レビューメディア「ジグソー」

SDカードが使えないiPadの救世主

現在、ビジネス、プライベート、ボランティアなどの時に3種類の末端を状況に合わせてチョイスしながら活動しています。その時にOSが全て違うために情報の共有でもっとスムーズに安全にそして快適にできないものかと考えていました。そこで今回は、iType-C Readerを試してみることにしました。

 

現在使用中の末端は、

PC:Surface Pro 3 128GB  Windows 10

iPad:新型iPad(第5世代)32GB  iOS10  SIMフリー

スマホ:ASUS Zenfone5LIT Android5.0   16GB   SIMフリー 

 

 

上のうち状況によって持ち歩くのを選びます。

最も多いのは、iPadだけを持ち歩くスタイルです。

ラフにいきたい時は、Zenfone5LITだけを小さい鞄かポケットに入れて持ち歩きます。

ビジネス、会議等重要度が増す場合は、Surface ProとiPadとなります。

そして、そこに必要に応じて

モバイルバッテリーとMeoBankSD HS(SDカード32GB装着)が加わります。

三つの末端で同じ情報を共有したいので

MeoBankSD HS(SDカード等を入れ)、WD Cloud、OneNoteをメインに使用中です。

下の写真は、WD Cloud。

下の写真は、iPadとZenfone5のアプリの様子です。

メインで使用している以外にも

ジョルテクラウド(スケジュール)、iCloudDrive,OneDriveを使い分けます。

更新: 2017/05/27
ファーストインプレッション

コンパクトなのにデーターは大容量

小さな物ですが期待は大きなものです。

しっかりとしたパッケージに入っていてmicroSD4GBが最初から挿入されています。

今回は、別に32GBを頂きました。

対応256GBと大容量。

 (これほど大きなmicroSDカードを持っていないのでテストはできませんが

  パッケージに「Up to 256GB extra storage」と記載されています)

 現在所有の最大容量は、64GB ですが大容量になりました。  

 

 

 

表と裏のパッケージには、英語の文字とアイコン、写真だけです。

感覚的にわかると思います。

サイドの部分には、12言語で対応機種などの情報が印刷されています。

新型iPad(第5世代)とAndroid5.0の記載はありませんが認識しました。

説明書の日本語の部分は、下の範囲だけで非常に簡単でした。

iPadだけは、専用アプリが必要です。

 

microSDは、iPad用の側に挿すようになっています。

カードの取り出しは、奥まで入っており

カード表面の爪の引っ掛かりが浅いために取り出しにくく感じます。

 

スタンダードUSB部分を開くとmicroUSB用となります。

 

 

透明な保護キャップについてですが

下の写真のUSB-C側のキャップには、上下の区別がなく付きます。

 

しかし、スタンダードUSB側のキャップは、上下の区別があり

間違うと下の写真のようにキャップがずれて付いてしまいます。

スタンダードUSBあるいはmicroUSBを使う場合、2個をつなげる必要があります。

全長が実測で75㎜と結構長くなります。

しかし、スタイル(デザイン)は素敵なので悪くありません。

そして、実用に関しの期待は現段階でかなり高いものです。

では、では、実際に次の段階としてテストを兼ねて各末端で使ってみます。

 

 

 

更新: 2017/05/29
試してみた

末端を選らばない~「まかせろ!iType-C Reader」

実践に投入する前にテストを兼ねて使用してみることにしました。

今回、iType-C ReaderについてきたmicroSDは、4GBと32GBの2種類。

愛用カメラのK-3で32GBで使ってみたいので残りは、4GB。

iPadが32GBと容量が小さいので、古くてスピードは遅いですが64GBを使うことにしました。

早速、iType-C Readerに取り付けてメインPCからデーターを移します。

PCが認識するとアクセスしていることを示す青いランプが下の写真のように点灯します。

Surface Pro 3は、普通のUSBのように使えます。

まあ、上の写真のようにUSBとして使うので当たり前のことですが.....。

 

では、iPadでデーターを入れたiType-C Readerrを使ってみます。

まず、会合時にデーターを別のiPadに移せるかを試すために専用アプリを入れずに装着しました。

初めて、iType-C Readerを装着すると上の画面が出ます。

「無視」を選択しました。

その後いろいろ入っているアプリをいじってみましたが

iType-C Readerrのデーターにアクセスできませんでした。

データーを渡したい相手も専用アプリを入れないとiPadでは、

iType-C Readerの使いまわしができないことになります。

まあ、iPad同士なら別の方法で何とかなりますが・・・・。

 

では、専用アプリを入れていきます。

QRコードから読み取ることにしました。

iType-C Readerrを装着すると自動的に認識されます。

 

上の動画では、開けないファイルがありましたが(プレゼンサンプル)

対応できるアプリを選べば大丈夫です。

アプリの設定を開くと下のような画面です。

 

実際にMP4とMP3 を再生してみます。

もちろん、PDFなど他のファイルも問題なく開いて活用できました。

古いSDカードなのに遅さを感じることはありませんでした。

iType-C Readerrの長さ(挿した状態で)約43㎜と気になる長さではありません。

しかし、iType-C Readerrを付けた状態で鞄に入れることはできません。

 

次にASUS Zenfone5LITで使ってみます。

結構、長くて大きく感じます。

Zenfone5の場合、

SDカードは、裏カバーを開けないと取り付けられないのでこの方法は便利です。

自動で認識されます。(専用アプリはいりません。)

では、再生してみます。

 気持ちよくサクサク動きます。

現在使用中の全ての末端でストレスなく快適に使用可能であることを確認しました。

では、実践に近い形で使用してきます。

 

 末端を選ばない点は、100点ですが

iPadの場合、専用アプリが必要なのでスターマークを4つにしました。

 

 

更新: 2017/06/02
実用性

めちゃ!!便利。

外出先で使用するためには、持ち運びにストレスがあっては困ります。

パッケージの中央のケースが取り外せます。

そして、そのまま持ち運びケースになります。

 

底の部分が約60×60㎜の正方形で高さが約18㎜。

 iType-C Readerrをセパレートにして固定しての持ち運びが可能です。

容器の四隅が緩やかなカーブの為に角がありません。

引っかかりがないために鞄の中でスッと入りスッと取り出せます。

透明な蓋もしっかりと止まります。(そのうちに緩くなる可能性はありますが)

でも便利です。

 

そして、データーを安心して持ち出すには、暗号化がどうしても必要となります。

必要なファイルを暗号化していきます。

下の動画の一番下のファイルは、「locked」となっていてすでにiPadでロックしたものです。

 

上の画面でパウワードを入力すると下の画面となります。

そしてロック完了です。

この暗号化した情報を見るには、「PhotoFast」(iPad用アプリ)が必要です。

アプリ無しでスマホ、PCに接続してみましたが解除できませんでした。

SDカードを取り出して別のカードリーダーを使ってみましたがやはり開けませんでした。

では、Android用アプリをインストールして暗号を解除してみます。

iPadで暗号化したファイルを解除しようとしても反応しません。

暗号化されていないファイルを暗号化しようとしますが

「OK」をクリックしても画面が消えるだけで反応しません。

そのうちに、Android用アプリでのロックを試してみたいと思います。

 

iPadで暗号化したファイルには、Android用アプリでさらに暗号をかけることができます。

「?」マークのアイコンが変わったのが動画で分かると思います。

 

では、 Windows 10ではどうか?

Windowsストアに専用アプリは、見つかりませんでした。

iPadで暗号化したファイル解読に挑戦です。

「locked」は、iPadで暗号化したファイル。

「locked_lF」は、iPadで暗号化したファイルを更にAndroidで暗号化したファイル。

 「locked_lF」は、上の動画にあるように対応できませんでした。

では、下の動画は、「locked」です。

対応できそうなアプリがWindowsストアにありました。

インストールしてみます。

 ファイルのアイコンが「ドクタードックス」のアイコンに変わっています。

期待できそう、

しかし・・・・、やはりだめでした。

情報は、守られそうです。

上の確認ができたので現場に持ち出し可能となりました。

ただ、データーによっては暗号化で出来ないようです。その原因は現時点では不明です。

その様子を下の動画から見ることができます。

今回ロックがかからなかったのは、機密性のないものだったので良かったですが・・・・。

 

ロックがかからないので一つ奥に入ってロックがかかったファイル

 

ロックがかからないので一つ奥に入ってロックしたがそれでもかからない

更に入ってロックをかけて行ったが最終的に上から3つはロックがかかりませんでした。

 

ファイルの操作の仕方は、下の動画の方法もあります。

スライドさせて右端に出たアイコンから操作を選択できます。

 

 

場面1

 打ち合わせをする時にほとんどの皆さんが最近はiPadですが中には、

 WindowsやAndroidを持ってくる人がいます。

 今までは、データーを送るときにメール添付でやり取りしていました。

  iType-C Readerrを活用すればその場でスムーズにデーターを渡せます。

 無駄な時間を使わないので進行が遮られなくなります。

  

      打ち合わせ場面A

    人数:5人 末端:iPad系4台(mini1台)、Androidタブレッ2台

  打ち合わせ場面B 

    人数:5名 末端:iPad Air1台,iPad Air2 2台,iPad (第5世代)1台

            Androidスマホ1台、Surface Pro 3 1台

  とこんな感じでした。

 

  よくPPTを使います。スライドの一部をアニメーション化して動くようにしています。

  iPadの場合、データー読み込みに少し時間がかかりますが「PowePoint」アプリを使用します。

  下の動画は、サンプルスライドを 「PowePoint」アプリで読み込むときの様子です。

  

 

  

 

場面2

  注:レビューを書いているときに

    下に記した時と同じ状況でのプレゼンの紹介の機会がありませんでした。

    知人に対して場面再現してその結果を含めて記載しています。

 今年の4月にある施設でプレゼンテーションのお願いをロビーでしていました。

 担当の方に「こんなスライドを使います」と言いながら

 PPTをその場でサンプルとしてお見せしようとしましたが

 時間がかかりすぎてお見せできなかった経験があります。

 その時使用したのは、MeoBankSD HS(SDカード使用)でした。

 原因は、MeoBankSD用のWi-Fiへの切り替えに時間がかかったことと

 時間がかかって焦ったためにさらに時間をかけてしまったことでした。

 目的をもって訪問する場合、iType-C Readerrを初めからセットして

 おけばよいので話の流れに乗って打ち合わせが可能です。

 

場面3

 今年の初めまでは、年数回の定例会に写真(写真1)の資料を持参していました。

 写真2は、WD Cloudを活用するまでのカバンの中身です。

  

    写真1

 

 

   写真2

 実際には、もう少し資料を持参します。加えてPCやタブレットなどが加わります。

 iType-C Readerrのデーターを入れて(microSDにデーターを入れて)持参すれば極端に言えば

 カバの中にあるクリアーホルダー、リングホルダーなどは不要となり軽量化ができます。

 車での移動がほとんどですがそれでも大変です。

 

結論

 今まで

  MeoBankSD HS(SDカード使用):

   秘密性がない動画やPPTスライド等のデーターを入れて持参。

   ポータブルHDDなども使えるために重宝するが

   屋外や出先でポータブルHDDを繋ぐことはほとんどない。

   SIMフリーの為に通信経費を抑えるために動画などを入れていた。

   末端とつなげるときにWi-Fiの切り替えを末端の設定からする必要がありタイムロスをする。

  WD Cloud:

   動画などデーターが大きくないPDF等用として使用。

   上の場面3で説明しているようにかなりの軽量化ができて貴重な存在となっている。

   ほとんどの所で通信可能だが 稀に電波が悪くて苦労することがある。

   内密情報は、持ち歩かないので安心できる。

 

 改善後

   iType-C Readerr:

   iPad専用(暗号化できるため)として持ち歩きます。

   また、Surface Pro 3を持ち歩く時には、

   iPadがセットとなるために暗号化されても不自由は感じません。

   それよりも持参資料の軽量化と

   よりスマートにかつスピーディーにデータのアクセスと

   仲間とのやり取りができるのはうれしいことです。

   MeoBankSD HSは使用しなくなりました。(特別の場合は除く)

   WD Cloudは、改善後も今までのように使用しています。

         印刷された資料を持ち歩かない為に

   情報を得る方法が2か所からできるとなると安心感があります。

   また、iPadをカバンから取り出してすぐに使うときなどに使用します。

   ASUS Zenfone5LITの持ち出すときは、Type-C Readerrを持ち出さない感じです。

   ラフにいきたい時にあえて荷物を増やしたくない思いと

   ASUS Zenfone5LITに対してiType-C Readerrが大きすぎるのが要因です。

  

  

更新: 2017/05/30
信頼度

「PhotoFast」(iPad用アプリ)で注意する点      (ペンタックスK-3撮影画像処理記述を含めながら)

ペンタックスK-3デ撮影したデーターをiType-C Readerrを使いiPadで処理します。

今回付いてきた microSDカード32GB(アダプターで通常サイズのSDにして)と

スタンダードSDカード32GBのWスロットにして使いました。

 

 

撮影時の記録形式とサイズは、

RAW:DNG形式 24M (6016×4000)14bit

JPEG:JPEG形式 24M (6016×4000)スーパーファイン

で統一しました。

2017年5月28日~下記の写真のように

アプリを立ち上げた時に最初の画面が変わりました。

よくわかりませんが・・・・・、

3枚目の写真のようにアップデートの履歴は、ありません。

では、画像処理の動画を

最初の画像のロード画面は、RAW撮影17枚です。

ロードの費やした時間は、約26秒80。

二つ目の画像のロード画面は、一番初めの1枚がRAW撮影で2枚目からの13枚は、JPEG撮影です。

ロードに費やした時間は、約9秒60。

ストレスがない速さです。

iPadで画像をこうしてみると非常にきれいでスマートに感じます。

 

 

今まで何十年もカメラには、スタンダードSDカードを使用して

PCにラインでデーターを転送していました。

習慣でSDカードを取り出しさらにmicroSDカードを取り出して使うと言う感覚が乏しいので

自分用のiPadを最近初めて持つことになった為にもっと使っていきたいとの気持ちと

せっかくのWスロットという点を活用してiType-C Readerrを使う楽しみを模索してみます。

 

さてさて、実は・・・・

上の動画で快適に使っていますが、この少し前に

思わぬ出来事を経験して教訓を学びました。

そのことをご報告します。

 

2017年5月25日(日曜日)に体験しました。

 

2017年5月25日(日曜日)の朝、カメラK-3で撮影した画像を

iType-C Readerrを使いiPadで処理をしようとしたときにちょっとした出来事に遭遇しました。

「PhotoFast」(iPad用アプリ)でペンタックスk-3で撮影した

RAW(DNGファイル)やJPEGファイルがはじめは順調に開けていました。

とても快適でした。

「PhotoFast」を閉じずに別のアプリを操作した後に「PhotoFast」に戻って操作しようとしたら

下の写真の画面になり何も反応しなくなってしまいました。

 

 

iPadの電源を切って入れなおしても

 

アプリを削除して再インストールしても同じでした。

下の動画からわかるようにインストール直後の設定時の動きが変です。

 

しょうがないので

この時点でiPadでの使用を断念します。

 

そして、気分転換を兼ねてZenfone5やSurface Pro 3で使ってみます。

 

Zenfone5では、どうかというと専用アプリではJPEGが開きません。

RAW対応のアプリをインストールしていないので当然こちらもダメです。

専用アプリが使えないと感じます。

 

ファイルを開いてUSBを選択して開いていけば使えます。

 

PCの通常のUSBファイルとして使えます。

 

気分転換をしながら時間を稼ぎ色々いじっているとあることに気が付きました。

動画をご覧ください。

 

 お判りでしょうか?

iPadを横にしていると最初の画面の全体が表示されずに

画面下にあるはずの「スタート」をタップできません。

その為にアプりが使えません。

必ず縦画面でアプリを起動する必要があります。

一度起動してしまえば、あとは縦横を選びません。

 

以前の立ち上がり画面と現在の立ち上がり画面をそれぞれ下に動画で載せました。

 

 

改善してほしい点

①専用アプリ

 ・Android用を快適に安定して使えたらと思う。別の方法で開けるので対応は可能ですが。

 ・iPad用の「スタート」の位置を画面中央にするか

     横置きでも対応できるようにするかの改善が欲しい。

②iType-C Readerr

 ・iPadに装着した状態で鞄からの出し入れができるようになるとさらに活用範囲が広がる。

 ・カメラでも使うとなるとmicroSDカードの出し入れを頻繁に行うことになります。

              もう少しスムーズに出し入れができるようになって欲しい。

    

 

 

更新: 2017/06/02
やってみた

もっと大画面で使いたくなりました。

TV専用として使用している LG 28LB491Bにつないでみます。

このTVは、 Smart TVのエントリーモデルの位置付けになります。

画面サイズが60.8×34.5cmと小ぶりです。

iType-C Readerrは、スタンダードUSBにしてTVの後ろにつけます。

すると画面上にUSBを認識してUSBを使うかどうかの選択をします。

「はい」を選択すると

今回は、映画と写真を楽しんで見ました。

家族で楽しむには、手ごろです。

 

自分のPCでiType-C Readerrに

映画や家族でお出かけした写真(今回は家族が写っていないものを使用)を

入れて上の動画のように家族で楽しむことが手軽にできます。

一つの使い方ですね。

これから梅雨になりますがエアコンの効いた快適な部屋で家族や友達と

楽しみたいと思います。

 

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