・始めに
同じ規格のSSDの換装交換なので、体感上はそれ程の変化は無く、容量が4倍になる位だと思っていました、しかいWD BLUE SSDは思った以上に快適でした、レスポンスが良かったんです、予測が外れて嬉しい驚きでした。
レビューは下記の項目で行います。
本文(ここは大項目になります、以下の大項目にはリンクが張ってあります)
・項目一覧(ここの内容になります)
・レビュー環境
・写真でWD Blue SSD 2.5インチ/7mm(WDS500G1B0A)の紹介
・WD Blue SSD WDS500G1B0A仕様表
・価格.comのSSD人気売れ筋ランキングを調べてみました
・売れ筋メーカーの2.5インチ500GBクラスSSDの仕様を調べてみた
・MLC 3D NANDの500GBクラスSSDなのに、同じ200 TBW?
・WD BLUE PC SSDホームページ
・「製品サポート」のリンクページ
①「で使用開始 WD Blue SSD」
②「WD Blue SSD FAQs」
③「保証と返品」
④「WD サポート」(3年保証の為の製品登録)
⑤「WD SSD Dashboard User Manual (PSD)」
⑥「ダウンロード」
・日本語ソフトウエアとダウンロード
・日本語WDサポート
WD Blue SSD 2.5インチ/7mm(WDS500G1B0A) に換装
・Acronis True Image WD Editionの概要
・Acronis True Image WD Editionのインストール
・SSDにパーティションを作成する(認識させる)
・クローンSSD作製
・SSD入れ替え
・WD Blue SSD WDS500G1B0Aのアイドル時の消費電力を測ってみた
・WD SSD ダッシュボードのダウンロードとインストール
・WD SSD ダッシュボード各項目の内容
・WD BLUE SSDをSATA接続時のデータディスク(D:\)でのベンチマーク
・システムディスク(C:\)でのベンチマーク
・比較対象SSDのシステムディスク(C:\)でのベンチマーク
Crucial MX300 3D TLC 275GB CT275MX300SSD1
Samsung 830 2D MLC 128GB MZ-7PC128B/IT
・比較
USB外付けHDDケースでの作業で「WD BLUE SSDとデータの差分バックアップ」
・Acronis True Image 2017に購入アップグレードと有効化
・WD BLUE SSDの完全バックアップ
・ブータブルメディアの作成とブート確認
・差分バックアップ
・データの差分バックアップ
・データの復元
・2017年1月11日追記、、Windows Update時の何時もの作業で速さを感じた
・レビュー環境
下記の環境でレビューを行います。
自作PCの概要
OS : Windows10 Pro 64Bit
MB : ASUS H87I-PLUS(Mini-ITX)
CPU : Intel Core i7 4770K(4コア8スレッド、3.50 GHz TB時3.90 GHz)
メモリ : TED316G1600C11DC(DDR3 PC3-12800 8GBX2=16GB)
ケース : SilverStone SG05W(Mini-ITX)
電源 :Abee AC ADAPTER KIT 130W (AC130-AP02AA)
USB3.0外付け2.5インチSSDケース : ロジテック LHR-PBNU3(USB高速転送技術UASP対応)
比較対象SSD
Crucial MX300 3D TLC 275GB CT275MX300SSD1(他のPC用に購入)
Samsung 830 SSD MLC 128GB MZ-7PC128B/IT (換装前に当PCで使用)
・写真でWD Blue SSD 2.5インチ/7mm(WDS500G1B0A)の紹介
外箱と本体の表です。
安心の国内3年保証で、国産NANDフラッシュメモリー使用し高速安定性能が売りみたいですね。
外箱と本体の裏です。
S/Nシリアルナンバーが両方に書かれています、偽物を張り付けてありますが・・・
裏面には、4個の固定用穴が有ります。
両側面には、それぞれ2個の固定用穴が有ります、私の場合は側面で固定します。
・WD Blue SSD 2.5インチ 500GB WDS500G1B0Aの仕様表になります。
耐久性TBW(スペック)だけでも、買う価値有りそう!
Western Digital(以下WD)がSandiskを買収し、SSD製品を自らが生産を始めた物が当WD Blue SSDですが、新規参入者が既存メーカーと戦えるのか?と、ふと思いました。
そこで、価格.comのSSD人気売れ筋ランキングを調べてみました。
下記のデータは「価格コムSSD人気売れ筋ランキング」(2016年12月10日)
※2016/12/03 ~ 2016/12/09のランキング集計結果です。
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1位 crucial MX300 CT525MX300SSD1
発売日:2016年 7月下旬メーカー:crucial(クルーシャル)
容量:525GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s タイプ:TLC
2位 サムスン 750 EVO MZ-750250B/IT
発売日:2015年12月1日メーカー:サムスン(SAMSUNG)
容量:250GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s
3位 サムスン 750 EVO MZ-750120B/IT
発売日:2015年11月下旬メーカー:サムスン(SAMSUNG)
容量:120GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s
4位 crucial MX300 CT1050MX300SSD1
発売日:2016年 7月下旬メーカー:crucial(クルーシャル)
容量:1050GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s タイプ:TLC
5位 CFD CSSD-S6O240NCG1Q
登録日:2016年 6月1日メーカー:CFD
容量:240GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s タイプ:TLC
6位 crucial MX300 CT275MX300SSD1
発売日:2016年 7月下旬メーカー:crucial(クルーシャル)
容量:275GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s タイプ:TLC
7位 サムスン 750 EVO MZ-750500B/IT
発売日:2016年 7月1日メーカー:サムスン(SAMSUNG)
容量:500GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s
8位 crucial MX300 CT750MX300SSD1
登録日:2016年 6月15日メーカー:crucial(クルーシャル)
容量:750GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s
9位 インテル 600p Series SSDPEKKW256G7X1
発売日:2016年 9月14日メーカー:インテル(intel)
容量:256GB 規格サイズ:M.2 (Type2280) インターフェイス:PCI-Express タイプ:TLC
10位 CFD CSSD-S6T240NMG1Q
発売日:2016年 2月19日メーカー:CFD
容量:240GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s タイプ:TLC
11位 SANDISK ウルトラ II SSD SDSSDHII-960G-J26
発売日:2016年 1月メーカー:SANDISK(サンディスク)
容量:960GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s タイプ:TLC
12位 SANDISK SDSSDXPS-240G-J25
発売日:2014年 9月上旬メーカー:SANDISK(サンディスク)
容量:240GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s
13位 インテル 600p Series SSDPEKKW512G7X1
発売日:2016年 9月14日メーカー:インテル(intel)
容量:512GB 規格サイズ:M.2 (Type2280) インターフェイス:PCI-Express タイプ:TLC
14位 CFD CSSD-S6O480NCG1Q
登録日:2016年 6月1日メーカー:CFD
容量:480GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s タイプ:TLC
15位 SANDISK SSD PLUS SDSSDA-240G-J26
登録日:2016年 5月30日メーカー:SANDISK(サンディスク)
容量:240GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s タイプ:TLC
16位 CFD CSSD-S6T480NMG1Q
発売日:2016年 2月19日メーカー:CFD
容量:480GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s タイプ:TLC
16位 SANDISK SDSSDXPS-960G-J25
発売日:2014年 9月上旬メーカー:SANDISK(サンディスク)
容量:960GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s
18位 SANDISK SSD PLUS SDSSDA-960G-J26
登録日:2016年11月25日メーカー:SANDISK(サンディスク)
容量:960GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s
19位 CFD CSSD-S6T512NHG6Z
発売日:2016年 4月28日メーカー:CFD
容量:512GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s タイプ:MLC
20位 CFD CSSD-S6T256NHG6Z
発売日:2016年 4月28日メーカー:CFD
容量:256GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s タイプ:MLC
21位 SANDISK SSD PLUS SDSSDA-480G-J26C
発売日:2016年 5月メーカー:SANDISK(サンディスク)
容量:480GB 規格サイズ:2.5インチ インターフェイス:Serial ATA 6Gb/s タイプ:TLC
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売れ筋のメーカーは、Crucial4個、Samsung3個、SanDisk6個、CFD6個、Intel2個となります。
何故21位までなのか?の理由は、SanDiskの500GBクラスSSDが20位までには無く、21位に有ったからです。
売れ筋メーカーの2.5インチ500GBクラスSSDの仕様を調べてみた
今回のレビューでは、WD Blue SSD 2.5インチ/7mm WDS500G1B0Aの500GBクラスなので、それぞれのメーカーで2.5インチ500GBクラスの売れ筋上位を並べると下記になります。
1位 crucial MX300 CT525MX300SSD1
7位 サムスン 750 EVO MZ-750500B/IT
14位 CFD CSSD-S6O480NCG1Q
21位 SANDISK SSD PLUS SDSSDA-480G-J26C
そこで、スペックを調べてみました。(出所のアドレスも書いておきます)
1位 Crucial MX300 CT525MX300SSD1
http://www.cfd.co.jp/product/ssd/ct525mx300ssd1/
容量 : 525GB
コントローラーチップ : Crucial® カスタムファームウェア搭載 Marvell® 88SS1074コントローラー
フラッシュ : Micron® 3D TLC NAND フラッシュ
MTTF(平均故障時間): 150万時間
TBW(Total Bytes Witten) : 160TBW
動作温度 : 0~70℃
保証期間 : 3年
最大530MB/秒で読み込み、510MB/秒で書き込み
http://www.crucial.jp/jpn/ja/storage-ssd-mx300
ランダム読み込み(IOPS): 92k
ランダム書き込み(IOPS) : 83k
7位 Samsung 750EVO MZ-750500B/IT
http://www.itgm.co.jp/product/ssd750evo/spec.html
容量 : 500GB
コントローラーチップ : Samsung 自社製コントローラ
NANDフラッシュ : Samsung NAND Flash Memory
MTBF(平均故障間隔) : 150万時間
TBW : 100TB
温度範囲 : 0℃~70℃ (動作時)
保証期間 : 3年間
シーケンシャル 読み出し 540MB/s 書き込み 520MB/s
4KBランダム(QD32) 読み出し 98,000 IOPS 書き込み 88,000 IOPS
14位 CFD CSSD-S6O480NCG1Q
http://www.cfd.co.jp/product/ssd/cssd-s6o480ncg1q/
容量 : 480GB
フラッシュ : TLC(Hynix製)
動作温度 : 0°C~70°C
保証期間 : 3年
Read max : 560.0MB/s
Write max : 510.0MB/s
21位 SANDISK SSD PLUS SDSSDA-480G-J26C
https://www.sandisk.co.jp/home/ssd/ssd-plus-j26#specifications-section
容量 : 480GB
シーケンシャル 読出し535MB/秒
シーケンシャル 書込み445MB/秒
https://www.ark-pc.co.jp/news/article?id=300537
耐久性 MTBF:175万時間
メーカー3年間限定保証
対するWD Blue SSD WDS500G1B0Aの公表スペックは?
https://www.wdc.com/content/dam/wdc/website/downloadable_assets/jpn/spec_data_sheet/2879-800079.pdf
http://ascii.jp/elem/000/001/253/1253580/
容量 : 500GB
コントローラーチップ : Marvell「88SS1074」
NANDフラッシュ : 15nm TLC NAND
MTTF : 最大175万時間
耐久性(TBW): 200
動作時の温度範囲 : 0°C~70°C
製品保証 : 3年
シーケンシャル読み取り最大(MB/秒) 545 シーケンシャル書き込み最大(MB/秒)525
ランダム読み取り最大(IOPS) 100k ランダム書き込み最大(IOPS) 80k
これじゃ判りにくいので表にしてみました。
CrucilalはTBWを「Total Bytes Witten」としていますが、私の認識では「Tera Byte Written」と考えています、またTBWはあくまでもメイカー保証期間内に上限書き込み容量を保証している値です。
最近は、NANDフラッシュの耐久性と容量確保の為にTLC 3D NAND化を進んでいますが、上記の表では全てTLC NANDですが、WDは従来のTLC NANDにも関わらず、ライバルの中ではトップの耐久性(TBW)200 Tera Byte Writtenです。
ウエスタンデジタルが、3年間、200 Tera Byte Writtenの保証をしてくれるんなら、買う価値が有りそう! です。
しかし、ココであれ?っと思ったのは、SSDのTLC化をいち早く売り出したサムスンのTBWが半分の100TBWな事です。
サムスンは3D NANDを製造し、改良は大々的に公表していますが、従来NANDの改良は???って思ってしまう、今日この頃です、ハイ。
MLC 3D NANDの500GBクラスSSDなのに、同じ200 TBW?
そんなこんなと、このレビューを書いていると、ADATA 3D MLC NAND SSDの発売が発表されました。
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/2016/1214/189152
容量は256GBから2TBまでの計4モデル
シーケンシャル読込560MB/sec、書込525MB/sec、
ランダム読込85,000 IOPS、書込95,000 IOPS。
書込耐性は最高800TBW、MTBFは200万時間で、製品保証は5年間。
と言う事は・・・
500GBクラスの製品のTBWは200TBWって事になる???
あれ? これってMLCなのに???
WD Blue SSD のWDS500G1B0Aと同じTBW200、耐久性の高いはずのMLCなのに???、3D NANDって耐久性は、そうでも無いんだ。
耐久性のTBWは、
国産15nm TLC NAND = 3D MLC NAND
と、思った次第です、ハイ。
またまた、レビューを書いてる最中に新製品の発売が始まった、Toshiba製 TLC (2D)を使用した240GBのCFD CSSD-S6T240NMG2Lだ。
http://www.cfd.co.jp/product/ssd/cssd-s6t240nmg2l/
多分だけど、東芝Sandisk連合の同じ工場で生産されているNANDと思われるんだけど、TBWが60TBWだって書いて有る。
WDって技術が高いのか、高級仕様なのかWD BLUE SSDの同容量での換算したTBWは1.66倍!
製品情報やサポートページの紹介
WD BLUE PC SSDホームページ
直リンクは下記になります。
https://www.wdc.com/ja-jp/products/solid-state-drives/wd-blue-ssd.html
・「概要」
WD BLUE PC SSDとして「概要」が出てきますね。
「ハイエンドパフォーマンス」製品を強調してます、その中で「マルチタスクを最大化」と書いて有るので、裏でHDDをガリガリと使用する様な状況でも、WD BLUE SSDでは表のソフトでは簡単に実行出来るとの意味合いでしょう。
なお、ページの右上の「サポート」リンクはWDの全製品のサポートページで、英語ページに飛ばされたりしますが(たまに日本語ページに行く)、WD BLUE SSDの日本語サポートに関しては、同等なページを後程の画像で説明します。
・「特徴」
同じページの下の方に「特徴」の掲載が有ります。
「特徴」の所で気になったのが、多種多様な機種での互換性テストを行っている事で、とても重要な事ではないでしょうか。
また、3年間の製品保証も謳われていますね。
後、下の方に「技術仕様書(PDF)」、「WE SSD Dashboard ユーザーマニュアル(PDF)」と「製品サポート」へのリンクが張られていますが、3つ共に重要だと思います。
・「技術仕様書(PDF)」のリンク
のPDFファイルには、日本語で消費電力がミリワット単位で書かれていたりして、詳しく書かれているので、興味のある人は読んでみるのも良いでしょう。
・「WD SSD Dashboard ユーザーマニュアル(PDF)」のリンク
は、WD BLUE SSDの状況(余寿命など)、パーフォーマンス(転送速度MB/s、スピート IOPSなど)や、ツール(ファームウエアアップデート、安全な消去によるユーザー データの削除など)の機能が有るツールのWD SSD Dashboardの日本語マニュアルです。
・「製品サポート」のリンク
をクリックすると下記のページに飛びます。
「製品サポート」のリンクページ
直リンクも記載しておきます。
http://support.wdc.com/product.aspx?ID=1800&lang=jp
ここでは項目が多いですし、そこから他のページに飛びますので、判り易く番号順に説埋します。
①「で使用開始 WD Blue SSD」と変な日本語になってますが、WD BLUE SSDをPCに接続した時に、多分、ドライブとして認識しない時などに、Windowsのコントロールパネル内の機能で、ドライブとして「パーティションの作成や操作」の方法が書かれています。
②「WD Blue SSD FAQs」には故障かな?と思った時などに、WDドライブが不良または損傷しているかどうかをチェックする方法が書かれています。
①と②は、お役立ちTipsですね。
③「保証と返品」
にマウスカーソルを合わせると、プルダウンメニューが現れます。
発送先住所以外の項目は「WDサポート」内のプルダウンメニューと重複する物が多く「WDサポート」で説明します。
「発送先住所」をクリックすると次の画面に成ります。
RMAは返品保証の意味らしく、出荷先住所になっていますが、ここに返品の為に輸送するのでしょう。
④「WD サポート」
・「製品登録」(3年保証の為の製品登録)
製品登録をして3年保証を得てみましょう。
「製品登録」をクリックすると登録画面が出て来ます、各項目を入力して「送信」ボタンをクリックします。
「確認メールが届きます」の画面に変わりました。
メールを確認してみると、登録した名前(これも偽物に変えてあります)例「名無しのゴンベー」と、「登録日付」、保証最終日、「シリアルナンバー」と「製品名」が記載されてましたが、2年11か月強と3年間まるまるの保証では有りませんでした。
・「質問する」
日本語での質問が出来る様です、一安心ですね。
・「WD サポートポータル」
項目は「WD サポートポータル」になっていますが、「製品交換」をクリックしても出て来ました、個人を登録しろ との事ですね、「今すぐ登録!」ボタンをクリックします。
「ユーザー登録」画面で、まずは言語の「日本語」を選択します。
各項目を入力して行きます。
ロボットで無い操作をすると、「送信」ボタンが利用可能になり、「送信」ボタンをクリックします。
登録が成功しましたので「WD サポオートポータルへアクセスする」ボタンをクリックします。
ログイン状態で表示されました、ここからでもRMA(返品保証)も出来ます、またシリアル番号を入力して保証状況を確認してみますと
「補償サービス」でシリアル番号を入力してみると、やはり保証期間はまるまる3年間ではありませんでした。
電話の受話器のマークの「WDサポートへ電話する。」をクリックしてみましたが、電話番号を見るける事は出来ませんでした、まあ下記画像の真中の「質問する」から日本語で問い合わせは出来るので、良しとしますかね。
⑤「WD SSD Dashboard User Manual (PSD)」
(PSD)になってますが、PDFの間違いだと思います、ここでも日本語のWD SSD ダッシュボード ユーザーマニュアルがダウンロード出来ます。
⑥「ダウンロード」には特に有用なソフトウエアの
「WD SSD ダッシュボード」
「Acronis True Image WD Edition ソフトウェア」
がダウンロード出来ます。
それぞれをクリックすると、ダウンロードが行えるポップアップウインドウが立ち上がり、「ダウンロード」ボタンをクリックするとダウンロード出来ます。
「Acronis True Image WD Editionソフトウェア」ダウンロードのアドレス下記を教えてもらったのですが、上記のページでも同じバージョンがダウンロード出来る様です。
http://support.wdc.com/downloads.aspx?p=119&lang=jp
「Acronis True Image WD Editionソフトウェア」をダウンロードしたファイルの中に、日本語のユーザーガイドがPDFファイルで含まれています。
日本語ソフトウエアとダウンロード
http://support.wdc.com/downloads.aspx?&lang=jp
にも色々なソフトが用意されている様です。
製品欄で「WD Blue SSD」を選択し「送信」ボタンをクリックすると出て来ます、右側の「+」をクリックすると、簡単な説明と「ダウンロード」ボタンが現れます。
簡単な説明も書かれていますね、「ダウンロード」ボタンをクリックすればダウンロード出来ます。
http://support.wdc.com/?&lang=jp
も詳しく紹介しようと思ったのですが、上記までで内容が重複しているので特に必要は無いとと思います。
一点だけ、「WDコミュニティにアクセス」に関して
への期待し過ぎは禁物で、日本語のコミュニティは現在存在しません。
WD Blue SSD 2.5インチ/7mm(WDS500G1B0A) に換装
SSDの換装では、クローンSSDの作成と交換になりますが、クローンSSD作成ソフトからです。
Acronis True Image WD Editionの概要
Acronis True Image WD Editionの機能を一言で言うと、ディスクのイメージバックアップの作成とイメージファイルのレストアですね。
・クローンディスクの作成
その機能を利用してHDDやSSDの換装時に、イメージバックアップでクローンディスクを作成し換装出来る。
・ディスクのバックアップとレストア
またWindowsが起動しなくなった時では、作成しておいたレスキューブータブルメディアからPCを立ち上げで、作成していたイメージを書き戻しレストア出来る。
但し、上記の機能はWD Editionなので、WDディスクが接続されていないと利用出来ない様です。
・作動環境
Acronis True Image WD Editionが作動するのは、Windows 7 SP1以降のWindowsとWindows Home Server 2011 ですね。
しかし、バックアップ出来るファイルシステムは、Linuxで良く利用されているExt2/Ext3/Ext4、 ReiserFSやLinux SWAPが出来るとの事なので、ラズベリーパイなどで利用しているシステムディスクのSDカードなどもバックアップとレストア出来そうですね。
使用可能なメディアはPCで利用可能な多くのメディアが利用できます。
・製品バージョン
製品バージョンのAcronis True Imageでは、ファイルレベルの処理であるファイルのバックアップ、 復元、検索だけでなく、イメージのマウント、イメージからのファイルの復元が実行出来ます。
※注、詳しくは下記でダウンロードするファイルの中に、日本語説明書のATI2016WD_userguide_ja-JP.pdfファイルが有りますので読んで下さい。
Acronis True Image WD Editionのインストール
「Acronis True Image WD Editionソフトウェア」ダウンロードは下記のアドレスから行います。
http://support.wdc.com/downloads.aspx?p=119&lang=jp
「ダウンロード」ボタンをクリックしてダウンロードします。
・日本語ユーザーガイド
ダウンロードした「ATI2016WD_build32.zip」ファイルのUserGuidesディレクトリーに、日本語ユーザーガイドファイルのATI2016WD_userguide_ja-JP.pdfが有ります。
インストールは「acronised.exe」ファイルを実行します。
アチャー、インストールをしようとしたのですが、WD BLUE SSDを接続していなかった為に怒られました、「閉じる」ボタンをクリックしてやり直しです。
WD BLUE SSDをUSB外付けHDDケースに入れ、PCに接続しました、少し見づらいですがケースに入っています。
ノートPCでもクローン作製時にはUSB外付けHDDケースを利用すると思いますが、後程は余ったHDDを外付けディスクとして利用する方も多いと思いますが、高速仕様のUSB3.0外付けHDDケースの購入を考えられても良いのではないでしょうか?
再度「acronised.exe」ファイルを実行すると出て来ました、「インストール」ボタンをクリックします。
これで、インストール完了しました、「コンピュータを再起動」ボタンをクリックし、PCが再起動します。
Acronis True Image WD Editionを実行すると「使用許諾契約」が出て来ますので良く読み、左下の「同意する」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。
「ツール」画面が出て来ましたが・・・
実はWD BLUE SSDをWindowsが認識していませんでした。
「コントリールパネル」-「システムとセキュリティ」-「管理ツール」の「コンピュータの管理」を実行し、「記憶域」-「ディスクの管理」をクリックし、「ディスク1」がWD Blue SSDなので、「ディスク1」を右クリックし、ポップアップメニューの「新しいシンプルボリューム」をクリックします。
「新しいシンプルボリュームウィザード」が出た来ました、「次へ」ボタンをクリックします。
全領域が設定されているので、「次へ」ボタンをクリックします。
デフォルト設定のままで良いなら、「次へ」ボタンをクリックします。
ここでもデフォルト設定で良ければ「次へ」ボタンをクリックします。
完了しましたので、「完了」ボタンをクリックします。
「D:」ドライブとして認識しました。
WD BLUE SSDも認識しましたので、「ディスクのクローン作製」をクリックします。
「ディスクのクローン作製ウィザード」画面が出た来ましたが、「自動(推奨)」が比較的簡単なのでこのままで、「次へ」ボタンをクリックします。
クローン元の「ソースディスク」を選択し、下の「C:」が表示されている事を確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
クローン先の「ターゲットディスク」に「WD BLUE SSD」を選択し、下の「D:」が表示されている事を確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
WD BLUE SSD接続のインターフェイスがUSBになってますね。
警告文が出て来ますが、「OK」ボタンをクリックします。
作業内容の最終確認画面が出て来ます、「実行」ボタンをクリックします。
始めに、上の「ディスクのクローン作成の進行状況」が現れ、直ちに下の「コンピュータの再起動が必要です」が現れます、「再起動」ボタンをクリックします。
再起動途中でWindowsでは無く、下記が表示されます。
少し進捗すると、残り時間が表示されます。
「シャットダウン」ポップアップが現れますが、そのままでも自動的にシャットダウンします。
再起動では無く、シャットダウンする事でディスクの入れ替えと、再起動時の起動時のディスク選択が出来るわけです。
SSDの入れ替えを行う自作PCです。
HDDマウンターから、下のSamsung128GBSSDを取り外しました。
WD BLUE SSDをHDDマウンターにネジで固定した所です。
UEFIの起動をWD BLUE SSDに設定し、起動しました。
正常に起動するのは当たり前ですが、やはり一番重要なのはライセンス認証でしょう。
勿論、認証済みでした。
WD Blue SSD WDS500G1B0Aのアイドル時の消費電力を測ってみた
換装途中でWD Blue SSDのアイドル時の消費電力の測定を試みました。
方法は
①. 換装前の自作PCのアイドル時の消費電力を測定。
②. ①.の状態にWD Blue SSDにSATA端子と電源コードを取り付け、「D:」ドライブとしてPCを立ち上げ、アイドル時の消費電力を測定します。
②-①.を計算すれば、WD Blue SSDのアイドル時の消費電力を測定出来ます。
①の換装前のアイドル時の消費電力で、17.8Wでした。
簡易的にWD Blue SSDをSATA接続で取り付けました。
ワットモニターを眺めていると、17.8Wあたりをウロチョロして「殆ど変わらないなぁ」と思って写真を撮った所、0.3Wも下がってしいました。
結局は技術仕様書 (PDF)下記アドレスに平均 消費電力70mWと書かれていたので、アイドル時の消費電力は100mW=0.1Wでしか計測出来ないワットモニターでは無理でした。
https://www.wdc.com/content/dam/wdc/website/downloadable_assets/jpn/spec_data_sheet/2879-800079.pdf
WD SSDダッシュボード
日本語版の「WD SSDダッシュボード」のタウンロードは、下記のアドレスから可能です。
http://support.wdc.com/downloads.aspx?p=279&lang=jp
「ダウンロード」ボタンをクリックします。
ダウンロードした「 WDSSDDashboardSetup.zip」の中に有る、「WDSSDDashboardSetup (1).exe」を実行します、「インストール」ボタンをクリックします。
ダウンロードしながら、インストールしますね。
インストール後にタスクバーに常駐します、WD SSD ダッシュボード画面を表示させていても、ある程度の時間が経過するとタスクバー内に隠れてしまいます。
また、Windows起動時にも自動的に起動する設定になっています。
・「ステータス」 画面
「?」マークにマウスポインターを合わせると、説明が出て来ます。
WD BLUE SSDをDisk 0のC:ドライブとして認識してますね、容量、ボリューム、余寿命、温度とインターフェイスの内容が表示されています。
・「余寿命」-余寿命のパーセンテージは、ドライブがその寿命の間実行できる書き込みのうり、残りの割合を表しています
って書いて有りますが、もう少し具体的なGBとかの数値が欲しい気がします。
・「温度」に関して判ったことは、アイドル時が続くと室温+1度位に落ち着きますね、発熱量は少ない様ですね。
後、右下のショートカットの「ディスク管理」、「システムプロパティー」と「デバイスマネージャー」はWindowsの機能に飛ぶショートカットですね。
・「パフォーマンス」-「モニタリング」-「 パフォーマンスチャート」-「転送速度MB/s」
上記の「転送速度MB/s」と下記の「IOPSの転送」はCrystalDiskMarkを実行した時のグラフですが、中央下のそれぞれの「最大」値はCrystalDiskMarkの値とは違いますね。
・「パフォーマンス」-「モニタリング」-「 パフォーマンスチャート」-「IOPSの転送」
CrystalDiskMarkのデータです
MB/sではCrystalDiskMarkの方が数値が高く、IOPSではWD SSD ダッシュボードの方が高く出て来ますね。
・「パフォーマンス」-「最適化」-「TRIM」
SSDの速度低下の回復を指示するTrimコマンドの制御設定画面です、私の場合はTRIMが有効になっていれば大丈夫だと思っています。
ファイルの削除後にゴミ箱を空にする習慣が有り、その時にWindows7からは、TrimコマンドをSSDに送っているからです。
・「ツール」-「ドライフ管理」-「ファームウェアアップデート」
「ファームウェアは最新です。」と表示されていますが、「更新を確認する」ボタンをクリックして試してみましょう。
確認中の表示が出ました。
やはり、最新だった様ですね。
・「ツール」-「ドライフ管理」-「Secure Erase」
HDDやSSDの廃棄時に大事な大事な自分のデータを完全に削除する為のプログラムですが、勿論C:ドライブに対しては使用不可ですね、また注釈ではサニタイズの方が安全の様です。
USB外付けケースでの利用を推奨していますけど、SATA接続のD:ドライブは出来ないのかな?
・「ツール」-「ドライフ管理」-「Sanitize」
サニタイズもC:\ドライブに対しても、データ削除は出来ない様です。
・「ツール」-「診断」-「S.M.A.R.T.」
S.M.A.R.T.ってデータを読みに行くだけだと思っていたのですが、テスト出来るんですね、「S.M.A.R.T.ショートテストの実行」ボタンをクリックして、やってみましょう。
ショートテスト進行中になりました。
問題の有無を調べるプログラムだったんですね。
「S.M.A.R.T.拡張テストの実行」ってのもやって見ましょう。
10分は少し長い気がしますが。
まあ、新品なので問題が発生したら、大問題ですが。
高度な詳細情報の中で気になったテータを抽出しました。
・「9 Power On Hours」は電源投入のトータル時間ですね
・「12 Drive Power Cycle Count」は電源投入回数ですね
上記2つはCristalDiskInfoでも出ていたのですが、SSDメーカーは他の値を独自に利用している為にCristalDiskInfoでは、何の項目か不明みたいですが、WD SSD ダッシュボードで確認出来るんですね。
・「169 Total Bad Blocks」が悪いブロックが642ブロックって多いのか少ないのか?判りません
・「170 Grown Bad Block Count」が0なのは劣化が進んで無いという事でしょうか?
・「233 NAND GB Written TLC」が53GBなのは、クローン作製時に50GB位つかったハズなので真面な数値でしょう。
・「234 NAND GB Written SLC」が3GBなのは、SLCキャッシュを3GB使用したという事でしょう。
・「241 Total GB Write」が213GBですね、この数値がTBW保証の根拠になるのでしょう。
・「ツール」-「詳細情報」-「ドライブ詳細」
・「ツール」-「詳細情報」-「システム詳細」
・「設定」-「ソフトウエアの設定」-「アプリケーションの更新」
WD SSD Dachboardが最新バージョンなのか確かめてみましょう、「更新を確認する」ボタンをクリックします。
最新でした。
・「設定」-「ソフトウエアの設定」-「オプション」
起動時にWD SSD Dachboardを自動的に起動させた方が下記の設定で便利だと思いますよ。
・「設定」-「ソフトウエアの設定」-「電子メールアラート」
チェックを入れアラート(ファームウエアのアップデートが有るよ)をメールで受け取る様にしました、メールアドレスを入力し、「登録」ボタンをクリックしました。
メールが来ている様です。
メールを確認すると、下記が来ていました、この様に通知してくれるのでしょう。
登録後、「オプション」ボタンをクリックして、何を警告メールしてくれるのか見てみましょう。
WD SSD Dachboardとファームウエアの更新だけでなく、SSDの温度警告やS.M.A.R.T.の異常値警告もしれくれるんですね、使えそうです。
・「ヘルプ」-「オンラインサポート」
ここのリンクは上記で掲載した「製品情報やサポートページの紹介」の項目に飛びますね。
・「ヘルプ」-「レポートの生成」
トラブル時には、ここで生成する情報をWDに送り、分析対処してもらうと思います、「レポートファイルの生成」ボタンをクリックして生成してみましょう。
少し時間が必要ですが、進行中です。
生成されました。
SSD_Dashboard_Report_msifo.txtファイルが出来てました。
別に同じ内容だとおもわれるCSVファイルも生成されます。
・「ヘルプ」-「SSD Dachboardについて」
ベンチマーク
WD BLUE SSDをSATA接続時のデータディスク(D:\)でのベンチマーク
WD Blue SSD WDS500G1B0A1の公表している値は
読み込み 545MB/s、100,000 IOPS
書き込み 525MB/s、80,000 IOPS
で、データディスクでの値だと考えていた、まさにココでの測定。
測定結果は
読み込み 545MB/sは、上回る561.0MB/s(CrystalDiskMark SeqQ32T1)
読み込み 100,000 IOPSは、下回る98,207IOPSですが誤差の範囲(AS SSD 4K-64Thrd)
書き込み 525MB/sは、上回る525.5MB/s(CrystalDiskMark SeqQ32T1)
書き込み 80,000 IOPSは、下回る71,416IOPS(AS SSD 4K-64Thrd)
HWMonitorでの温度測定ではCrystlDiskMark実行時に一番高温になり、14度上昇の34度。
結果は概ね上回っているものの、書き込みのIOPSが公表値の約90%が少し気になりますが、公式発表の数値とは環境(マザーボードが影響していると思われます)が違うので、、まあこんなもんでしょうか。
温度に関してはPCをアイドル状態に保ち室温に近くになってから、CrystalDiskMarkベンチを実行した時の方が高温になりますので、CrystalDiskMarkベンチを実行時の最高温度を測っています。
最高温度は室温19度の状態でプラス15度になりました。
WD Blue SSD 2D TLC 500GB WDS500G1B0A
WD Blue SSD WDS500G1B0A1の公表している値は
読み込み 545MB/s、100,000 IOPS
書き込み 525MB/s、80,000 IOPS
測定結果は
読み込み 545MB/sは、上回る558.6MB/s(CrystalDiskMark SeqQ32T1)
読み込み 100,000 IOPSは、下回る93,483IOPS(AS SSD 4K-64Thrd)
書き込み 525MB/sは、下回る490.8MB/s(CrystalDiskMark SeqQ32T1)
書き込み 80,000 IOPSは、下回る56,931IOPS(AS SSD 4K-64Thrd)
因みにWD SSD Dachboardでの計測は、
読み込み 532GB 70,322IOPS
書き込み 506GB 62,269IOPS
温度に関しては、最高温度は室温19度の状態でプラス15度になりました
・Crucial MX300 3D TLC 275GB CT275MX300SSD1
Crucial MX300 275GB CT275MX300SSD1の公表している値は
読み込み 530MB/s、55,000 IOPS
書き込み 500MB/s、83,000 IOPS
測定結果は
読み込み 530MB/sは上回る530.6MB/s(CrystalDiskMark SeqQ32T1)
読み込み 55,000 IOPSは上回る59,669IOPS(AS SSD 4K-64Thrd)
書き込み 500MB/sは上回る506.0MB/s(CrystalDiskMark SeqQ32T1)
書き込み 83,000 IOPSは下回る66,314IOPS(AS SSD 4K-64Thrd)
HWMonitorでの温度測定ではCrystlDiskMark実行時に一番高温になり、10度上昇の29度。
温度に関しては、最高温度は室温19度の状態でプラス10度になりました、WD BLUE SSDよりも低いですね。
・Samsung 830 2D MLC 128GB MZ-7PC128B/IT
Samsung 830 MZ-7PC128B/ITの公表している値は
読み込み 520MB/s、80,000 IOPS
書き込み 320MB/s、30,000 IOPS
測定結果は
読み込み 520MB/sは上回る546.0MB/s(CrystalDiskMark SeqQ32T1)
読み込み 80,000 IOPSは上回る72,633IOPS(AS SSD 4K-64Thrd)
書き込み 320MB/sは下回る314.9MB/s(CrystalDiskMark SeqQ32T1)
書き込み 30,000 IOPSは下回る23,462IOPS(AS SSD 4K-64Thrd)
温度に関しては、最高温度は室温17度の状態でプラス15度になりました。
比較はC:\ドライブ(システムドライブ)時が一番実感値に近いと思われます、良いと思われる物には色付けをしています。。
PC利用時に一番体感速度に影響を与える数値は読み込みIOPSだと思っています。
Windowsでのソフトの起動時には、小さなファイルを多く読み込むと言われています。
もうお分かりですね、WD BLUE SSDが快適に感じた理由は「読み込みIOPS」値が換装前のSamsung 830 SSDよりも約30%も高速になっているからだと思われます。
しかも、書き込みIOPSはSamsung 830 SSDの約2.4倍も高速です。
快適さを体感できるハズです。
少し残念なのが、書き込みと温度がCrucial MX300 SSDよりも悪いと思われるからです。
USB外付けHDDケースでの作業で「WD BLUE SSDとデータの差分バックアップ」
Acronis True Image WD Editionソフトウェアでは、クローンディスクの作成とディスクの丸ごとイメージバックアップが可能ですが、丸ごとバックアップではバックアップ先のディスク消費容量が心配なので、製品版を購入し差分バックアップを試してみたいと思います。
バックアップ先のディスクは、2.5インチUSB3.0外付けHDDケースに320GBのHDDを使用します。
Acronis True Image 2017に購入アップグレードと有効化
Acronis True Image WD Editionの鍵マークをクリックすると、製品版の購入手続きが出て来ます、「今すぐ購入」ボタンをクリックします。
ブラウザが立ち上がります、「UPGRADE NOW FOR ¥2,980」ボタンをクリックします。
各項目を入力し、「今すぐ購入する」ボタンをクリックします。
ソフトの「ダウンロード」ボタンと、8x8=64文字の英字の「プロダクトキー」が表示されます。
ダウンロードしたファイルを実行すると、下記の画面が出て来ます、右下の「プロダクトキーを入力する」ボタンをクリックします。
プロダクトキーを入力し、「有効化」ボタンをクリックします。
鍵マークが消え製品版になりました。
上の画像の中央左の「コンピュータ全体」をクリックすると、バックアップ元を指定できます、今回はSSD全体を行いますので「コンピュータ全体」をクリックします、
二つ前の画像で「バックアップ先を選択」をクリックすると、下記の様にUSB3.0外付けHDDが「D:」ドライブと認識しているのでクリックし選択します。
「D:」ドライブが選択されたので「OK」ボタンをクリックします。
設定準備が完了しましたので、右下の「今すぐバックアップ」ボタンをクリックします。
因みに「今すぐバックアップ」以外の選択肢は下記になります。
バックアップが始まりました。
作業時間は7分程で完了しました、「D:」ドライブにバックアップファイルが出来ました。
折角SSD全体のバックアップを取ったので、レストア手段だけは確保する事にしました。
尚、私はブータブルメディアには32GBのUSBメモリーを使用し、PCに刺します。
左端バーの「ツール」ボタンをクリックします、下の方の「オプション」は後程、差分バックアップ時に使用します。
上段真ん中の「ブータブルメディアビルダ」をクリックします。
「ACRONISブータブルレスキューメディア」をクリックします。
下段にUSBメモリー(ボリューム E:)が表示され、選択します。
「実行」ボタンをクリックして作成開始です。
作成完了しましたので、「完了」ボタンをクリックします。
ブータブルメディアを作成したので、USBメモリーからPCを立ち上げてみました。
「1.Acronis True Image」の「1」を入力します。
「復元する」項目が出てきたので、ブータブルメディアは正常ですね、今回はここまでで復元作業はしていません。
ごめんなさい画像を再利用してます左の赤の印は無視して、下にある「オプション」ボタンをクリックします。
「スケジュール作成」タブでは、常時起動しているPCでは無いので「スケジュールを作成しない」をONにし、隣のタブ「バックアップスキーム」をクリックします。
中程の「バックアップの種類:」を「差分」に、「次の間隔で完全バージョンを作成する」を「5差分バージョン」に、「次の期間が経過したバージョンチェーンを削除する」を「30日」に設定しまし、「OK」ボタンをクリックします、ドタ感ですけど。
それで、差分バックアップを行ったのですが・・・
2回目の完全バックアップにしかならなかったんですよ。
設定を見直してみた所、一番下の「以後の設定にも適応」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックしたら、差分バックアップを実行しました。
結果です、33GBの完全バックアップが2回と、102MBの差分バックアップが出来ました。
データの差分バックアップ設定を追加します、左下の「+バックアップの追加」をクリックします。
「DATA」と名付けました、「コンピュータ全体」をクリックして、データ部分を指定します。
「ファイルとフォルダ」をクリックします。
このレビュー作成中の画像ファイルを「C:\User\XXXX\Desktop/WD Blue SSD\2017」ディレクトリに保存していますので、ここを差分バックアップ対象に設定し、「OK」ボタンをクリックします、ちょっとファイルマネージャーの個々のファイルやフォルダーの表示が大きくて使いづらいです。
「バックアップ先を選択」をクリックします。
「参照」をクリックします。
「D:\DATA」ディレクトリを選択し、「OK」ボタンをクリックします。
差分バックアップの設定の為に下中央左の「オプション」ボタンをクリックします。
SSD全体の設定と同様に、「スケジュール作成」タブで「スケジュールを設定しない」を選択します。
「バックアップスキーム」タブでは、「バックアップの種類:」で「増分」を選択し、「次の間隔で完全バージョンを作成する」で「6増分バージョン」に、「次の期間が経過したバージョンチェーンを削除する」を「183日」に設定し、「以後の設定にも適用」にチャックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。
「今すぐバックアップ」ボタンをクリックしてバックアップ開始です。
バックアップ完了した画面です。
指定した、「D:\DATA」にバックアップファイルが保存出来ました。
その後に幾つかの画像ファイルファイルを追加しましたので、増分したファイルもバックアップです、「今すぐバックアップ」ボタンをクリックします。
増分バックアップした68KBの増分バックアップファイルが出来ていますね。
SSD全体のレストアはブータブルメディアから行いますが、ファイルは「ファイルの復元」ボタンから出来ます。
設定を覚えているのでディレクトリまで表示されます、復元したいファイルにチャックを入れて「次へ」ボタンをクリックします。
復元元も先も大丈夫ですね、「今すぐ復元」ボタンをクリックすれば復元完了です。
これで、PCの不調時には安心して復旧が出来る、ハズです。
最後に
「始めに」も書きましたが、HDDをSSDに換装した時にはかないませんが、Samsung 830 MLC SSDをWD BLUE SSDに換装して、思った以上に快適になった事に驚きました。
ウエスタンデジタルとしてサンディスクの買収後に初めて参入するSSD市場で、耐久性としての高いTBW値を保証し、利用者に安心して快適なPCを利用出来る製品として通用すると思います。
読んで頂き、有難うございました。
2017年1月11日追記、Windows Update時の何時もの作業で速さを感じた
Window Updateの当日、更新が有ると表示させる設定にしているが、その時にAdobe ReaderやAdobe Flash(FirefoxとOpera用)やJAVAの更新を手動で確認している。
その時に、今までよりもピンピンと反応してくれるんですよ。
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