buckup の二つを使っている。

ここでは、EaseUS Todo Buckup を使って説明していく。

 

 

使用のバージョンは11.5。

 

もっと新しいものも出ているのだが、ライセンスが「死ぬまで生きている」11.5を使う。

 

このDISKには、すでに2つほどのバックアップがある。

 


(無事にバツクアップ終了)

 

普段と変わりは無いので、「いつもやってるよ」と言う方は飛ばして構わない。

 


(随分と時間が掛かりました)

 

 

今回、「フルバックアップ」だったので、システムバックアップに2時間9分20秒も掛かった。

 

最初はPCの前で待っていたのだが、飽きて昼寝していた。

 


(バックアップは成功しています)

 

従って、時間はログで確認したもの。

 

逆に正確で良い。

 

 

ちょっと掛かり過ぎにも感じるが、サイズが91.6GBもあるので、そんなものかも知れない。

 

 

□SSDへのバックアップ

 


続いて、本製品のSSDにバックアップ。

 

HDDの時と同様、「システムバックアップ」を選択。

 

「DISKバックアップ」だとディスク全体の「隠しパーティション」なども全てバツクアップするので「完全」だが、容量を多く食う。

 

空き容量の関係で、今回は「SSD」に合わせて「HDD」でも同じ条件でバックアップした。

 

 

バックアップ先は「E:のCrucial X6」だが、後で管理し易い様にフォルダーを作る。

「E:のCrucial X6」を指定して「フォルダー作成」をクリック。

 

 

バックアップソフトが判るように、「easeus」とした

(Paragonを使う事もあるから)

フォルダー名か決まったら「OK」をクリック。

確認。

「E:\easeus」で良ければ、「OK」をクリック。

 

 

「プラン名」も含めての確認。

問題無ければ「実行」をクリック。

 

バックアップが始まっている。

 

「青い線」で進行状況が判る。

小さな文字で「凡その残時間」も表示される。

 

 

SSDだと驚くほど速く終わる。

所要時間は、HDDだと2時間9分。

SSDでは何と17分29秒。

 

「サイズ」はおよそ94GB。

HDDでバックアップした時よりもこのレビューの関係で少し多くなっているが、矛盾は無い。

 

それにしても、HDDとSSDでこんなに時間が異なるなら、多少の資金投資が必要でも何とかSSDに乗り換えたい。

 

強いて言えば、現在「1TB」とバックアップ用ストレージとしては少ないので余り収納が出来ないと言う事。

 

自分も予算が取れれば、2TBやそれ以上の製品も考えて居る。

 

 

  Paragon Hard Disk Manager 15 Pro 

 

□ HDDへのバックアップ

 

 

EaseUSでのバックアップに「疑念」を感じたので<、同じ事をParagon Hard Disk Manager でもやってみる。

 

 

 

ソフトは違ってもやる事はほとんど同じだから、手順や説明も画像も大幅にカット。

 

画像はあるが、読者さんが飽きてしまう。

 

 

EaseUS の時と同じに「システムバックアップ」を選択。

 

 

このソフトでは、これからやる事を一通り決めてから変更を反映させる。

 

左上のグリーン色のチェックマーククリック。

 

 

 

するとバックアップが始まる。

 

(途中省略)

 

 

 

1時間位は覚悟していたが、もう少し短かった。

 

 42分46秒。

 

この調子ならSSD へのバックアップの数字が楽しみ。

 

□SSDへのバックアップ

 

 

HDDの時と大差は無く、「保存先」が違うだけ。 

 

 

 

期待したなどでは無いが、EaseUS よりほんの少し速いだけで、ほとんど同じ。

 

17分22秒。

 

結局、

 

HDD

EaseUS  2°09′20″
Paragon     42′46″

 

SSD

EaseUS     17′29″
Paragon    17′22″

 

 

となった。

 

やって居る事は似た様なものだが、ソフトによって得意不得意、または「相性」があるらしい。


いずれのソフトを使っても、SSDの圧倒的なパフォーマンスが目立った。

 

 

リストア

 

□バックアップとリストア

 

「バックアップ」は、「リストア」をする時のために取る。

 

だから、バックアップはリストアまでしなければ意味が無い。

 

「単なる時間の比較」であっても、「バックアップとリストア」の合計で比較するべき。

 

何年か前までは毎日の様にロールバックやロールフォアードまでしていた。

 

そんな簡単に失敗をする訳は無いが、念には念を入れて最後に実施した。

 

最近はシステムのロールバックをする事も少なくなった。

 

自分が昔ほど過激な行動を取らなくなった事もあるが、OSの仕様の変化にもよる。

 

最近はWindows updateの仕様も変わり、余りロールバックの必要も無くなって来た。

 

その辺の詳しい説明は今回は省く。

 

ま、言い訳をするよりも早速作業を先へ進めよう。

 


□手順説明

 

リストアの説明は、HDD とSSDの両方でやる。

 

使用するソフトは、今回は処理の速かったParagonだけにする。

 

バックアップの種類は、より安全確実な「ドライブバックアップ」の「完全バックアップ」。

 

データ量が変わらない様に、時間をあけずに連続で取ったバックアップを使う。

(しかし、ソフトによりその辺の算出方法は違った様だ)

 


□HDD

 

①バックアップ

 

初最にHDDから。

 

バックアップもリストアも余り細かい説明は飽きるので簡略に行く。

 

今回は、最も安全確実な「ボリュームバックアップ」。

 

 

 

前にしたのと異なるのは「バックアップ対象」。

 

 

そして、以前のバックアップなどを利用しないで単独で成り立つ「完全バックアップ」。

 

リセットから立ち上がるまでの画面はスクリーンショットでは撮れない。

 

時間と使用容量が気になったっが、容量は「対象が447.1GB」Archive Sizeは
「94.2GB」

 

要した時間は51分。

 

 

②リストア

 


(これがFrom~の~)

 

「どのドライブにある何を、どこにリストアするのか」を間違え無ければ失敗はしない。

 

特に断りがない限り、「From~、To~」の順に指定する。

 


(これがTo~。Disk 0が普通)

 

これを間違えると悲惨な結果となる。

 

もっとも、間違いは「このケース」しかないシンプルなジョブ。

 

他にも、特に注意しなければならない事がある。

 

バックアップ時とリストア時でPCの環境が変わっている事がある。

 

他のデバイスとの関係でドライブレターが変わって居る事が良くあるので注意。

 

バックアップファイルの「日時」が重要。

 

ソフトによっては強制的に読み込ませないとファイルがみつからない事もある。

 

ただ、リストアの時はスクリーンショットが撮れないので「手持ちカメラ」対応。

 


(ParagonのブータブルUSBメモリー)


本当のリストアはPCがブートさえ出来ないほどのダメージを受けた所からやる。

 

これが出来なければバックアップアプリの価値は無い。

 

だが、今回は簡易的にPC からやった。

 

時間の比較だけが目的だから。

 

HDDに取ったバックアップファイルから、Disk 0 を復元した。

 

(手持ちカメラの画像)

 

多分、所要時間はログには残らない様な気がするから手動計測。

 

リストアに要した時間はおよそ「38分」。

 

思ったより掛かったが、「ボリュームそっくり全部」なのでそんな物だろう。

 

 

□SSD

 

①バックアップ

 


(バックアップ中)

 

バックアップはSSDだとおよそ「20分」。

 

前回よりバックアップ範囲が広いのでそんなものだろう。

 

 

②リストア

 

 

遅い時間に実施した方がSSD。

 

 

リストアは「21分」。

 

SSD だと、やっぱり、ずいぶんと時間の節約になる。

 

問題は「コスト」だけの様だ。

 

バックアップ用は他の用途とは共用出来ないから、専用の物が欲しい。

 

 

結論

□やっぱり、SSDはストレージのホームラン王

 

ソフトにParagon Hard Disk Manager 15 Pro を使った「バックアップ」と「リストア」に要した時間の合計は、

  • HDDで89分。
  • SSDだと41分。

想像した程では無かったが、SSDは随分と時間の短縮になる。

 

今回はソフトはParagonだけでテストしたが、EaseUSならもっと差が出た筈である。

 

「外付けSSD、恐るべし!」である。

 

 

□転んでも、ただは起きないWhite hat

 

 

本題とは全く関係無いのだが、今回のリストアではLenovoのビジネスマシンで敢えてシステムドライブのブートセクターを書き換えた。

 

これには訳があって、最近、このマシンが時々なかなかブート出来ない事が何回かあった。

 

この「書き換え」は「何も異常の無い時は書き換えない方が良い」のだが、自分の様な現象があった時は書き換えてみた方が良い。

 

上手く直った事がある経験から、今回、「失敗してブート出来なくなるリスクも覚悟した上」でやってみた。

 

暫く様子を見ないと結論は出せないが、今の所は1度もブート失敗は起きていない。

 

「レビューの為に面倒臭え!」と思ったが、飛んだ「副次的効果もあった。

 

   

ファイルレスキュー

 

□こんな場合に効果覿面

 

色々なファイルレスキューがあるが、ここでは、例えば、

 

「自分の使うアプリやサイトのログインパスワードを纏めた一覧表が消えた」

 

と言うケース。

 

何でそんなに的を絞ったかと言うと、実際にあったから。

 

偶然、バックアップがあって助かった。

 

 

無くなったファイルは、

 

C:\ユーザー\hachi\ドキュメント\pw.ods。

 

OpenDocument スプレッドシート 形式のワークシート。

 


正確に言うと、「無くなった」のではなく「あるけど、読めなくなった」。


ソフトの仕様でバックアップも自動的に作られるのだがそれも読めなかった。

仕方なく自分で消したもの。

なぜそうなったかは分からない。

 

その後、ディスクのチェックでも異常は見付からない。

 

まあ、そう言う場合に備えて色々な方法で様々なメディアにバックアップを取って置くのが賢い選択。

 

ただ、たくさん複製が有ると管理が大変。

 

どれが一番新しいか古いかも分からないと困るし、盗まれても大変。

 

普段から定期的にバックアップを取るのは基本。

 

しかし、ここで頭を少しだけ働かす。

 

バックアップをハードディスクでは無く、外付けSSDに収納する。

 

リストアの時はこれを使う。

 

SSD だから、バックアップを取る時もリストアも速い。

 

ただ、いくらSSDでもたいていはリストアの為に「30分くらい」は覚悟しなければならない。

 

今回の様な場合、パソコンが一定時間使えなくなるのが普通。

 

しかし、今回の場合、もっと時間を短縮する事が出来る。

 

トラブルがあった場合、

 

  • バックアップをシステムにマウントする。
  • その仮想ドライブから必要なデータをコピーする。
  • それを消えたファイルの代わりに保存。

これだけで終り。

 

酷く短時間で終わる。

 

画像を使ってもう一度まとめて説明する。

 

□マウント

 

 

「マウント/アンマウント」を択選。

 

マウントしたいバツクアップを選んで「マウント」をクリック。

 

 

マウントするのは「Cドライブにあったシステム全体」。

これを選択して「実行」

 

ほんの数秒でマウントされる。

マウントされたら「完了」

 

 

「Zドライブ」としてマウントされている。

 

 

「マイコンピュータ」で確認。

間違いなくマウントされている。

 

 

失ったファイルも見付かった。

バックアップした時点ではファイルは異常無かった様だ。

 

 

Zドライブのファイルは「リードオンリー」の条件付きで参照出来る。

 

で、これでは何だか良く分からないが、Pwの一覧なので全てモザイク。

パソコンのCドライブに機械的異常は見付からなかったので再びそこにpw.odsをコピー。

 

これでレスキュー完了。

 

 

作業が終わったらZドライブはアンマウントして構わないが、バックアップファイルは今後のために保存する。

SSDがバックアップ専用になって居るなら安全のため物理的にも取り外して大切に保存する。

場合にも依るがこれは使える。

 

時間はお金には代えられない。

 

資金に余裕があればバックアップ専用に2TBクラスを複数本欲しいところだ。

 

 

注意:

  • バックアップする時、目的のファイルが対象となって居る事。
  • バックアップが古過ぎると、最近の物は登録されていない可能性が高くなる。
  • ファイルレスキューが出来てからで良いが、トラブルのあった原因は別途追及・確認し、必要に応じて対応する事。

以上。

 

 

リアルタイムバックアップ

 

 

AutoSaver

 

 

 

このアプリでやって居るのが本当の意味の「リアルタイムバックアップ」かどうかは何とも言えないところだが、一応、世間一般には「その仲間」として認知されている。

 

「AutoSaver」は、「様々なアプリケーションに自動保存機能を追加できるソフト」と言う事で評判だ。

 

Windowsに対応するフリーソフトで、フリーソフト100さんの情報では「Windows 10」でも動作するとの事。

 

パソコンを使ったことがある人なら誰しもが犯す勘違い。

 

「せっかく良いところまで編集したのに保存するのを忘れてしまって、全てが最初からやり直しになってしまった」などと言った悲しい経験。

 

もっとも、自分の場合はしょっちゅうなので別に気にもして居ないが…。

 

「エクセル」や「ワード」、それに「一太郎」、一部の「メモアプリ」などにはそれを防ぐための「自動保存機能」が搭載されている。

 

しかし、残念ながらすべてのソフトが対応している訳ではない。

 

そこでお薦めなのが、この「AutoSaver」。

 

このアプリは、アクティブなウィンドウに対して定期的に[Ctrl]+[S]キーを送信すると言うシンプルな仕様。

 

Windowsアプリのほとんどは、「上書き保存」コマンドのショートカットキーに[Ctrl]+[S]キーを割り当てている。

 

そのため、アプリケーション側から見るとユーザーが「上書き保存」コマンドを定期的に送信しているのと同じ。

 

一方、ユーザー側からはあたかもアプリケーションがファイルを定期的に「自動保存」しているように見える、と言う訳。

 

もちろん、たまたまアクティブになっていたウィンドウへ誤って「上書き保存」コマンドが送信されることもあり得る話。

 

たとえば誰でも、zigsowでレビューの投稿をしている時に、一時WebやYotubeを閲覧してしまい、しばし何をしていたか忘れてしまう事があると思う。

 

しかしこのアプリを起動して置けば、定期的にWebページの保存ダイアログが現れるので、一定時間に我に返る事も出来る。

 

なお、インターバルの設定は1分から5時間までの12種類の中から選べる。

 

また、Windowsスタートアップへ自分自身を登録する機能もあるそうだが、窓の杜の動作確認では動作しなかった様だ。

 

【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
 バージョン:3.0.1(2016/01/19)

 

●使い方

 

ダウンロード

 

 

フリーソフト100からのダウンロードがお薦め。

 


提供元サイトへアクセスし、「Download AutoSaver」ボタンをクリックしてダウンロード。

 


ダウンロードした圧縮ファイル(AutoSaver.zip)を解凍し、AutoSaver.exe から起動できる。

 

じつは、このアプリはWindowsインストールが不要。

 


ポータブルアプリは一般的にはUSBメモリーなどに実行ファイルを置く。

 

ここでは、外付けSSD上にアプリを置く事とする。

 

 

ここからexeをクリックして起動も出来るが、せっかくなのでPortableApps.comのプラットホームからアプリを使って見よう。

 

じつは、上の作業だけで既にPortableApps.comの専用ランチャーから使える様になっている。

 

 

使用法

 

 

例によって、Autosaverの「Aut」まで入れたところですでに候補は2つに絞られている。

ここからAutosaverをクリック。

すると、タスクバー(※自分の場合は画面上部にある)のどこかに「フロッピーディスクのマーク」の様な黒っぽいアイコンが鎮座する。

 

 


□自動保存

 

 

時々、居なくなるが落ち着いて捜せばどこかに必ず居る。

 


本アプリを起動していると、アクティブなウィンドウに対して、設定した時間ごとに [Ctrl]+[S]を送信して自動保存が出来る。


※ [Ctrl]+[S]は、一般的に上書き保存するためのホットキーで、ほとんどのアプリケーションで採用されている。

 

設定を変更する


□保存間隔の変更

 

 

自動保存間隔は、デフォルトでは1分に設定されている。


「Auto Save Interval」のスライダーを動かすことで、自動保存間隔を 1分 / 2分 / 3分 / 5分 / 10分 / 20分 / 30分 / 50分 / 1時間 / 2時間 / 3時間 / 5時間 の12通りの中から選んで変更出来る。

 

□保存対象アプリを変更する

 

 (デフォルトは、指定したアプリは除く全部)

 

Auto save in all apps exceptは、指定したアプリを除いてすべてを自動保存。

 


(5つの特定のアプリのみ対象で10分間隔に設定した)

 

Auto save only in these appsは、指定したアプリのみ自動保存する

「Add」ボタンをクリックしてアプリを指定。


初期設定では、「Auto save in all apps except」が設定されていて、すべてのアプリが対象となっている。

 

 

□Windows 起動時に起動させる

 


「Run when Windows starts」にチェックを入れると、Windows 起動時にAutosaverを起動させることが出来る様になる。

 

 

一部情報では「登録出来なかった」と言う事だが、自分の場合は上手くオートスタートアップに登録が出来た。

 


間違いなくスタートアップに登録されている。

 

 

常駐させてみた

 

 

アプリが走って居れば、タスクバーのどこかに居る。

 

これでアプリはすで動作している。

 

作業中のファイルは通常は外付けSSDだが、今は監視のために敢えてデスクトップ上に置く。

 

使用アプリは設定で指定した「JTrim」。

 


(五芒星の色に注目!)

 

出来上がっている画像だが、「今、作りました」と言う設定。

 

デスクトップの画像とJTrimの画面を比較して欲しい。

 

今作り終えた、黒い五芒星。

デスクトップの画像もJTrimの作業画面も両方とも「黒」。

 


(JTrimの画面のみ頭は「カラー」に色を着ける)


ここで、なるべく10分以内に五芒星マークに色を付けて「カラー」にする。

 

(10分過ぎたら過ぎたで構わない)

 

この時点ではデスクトップの小さい五芒星はまだ「黒」。

そのまま、10分(設定した時間)放置。

 

(アプリが同期させて、どちらも「カラー」に!)

 

10分後に確認すると、デスクトップの五芒星も「カラー」に変わっている!

 

これは、AutoSaverが[Ctrl]+[S]キーを送った事の証拠。

 

これで、このアプリの動作確認が出来た。

 

保存を忘れた時などには効果があるが、「一度も保存したことの無い画像」はどうなるのか?

 

その画像には名前が無い訳で…。

 

[Ctrl]+[S]キーに対応していないアプリは?

 

色々と疑問はあるが、一応の動作確認だけは出来た。

 


なお、現時点のAutoSaverへのエントリーは現在は上の様になっているいる。

今後も、常駐を続けて試用を続ける。

 

リアルタイムバックアップには、他にもシステムをバックアップするタイプのアプリもある。

 

Comodo Time Machine などはトラブルがあったら何時でもロールバックが出来て興味深い。

 

このレビューでは間に合わないが、いずれ本格的にやってみようかと思う。

 

 

※「AutoSaver hachi ver.」は存在しません。

 

 

 

 

仮説の検証

 

AutoSaverがWindowsスターアップに登録出来ないと言う報告があるがその関連。

 

 


(システム監視を見れば現状が分かる)

 

一度は成功していないか?

 

 

 

実行ファイルはUSBメモリーに置いたのではないか?

 

もちろん、外付けSSDでも同じ事。

 

要するに、「C以外のUSBドライブ」と言う事。

 

AutoSaver を置いたドライブのドライブレターが変わるとオートスタートが無効になる。

 

その時は、再び手動でスタートを一度だけすれば、それだけで直る筈。

 

 

今度はアプリが正しいパスを覚えてくれてオートスタートが有効になる。

 

念の為、各設定がリセットされている可能性もあるので上の3点を確認する。

 

現実そう言う想定で再現してみたら、見事に再現出来た。

 

その可能性は大だ。

 

これは、USBデバイスの弱点である。

 

その点、バックアップアプリのマウント時の「ドライブZ」は良く考えられている。

 

自分も似た様な現象があったので原因を調べた。

 

自分の場合は「ロールバック」が原因だった。

 

バックアップをした後、たった一晩の内にも何かしらPCを弄る。

 

本人は大した事無いしと直ぐに忘れてしまう。

 

もちろん、ロールバックはレビューで必要があってやった事なので仕方がない。

 

偶然だが、そのお陰でPCの不調も直ったのだから良いとしよう。

 

ロールバックの弊害はそのAutoSaverの件だけだ。

 

登録アプリも幾つかが無かった事になっていた…。

 

(何らかの不具合を知らせる、アプリからのメッセージ)

 

しかし、このアプリ自体も何かしらの不具合を抱えている可能性も少なからずある。

良い意味でも悪い意味でも、今後、注目のアプリである。

 

 

その他の使い方

 

①地デジTVの収録用

 

 

当然、USB には電源供給は要らないし、発熱も少ないので都合が良い。

 

録画再生機の隣に置けるので、ケーブルの長さは気にしないで良い。

 

録画再生機からは外付けSSDもHDDもどちらも「ハードディスク」と認識する。

 

独自のフォーマットをしなければならないところが強いて言えば「敷居の高さ」だ。

 

しかし、フォーマット自体は録画機がやってくれるから悩むことは無い。

 

飽きたらPC用に再フォーマットも出来るし、普通に使える。

 

専用HDDを持って居なかった頃、スタンドに1TBのHDDを差して収録用にしていた事もある。

 

「見たら消す」を心がけて居れば何とか回せた。

 

当然、2TB 、3TB の大容量化が進めばなお使い勝手が増す。

 

ただ、今やると「HDDなら簡単に大容量化が望めるのに」と世間から批判を受ける。

 

特に、世間様からは「アイツはお金持ちだ」と誤解されると総スカンを喰らうから注意。

 

余り周りには吹聴宣しないで「こそ」っとやるのが賢明だ。

 


②ゲームアプリのインストール先に

 

 
 

やっぱり、ロードに時間が掛からないのは気持ちが良い。

 

待ち時間が少なくなるから、その分遊べる時間が長くなる。

 

イライラしないでゲームを始められると、対戦成績も上がる事請け合いだ。

 

我が家のYouTuberにも貸してやろうかと思ったが、止めておいた。

 

外付けSSDが永久に返らないとマジに困るから。

 


③ポータブルアプリのインストール先に

 

 

ポータブルアプリはWindowsにインストールしないで使えるアプリ。

 

 

(使い方解説は、zigsowの自分の投稿にもある)

 

 

レジストリーを汚さないと言うことで一部のユーザーからは人気を集めて居る。

 

簡単に利用出来るし、要らなくなればフォルダーごと消せば良いので敷居が低い。

 

今まではポータブルアプリのインストール先には「USB メモリー」を使うのが普通だった。

 

(既に、小容量のSSDに入れて使っている)

 

しかし、インストール先をSSDにすると起動も早いし、ポータブルアプリがより一層使い易くなる。

 

SSDでますますポータブルアプリの普及が進む。

 

USBメモリーの使い道がますます無くなるのが悩みの種。

 

現実にレビューで取り上げた「外付けSSDの便利な使い方」の中で自分も利用したいと考えて、小容量のSSDで現在すでにテスト中。

 

USBメモリーからSSDへのコピーに時間が掛かった。

 

何しろ、コピー元がUSBメモリーなので数分掛った。

 

これだけでも、もうUSBメモリーには戻れない。

 

結局、これからはUSBメモリーはそのバックアップとしての保存用。

 


(ポータブル版のみアプリ)

 

ポータブル版オンリーのソフトの中にも捨てがたいアプリが幾つかあり、個人的には大いに利用価値がある。

 

ここで言う「ポータブルアプリのインストール」とは、「Windowsへのアプリのインストール」とは違う。

ポータブルアプリの場合は、フォルダーを作って実行ファイルとあと幾つかのファイルをコピーする程度。

 

 

 

④仮想化パソコンの「ダウンロード用ドライブ」に

 

 

 

一般的には余り馴染みが無い「Windows仮想化ソフト」。

 

一部のファンの間では支持され続け愛用されている。

 

ネットカフェの様な使い方をするとシステムをウイルス感染から守る事が出来る。

 

 


(フリーのパソコン仮想化ソフト)

 

 

パソコン仮想化の時にはダウンロードファイルはシステムドライブには置かない。

 

仮想化を止めるとダウンロードしたファイルが消えるから。

 

 

 

 

「パソコン貸そうか?」は受けないギャグ。

 

パソコンに詳しい人にしか全く受けない。

 

当然、仮想化に使うシステムドライブにはSSDを使うが、ダウンロードファイルを置くのは一般的にはUSBメモリー。

 

このUSBメモリーの代わりに外付けSSDを使えば能率的。

 

ただし、暴露ウイルスに感染したらリセットするまでは「情報垂れ流し」になるし、「Cドライブ以外にも感染を広げるウイルス」に対してはまったく効果が無い。

 

SSDを使っていると「感染の速度」も速いのでそれが裏目に出ない様に注意。

更新: 2024/04/26

●使用上の注意点

  ユーティリティーの使用

 


(Glary Utilities)

 

各種ユーティリティーで、分析する事は基本的には問題は無い。

 


(「分析」は構わないが…)

 

しかし、例えば「ディスクデフラグ」などはSSDの寿命を縮めるのでしない事。

 

「デフラグはSSDでは無用」との意見が圧倒的である。

 


(SSDオプチマイザー)

 

SSDに特化した便利なツールもあるが、その仕組みを充分に理解してから使う事。

 

良く分からないアプリは、徹底的に勉強してから納得して使う事。

 


(内蔵SSDもClucial。長い間使っているのに99%)


「何でも良さそうだから使う」は厳禁。

 

ベンチマークの走らせ過ぎはSSDの寿命を短くするので、面白がってるやり過ぎない事。

 

  設置場所

 

使用中は、温度の高いところに置かない事。

 

極端な事を言えば、「ストーブの前」など。

 

PC本体に立て掛けたり天板の上に置く事は良くある。

 

置き方が悪いと熱が籠る場合があるので、充分注意する事。

 

なるべく風通しの良いところに置く。

 


(同一PCでもポートによって仕様が違う)

 

また、USB ポートの仕様によってはPC の電源を落としていても電圧が出ている物がある。

 

同じパソコンでもポートによって仕様が違う。

 

出来るだけ電圧の出て居ないポートを使う。

 

USB切り替え器やハブも、外部から電源を供給しているものもある。

 

(電源供給している切り替え器。Swがある)

 

 

PCを使わない時は出来るだけ電源を切る事。

 


(長時間PCを使わない式は「切り替え器の電源」は切る)

 

もしもUSBハブを使うなら「Sw付き」をお薦めするが、そもそもハブが使えるかどうかは保証出来ない。

 

知らないと朝から晩まで「24時間電圧が掛かりっ放し」となり、発熱でSSD が劣化する事は充分考えられる。

 

だからと言って、頻繁にコネクターを抜き差しするのは得策とは言えない。

  
何かの関係で温度が上がる事もあるが、43度位までは心配無し。

 

しかし、50度を超えると危険なので、そう言う時は使用を中止して涼しい所で休ませる。

 

振動や落下には強いが、わざと乱暴に扱わない事。

 

コネクターの抜き差しなどもゆっくり確実に行い、弛みが無いのを確認してから使う。

 

全て、SSDへの愛着があれば自ずと守れる筈である。

 

更新: 2024/04/26

●Type-C スロット

Type-Cスロット使用のベンチ

 

約束のType-Cのスロットを使った時のCrystalDiskMarkのベンチマークの結果。

 

(左がType-Cのスロット、右はType-Aのスロット使用)

 

ver.7がインストールされていなかったのでver.6で取った結果。

 

画像左がType-Cのスロット、右はType-Aのスロット使用。

 

 

「最悪の結果」だ。

一応、繋がってはいるもののUSB3.0と同じ。

 

いや、書き込みなどはUSB3.0の方が寧ろ良い。

 

Type-Cのスロットは壊れている…。

 

「やってられない」とはこの事。

 

 

 

「悪い予感」は当たるものだ。

物凄い体制でPCの裏へ回り証拠の写真を撮りベンチを取ったのに…。

 

努力と結果は比例しない物。

 

PCマニアとしても恰好が付かない。

 

まあ、そう言う事で勘弁願いたい。

 

ますます、新しいパソコンが欲しくなった。

 

※その後、調べたところ、このPC用のUSB3.0ケーブルのコネクターを破損していた。

しばらくこのマシンは使えなくなった。

本当に、間抜けな話だ。

更新: 2024/04/26

●まとめ

   

最後に

 

 

□外付けSSDの未来

 

(やり過ぎだろ!)

 

今後もますます普及が続くものと見られ、さらに価格が安定して来る。

 

そうなると、今は「高嶺の花」だった大容量SSDの普及にも拍車が掛かる。

 

そして、なお一層の大容量化が進む。

 

今は「2TB」などと聞くと「贅沢な」と感じるが、近い将来全く当たり前となる。

 

特に、今では対応インターフェースを持つパソコンが少ないので普及がイマイチのM.2。

 

中でも注目なのはNVMeのSSDを用いた超高速のストレージ。

 

読み込み最大1000MB/sの高速データ転送を実現するUSB3.2(Gen2)に対応。

 

SurfaceやMacBookではすぐに使えるそうだ。

 

もちろん、もっと高速のものも現存する。

 

現在は、まだまだ高価だが既に存在しているし評判もまずまずの様だ。

 

その普及にはしばらく時間が掛かりそうだが、その未来は期待に満ちでいる。

 

SSDの普及推進の活動に1レビュアーとして、微力ながらもその一端を担えるとすれば…。

 

それは、大きな喜びである。

 

□まとめ

 

 

 

じつは、以前から外付けSSDには興味があって、かなり前からテスト的に使用している。

 

つい最近までは、パソコンのシステムドライブに使って居たSSD。

 

容量が120GB と少ないので、パソコンのドライブ交換で余った物。

 

「廃品の有効利用」と言うものだ。

 

最近になってその「外付けSSDの作業ドライブ」もやはり手狭になって来た。

 

今は、いち早く他社の競合商品も含めて大容量の外付けSSDを狙っている。

 

やはり、SSDのパフォーマンスは圧倒的で、HDDもUSBメモリーも全く相手にならない。

 

特に、最近のUSB3.2規格のType-Cの製品は最高のパフォーマンスを誇る。

 

じつは、自分が常用している4台のパソコンの内、Type-C のスロットを持つのは1台のみ。

 

(結局、使い物にはならなかった…)

 

レビューでは、何とかベンチなどのデータも提出出来たものの、常用利用には少し時間が掛かりそうだ。

 

なぜなら、仮にUSB3.2が使用出来ても「自分の全てのPC」で共有出来ないと余り意味は無いから。

 

(日本全国にはそう言うユーザーもたくさん居ると思い、代表として敢えてレビューには応募した)

 

しかし、これらの製品は、自分の様に少し古めのパソコンしか無くても充分にその高いパフォーマンスを活かせる。

 

MAXの性能を生かせるのは少し先として、いつでも移行できる準備は出来た。

 

外付けSSDは今後ますます需要が高まるものと予想される。

 

 

□ 新しいパソコンが欲しい!

 

その辺りの「パソコンの老朽化」を理由に「何とか新しいPCを買って貰おう」と画策しているが、こちらの作戦は見え見え。

 

 

 

 

「その手は桑名の焼き蛤」と返される。

 

 

 

 

 

飛んだ「独り相撲」に終わるだけでなく、「いつも手法が同じ」と腐される。

更新: 2024/04/26

●使用機器など

このレビューで使用した機器などです。

 

使用機器

 

  1. PC:DO-MU soul 魂のPC 彩 -SAI- i7K-MRB01053 
    (MB:ASRock Intel H270チップセット搭載 ATXマザーボード Fatal1ty H270 Performance ※USB Type-C(USB 3.1)あり//グラフィック:NVIDIA GeForce GTX960

  2. PC:Lenovoのスモールフォーム・ファクター・ビジネスパソコン「ThinkCentre E73」

  3. HDD:東芝 MQ01ABDxxxシリーズ ( 2.5inch / SATA 3Gb/s / 1TB / 5400rpm / 8MB / 9.5mm / 4Kセクター ) MQ01ABD100)

  4. SSD:インテル SSD520 120GB

  5. SSD スタンド:GLOTRENDS 2.5インチ 高速USB3.0対応 5 Gbps ポータブル SSD スタンド

  6. NAS:Synology DiskStation DS218j [デュアルコアCPU搭載多機能パーソナルクラウド 2ベイNASキット] CS7088

  7. スマートフォン:Apple au iPhone6 A1586 (MG4F2J/A) 64GB スペースグレイ

 

比較対象機器 

  1. インテル SSD520 120GB

  2. GLOTRENDS 2.5インチ 高速USB3.0対応 5 Gbps ポータブル SSD スタンド 

従来から、上記2つを組み合わせて「外付けSSD」の様な使い方をしている。

 

アプリケーション

 

  1. Paragon Hard Disk Manager 15 Professional シングルライセンス )

  2. EaseUS Todo Backup Home 11.5(シングルライセンス)

  3. Libreoffice 7.0.4.2

  4. AutoSaver

  5. Glary Utilities Pro 5.160

  6. SSD_Opt160410

  7. SSDLife Pro - version 2.5.82

  8. ChrystalDiskMark 7.0.0 Shizuku Edition x64 [ADMIN]

  9. ChrystalDiskMark 6..0.2 Shizuku Edition x64

  10. ChrystalDiskinfo 8.11.2 Shuzuku Edition x64

  11. IO DATA REC-ON App

  12. AquaMaker2 Version 1.00

  13. PortableApps.com Platform 17.1.1

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